Made in USSR bis

桜井のりお先生の「みつどもえ」(連載完結)および「ロロッロ!」(連載完結)について1話ごとに感想を述べております。

雑記

みつどもえXXX卵性 のりお先生の画業20周年記念展「ひすとりーすくーる」開催決定!!

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「ひすとりーすくーる」イラストの右側には・・・
 のりお先生の主要3作品の主人公がそろい踏みした20周年記念展のトップ絵は実に見応えがあります。のりお先生の今の絵柄による貴重な三つ子絵ですが、よく見るとドレスに1人1人微妙にアレンジがしてあって、これだよこれ!!この細かさだよっ!と熱くなりました。そしてその三つ子の右側には、見えていませんがみつどもえ全キャラがドレスアップしてズラッと並んでいると予想されます。三つ子の隣には間違いなくチーム杉崎が並ぶはずで、その中の宮下さんと吉岡さんの想像図です。6年3組のレギュラー陣にはしれっと峰さんも紛れ込んでいて欲しい。グッズにも収録されていましたしね。ロロッロ!のイチカとちとせの左側には同じくロロッロ!キャラが勢揃いしている事もまた確定的に明らか。というファンの妄想を掻き立てる20周年記念展の早く全貌が見たいものです。

 2023年に画業20周年をお迎えになったのりお先生。その偉業を讃える20周年記念展「ひすとりーすくーる」が東京と大阪の2会場にて堂々開催となります。東西それぞれ1ヶ月ずつ開催されるという大盤振る舞いに、のりお先生の海より深く山より高い慈悲の御心がひしひしと伝わります。日程を見てこれなら行ける!と小躍りした方々も私を含め多くいるはずです。地方民にとってこれほど有り難い事はありません。

 東京会場:2024年5月10日(金)~6月10日(月)アニメイト池袋本店8F Space Galleria
 大阪会場:2024年7月12日(金)~8月12日(月)アニメイト大阪日本橋別館3F Space Gratus

となっていますが、本当は日本に留まらず世界中で開催されてほしい。

 展示内容はまだ公開されておりませんが、公式サイトが「ファン必見の展示が盛りだくさんで桜井のりお先生の描く世界を深く堪能できること間違いなし!」とまで言い切っていますので、これはもう期待するのみですね。先生の生原稿を始め、ラフやネームなどありとあらゆる作品世界を構成する絵がみちみちと展示されているものと期待しております。タイトルに「スクール」を冠するあたり、学校風の展示になっているのでしょうか。作品の舞台が基本学校である事を考えると納得のコンセプトです。

 グッズも多くの種類が用意されているようです。個人的には人気投票の結果を反映したダンスシーンの「コマプレートスタンド/みつどもえ」と「原稿袋入り複製原稿風セット」が大変気になります。峰さんがしっかり写り込んだダンスシーンですが、投票3位の宮下さんが最後列に入れられている分、複製原稿ではしっかりメインに取り上げられていてさすがの風格。しかし複製原稿「風」の『風』が謎ですね。複製原稿じゃないのでしょうか。しかし、キャラバッジに子供学級の梅子先生がいるあたりにも、ヒストリーを余すこと無く取り上げようという今回ののりお先生展の本気を感じます。

 グッズもいいけど図録が欲しい!今回の展覧会の図録が発行されれば、それ即ち長らく待ち望まれているのりお先生の画集になるのではないかと。辞書並みに厚くてもいいので・・・記念展をやる今が画集を出す良いタイミングだと思いますので、秘かに期待したいと思います。

 いずれにせよ、初日の5月10日はもうすぐです。すでにチケットを入手された方もいらっしゃるはず。きっと観覧レポートが溢れることでしょう。毎日がお祭りのめくるめく日々がもうすぐやって来ます。

みつどもえXXX卵性 2/14は世界峰さんデー

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世界の半分は吉岡さんと宮下さん、そしてその残りの半分は峰さんでできている・・・
と真顔で語ってしまっても許されるのがみつどもえという作品の奥深さ。
Blogを放置してしまった・・・峰さんでも描くか・・・と思った瞬間目は冴え心は晴れ渡りアポゥペンソゥを握る指にも紅い血が通いますね!余白がいっぱいあるので何を描いてもいいわけですし。

