あれあれ、やっぱり百合強化週間なのかな??
そんなわけで、今回ご紹介するのは「ユリ熊嵐」だよ!

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ところで、皆は『羆嵐』って本を知っているかな?
北海道開拓時代に起きたとある現実の事件を題材にした歴史資料的な本なんだけれど、同じよなものに『慟哭の谷』っていう本もあるんだ。

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事件の詳細はあまりに恐ろしいから、軽い気持ちで調べない方がいいかもしれないね。でも、クマとの共存をしっかり考えるためにもこの現実については知っていた方がいいと私は思ったりもするよ(>_<)

さて、「ユリ熊嵐」はそんなクマと人間の関係をベースに、集団圧力、マイノリティの迫害、気持ちに素直になるということ、を描いている百合アニメなんだ。
クマショック!とかユリ、承認!とかユリダークとか、耳に残るフレーズが多いハイテンションな感じのアニメ作品だね。
全体的にはメルヘンチックな少女漫画って感じの絵柄で、途中で登場する絵本描写もすごく素敵なんだ。色彩の使い方もなかなか好みで、クマのキャラクターも可愛かったよね。

ちなみに公式のPVはこんな感じ。たくさんあるね。





監督は幾原邦彦。セーラームーンやウテナの他、この作品の前には「輪るピングドラム」も出していたよ。
全体的にぶっとんだ描写が多くて、ウテナやピンドラよりもさらに難解……のように思わせて、実は一番分かりやすいテーマを描いているとよく言われているのがこの「ユリ熊嵐」だね。

スキを叶えたいならば、まずは自分から歩み寄ろうっていうのがこのアニメのメッセージのひとつでもあって、それが紅羽が最後にクマになるところとか、みるん王子が自分からキスをする場面で確認できるわけなんだけれど、この作品に含まれたメッセージはそれだけじゃないんだよね。

ユリ熊嵐はセーラームーンやウテナ、ピンドラなんかと同じメディアミックス作品で、アニメの他にも漫画や小説といった媒体で展開していて、それぞれがちょっと違う内容だったりするから、ユリ熊嵐の世界に魅了された人はぜひとも試しに触れてみて欲しいのだけれど、公開当時の私はどちらかといえば漫画版がもう少し分かりやすくて好きだったかな。

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アニメの表現をさらにリアルに近くしたっていうイメージの媒体だったかな。
あと絵柄がすごく可愛くて好きだったな。アニメに似ていながらちょっと違う感じで。キャラクターもわりと自然だったから、そういうところも漫画版への好印象があったんだよね。

でも、数年経ってアニメを何度か見直していると、分からなかった部分がちょっとずつ分かってくるようにもなったんだよね。
なんとなくこうロミオとジュリエットのような話というイメージだったんだけれど、透明な嵐の怖さやそれに呑まれて透明な女の子になってしまうという意味が、理解したと思っていた以上にじわじわと理解できたというか、身に覚えのある光景を目にしたというか……。

とくに集団圧力の怖さっていうのは、人として生きてくると身近に感じることがあると思う。

学校生活なんかでも、クラスメイトの目を気にして本音を言えないって経験がある人もいるんじゃないかな。本当は○だと思っていることも、×と言わないといけない的な。
そして、その空気の怖さは何歳になっても付きまとってくる。ネットの世界――とくにSNSの怖い所は半匿名性がゆえの圧力だね。
言葉を選んだり、言わなくていいと思ったことは控えたりするだけでもある程度は防げるものだけれど、中にはそれが好きなだけ、逆にそれがあまり好きじゃないって言っただけで、集団から叩かれたりして炎上することだってある。

そういう感じの怖さがユリ熊嵐には出てくるんだよね。
学園モノらしい恐怖描写ではあるけれど、私はここ最近、SNSでいつも何かが炎上しているのを見聞きしていると、ユリ熊嵐のことを思い出すようになってきているよ。

面倒臭いことなんて私も嫌だし、出来ればちょっとした価値観の違い程度で人と喧嘩したり、傷つけたりはしたくない。事を荒立てたくない。
だから、何かが炎上していて、それに否定的だとしても、あえて首を突っ込まないで静観しているって場合が殆どなんだよね。

そんな私もまた透明な存在なのかもしれないね。

ただ、ネットは現実と分かれた場所でもあるから、ネットでは触れずに現実ではスキをガッツリ応援することも出来るんだ。
ネットの力ほど仲間は増やせないだろうけれど、それだけにひとりでじっくりとスキを堪能して、実際に会う人なんかとの口コミなんかで広めることも出来る。

実際に遊んだゲーム、読んだ漫画、観た映画やドラマ、アニメなんかの自分の評価と、ネットの評価があまりにも違って驚いたって経験のある人もいるんじゃないかな。
そうだったからと言って、最初に自分が感じた「良かった」っていう感想は大事にして欲しいし、自分の違う意見の人がたくさんいたとしても、気にしすぎない方がいい。

そういうことの大切さをユリ熊嵐では感じることが出来たんだよね。

この辺の事は、私がブログ――とくにこのブログみたいに何かを紹介する記事を書くときには、ぜひとも気をつけたいと思っている部分だったりもするよ。
他人に意見を押し付けない。違いを尊重するっていうことと一緒にね。

私が絶賛している作品の中で、誰かが好きになれない作品があったり、逆に私が不満をもらした作品の中で、誰かが大好きな作品があったりするかもしれない。
そういう違いにイライラする瞬間ってもしかしたらあるかもしれないんだ。なんで分からないんだろうとか、なんでそれを許せるんだろうって。

でも、「自分はこういう所が好きだった」「自分はこういう所が苦手だった」っていう感想は大事にしつつ、自分と意見が違うってだけの人の感想も尊重しないとって最近はとくにそう思ったよ。
それが巡り巡って自分を含めた皆のスキを守ることなんだと思ったからさ。
だから、せめて自分だけでもそうしていこうと思いながら過ごしているんだ。

「ユリ熊嵐」は、そのきっかけになった作品でもあるんだよね。

話が微妙に逸れちゃったね。
ここで、アニメに関連する話に戻そうかな。

この作品のOPとEDも結構オススメだよ。
とくにOPの雰囲気はとても甘くて癒されるのよ。でも、EDの方も、クマが踊っているところがとくに可愛いよね。歌詞はしっかりとアニメとリンクしているから、アニメの内容にのめり込むごとに、きっとそれぞれの曲もさらに好きになっていくと思うよ。

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OPのCMはこちら。



ま、そんな感じで、「ユリ熊嵐」の紹介はこのくらいにしておこうかな。

シンプルながら描写は抽象的だったり、展開はハイテンションで、独創的。だから、1周目だとわけわかんないなって人も多いかもしれない。
でも、何か刺さるものがあった場合は、2周目、3周目としながら、色んなシーンや展開を自分なりに分析していってほしい。そして、漫画とか小説とかも目を通してほしい。そんな作品だよ。

動画配信は確認してみたところ、楽天TV、アマプラなどで楽しめるみたいだね。
まずは、お好みで見てみるといいよ。

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それでは、次回の記事でお会いしましょう。





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