Q.宝くじで6億当選した場合、税金がかかるのでしょうか?また、親に1億あげると税金はどうなりますか?

A.宝くじは、当せん金付証票法13条に「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」とあるとおり、当選金は非課税となり、税金は一切かかりません。税金がかからないので確定申告をする必要もありません。

ところが、親に限らず人に当選金の一部をあげてしまう行為は『贈与』とみなされ、金額によって贈与税がかかることがありますので、ご注意下さい。
贈与税は、110万円以下の金額には課税されません。
110万を超えてしまうと、金額に応じて贈与税が課税されることになります(金額が多ければ多いほど、税率があがります)。

(例)両親に1000万円を贈与した場合、次の計算方法により、
(1000万円-110万円)×40%-225万円=131万円
となり、131万円の贈与税がかかることになるのです。もちろん確定申告の必要性も出てきますのでご注意下さい。

また別のケースで、複数の人数で共同購入された宝くじが高額当選した場合も、代表者1名が受け取りに行って、共同購入者に分配となると『贈与』とみなされて贈与税がかかってしまいますので、受取りの時は全員で向かわれるのがよろしいかと思います。



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