 ハッピーバレンタイン!みつどもえ華やかなりし頃は、今年はどんなバレンタイン回が来るのか楽しみでならなかった2/14だった訳ですが・・・読めなければ妄想すればいいじゃない!と開き直って生きる今日この頃。

 みつどもえが嬉しいのは、メインキャラ、レギュラーキャラの周辺にいるモブキャラまでもが解像度が非常に高く、エッジが立っている所です。セリフがあるかないかのキャラでも登場ごとに服装が変わり、明らかにそのキャラの時間がそのキャラの上に流れているという確信を持って読める奇跡の作品。多くの読者がお気に入りのメインキャラの後ろにそっとモブキャラを忍ばせていたはず・・・

 個人的にはそれが峰さんでした。長く脳内でインキュベートしてしまった結果、175卵性は堂々48Pの特別読み切りで峰さんの激動の1日を切り取っているし、読者の投票ではぶっちぎりでランクを飛び出し、ダンスシーンでは画面狭しと踊り狂っていたはず。妄想するのは読者に許された読者だけの自由ですが、妄想を膨らませる核をしっかりと作ってくれていたからこそ、その自由を謳歌できるわけです。

 ヤングマガジン2024年10号にのりお先生のヤニねこの応援おまんが(1P)が載っております。よそ様のキャラとは言え、のりお先生のケモ耳は大変貴重なものかと。そして何より寝転がって読んでいるマンガが「ロロッロ!」だというのが熱い。痕跡的ではありますが、イチカとちとせらしきキャラも分かります。電子書籍なら今でも読めます。バイナウ!

2024年 今年も更新していきます

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辰年と言えば吉岡さんと宮下さん

 宮下さんの後ろで捻じり上げた髪が天に昇る龍を体現し、吉岡さんの双のまゆげは絵に描いた龍を天に昇らしめた画竜点睛の故事の龍の眼が転じたものであるため、古代中国では辰年に吉岡さんと宮下さんの絵を飾って1年の無事安全を祈ったという。(民明書房刊『みつどもえ4000年の歴史』より)

 この絵を寝転がってiPad Proでしたためていた所、震源より離れた当地でも長く続く揺れを感じました。新年早々の大地震に被災なさった皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 2024年が明けました。
 2023年は明ける前から積年の課題との真剣勝負を迫られる日々で、ブログに関わる時間が持てませんでした。みつどもえやロロッロ!を振り返る余裕もなく、日々プレッシャーの中で這いずり回っておりました。「ブログを更新する」を終わったらやりたいことリストに入れていた程です。何とか切り抜けたあと、思いがけずコロナで中断していたみつどもえブロガーミーティング(という名のお食事会)をみつたまさんととーしきさんと12月に開くことが出来、ブランクを経てなお僕ヤバに燃えるみつたまさんの話を聞いて、自分ももう少し頑張ろうかと思えてきました。

 思えば自分は絵を描いてその勢いで文章を書くタイプであるのに、最近はノロノロとしか描けず更新を滞らせる悪循環に陥っていたように思います。よってこの2024年は何も考えずに勢いだけで描き散らしてブログを更新していくメソッドを試すことに思い至りました。

 という訳で、2024年の元旦に入ってから「とりあえず吉岡さんと宮下さんがくっつけば世界は平和になるはず」という天啓を得て描き始め、何とか元日中にこの記事をアップした次第です。

 「みつどもえは不滅」を旗印に、本ブログは今年も更新を続けますので気が向いた際にはお立ち寄り頂けますと幸いです。

 2024年1月1日 zenit(ぜにっと) 拝

のりお先生、画業20年おめでとうございます!

