普門寺だより  202352

 

自分の事務机から見える20近くの白い水仙が風に揺れています。

そこは元桜の木があったのですが、不可解な虫にやられ、残念ながら

昨年切り倒したところです。

いかがお過ごしですか。

昨日は16人参加のサンガの日のコースが終わりました。少しご紹介

します。午前午後目いっぱいのプログラムでした。特にサンガメンバ

ーのための供養塔での誦経。私の3・11東日本震災に関わる霊的事

象の数々の紹介。今回3人による「本音で語る」これまでの人生と普

門寺・私との出会い、などです。私は夜の坐禅も含め全部参加し、ま

たそれぞれを引っ張ってゆく役でもありました。

そしてこれらすべては私の八日間断食の後半4日間と重なっていて、

つまり何も食べずにすべてをこなしたわけです。特に寝ようとベッド

に入ってから、どんどん頭が冴えてきて、毎晩1時ぐらいにやっと眠

りにつきます。それで朝だけは皆より遅く2回目の坐禅からとしてい

ました。

さすがに7日目、8日目は大変でした。しかし私が休んではせっかく

の語り合いの質が落ちてしまいます。話してくれた皆の話しは心奥深

くに届くもので、その人と偏見なく心から語り合える友になったよう

です。

最後にまとめとして、私はこの心のトークこそが私と一緒に普門寺の

将来を開いてゆくものだと語りました。実際私はそう信じています。

セミナーハウスを経営しているのではない、人間として心から憩える

場、そして人間として成長し合える場、それが普門寺の根本方針であ

り使命であると皆に強調しました。

このことについては仏教には素晴らしい専門語がたくさんありますが、

その専門語だけを語っても皆には通じないでしょう。お袈裟と絡子を

縫いあげた会員が増えてきました。そこには私のへたくそな字で菩薩

の誓願が書かれまた彼らに与えた法名が書かれています。私は、僧と

してはこれからいろいろなことを身に付けるという時に日本を離れま

したので、そしてその後学ぶ機会もなくずっと一人でしたので、全く

不十分ですが、それでも一番大事な志と菩薩の誓願の心を忘れずに、

もう76歳になりますが、これからもみんなと一緒に頑張ってゆきた

いと思います。

 

2023年普門寺での一駒をご報告いたしました。

国際的にも日常的にも大変な日々ですが、何はともあれご自愛いただ

き、ご清祥にお過ごしいただけますように心からお祈り申しあげます。

                              合掌

2023年5月2日                 

 

                            正壽九拝

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