2012年4月15日(日) 鬼怒川フィッシングエリア

いよいよ待ちに待った大会当日がやって参りました。
ムカイ×鬼怒川FAコラボ
Un-Fair/WAH/Looper大会


と銘打たれたこの大会、大物1尾勝負の大会なのですが、
一見なごやかな釣り大会のようですが、
ひとつキモがあります。
それは、使用出来るルアーに制限がある。

大会の名称にあるルアーしか使えないのです。
その中でも大きいのはスプーンはルーパーのみと言うコト。
1.7gと2.1gの2つのバリエーションしかないルーパー、
このスプーンしか使えないという事が大会にどう影響するんでしょうか!?

大会受付はAM6:30~AM7:15
いつもと変わらない時間に行けばOKです。
高速を降りて一般道を走っていると霧が発生!
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さほど濃くは無いけれど、これは日中ピーカンのパターンか!?

現地に着き、知り合いと話しながらセッティングを済ませます。
前日の沼田FP釣行からほぼスライドですんで、
準備と言うほどの事ではありませんでしたがw

そして受付とエントリーフィーの支払い。
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受付で頂いた参加賞がこちらです。
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オリカラのWAHが2個。
うん、くるしゅうない ( ゚д゚ )
って、ワタクシは何様のつもりなんでしょうかwww


そして開会式
御存じ、MAX田中氏から大会の進行やルールについて説明がありまして、

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大会は1時間1セット、これを釣り座を変え3セット、
この3時間の間で釣り上げた魚の大きさで順位が決まりです。
釣り座はセットの前にその都度クジ引きで決める。
こんな感じです。

開始直後に勝負が決まる事は分かっています。
1セット目にドコに入るかが決め手です。
気合を入れてクジを引く

24

参加人数は49名
丁度真ん中、なんか微妙です。

さて、ドコに入る!?
通路側と排水門側は禁止…
いつも入っている東側中央は先週イマイチだった…
東側の管理等前には良いイメージがあるけど…
色々と考えた結果、西側の1号池寄りにしました。
普段は入らないポイントですが、
なんとなく良く大物が上がっていたような、
そんな気がして入りました。

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ワタクシが入ったポイントからの眺めです。
予感どおりのドピーカンです ('A`)

用意したタックルの再確認をして、
いざ、大会のスタート!

ルーパー2.1gのオレ金をフルキャスト。
しっかり底まで沈め早めの巻上げで誘います。
しかし、期待の1投目はノーバイト、
続く2投目も3投目もノーバイト…

その間、そこいらじゅうでドラグが鳴り響きます。
続々と水揚げされる大型トラウト
と、同時に、切れた!バレた!という声も上がります。

そんな事の無いようにと用意した対大型タックル、

しかし、全くバイトがありません ('A`)

開始5分を過ぎた頃には周囲も静まり返りました。
ちょ、もしかして、終了ですか!?

気が付けば大型のヒットは東側中央に集中しており、
ワタクシのいる西側1号池寄りでは、
大型はおろか、誰一人バイトすらありません。

オレはやっちまったのか!?

どうやら、チョイスした釣り座は相当ダメだったようです。
ワタクシの左右両隣、そのまたお隣、誰一人バイトがありません。

大型がダメでもレギュラーなら、
そんな想いも虚しく開始から30分以上ノーバイトが続きました。
朝イチのフィーバータイムも終わり、
自分が入ったポイントには大物が溜まっていない事も判明。
正直、やる気も何も起きようがありません。

見ず知らずのお隣さんと愚痴を言い合ったり、
大会中にも拘らず自販機まで缶コーヒーを買いに行ったりと、
リラックスと言うよりは呆れ果てた状態になりました。

そして、この日初めてのバイト。
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AM8:03
大会には何の関係も無いレギュラーなニジ君です。
それでも釣れないよりはマシですが感動もありません ('A`)
1セット目はこの1尾のみでした。
いくら大物大会とは言え1時間で1バイト1フィッシュとは…
大きいのが釣れた人は良いですが、
ワタクシにとっては鬼怒川FA、ムカイのルアーと、
両者共に大きくその印象を落とす1時間でした。

そして2セット目のくじ引き。
なんと1セット目と同じ24 ヮ(゚д゚)ォ!

今度は先ほどの対岸、東側1号池寄りに入りました。
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まあ、ドコに入ろうが大差は無いと思われます。
前日放流したという大型トラウトは朝イチで終了でしょうし、
朝の釣れ具合からして、レギュラーマスの放流はしてなさそう。
となると、この2セット目は地獄絵図になることは明白です。

そして、2セット目がスタート
案の定、池は沈黙
大物はおろかレギュラーサイズも釣れません
ワタクシを含め参加者のほとんどの人が釣れていません

釣り大会の上位入賞は
絶望的なので、
普通に釣りを楽しみたいと思っても、
大物優先で放流したからなのか、
レギュラーサイズも全然釣れません

数少ない使用可能ルアーを全て使い色々なレンジ探ったり、
唯一使用可能なスプーン、ルーパーを前後入れ替えて使ったり、
出来る限りの手を尽くしましたが反応がありません。
最後の手段でボトムを叩いたら、わずかに反応が見られました。
ならばと、しつこくボトムを叩いて1尾キャッチ。
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AM9:31
この日2尾目をキャッチ。
まさか大物釣り大会でボトムで釣るとは思ってもいませんでした。
しかし、せっかく釣りに来ているのだから、
大会云々抜きにして、とりあえず釣りたいのですよ。

