小パンフ④ 安倍の〝本職〟は政権維持のためのばらまき政治

 ――消費税の「全世代型社会保障」への〝転用〟をゆるすな

syoupanhu4 労働者党参院選勝利のための小パンフシリーズの第4弾は、参院選の最も重要な争点の一つ、そして安倍の“争点ずらしの”経済政策――バラまき政策――の中心をなしている、「消費増税の転用と、それを財源とする全世代型社会保障」政策の批判特集です。

 ブルジョア政権によるバラまきポピュリズム政治がいつ頃から始まったかを正確にいうのは容易ではありませんが、民主党による政権交代が行われる直前の麻生のガラ悪政権の頃からであり、それを派手なポピュリズム政治として開花させたのは、09年の鳩山=小沢政権からであったといえるでしょう。


 もちろん安倍政権が、それを“異次元の”金融緩和とか財政膨張とかの有害で、場当たりの、そして今後そのマイナス面ばかりが出てきて、労働者・働く者を苦しめる政策(アベノミクス等々)として、リフレ派のヤクザ経済学者らの妄説を採用、悪用し、いわば“完成”させたともいえるのですが。

 我々の批判もまた、全体的な総括と、具体的な検討としては、民主党政権の直前の選挙闘争における自民党民主党の論争のチェックから始まり(1章)、次いで、新生の鳩山政権の年々5兆円もの財政支出となった「子育て支援」への批判となり(2章)、さらに、安倍政治と小泉のえせ「子育て支援」の愚説と闘った、17年の衆院選における神奈川11区の闘いに受け継がれ(3、4章)、さらにそれ以降においても、現在の参院選にもおいても、我々の闘いの重要な中心環をなしている批判に及んでいます(5、6、7章)。


 そして最後の2頁の2篇は編集の都合で、「補遺」として、一般的に、現代の“バラまきポピュリズム”政治を擁護し、正当化するブルジョアたちやブルジョア経済学者らの荒唐無稽の頽廃理論の紹介と批判となっています。


 こうした民主党政権や安倍政権の“バラまきポピュリズム政治”に反対する、我々の一貫した、揺るぎない10年間にわたる真剣な闘いの軌跡は、この小パンフを読み通されるなら、いくらかの前後はありますが、ほぼ歴史的、経年的に学び、確認することができます。

 この小パンフが、参院選を闘う我々の闘いの、そして安倍政権の打倒と一掃を目指して闘う全国の労働者・働く者みなさんの有効で、大きな力とも武器ともなることを期待して止みません。

(林 紘義)

 

    編者 労働の解放をめざす労働者党

    発行 全国社研社

    定価 100円+