Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

スマイルプリキュア

【スマイルプリキュア】今週の抱きつきれいかさんと抱きつかれなおさん【第48話】

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星に願いを

お星様最強でした。二人で思う存分お祈りすべきでしょう。

認めたくない現実ですが、ついにスマイルプリキュアが終わってしまいました。最後のページが書かれる事で物語は初めて全うされるとは言え、喪失感は日曜からいや増すばかりです。

導入部なしでいきなり始まるオープニングの掻き立てる不安感。やけに早いCM。なんだか卒業式の日を思い出すような慌ただしさでした。そして涙・涙・涙。なおさんに抱きついたれいかさんを素直に喜び切れないこの切ない展開。

ピエーロ様の影が薄かったのは、絶望と怨念というこれからも無くならない普遍的な負の感情を具現化してしまった以上仕方が無かったと思います。わだかまる度に昇華したり浄化したりし続けていくべきものだから、納得の行く消滅はありえないのだと。何となくジョーカーさんは成仏できていなさそうですね。

良いエピソードが星の数程あって、本当に一年間日曜日を待ち焦がれつつ過ごせた事を幸せに思います。とりあえず3月の映画を心待ちにしつつ冬眠したいと思います。

【スマイルプリキュア】今週のウルトラれいかさんとウルトラなおさん【第47話】

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二人で沈むバッドエンドの海の底

ど派手な戦闘シーンの合間の、プリキュア達が暗くて静かなバッドエンドの海にゆっくり沈んでいくシーンが一番印象的でした。プリキュアの本に垂れたバッドエンド絵の具の効果の激烈さからして、あの絵の具で相合い傘を描いたら二度と浮き上がって来れないんじゃないでしょうか。でも意外と安らぎそう。怠惰の海だし。やらかしついでにポップ兄貴に一筆お願いしました。

さて最終決戦。ヒト化したロイヤルキャンディさんの頑張りに比べて、あれ程出来る兄貴だったポップさんが
本を汚されるわ集中砲火を浴びる妹を指をくわえて眺めているわとその凋落ぶりが気の毒な位でした。ストーリー上頑張ると見せ場を奪ってしまうので仕方ないとは言え・・・。結果として本は守り切ったとは言え、最終回で挽回できる事を祈ります。まずは頭に載せたキャンディを落としたりしないように。

プリキュア達は合体技を放ったかと思えば怠惰なバッドエンドの海に沈み、復活してウルトラ化して・・・と戦い尽くめでお疲れ様でした。なおさんがお腹が空かせていないか心配になるくらいのぶっ続けの戦いぶり。ウルトラフォームはもっとゆっくりじっくり見たかったのですが、アクションがハイスピードで目が追いつきませんでした。それにしてもピエーロ様のどつき回されぶりは気の毒になる位で、怒りの余りブラックホール化するのもやむなしかと。ロイヤルクイーン様と同じく、最後の最後に出番が圧縮された分扱いがちょっと気の毒でした。その分日常のあれこれが楽しめたので仕方が無いのですけどね。

ヒト化したキャンディさんは殊の外頑張り屋さんで、序盤の足の引っ張りぶりからすると大進化でした。鬼畜なピエーロ様の集中攻撃を耐えながら一条の希望の光として輝き続け、ついにはみゆきさんを海から引き上げたその根性に敬服です。暗闇に輝く星のイメージはぐっと来ました。どうもあの世界の人たちは力を受けるとヒトと妖精の姿を行き来できるようなのですが、ロイヤルクイーン様も最後は妖精の姿に戻っていたのかしらん・・・。映画版の絵本の世界の皆さんも、本当は人の姿になった妖精だったのかな。

さて泣いても笑っても次回が最終回です。一年間本当に楽しませて貰ったので、心して向き合いたいと思います。

【スマイルプリキュア】今週のバッドエンドれいかさんとバッドエンドなおさん【第46話】

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BEビューティ「せめて、せめて胸だけでもオリジナルに勝ちたかった・・・」
BEマーチ「潔く諦めろ。プリキュアの定めだ(もぐもぐ)」
バッドエンドさん達の殺伐とした学校生活が見たかった。バッドエンドれいかさんもやはり書道好きで、いつも「美」の字ばかり書いているんだろうな、とかバッドエンドなおさんはかっこ付けている割にいつもお腹が空いてるんだろうな・・・とか色々想像が膨らみますね。そもそも友人関係が成り立たなさそうで・・・。

