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ver.100頃のピポ予想図
 ついに念願の人型ボディを森繁博士から授かり、イチカの抹殺に乗り出そうとするピポ氏ですが…ここはどうせなら人型であってもイチカもうらやむバインバインのむちむちボディにしてさらなる精神的屈辱をですね・・・でものりお先生の事だからきっともっと斜め上なんだろうなと今から楽しみです。

 小堀ちゃんの唯一の親友にしてイチカの命を付け狙う、見た目は玩具・中身はハードな殺し屋のロボットピポ。見た目は完璧な人間でロボットと認めて欲しいイチカと好対照なこの2人を切り口に、性別とは、魂とは何かを問いかけてくる本格ハードSFロロッロ。3月8日に待望のコミックス1巻の発売も決まり、今週もCPUフル回転であります。

 一度破壊された事を根に持ち、事あるごとにイチカを亡き者にしようと付け狙うピポ。体は小さくとも森繁テクノロジーによる超腹黒人格を隠し持ち、ちまちまと自分の体で出来る暗殺行為を続けていたようです。今回は廊下を歩くイチカ(なぜかトイレ帰りみたいに手を拭いていますね)の前にワックスをこぼして転倒を狙う地味にいやな作戦。危険だし服もワックスまみれになるので大変迷惑。見事成功してイチカの首も180度後ろに向いてしまいます。ここまで見ても巨大な違和感を感じながらまだ人間だと思い続けようとするピポ。真実を知った時にどんな変化が彼に起こるのでしょうか。しかしイチカも頑丈にできてますね。首には重要部分が集まっているはずなのに。

 そして相変わらずの小堀ちゃん。一応ピポも彼/彼女の事は「主(ぬし)」と認めてはいるようです。利用できる間は利用する的なスタンスを取っているように見えて、女子と話していると何やら気分は良くない様子。得意の採点で女子と小堀ちゃんの間に巧妙に溝を作ろうと画策しています。「フン・・・主は俺の面倒だけ見てればいい」ってもしかしてこのピポ氏・・・嫉妬・・・ツンデレ・・・?まさか女の子・・・?

 そんな中、地味にピポを愛でずにはいられないちとせ。小堀ちゃんの目を盗んでせっせとリボンを付けたり可愛い服を着せたりと、このためにわざわざ家から色々持ってきていた様子です。自分が何をされているのかちゃんと認識できてしまうのが高性能ロボの悲劇(でも自分の外観をどうやって見たのか?)。恥辱に死を願うあたり、さすがの森繁脳です。ちとせちゃんは純粋に楽しんでいるだけですね。可愛くできたと見えてできばえをイチカに自慢しますが、ピポのハードな内面を知るイチカからするとニヤニヤが止まらない絵面です。単純に「女の子」だと考えているちとせと自分を男だと考えるピポ。以前の相撲回のイチカもそうでしたが、人工物というフィルターを通して考える「ジェンダー」とは何か、ですね。深いぞロロッロ!

 とりあえず自らの内面にふさわしいマッチョでハードボイルドなボディを手に入れ、気に入らないアホ面どもを抹殺したくてたまらないピポ。故障をしたふりをして森繁博士の所へ行こうと画策します。見事に演技は成功しますが、涙を一滴こぼそうとか初期化しようとか、なかなか思い通りには行きません。スカートをめくられて恥ずかしくなったり、初期化されて人格が消失するのを恐れたりともはや人間そのものなピポ。そして同じロボとして日頃の確執を捨て救おうとするイチカ。さすがのピポも頑なな心が少しほぐれ始めます。

 とりあえず念願かなって森繁博士の元に行き、「完璧なボディ」を希望できたピポ。いわば自分の第2の親である博士ですから以心伝心、話も早いはず、だったのに・・・。「ちとせの要望」という聞き捨てならないフレーズの後、いったん電源を切られてしまったピポ。目覚めた彼のボディはもうどうしようもなくセクシーかつ今までのピポのままに。あろう事か「主」までこのど恥ボディを気に入ってしまってピポの性同一性乖離生活は今始まったばかり!状態。必死に笑いを堪えるイチカも、最近性転換体験をしたばかりなので結構複雑な笑いだったのかもしれません。ピポ子ちゃんの明日はどっちだ!!