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2012年05月05日

【春季集会5/20】教師は、学校は、何ができるか。

全進研2012春季集会チラシ1全進研2012春季集会チラシ2



全進研春季集会2012
■2012年 5月20日(日)
■13:30〜16:30(開場13:30)
■法政大学市ヶ谷キャンパスF309教室(富士見坂校舎)
                                  
 命がつきるまで仕事に没頭した教師もいる。また、自ら命を絶ってしまった教師もいる。何よりも大半の教師が、仕事を続けられるだろうかという不安に常にさいなまれている。精神疾患で休職する教職員は年間5千人をはるかに超え、10年前の3倍以上になっている現実―。
 
 朝日新聞の教育担当記者が全国を訪ね歩き取材した記事は大きな反響を呼び、「いま、先生は」(岩波書店)という本に結実しました。このチームの中心となったのが、今講演をお願いした編集委員の氏岡真弓さんです。
 
 日ごとに増える報告・連絡・手続き等の膨大な事務処理が子どもと関わるゆとりを教師から奪うとき「教育」から子どもの発達の権利も失われていくに違いありません。
では、教師は、学校は、何ができるか。
 
 子どもの発達と成長を支え、援ける者として教師と父母・市民とが手を携えていける視点や方策を足元から考えていける学習会にしていきましょう。「3.11」で勤務校はもちろん自らも被災された宮城県の中学校教師:森達さんの貴重な経験を踏まえた報告、そしてシンポジウムもあります。ご期待ください。

 
講 演:氏岡真弓さん(朝日新聞編集委員)
    森  達さん(宮城県亘理町立荒浜中学校教諭) 

資料代:700円(会員及び学生 500円)

主催●全国進路指導研究会
問い合わせ先/090−9145−9892(谷川)



zenshinken1963 at 11:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2011年04月28日

【拡大学習5/15】「人と社会をつなぐ」

2011春季集会チラシ(第二次)


2011年全進研春季集会

2011年5月15日(日)


13:30〜16:30


駒澤大学深沢キャンパス

半蔵門線「駒沢大学駅」下車徒歩15分


テーマ
『人と社会をつなぐ』



◎「311」の大震災を境に、日々目にする光景が変わりました。いま、私たちの生活は、これまで経験したことのない〈危機と地続きにある〉、このことを痛切に感じさせられています。被災されたみなさん、故郷を離れ、避難生活を余儀なくされているみなさん、心からお見舞い申し上げます。子ども青年たちの〈生きる学ぶ働く〉を保障するためにも、一日も早い回復復興を期して、一人ひとり〈私にできること〉を進めたいと思います。


◎昨年夏の、第48回全国進路指導研究大会(於:駒澤大学深沢キャンパス)の「基調提起」は、さいごに次の文章を引用してまとめとしました。

「…一番大きな問題は『若者ホームレス』の増加である」「彼らが必要としているのは、単なる仕事ではなく、もっと深い。生きる上での根源的な問題の解決である。働くとはどういうことか、家族とは何か、人とのつながりとは何か、生きるとは何か、彼らはそれを求めているように思われるのだ。彼らはこれらを考える機会を与えられてこなかった。彼らにあったのはネガティブな体験だけだったと言える。そんな彼らが路上で困るつらいこと。それは「寒さ」「さびしさ」「絡んでくる人」「人の目」である。彼らには、彼らを支えてくれる『人と人との絆』、つまり『社会がもともとないも同然だったのだ.』…」

 

この文章は、無謀だ、無理だと言われながら、日本に『ビッグイシュー』を根付かせた、ビッグイシュー日本の代表:佐野章二さんの言葉(『ビッグイシューの挑戦』講談社/2010)です。今春季集会のご講演をお願いしたところ《人と社会をつなぐ》という、時宜にかなったテーマをいただきました。

 

