Q.小さな会社を経営しています。社員旅行や慰安旅行をすると節税に繋がるという話しを聞きましたが、本当でしょうか?

A.社員旅行は福利厚生費として計上が可能です。
経費とみなされるわけですから、すなわち節税に繋がると言えるでしょう。

社員旅行を経費として福利厚生費に計上するには条件があります。
一例としては、
 ①社員1人あたり、10万以内の予算
 ②日程は4泊5日以内
 ③参加する人数が社員の50%を超える など

まちがっても『創立○○周年記念旅行』で奮発しすぎて、豪華旅行にならないようにご注意下さい。

社員旅行といえば、どうしても家庭の都合などで参加できない人がでてきます。
「行けないのは可哀想」と思っても、旅行の予算相当額を現金で特別支給すると、所得税とみなされてしまいますので注意が必要です。

また旅行先で是非やって欲しいことがあるのです。
それは参加者全員で撮る集合写真!
これが税務署への証拠写真として採用されるので、旅行会社の旗などを持ったガイドさんや日付などの入った看板と一緒に撮るのもオススメです。

福利厚生費として計上するには他にも色々と注意が必要ですので、専門家への相談が安心です。


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