この後、ボトムを叩いてもう1尾追加。
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AM9:42
こんな感じで地獄の2セット目は終了しました。

そして最後の3セット目の前にストック池からの放流が入りました。
アウトレット水門側
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インレット側
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普段と違う場所からの放流に次にはいる場所に悩みます。

で、3セット目のクジは9
一桁
です
これなら好きな場所に入れる。

ここまで2時間で3尾という釣果。
とりあえずサカナが釣りたい!
ということで、放流魚の実績の高いポイント、
東側の管理棟前(一番右端)に入りました。

いつもならメガギルですが、縛りがあるのでそれは出来ません。
ルーパー2.1gのオレ金で狙うものの、
普段、放流直後に使っていないルアーなので、
巻きスピードがイマイチアジャストしきれません。

こちら側から釣るというよりも、
ルーパーの巻きスピードに喰って来るサカナを待ちます。
つーか、いるんか!?

いましたw

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AM10:35
しかし、手前をクルーズする放流魚は釣れず、
遠投し底まで沈めて巻き上げで探り直しです。

ルーパーは浮き上がりやすいので、
巻き上げと言ってもすぐに上のレンジに上がってしまいます。
活性の高いサカナを狙いたいので、
ある程度早めにリトリーブしたいのですが、
そうすると、すぐに浮いてしまう。
メガギルが使えれば、こんな悩みは無いんですけどねw
そういうジレンマを抱えながら巻いていると、
ツン!というバイト
巻き合せるとズッシリとした重みが手元に伝わります。
デカイの(゚∀゚)キタコレ!!

TSS-68にPE0.6号というタックルですが無理は禁物、
慎重にやり取りをしてランディング。
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AM10:38
さっそく検量所にてサイズを測ってもらいます。
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MAX田中氏、自ら計測係を買って出ています。

サイズは54cm
うーん…
普段の鬼怒川FAでの釣りでも微妙なサイズです。
大会的には箸に棒にも引っ掛かりません

それでも大物大会で最低目標のウェイインが達成できたの良しとしましょう。

その後、スプーンで1尾
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AM10:44
つぶアンで1尾
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AM11:02
結果、3セット目は大物を含む4尾キャッチ。

全てのセットが終わって表彰式。
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やはり上位は70cmオーバーでした。
印象的だったのは、1位2位共にヒットは2投目だったと言うコト。
やはりチャンスは朝イチだけだった、ということですね。

上位入賞者のヒットパターンインタビューで、
みなさんルーパーですね!
というMAX氏のコメントが痛々しかったですw

だって、スプーンはルーパーしか使えないじゃん (゚Д゚)

最後のジャンケン大会では獲得商品ナシ。




大会終了後は2号池が解放され普通に釣りが可能になりました。
縛りから開放され、ノビノビと釣りが出来ます。

が!
魚影の薄さ
からか全く反応がありません…
そんな中ディープクラピー3巻きのレンジでバイト!
残念ながらバレてしまいましたが、
同じレンジを探るとすぐにヒット!
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AM12:30
久々登場のディープクラピー、良い仕事をしてくれます。
しかし後が続きません…

この後は色々とルアーチェンジを繰り返し
ドーナ2g ピンクグローで1尾追加。
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PM1:02
あまりにも釣れないので帰ろうかとも考えましたが、
午後1時30分に養魚場からの放流が入るという事なので、
それを待つことにしました。

そして養魚場からのトラックが到着。
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PM1:39

メガギル(ストレートフラッシュ)を投入!
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PM1:42~1:50
これまでの鬱憤を晴らすかのような連続キャッチにテンションが上がります。

良い感じのヒットが続く中、大型もヒット!
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PM1:55
大会中に釣ったモノより一回り大きいですwww

その後何度かバイトやバラシはあったものの、
キャッチには至らず、午後3時に納竿


後片付け中に他の方が釣り上げたモンスタートラウト。
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なんと、84.5cm!

聞けばこのクラスを10尾くらい放流したそうです。
大会中に上がらなかったのはラインブレイク故でしょう。
朝イチのラインブレイク多発はこのクラスの子達の仕業だったんですね。

どう考えてもエリアトラウトという括りのタックルでは、
ランディングはおろか、ファイトさえままならないと思われます。
大会時間中でなければ多少余裕を持ってファイトも出来るでしょうが、
混み合った中ではサカナのコントロールは到底ムリでしょう。

釣れないとか不満を言いつつも、
こんなのを見せられちゃうと、
ついつい来てしまうんですよね (´Д`)


トータル14尾(うち大型2尾)

大会はイマイチ楽しめませんでしたが、
大型が2尾釣れたので“良かった”ということですかね。



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使用タックル

ロッド:フィールドリーム・ゼロ FLDG-62ZERO
リール:ダイワ 10セルテート 2004
ライン:メイン・PE0.2号 リーダー・フロロ 0.8号

ロッド:ufmウエダ トラウトスティンガー TSS-60ti
リール:ダイワ イグジスト2004
ライン:ナイロン3.0lb

ロッド:ufmウエダ トラウトスティンガー TSS-68
リール:シマノ 04ステラ2000S
ライン:メイン・PE0.6号 リーダー・フロロ 1号