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峰さんとみねね

 のりお先生のキャラは数あれど、峰さんの前に峰さんは無く、峰さんの後にも峰さんは無いのでした。みつどもえ175卵性(単行本10巻)は不滅なのです。ちなみに右の肌色部分が多いみねね(変身した峰さん)はブログ管理人の妄想であり、本編には一切登場しません。出番の少ないサブキャラはいかように想像を膨らませても誰も気にしないのでいいですね。

 今年(2023年)、のりお先生が画業20周年を迎えられました。自分がみつどもえと出会ったのは2009年だったので、伝説の女子高校生デビューからすでに6年間のキャリアを積んでこられた、という事になります。独特な読後感とわずか8Pとは思えない神がかった展開、そしてクセになるキャラ達の大行進と、一度手に取ったら頭の中を完全に占領されてしまう強烈な体験でした。こんな楽しい事があるのか、と思ったら突然訪れた連載中断に歯を食いしばって耐えたり、再開に歓喜したりの黄金の日々でした。

 みつどもえに惑溺して既刊のコミックスを舐めるように読んでしまうと、当然過去作に目が向きます。そこで次に揃えた子供学級は完全にテイストが違う作品で、正直面食らいました。でもこの土壌があってこそ、ギャグを骨格として様々な要素をてんこ盛りに積み上げたみつどもえが育ったのだと思うと、また味わい深いものがあります。みつどもえ自体も連載初期当時、ネット上で画風がガラッと変わった作品の代表格扱いされていたのを懐かしく思い出します。

 みつどもえは永遠に続くと信じていましたが、ロロッロ!にバトンタッチ。こちらも好きな作品でした。特に連載初期の丸みを帯びた画風は至宝と言えましょう。同じくギャグメインとは言え、そこかしこに描かれなかった新展開の跡があったように思え、それが実現したらどうだっただろうかと今でもふと思います。

 本ブログでは取り上げていませんが、現在は僕ヤバでますます読者層を広げ、ますます意気軒昂なのりお先生。今後ともさらに画業が充実され、30年40年と続くことを心から信じるものです。

 「みつごのたましい」のみつたまさんが、さらにパワーアップしたのりお先生情報データベースサイト「のりぺでぃあ」を公開されています。周辺情報も豊富で必見です!

 のりぺでぃあ:https://www.noripedia.jp/

みつどもえXXX卵性 チーム杉崎賛歌は人間賛歌

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チーム杉崎見参す!
 チーム杉崎で騎馬戦を組んだら多分こうなるはず。悍馬宮下にまたがる知将杉崎と、脇を固める吉岡・松岡の向かうところ敵なし。でも結局丸井3姉妹の暴れ馬ふたばに蹴散らされそうではあります・・・

 お正月からまったく更新できませんでしたが、色々落ち着いたのでようやく再開いたします。とは言え、みつどもえが終わってからすでに6年。とにかく色々かき集めてちょっとずつ続けて行きますのでどうかよろしくお願いいたします。

 さて、みつどもえに無くてはならないもの、ある意味みつどもえの半分を占めるのがチーム杉崎であることは論を俟たないところであります。イヤミなライバルキャラとその取り巻きかと思いきや、何の何の。ある意味主人公の呪縛のある丸井3姉妹を置いてきぼりにするそのフリーダムさ。お互いを利用しようという積もりは微塵もなくて、チーム杉崎を繋ぐのは多分友情と一緒にいることの心地よさという理想郷。4人とも見事なまでにバラバラでいながら、何となくふわっとまとまっている不思議な関係です。

 その関係性の延長で丸井3姉妹と付き合うので、どうしても関係性の矢印はチーム杉崎→丸井3姉妹になります。反対方向の関係性はみっちゃんの食欲くらいでしょうが、これは麻里奈ママが吸収してしまいます。輪から外れがちなのはふたばですが、これは芯からの天然児なので仕方がありません。チーム杉崎側の外れがちメンバーはさっちゃんですが、これは三女さんと強力にくっつく方向なので問題なし。あとは杉ちゃんとみっちゃん、吉岡さんと宮下さんでちゃんとバランスが取れている奇跡の人間関係。

 そんなチーム杉崎に落ちる影は、中学に行ったらこのメンバーでは居られないであろうという予想です。杉ちゃんは間違いなく私立のお金持ち学校、他のメンバーで同じ所に行けそうなのはナマコちゃんで潤う吉岡さんだけでしょうが、宮下さんと別れるかというとそれはもうみつどもえじゃなくなるし・・・(個人の感想です)。さっちゃんは三女さんの行く所に行くでしょう。そういう訳で、みつどもえ時空はチーム杉崎と海江田先生のために存在するのではないでしょうか。

 
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