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射SATSUしちゃうぞっ
 今回さらに明白になったポリスさんのヤバさ。間違いなく「法律」や「令状」という概念はこの町には存在しません。一見平和に見えますが、市民は恣意的な権力の行使に怯えて暮らしていそう。ポリスさんの同僚の姿が見えないのも、既に即決裁判でポリスさんがアレしてしまっている疑惑…ポンコツとは言えイチカの方がずっと警官の適性がありそうな位のヤバさ。

 平和な町を引き裂く老女の悲鳴。卑劣なひったくり犯がちとせとイチカの横をすり抜けて逃走します。我らのヒロイン・イチカはためらう事なくパンツを脱ぎ捨て、超低空を這うようにしてお尻付近からのエネルギー噴射で猛ダッシュ。正義のロボパワーで事件はめでたく解決…を迎えるはずが、突如鳴り響く3発の銃声。見事に犯人の周囲に着弾してますが、弾痕が2つしかないのが伏線になっています。細かい!

 せっかくの活躍に水を差されたイチカが憤るのは無理もないところですが、なぜか手錠がイチカの両手首に掛かります。容疑は公然わいせつ罪。ひったくり犯はどうなったのか結局描かれませんが、さすがに逮捕されたと信じたい。有無を言わさず署に連行されるイチカですが、何より誰よりポリスさんにロボットだと思われなければ色々危ないと確信します。

 意を決して「ポリス」に憧れて「ポリス」になりたかったと告げるイチカですが、ポリスさんの中では「ポリス=自分」という確固たる図式が出来上がっていた模様。慌てて概念としての警官だと説明するイチカですが、この辺から既にヤバい。それでもポリスさんには嬉しかったようで、1日警官体験で公然わいせつは許される事に。イチカものけぞるその軽さ、法治主義のかけらも無い人治の地です。とりあえず罪が許され自分のロボパワーを見せつけてポリスさんにロボットだと認識させる機会も得られる一石二鳥の体験のはず…でしたが

 まず案内されたのはボロボロに痛めつけられた吊るされた男性と、生々しい拷問の痕跡。凹んだ金属バットとか怖すぎです。「凶悪な思想犯」という事ですが、まず100%無実の人で、罪状も「ネコ嫌い」等でしょう。口を割らせるための新しい拷問法を考えろという楽し過ぎる課題にイチカも蒼白です。想像の遥か上をぶっちぎるヤバさ。

 自分が中学生である事を主張して何とか免除を勝ち取ったイチカ。ポリスさんには「人権」の概念も無いようです。とりあえず次のミッションは迷い猫の捜索。平和そうな任務に喜ぶイチカですが、チラシの猫は先週猫ロボットについて来てしまった子猫。うちで預かっている…と恐らく言おうとしたイチカですが、ポリスさんが取り出したのはゴツい軍用の自動小銃、しかも旧ソ連製のAKです。ここは日本じゃなさそうですね。「射殺もやむを得ん」という宣言に震え上がるイチカ。しかも捜索先は迷う事なく森繁製作所。確かに街一番に怪しいのは博士ですが、街一番に危険なポリスさんもどうにかされるべき…

 令状等の手続き0で、当然のようにドアを蹴り開け乗り込むポリスさん。幸い猫の姿はありません。いたら即刻博士は射殺だった事でしょう。僥倖も束の間、イチカのバックパックの中で鳴く子猫。最初からイチカと居たようで…慌てて猫の鳴き真似をするイチカですが、ようやくポリスさんの心にわずかな疑念が…しかし結局信じてはくれなかったようです。夜メンテナンス中に発見された、腕にめり込む1発の銃弾。それを放ったポリスさんもヤバければ、貫通していないことだけに満足して気に留めない博士も同じくらいヤバい。この町はヤバイ人しか住んでいないのかとちょっと背筋が寒くなるポリスさん回でした。