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実は私ってセルフメンテできるんじゃないのかな?記念特別カラー
 ロロッロ史上最高に挑んでいる絵面になってしまった(いつもですが)今回。でもど素人のトミー先輩がどうこう出来る程度なら、イチカが自分でやってやれない事ではないのでは?わざと女子中学生程度に(外面としては)制御されているイチカですが、やろうと思えば自己メンテナンス機能を付けて完全自律運用もできるはず。でもロボットがロボットを産み始めるシンギュラリティ(技術的特異点)の到来を恐れて、わざわざ今みたいな博士に負担がかかる仕組みにしているのかも。イチカも、実はちとせの危機に際して発動する「無敵モード」みたいな機能がこっそり仕込まれているかもしれませんね。

 草次郎パパもそうですが、割と独特な体型をしている事が多い気がする、のりお先生の描く主人公の父親像。森繁博士などはベッドで休むこと無くフル回転で働き続けている設定で過労死が心配なレベルですが、筋骨隆々かつぽっこりお腹ののりおパパ体型を維持しています。余程ちとせの手料理が美味しくて食べ過ぎてしまうのか…それよりもあのお面はどうなの?とも思いますが、誰一人として問題視しない所を見ると、みんな素顔を隠すべき事情を知っているという設定なんでしょうか?

 前回からの続きで、トミー先輩の肉体に自分の顔が載った絵をちとせが描いている事を知ってしまった博士。そのギリシャ彫刻と見紛うボディに自分の身体を合わせようとして絶望しております。イチカが作れるなら理想の自分ボディのロボをもう1体作ればいいのでしょうが、そこは間に合わなかったのか体を変えるほうを選択した博士。1週間で肉体改造を試みますが無残に挫折。イチカもあの絵の体の理由を教えたいのですが、トミー先輩に危害が及ぶ事を恐れて言えません。しかし、発想の転換でトミー先輩そのものを活用すれば?の謎閃きを得てしまいます。基本的に軽いトミー先輩の存在。

 翌日の博士の誕生日に研究室から姿を現したのは博士の鉄仮面をまとったトミー先輩でした。どう説得したのか、研究所に連れてきて博士の代役をさせる事に成功したイチカ。さすがはコミュニケーションモンスターですが、これも博士が産み出した人格のやる事なので、自分の作品に欺かれる面白い展開ですね。トミー先輩としては華ちゃん会長に接近できるのであれば手段は問わないわけで、女装や彫刻化の一環なのでしょう。

 自分の描いた絵と完全一致する肉体を見ても浮かない顔をしているちとせ。元々「ただの男性の身体」としての見本でしかなかったわけで、別に理想像でもなかったのですよね。しかし、森繁研究所に乗り込んできた林田センセーの存在で事態はさらに混迷の度合いを増します。ちとせが学校で父の誕生日について話せたくらい覚醒している時間もあるらしい林田さん。チャンスと捉えて家にまでやって来ました。博士が恐れる「奴ら」の一味である疑惑も晴れない林田さんですが、純粋な知的興味でやって来たのだと信じたい。

 色々腑に落ちない事があってもまずはごちそうの準備をはじめるちとせ。料理には自信があるようです。手伝おうとでもしようとしたイチカですが、股関節の調子がおかしくなり動けなくなります。早速イチカの股間を調べ始める覚醒林田さん。その様子を見て不審に思う博士ですが、まずはメンテナンスが先決。トミー先輩に無線で連絡し、研究室へイチカを運ばせます。センセーにとっても願ったりのシチュエーション。股間のメンテナンスポート的な部分にオイルの注入を指示されますが、研究室内なら博士が自分でやってもいいような。でもセンセーの目があるので出てこれない状況でトミー先輩がやるしかありません。

 演じている手前、言われた通りにやるしか無いトミー先輩。イチカのパンツに手をかけ引き下ろすという絵面的にはお破廉恥な行為を行います。自分が連れてきた先輩にアレな目に遭わされるイチカ。ある意味自業自得とも言えますが、善意から出た結果がこれなのでちょっとかわいそう。股間スイッチで一旦オフにしてあげれば…とも思うのですが。この風景をわくわくしながら注視するセンセーといい、大変な絵面となっております。

 羞恥心も極地に達して思わず手元のスパナで先輩に一撃を食らわせるイチカ。ロボパワー全開だとすると先輩もタダでは済んでいない可能性が。思わず林田さんにもたれかかりますが、ここで鉄仮面が外れるトミー先輩。林田さんに余計な情報をインプットした挙句、ちとせのこの体を知っているという誤解を招く表現で博士に殺されそうになる先輩。でもイケメンらしい紳士な態度を失いません。会長さんと同じく育ちは良さそうです。最後はイチカのネタバラシで丸く収まったと信じたいですが、受難続きの先輩がちょっと可哀想になってきました。でもこういう「しょうがなさ」の連鎖はのりお先生の必殺パターンですよね。ちとせの画力が頭の中のイメージをさらっと描けるくらいまで向上すれば今後はこういう事にはならないのかな。まずは日頃からパパをスケッチする所から始めたらいいですね。父娘のコミュニケーションとして。