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プロジェクションマッピングの限界

 大野さんは以前もイチカのマッピングに騙されていましたけど、急に背も高くなり、色々出っ張る所も目立つようになってしまっては流石に違和感が生じそうなものですが…まあ森繁テクノロジーですからね。しかしイチカがちとせになり変わったのが初めてというのは意外でした。


 文化祭と言えば合唱、合唱と言えば「もー男子ー!ちゃんと歌ってよ」という女子。これはある意味完成された様式美とでも言うべきもの。今回は演劇部の大野さんが怒る女子役です。大野さんは密かに好きなので嬉しい再登場。尻馬に乗って男子を非難するフリをするちとせは、全く歌っていない派。歌詞も覚えていないので口パクすらまともに出来ない惨状を晒しております。対するうみちゃんは実はピアノが弾けることが発覚。伴奏なので必然的に参加しております。


 頑なに歌う事を拒否するちとせ。どうものりお先生は音楽に対して冷淡な気がします。学校時代に色々あったのかなと思うくらいです。思うように仕上がらずヒートアップする大野さんとその都度責められる男子。しかもその男子にすらちとせ周囲の歌わなさが伝わってしまっております。1人ずつ歌わせるという強硬手段に出る大野さん。クラスのまとまりは崩壊寸前ですが、ちとせは歌詞を覚えていない事に動じる事なく、長渕剛のライブさながら「セイッ」で乗り切る図太さの塊。さすがの大野さんもタジタジです。


 トイレに逃亡したちとせと事態を打開すべく動くイチカ。プロジェクションマッピングによるなりきりと、スーザンボイル(懐かしい)ばりの歌声で乗り切りを図りますが、ちょっとやり過ぎました。しかしこの歌詞は一体…?


 青い湖畔の 森の陰

 ゆれるふたつの 若人が

 オオオ ハアア ハッハアア

 アオォ ハアアアア

 白い肌 ゆれる2人

 幸せの 青い缶


 これって…静かな湖畔の森の陰から的な?でしょうか。青が強調されているのも不穏です。ひわい過ぎるよっ><


 イチカの熱唱によりソロまで押し付けられていたちとせは行く気がダダ下がりです。責任上ちとせとして役を全うする覚悟のイチカは、ちとせを休ませてプロジェクションマッピングを身にまといステージに上がりますが、こんな 時に限って自分に打ち勝つちとせが登場してちとせが2人いる事に。ここで気付くのが親友のうみちゃんなのがいいですね。大変いいです。背の高さと胸のサイズが若干違う同じ顔が2つ並ぶピンチに、イチカは可能な限りの変顔で誤魔化そうと頑張りますが、意外とソロパートもきっちり歌い切るちとせ。


 ホッとした所で最悪のタイミングで森繁博士が本物のちとせがいる事に気付きます。ここでマッピングを解除してはならないのに、慌てた博士によってイチカは音符で局部を隠した状態で皆様に裸身を晒す事に。意外とイチカの裸体は生徒的には美ボ会活動の結果お馴染みになっているのかもしれませんが、父兄の皆様もいますしね。


 冒頭ページで大野さんの服のトーンが一部貼られていなくて、ちょっと先生がお疲れなのではと余計な心配をしてしまいましたが、ちとせがさらに一回り大きくなったいいお話でした。イチカの頑張りも無駄にはならなかった!