2024年11月27日
「死んだら、『無』ではない。 (ショート法話527)」という動画をアップしました。
「死んだら、『無』ではない。 (ショート法話527)」という動画をアップしました。
どうぞ、ご覧ください。
https://youtu.be/vd0K-mB0w48
以下は、概略です。
死んでも「無」ではないのです。
大切な亡き人は、死しても、私たちに関わり、行動を起こさせているのです。
以前は、「死んだ人のことよりも、生きている私たちの方が大事だ」と言われたものです。
しかし、この世は、決して、「今生きている人」だけのものではなく、「かつて生きていた人」が私たちに手渡してくれたものなのです。
この世も、人間関係も、「今生きている人」だけで成り立っているのではなく、「生きていた人」が遺してくれたものの上に、成り立っているのですね。
亡き人は、私たちを通して、私たちを使って、私たちを動かして、存在し続けているのです。
そして、そのことに気付くことで、私たちは、「今の私に及んでいる力」「私を動かしている大きな力」、すなわち「仏」を意識することができるのでしょうね。
会者定離は常のならい、今はじめたるにあらず、何ぞ深く歎かんや。宿縁空しからずば同一蓮に座せん。浄土の再会甚だ近きにあり。今の別れは暫しの悲しみ、春の夜の夢のごとし、信謗ともに縁として先に生まれて後を導かん。(『ご流罪の時門弟に示されける御詞』)
会ったものが別れるというのは、今に始まったことではない、どうして深く歎くのか。阿弥陀仏とのご縁は空しくないのだから、やがては同じ蓮の台に座るのだ。浄土での再会はとても近くにあるのだ。今の別れはほんの少しの悲しみであり、それは春の夜の夢のようなものだ。念仏を信じる人も信じない人も、それさえも縁として、先に浄土に生まれて、後の人を導きましょう。
法然上人のお言葉です。
亡き人は先に往って、私たちを仏の道に引き入れるように、動いて下さっているのです。
その亡き人との何気ない記憶が、私たちを「仏」に向かわせる力となっている。
その記憶を縁として、仏に向かう生活、仏と共に在る生活を送って参りましょうね。
※当「善光寺」は、他の多くの寺院同様に、「離檀料(りだんりょう)」は必要ありません。
※随時、水子供養や終活相談も行っております。
※YouTubeで法話を配信しています↓
https://www.youtube.com/channel/UCCQj5-HN4z0FUJhCCnWZQ-A
※これからの予定
※これらの行事は、檀家さん以外も、どなたでも、お気軽に、気が向いた時にふらっとおこしください。
※当寺へは、札幌から普通列車で30 分ほどで幌向駅に到着いたします。幌向駅からは、国道12号を岩見沢方向へ徒歩5 分で善光寺へ到着いたします。
※岩見沢善光寺へのお参りは、こちらをどうぞ↓
水子供養の参考動画
『プレス空知』さん連載のエッセイの最新号(R2,6)です↓
安心のお寺ポータルサイト「まいてら」の善光寺のページはこちら↓
http://mytera.jp/tera/zenkouji39/monk/
善光寺 ご詠歌 「岩舟和讃」「大和流々祖追悼和讃」
どうぞ、ご覧ください。
https://youtu.be/vd0K-mB0w48
以下は、概略です。
死んでも「無」ではないのです。
大切な亡き人は、死しても、私たちに関わり、行動を起こさせているのです。
以前は、「死んだ人のことよりも、生きている私たちの方が大事だ」と言われたものです。
しかし、この世は、決して、「今生きている人」だけのものではなく、「かつて生きていた人」が私たちに手渡してくれたものなのです。
この世も、人間関係も、「今生きている人」だけで成り立っているのではなく、「生きていた人」が遺してくれたものの上に、成り立っているのですね。
亡き人は、私たちを通して、私たちを使って、私たちを動かして、存在し続けているのです。
そして、そのことに気付くことで、私たちは、「今の私に及んでいる力」「私を動かしている大きな力」、すなわち「仏」を意識することができるのでしょうね。
会者定離は常のならい、今はじめたるにあらず、何ぞ深く歎かんや。宿縁空しからずば同一蓮に座せん。浄土の再会甚だ近きにあり。今の別れは暫しの悲しみ、春の夜の夢のごとし、信謗ともに縁として先に生まれて後を導かん。(『ご流罪の時門弟に示されける御詞』)
会ったものが別れるというのは、今に始まったことではない、どうして深く歎くのか。阿弥陀仏とのご縁は空しくないのだから、やがては同じ蓮の台に座るのだ。浄土での再会はとても近くにあるのだ。今の別れはほんの少しの悲しみであり、それは春の夜の夢のようなものだ。念仏を信じる人も信じない人も、それさえも縁として、先に浄土に生まれて、後の人を導きましょう。
法然上人のお言葉です。
亡き人は先に往って、私たちを仏の道に引き入れるように、動いて下さっているのです。
その亡き人との何気ない記憶が、私たちを「仏」に向かわせる力となっている。
その記憶を縁として、仏に向かう生活、仏と共に在る生活を送って参りましょうね。
※当「善光寺」は、他の多くの寺院同様に、「離檀料(りだんりょう)」は必要ありません。
※随時、水子供養や終活相談も行っております。
※YouTubeで法話を配信しています↓
https://www.youtube.com/channel/UCCQj5-HN4z0FUJhCCnWZQ-A
※これからの予定
- 2024年12月2日(月) お茶の間ふれあいサロン 午後1時から午後2時 みんなでお昼をいただき、色々とおしゃべりしたりする会です。午後1時からは、若手僧侶によるお説教があります 今回は、午後1時からのお説教のみとします 予約不要※参加費100円※参加者には岩見沢健康ポイントが1ポイント貯まります。
※これらの行事は、檀家さん以外も、どなたでも、お気軽に、気が向いた時にふらっとおこしください。
※当寺へは、札幌から普通列車で30 分ほどで幌向駅に到着いたします。幌向駅からは、国道12号を岩見沢方向へ徒歩5 分で善光寺へ到着いたします。
※岩見沢善光寺へのお参りは、こちらをどうぞ↓
水子供養の参考動画
『プレス空知』さん連載のエッセイの最新号(R2,6)です↓
安心のお寺ポータルサイト「まいてら」の善光寺のページはこちら↓
http://mytera.jp/tera/zenkouji39/monk/
善光寺 ご詠歌 「岩舟和讃」「大和流々祖追悼和讃」
zenkojinamu at 20:30