ついに始まったバッドエンドプリキュアとの戦い。三幹部から抜き取った悪の力と最後のデコルをぱっとお手軽に混ぜた割にはきっちり正反対に仕上がっているあたり、ジョーカーさんの器用さを感じます。バッドエンドプリキュア達が強烈に発するこの「正しい」ニセモノ感を思う時、本当に一回で全員分済ませてしまうのが実に惜しい。最後の全員の覚醒時に対決する相手としては三幹部ではなくそれぞれのバッドエンドプリキュアがふさわしかったのではないかと思わずにはいられません。きっと検討はされた事と思いますが。

ごくごく短い時間でしたが、バッドエンドプリキュア達はその名に恥じないバッドな戦いを見せてくれました。光と影の関係と言うよりは鏡像、あるいは裏返しというべき性格付けでしたね。本体との振れ幅が大きかったのはみゆきさんとれいかさんでした。普段の主張があればあるほど引っくり返しやすそうです。れいかさんはビューティという名前にほんのり違和感があったので、そこが上手に悪い方向に行っていて納得でした。れいかさんが自分で名付けたら絶対「キュア道」か「キュア富士山」ですよね。なおさんの家族想いはこの場ではいじりにくいので、強いものが弱いものを踏みにじる的な方向に行ったのかな。あかねさんの友達思いは上手に裏返っていたと思います。やよいさんについては・・・。相当苦しんだのではないかと拝察します。裏返しにくそう。やよいさんはいい人ですけど。

ジョーカーさんは改心する方向には行かず、大いなる悪の力に全てを捧げて恍惚の中に終わりました。融解の直前の顔芸の素晴らしさはその労苦に報いて余りあるものでした。三幹部が悪人になり切れない分、存分に悪の道を貫けた果報者です。見事な生物都市エンド。最後のセリフが「素晴らしい世界が来る・・・ユートピアが・・・」でも良いくらいの見事さでした。でもあのピエーロ様は本当にちまちまと三幹部に怒っていたのか。悪の存在と言うより意思の無い破壊エネルギーの化身みたいでしたね。

そしてキャンディさんのまさかの土壇場ヒト化。ポップや三幹部がヒト型を取れるので確かに当然なのかもしれませんが、意表を突かれました。むしろスイートプリキュアのハミィさんがヒト化すると思っていたのに・・・。おもちゃの事を考えると安易にヒト型にはなれないんでしょうけどね。妹の姿を見たポップさんの反応が楽しみです。ポップさんは実の兄でもいいんじゃないか。メルヘンランドは女系社会だから、でもいいと思います。

毎年この時期に気分が晴れないのは冬の天気だけじゃなくて必ず訪れるプリキュアの終わりのせいかもと思えてきました。あと二回、身を清めて見届けたいと思います。

【スマイルプリキュア】今週の氷剣れいかさんと普通なおさん【第45話】

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来週のバッドエンドれいかさんと敗北ノーマルなおさん(願望)

ノーマルなおさんは圧倒的に強いバッドエンドれいかさんにねじ伏せられ、手作りザザ虫入りおにぎりを無理矢理食べさせられたあげくスカイツリーに連行されて超高空デートを強いられる屈辱的なかよし展開を希望します。そして他方バッドエンドなおさんは覚醒したノーマルれいかさんにねじ伏せられて・・・ (以下同様)

ついに最後の戦いが始まってしまいました。23話で小さな核に成り果てたピエーロ様は、いつの間にか小惑星くらいの大きさまで育ってしまっていきなり地球に急接近。 前回で12まで回ったロイヤルクロックがこれまた唐突に輝いてキャンディさんが物言わぬ翼の生えた結晶に。OPまでの数分間に一気に急展開です。

