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交番へお届け物に行ってめっちゃチヤホヤされる猫ロボイチカ
 この後めちゃくちゃナデナデペロペロした(させられた)。ポリスさんが博士に何かの修理の依頼をすることがあるかどうかは別にして…ちとせはポリスさんが好きみたいなので、ちとせが行ったらいいのか。

 色々ポンコツですが自律的に機能できる自我を持ち、ロボットとして見れば間違いないく超高性能であるイチカ。しかし彼女が機能し続けていられるのも、森繁博士の献身的な努力あっての事。どの位の頻度で人格を猫型ロボットに移して定期メンテをする必要があるのかは不明ですが、かなり頻繁にやらないといけないのではないかと思われます。それに加えてイチカの度重なる改造要求。さしもの天才エンジニアも過労には勝てませんでした。イチカのボディの股間に顔を埋めるようにして倒れこむ博士。

 大きな物音に作業場に入ってきたちとせが目撃したのは、裸の中学生ボディに抱きついた父の姿。そしてその口から発せられる「大人のお人形」というパワーワード。「お」がポイントですね。そしてそれを知るちとせに衝撃を受けるイチカですが、イチカも一体どこでその言葉を…博士がインプットしたのでしょうか。変態だ〜ッ!!

 鉄仮面の上でも分かるほどの高熱を発している博士。寝かせようにも、いつも椅子で 寝ているために自分のベッドすらない仕事の鬼だった博士。しかもその過労の原因はほぼイチカのせいという。まあでもイチカを生み出したのは博士であると考えると自業自得のような気もします。とりあえず床に寝かされますが、手近な枕として利用されるイチカ(全裸)の膝。いい絵面だ…博士の面もアルミ等の熱伝導が良い素材なら直接濡れタオルを額に乗せるより、放熱はいいかもしれませんね。

 今日中に届ける修理品があると告げる博士ですが、箱の中身は目覚ましや電卓など割とローテクな品物のような。でも実は森繁製作所的魔改造が施されているのかもしれませんね。それはともかく、決然と立ち上がり手伝いを申し出るちとせが、今まで余り見せてこなかった積極性に溢れていて新鮮です。一人称は「あたし」なんですねちとせちゃん。宮下さんみたいだ!そんな娘にパパも嬉しさが隠せないようです。

 しかし肝心のロボさんの姿がどこにもありません。頭部も整備用のハンガーにあったのですが、見てなかったのか。とりあえず声はしていて会話も可能なので、猫ロボット=イチカが操縦しているという理解のようです。猫ロボットに不審なボタンを発見したちとせ、押してみると何と背中から飛行用のプロペラが出てきました。本人も知らなかった飛行機能、さすが森繁製作所です。

 勢い勇んでお届けものに向かうイチカ猫ですが、実は猫ボディの方が高機能なのではという疑念にとりつかれます。あくまでちとせの「お友達」としてデザインされ、リアルな女子中学生の再現に力点を置いているだけに仕方がない事。しかし、今まで発揮できなかったロボ的能力を軽々と発揮する猫ボディに、イチカのアイデンティティは揺らぎます。「絵面もいいな…」のコマは、毎回のメタ表現を義務付けているかのようなロロッロでも相当ストレートなものかも。大人気巻頭カラー64Pですと。そんなに描いたらのりお先生が倒れてしまう…

 途中懐かれた仔猫を引き連れ帰還した猫イチカは、フードを被せられて毛並みもツヤツヤに。割とぞんざいに扱われれいた中学生イチカとは別次元のチヤホヤされぶりです。もう元の姿に戻らなくてもいいような気がしてきたイチカ。ちとせはちとせで何とか宅配ボックスに荷物を放り込む事で辛うじて任務を遂行してきたとの事。とりあえず頑張ったという事でいいのではないでしょうか。

 そんなイチカの思いをよそに、部屋の中の戸という戸は全て開け放たれ、イチカがいない不安を訴えるちとせ。自分が求められていることを確認し、楽チンな猫の姿では出来ないこともある事を再確認し、元の姿に戻る事を決意するイチカ。そう、何よりちとせのためにあるのがイチカなのですから…

 感動的な空気を読んでか読まずしてか、作業所から這い出てくるクリーチャーの影。さっきまではちゃんと服を着ていたはずの博士が、顔にイチカの顔面をかざした状態+全裸というエクストリームなスタイルで、ちとせを安心させようと高熱をおして必死の演技です。気持ちは痛いほど分かるのですが、とっと寝てとっととイチカの整備を完了させるのがあなたのすべき事でしょう、博士。

 イチカとちとせの絆は強まりましたが、ちとせもこういう時に母親を恋しがったりしないのが森繁ファミリーの謎な部分かも。博士もベッドすら置かないこの生活を一体いつから続けてきたのか。色々闇が深そうな予感が漂うパパの過労回でした。イチカも今後は博士を労わるでしょうけど、博士がドラえもん的立ち位置だとそうも行かないか・・・