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サーモグラフィは騙せない
 イチカに備わったサーモグラフィ能力によって暴かれるちとせとうみちゃんの体温上昇。既に和解してしまった今では意外性がやや乏しいところですが、この2人が接近すると明らかに赤く見えるのは間違いの無い所でしょう。

 冒頭いきなりデロデロに溶けたイチカの臀部で始まった今回のロロッロ。溶けたプラスチック(?)によって局部が隠されるという嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない絵面です。痛覚を持たない(暑がったりはしてましたが)イチカには、熱いストーブは命に関わるトラップとなるようです。気をつけろと言われても痛みを伴わなければ身に沁みないのは人間も同じですね。それはそうと、次のコマのイチカと博士の位置関係とイチカの表情の組み合わせはこのコマを抜き出して吹き出しの中をソレっぽく変えるとかなりヤバ目の絵面に…今年も挑み続けているロロッロ!です。

 ロボパワーの誇示から「より人間らしく」へシフトしたイチカの欲求ですが、今欲しいのは「痛覚」。確かに人間らしく振舞う上で痛み、恐れ、悲しみなどのネガティブな感覚はより高い次元に達する為には必要なことかもしれません。 しかし、イチカに与えられたのは熱を可視化するためのサーモグラフィ能力。イチカの不満ももっともですが、全身にセンサーを埋め込んで痛みを感じるようにするにはおそらくボディの新造が必要になるのではないでしょうか。五感のうち4つまでは備えていますし、触覚もありそうなので何とかなりそうな気もしますが。末期のガラケーとdisりながらも、ちとせの体温分布も見れてそこそこ使えそうな機能に思えてきたイチカでした。

 教室のみんなの温度を見てみると、寒さで青く見える中で一際体温が上昇している少年を発見します。演劇部の大野さんと語らっている少年はイチカが近づくとさっと体温が低下します。なぜ大野さんの時と自分の時で違うのかと本人に問いただすイチカですが、情報通のうみちゃんに解説されてようやく納得です。とりあえずサーモグラフィで恋愛感情を観察できることを学んで俄然やる気の出てきた調子の良さがイチカです。大野さんの「でかさ」を強調するイチカですが、背と胸…?

 そんなイチカにタイミングよく近づいてくる男子が1名。期待して見てみると何の変化も無い真っ青野郎でした。ガッカリして追い払うイチカですが、追い払われた方も意味不明だったでしょう。しかし完全にビッチモードに入ってしまたイチカは手当たり次第に男子に声を掛けて回りますが、完全に無反応。もっと熱くなれと修造さんになっても反応なし。実際自分がイチカに寄ってこられたら無反応ではいられないと思うのですが、既に様々な奇行で見放されてしまっているのか…そんな中、欲情に光り輝いているオタ集団を発見。「みれぃたそ~」のみれぃはプリ●ラでしょうか?とにかく興奮させたくて胸の谷間を披露したり机に寝そべったりとサービスに努めるも、3Dの身はギーク(ナード?)達を冷え冷えにさせただけで不発に終わりました。「男子はクソ」はけだし名言というべきでしょう。

 ちとせを放ってビッチに勤しんでいる間に、ちとせは美術部でイチカに断られたカイロを配布していました。脱いだ会長と部員たちを一応見てみると、ほんのり発熱する会長と冷静そのものの部員という悲しみが可視化されました。会長も服を着ている時間より脱いでいる時間の方が長いくらいのお方ですので、見る方ももはや慣れっこ…と思いきや。みんな下腹部付近がほんのりと発熱しているではありませんか。驚愕するイチカですが、熱源はさきほどちとせが配布した使い捨てカイロだったというオチ。あおい部長だけは自前の発熱があってもいいとは思いますが、今更裸を見て興奮する間柄でもないのかも。最近だとスマホでもサーモグラフィ化できたりするので、実際に見てみると面白いのかもしれませんね。地味にテクノロジーなロボ機能回でした。