このテーマに沿って、すでに「人と社会をつなぐ」現場にいらっしゃる方々の、リアルなお話をうかがうシンポジウムも準備しています。有意義な学びの場とする所存です。ぜひ「学校」の内外から、お誘い合わせの上ご参加ください。





内容   *詳細「決定」次第、全進研HP等にアップいたします。

13:00 開場

13:30 開会 あいさつ

13:40 シンポジウム「人と社会をつなぐ」(70分)

 シンポジスト◎生活支援の現場から ◎就労支援の現場から ◎学習支援の現場から

14:50

…休憩…

15:00 講演ビッグイシューの挑戦〜人と社会をつなぐ〜』(80分)

        講師:佐野章二氏(ビッグイシュー日本代表)

16:20 質疑/まとめ

16:30 閉会      


資料代700円(会員&学生500円)



 

主催●全国進路指導研究会 090−9145−9892(谷川)

 


 


 



zenshinken1963 at 06:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2010年04月29日

【拡大学習会5/9】「子どもの権利条約」から見直すー学校:教育:社会ー

全国進路指導研究会/2010春季集会


「貧困と格差」が、社会全体の課題となっていながら、それを克服する/解決するための処方箋は混沌としている。

政権が交代し「高校授業料無償化」や「子ども手当」など、個人給付型の施策が進められる。しかし、根本にある新自由主義教育改革の流れに大きな変化はあるのだろうか。社会全体で子どもたちの成長発達を願い、教育を受ける権利•学習権を保障することや、「子どもの貧困」の解決に向けた動きとして、本当に期待出来るのだろうか。

1989年に国連総会で採択された「子どもの権利条約」が、1994年に日本も批准し発効された。しかし、わが国の「受験システム」「過度に競争的な教育」や「定時制:高校の統廃合」などは、繰り返し改善の勧告を受けながらも、深刻の度をさらに増しているのではないだろうか。

この2月、ジュネーブの国連子どもの権利委員会に「第3回報告書」を携え、予備審査に参加したDCI日本支部事務局長の世取山洋介さんから、あらためて「子どもの権利」を座標軸にして、学校•教育•社会を見直す、真の改善の方向/方策を、ともに学び、考え合い、行動に結びつける機会としていきたい。


日時:2010年5月9日(日)開会13:30〜終演16:45

▼会場:東京しごとセンター/地下講堂(飯田橋駅下車徒歩5分)

shigotomap

▼内容:テーマ「子どもの権利条約」から見直すー学校:教育:社会ー

▼時程:

(13:00 会場準備)

13:15 開場

13:30 開会


【1】シンポジウム

13:35〜14:45 学びたい!私たちのリアルと願い

★定時制高校生

★あしなが育英会奨学生

★大学生(学費無償化を闘った)

 


【2】講演

15:00〜16:40 競争•格差•貧困、そして「子どもの権利」

講師:世取山洋介氏

新潟大学准教授、DCI日本支部事務局長、国連子どもの権利委員会への「第3回報告書をつくる会」事務局長)

16:45 閉会→片付け

(17:00 会場終了)

※飯田橋駅 周辺で、講師/出席者を囲んでの「懇親会」開催予定

▼資料代:1000円(全進研会員&学生は700円)

 


主催●全国進路指導研究会 090−9145−9892  谷川

最新情報は、全進研ブログ(携帯電話からも見ることができます)

ブログ:http://blog.livedoor.jp/zenshinken1963/

全進研メール:zenshinken@hotmail.com

ホームページ:http://homepage.1.nifty.com/zenshinken



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2009年08月02日

第47回全国進路指導研究大会 基調提起8

08年/春季集会講演『溜めのない若者と貧困』湯浅誠氏NPOもやい事務局長)