そして三幹部の魔改造→メルヘンランド生物への劇的な転換。三幹部達はこれまでの個別回でこれが最後と頑張ってきた上に絞り出すようにしてパワーアップしましたが、プリキュア達を圧倒しながら巨大みゆきさんの掌の上で浄化されてしまう羽目に。無事?メルヘンランドの生き物に戻ったのですが、あの世界にいるよりは、三幹部の姿のままで映画版の絵本の世界のナイスな悪役達と暮らすか、みゆきさんのおばあちゃんの所で農業の手伝いをしながらカッパ達と遊んでいる方が幸せかも・・・。いずれにせよお疲れ様でした。

今回れいかさんとなおさんが背中を合わせて戦ってくれたのが最後の戦いとして嬉しかった所です。氷剣も出ましたね。れいかさんのお父様も花火以来の久々の登場でした。いきなりバッドエナジーを搾られていて気の毒ですが、スーツを着て一体何をしている人なのか。青木家は最後までその実体が不明なあたりが神秘的でれいかさんらしいという気もします。女系家族的だし。でもプリキュアの家族はどこも女系的というか父親の存在感は薄めですね。

そして三幹部から出たマイナスなエネルギーと最後のデコルを混ぜて出来たバッドエンドプリキュア達。これがプリキュア達から抜き出された負のエネルギーではない所が面白い。もしそうならゲド戦記1巻的な自分を取り戻す展開があるかと思いましたが、それをやるには時間が足りないのかもしれません。となると使われたデコルが何であるかが鍵になりそうですが、バッドエンドプリキュアの配置がノーマルと鏡像になっているので鏡デコルでしょうか。鏡の中の自分との戦いはあるかも。

目一杯楽しかった分最後が慌ただしい印象ですが、バッドエンドさん達との戦いが楽しみ過ぎます。

【スマイルプリキュア】今週の号泣れいかさんと号泣なおさん【第43話】

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書店にて。

れいかさん留学取りやめの後、前日に慌てて買ったイギリス英語の会話本を返品しようとするなおさん。レシートを無くして涙目に。
「その本は私たちの・・・えっと・・・旅行で使いましょう、なお」的な感じで。・・・には好みの文字列を。

君は泣いたか!?私は泣いた!!
と言う訳で戦々恐々として迎えたれいかさん留学回でした。いつもはクールなれいかさんがわんわん大泣きしながらみんなと一緒にいたい!!と叫ぶシーンはスマイルプリキュア屈指のシーンになったと思います。このシーンに力を与えたのは冒頭からの張り詰めた重い演出の積み重ねだったと思いますが、ここでで一気に決壊しましたね。すごく冴えた演出だったと思います。

れいかさんみたいな生真面目な才人がみんなと一緒にぴょんぴょんしているミスマッチが持ち味だと思っていましたが、 そこが自分の居場所だと思い定めたわけで、これでいいんだという安心感が見ているこちらにも湧いてきました。

おいおい留学って・・・と思わせておいて、申し込んだのは1年生の時とか脚本もがっちり掴んで話さない感じでした。れいかさんのお母様のメモが万年筆書きで「味噌 醤油」とか細部まで行き届いていましたね。お祖父様の向きを変える所作にも、れいかさんがただのお嬢様ではない事がきっちり描かれていてやはり凄いなあと思っちゃいました。

ジョーカーさんも徹底したゲスぶりを発揮して盛り上げてくれました。やはりれいかさんとは対等な力ながら光と影、影の側から激しくその存在を問うからこそキャラクターが立体的に浮かび上がる訳です。あかねさんとウルフルン、やよいさんとアカオーニ、なおさんとマジョリーナも皆影から照らす存在として見事でした。(ウルフルンさんは可愛すぎでしたが)みゆきさんはピエーロ様がその影というわけで、やはり主人公にふさわしいのかなと。来週はいよいよ大詰めの戦いになだれ込んでいきそうで、目が離せません。終わって欲しくないけれど・・・。三幹部は地下牢にでも詰め込まれてるのかな・・・。顔を見ないと落ち着きませんね。
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