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ママさん監視フィルター

 ママさんの不安を先読みして、モーションキャプチャでイチカを操作する作品を作っておいた博士。いつもながらの技術力とスピードですが、急造品なせいかママさん側の動きを「伝えない」仕組みが不十分だったようです。作中時間でも数年ぶりと思われる今回の帰宅、娘の見守り以外にもする事はたくさんあるわけで…その結果ちとせとイチカがさらに親密になってしまう事態もあってもよろしいのではと考えます。


 電撃的なちとせママ、エレナさんの帰還。その夜、ママに添い寝して貰いながら、ちとせは溜まりに溜まった話をママにし続けます。これまでもネットを介して通話していたとは思いますが、探検家なので自由に話せる時間も無かったでしょうし、不安にさせる事も言えなかったしで溜まっていたでしょうね。そんな母娘の会話を傍の寝床で満足そうに聞いているイチカ。何事かを讃え続けるちとせですが、結局全部自分のことでした。最近成長したせいか振る舞いが普通でしたが、ちとせってこんな人でしたよね。そんな素の自分をさらけ出せるひと時。エレナママも何も言わずにちとせを抱きしめてあげます。いいママさんです。


 とりあえず色々ちゃんとやっている事は伝わりましたが、そうは言っても不安は尽きないのが親の心情。そんな妻にモーションキャプチャーでイチカをコントロールし見守る新装置をプレゼントする旦那くんこと森繁博士。自律的に動いているイチカを上位から強制的にコントロールする仕組みでしょうか。イチカも自分の意思に反して身体が動くのにはちょっと馴染めない様子。不安顔ですが、とりあえず登校です。


 ちとせのママさんがいい人でよかったと話すイチカに、だから早く会って欲しかったと応じるちとせ。もうまごう事なき家族の会話です。感激するイチカですが、早速おトイレに行ったママさんにコントロールされてしまってストリートで脱パンする羽目に。ところでしばらく穿いてなかったと思いましたが、空を飛ばなくなったせい?そこに通りかかる華ちゃん会長。高級そうなお車に乗って通学です。傍で解説してくれる森繁博士。イチカが見たものは博士も見ているわけで、美ボ会とかどう思っているのやら。車内の華ちゃんは何と全裸。着替えは車内でするそうですが、絶対趣味でしょうね。ママさんも驚愕の変態さんですが、ちとせイチカにはもはや見慣れた日常の一風景であるという。ママさんの不安が募る!


 授業があったりして、放課後は美術部へ。美術室では腐女子3人組がポスターを前に何やら祭っております。うちわとサイリウムによる現代の祭祀。祀られているのはシリメンZのポスター、何と劇場アニメ化したとか。そのハレンチな絵面を娘に見せるわけにはいかないママさん。回収しながら自分も読んじゃう世の母あるあるぶりを発揮。操られているイチカも突っ込まざるを得ません。そしてミシェルに同族扱いされ始めるオマケまで。


 自意識は過剰ながら、自分の絵も客観視はちゃんとできるちとせ。イチカをデッサンしながらいつまで経っても上達できない自分にガッカリしています。そんな娘を抱きしめて励ますエレナママ。全裸のイチカも気持ちは分かるんだけど…という表情。でもちとせに抱きつけてラッキー的な心情もあるのか。そんな中、ちとせの破り捨てた絵を褒めてくれるアミ・ランの2人と絵の価値は見る人が決める、と言ってくれるミシェル。いい人達に囲まれて学校生活を送っている娘にようやく安心するママさん。イチカともようやく心がシンクロした感じです。


 その夕方、もう帰ってしまうママ。ちとせがみんなと上手くやっている様子に安心して、次の探検に出かけるのでしょう。ちとせを抱きしめてキスをするエレナママ。しかし、装置を付けたまま。イチカは意に反して博士を抱きしめてキスをする事に。幸い博士は鉄仮面なので、ファーストキスは守られたはずですが。博士にとってはイチカも娘ですから悪い気持ちはしなかったでしょう。


 しかしいいママさんでした。みつどもえでは母の影が皆無だったので、森繁家のママはいないのでは…と思っていたりしましたが、想像を超えたナイスママさんで今後の再登場が楽しみです。若い頃のポリスとの絡みも是非見たい!