こ の問題(イギリスのニート対策)は、もともとはこの人たちに社会は何もセーフティネットを利かせてこなかったという反省に立っている。今、日本もそれが明 らかになってきている。そうすると、若者の働く気がどうのこうのという前に、その条件を社会的にどうつくるかということで、これは学校もそうだし、職業訓 練的なものも、労働市場そのものもそうで、その問題を本格的に取り組み始めないといけない。そうしないと、若い人は働けるのにお前何やっているのだといわ れながらどんどん切り捨てられていく、この状態を止められない。」 『進路教育』No.178所収

09年/春季集会講演『労働法はぼくらの味方』笹山尚人氏(首都圏青年ユニオン顧問弁護士)の提案

?教育者自身に、自分の職場の権利を実現することに関心を持ってほしい。自分自身が自分の働くことに対する、状況と権利と改善という点に問題意識を持っていなければ、教育することは出来ない。

?使える知識はちゃんと教える。自分が外に出て行く時に、この場面ではこういうことになっているのだという知識を正確に教えることはとても大事。

?労働法を使うということは、非常に政治的な問題。勇 気のいることで、露骨な力関係の場面に立たされることになる。「労働法を使おうよ」という提起は、「なぜ今の社会はこんな状態なのか。それを変える政治が 必要なのではないか」という問題意識を醸成させることになるし、事態を解消するために学んだ者が行動的に運動に参加するということにもつながっていく話で す。教育する者は、そこを意識しなければいけない。

?「団結の経験の学び」を。自分が社会に対して主体的に関わることで、自分と社会との間に主体的な関係を形成することが出来るということを感覚的に理解させること。

『進路教育』No.182所収

3)行政の新たな動き

この2月、厚生労働省の『今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会』が報告書を出しました。現状を「労働者自身が自らの権利を守っていく 必要性の認識が高まっている状況にもかかわらず、必要な者に必要な労働関係法制度に関する知識が十分に行き渡っていない。」とし、労働関係法制度が周知さ れ遵守されることは「労働者•使用者双方にとって必要不可欠」と言い切っています。特に「広く漏れなく必要な知識を認知させるには学校における教育が有 効」であり、「各学校の自主性も尊重した上で、効果的に教育が実施されるような環境を整備することが重要」として、その一つに「教員が労働法を学ぶ機会の 充実」を挙げています。5年前の文部科学省「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書」の提起を一歩進めました。

また、内閣府が起草•提案し、3月の閣議決定を経て、今国会に提出されていた「青少年総合対策推進法案」は、名称も内容も「修正」され「子ども•若者育成 推進法」として可決成立しました。この国で初めて、包括的で継続的な若者支援へ、学校外プログラムの法的枠組みが成立したことになります。この法案作成に 関与され、諸外国の若者支援の現場を視察•調査•研究をすすめ、さらに実践する立場にある方々に、今大会の最終日のシンポをお願いしています。あらためて 「学校から社会へ」への移行支援について、学校と社会の果たすべき課題を明らかにしていただきます。

 

このように「キャリア教育」をめぐっては、学校内外で劇的な動き「変化」が続いています。政策側も貧困格差問題の深化及び可視化に対応せざるを得ないようです。内外の事情に精通する研究者は「子どもたちを社会問題に向き合う主体としてみなし成長させること、個人の問題ではなく社会全体の問題とすること」が重要であり、「社会などというものは存在しないあるのは個人と家庭”“社会は『義務の源泉』」と喝破したサッチャー英元大統領の言葉をひきとれば、「キャリア教育」は新自由主義政策のもとで『失った社会を取り戻す教育』(児美川孝一郎)であると述べています。私たちの側から進路指導/進路教育、そして「キャリア教育」をすすめるための大きなキーワードとなりそうです。

 

以上、第47回大会「基調提起」は5月に常任委員会で集中審議(学習会)を行い、その骨子と論議をもとに事務局長の中村岳夫、委員長の綿貫公平のふたりで分担執筆しました。◎◎実践の表記は、実践は個人のものではなく、集団の支えがあってこそのものですが、経過上から個人名で表記しています。



zenshinken1963 at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote