またキャプチャ地獄。
今度こそ休息します。したいです。

アジアポスター
1966年・日活
監督:松尾昭典
出演:二谷英明、宍戸錠、浅丘ルリ子、高品格、王侠、方盈

密輸された大量の金塊を巡り、国際諜報機関のエキス パート・佐伯(二谷英明)とアジア系マフィアのジョージ(宍戸錠)が、高度経済成長期の日本〜香港〜マカオを股にかけて闘う活劇巨編。戦中、孤児として中国人の義父に 育てられた佐伯と、日本人の父に見捨てられマレー人の母に貧しいながら育てられたジョージの日本に対する恨みが金塊密輸(大量流通し、日本経済を破綻させようとする企て)のきっかけというのをプロットとして組み込んでいるのが、まだまだ戦後としての重みを感じます。黛俊郎の手がけるメイン・テーマは、後に『馬永貞』などの邵氏作 品にもまんま流用される程のダイナミックな名曲。

この『アジア秘密警察』は、香港では『亜州秘密警探』なる邵氏 作品としても製作・公開されていました。なんと、二谷英明のパートが王羽に変わっているというスワッピングな内容。

日本タイトル
日活版(恐らく国際版)オープニング・タイトル


香港(邵氏)版オープニング・タイトル


監督と主演のみと、淡泊な日活版クレジットだが


邵氏版は助演やスタッフまで全てクレジットされる


日活版:二谷英明と高品格(右)


邵氏版:王羽と高品格

恐らく日活版と同タイミングで撮影したと思われるが、そうだとするとカメラテストやリテイクがハンパない量だったんじゃないかな…けど日活&邵氏言うたら当時アジアを代表するビッグバジェットな会社だったろうから大盤振る舞いか。二谷パート撮影中、王羽はどうしていたのか(その逆も気になる)? 二谷英明と王羽は交流があったのか?裏側は気になるばかりである。それにしても、天皇巨星が宍戸錠、高品格、浅岡ルリ子と共演していた過去があったとは!

スターフェリーJP
日活版:二谷英明と方盈


邵氏版:王羽と方盈
こちらの方が自然に見えるネ


日活版:宍戸錠と二谷英明


邵氏版:宍戸錠と王羽


日活版:浅岡ルリ子とのラブシーン


邵氏版:王羽はやはりデカい…
ジミーは万国モテ。



日活版のクライマックス


王羽は『獨臂刀』以前もどえりゃー格好良かった!


監督の松尾昭典は「麥志和」名義で演出。
他に邵氏で1971年に『女殺手』という何莉莉主演作を桂治洪と共に共同監督しています(グロくないです)。

来年発売予定とされている本作(改めてキングレコードは神と思う)には、是非宍戸さんか浅岡さん、もしくは二谷さんのインタビューを入れて頂きたいものである。ご健在であるのなら、松尾監督の音声解説ってのもいいなぁ。

宍戸さんと本作についてはココを見よう。(無断リンクです…)
ぼくが昔、アップロード掲示板用に作った画像が紹介されているのが嬉しい。