5月12日、MicrosoftではWindows10の次期大型更新である開発コードネームRedstone 3の全容を明らかにしました。ここではその機能をまとめてみたいと思います。
今秋のWindows10の大型アップデートの正式名称は「Fall Creators Update」となります。
1.OneDriveファイルオンデマンド
OneDriveクラウドにファイルを保存することができ、ローカルデバイスで同期させずに利用できるようにするものです。
この機能は DropboxとGoogleドライブにも同様の機能が組み込まれていますが、今回のFall Creators Updateでは、このファイル操作をOneDriveではなく、デスクトップとドキュメントフォルダで操作することができます。もし、パソコン内に保存されていないファイルを開こうとした場合は自動的にファイルをダウンロードして開くことができ、この操作に関しては特定のファイルだけでなく、すべてのファイル形式でこの操作ができます。
2.PCと携帯電話の間でクリップボードを同期
Fall Creators Updateでは、クラウドベースのクリップボードを使用でき、デバイス間でデータをコピーして貼り付けることができます。 この操作に関しては、特に気にすることなく通常のWindowsのようにコピー・ペーストで動作します。 またiPhoneやAndroidでもMicrosoftのSwiftKeyキーボードを使用すれば、このクラウドベースのクリップボードを使用することができるため、iPhoneやAndroidでもコピー・ペーストといったことができます。
Microsoft Officeを使用する場合、クリップボードの履歴機能を使用することができるため、過去にクリップボードにコピーしたものを再度貼り付けることができます。
この機能はアプリケーション開発者向けに作られた機能であり、この機能により開発の作業の効率化を図ることができます。
これにより、Microsoft Graphを通してビデオの視聴が可能となります。 新しいタイムライン機能があり、時間の経過とともにPC上で実行するアクティビティを表示し、検索することが可能となります。
4.Cortanaの機能で中断した作業が再開できる
Cortanaの新しい機能で、中断した作業がどこで終わったかを教えてくれ、再開させる機能がつきました。
何かの作業を行っているときに、別の要件などが入って、今までの作業を中断せざるを得ない場面がよくあります。そのときに、Cortanaはどの作業で中断したかタイムラインで覚えており、作業を再開する場合に、どこまで終わっているのかを教えてくれます。
この機能は、iPhoneとAndroidの携帯電話でも動作させることができ、 Cortanaアプリをインストールすると同様な機能が使用でき、その作業内容はパソコン上でのタイムラインにも表示されることができます
6.メディア編集ツールWindows Story Remix
今回のFall Creators Updateで新たにビデオを編集したり、サウンドトラックを追加したり、テキストを追加したりできる新しい「Windows Story Remix」アプリケーションが搭載されます。これがAI機能があり、簡単にプロ並みの画像編集を行うことができるようになります。
携帯電話でビデオをキャプチャしたものを、アプリに送信することができ、Windows PhoneのほかににAndroidとiPhoneも対応となります。
ストーリーを作る場合、先ほどのAI機能によって、特定の人物、被写体など設定することにより、それに合ったビデオを自動的に作成することができます。。
また、Windows Story Remixアプリケーションは、3DモデルをPaint 3Dで使用されるRemix 3Dコミュニティからインポートできることができます。これにより自作した アニメーション3Dモデルをビデオに統合することができることになります。なお、 マイクロソフトでは、他のアプリの3D画像を統合できるようにするAPIを公開する予定となっています。
現在分かっている機能はここまでですが、後に機能が追加されるかもしれません。その場合はまたお知らせいたします。
1.OneDriveファイルオンデマンド
OneDriveクラウドにファイルを保存することができ、ローカルデバイスで同期させずに利用できるようにするものです。
この機能は DropboxとGoogleドライブにも同様の機能が組み込まれていますが、今回のFall Creators Updateでは、このファイル操作をOneDriveではなく、デスクトップとドキュメントフォルダで操作することができます。もし、パソコン内に保存されていないファイルを開こうとした場合は自動的にファイルをダウンロードして開くことができ、この操作に関しては特定のファイルだけでなく、すべてのファイル形式でこの操作ができます。
2.PCと携帯電話の間でクリップボードを同期
Fall Creators Updateでは、クラウドベースのクリップボードを使用でき、デバイス間でデータをコピーして貼り付けることができます。 この操作に関しては、特に気にすることなく通常のWindowsのようにコピー・ペーストで動作します。 またiPhoneやAndroidでもMicrosoftのSwiftKeyキーボードを使用すれば、このクラウドベースのクリップボードを使用することができるため、iPhoneやAndroidでもコピー・ペーストといったことができます。
Microsoft Officeを使用する場合、クリップボードの履歴機能を使用することができるため、過去にクリップボードにコピーしたものを再度貼り付けることができます。
この機能はアプリケーション開発者向けに作られた機能であり、この機能により開発の作業の効率化を図ることができます。
3.Microsoft Graphで端末間の同期
異なる端末間(iPhoneやAndroidなど)でドキュメントやファイルを同期、連携を行うことができます。これはMicrosoft Graphの機能がハブとなり、デバイス間で、ドキュメントの作成、音楽の再生、Webの閲覧、ニュースの読み込み、ファイルの移動などが行えます、これにより、Microsoft Graphを通してビデオの視聴が可能となります。 新しいタイムライン機能があり、時間の経過とともにPC上で実行するアクティビティを表示し、検索することが可能となります。
4.Cortanaの機能で中断した作業が再開できる
Cortanaの新しい機能で、中断した作業がどこで終わったかを教えてくれ、再開させる機能がつきました。
何かの作業を行っているときに、別の要件などが入って、今までの作業を中断せざるを得ない場面がよくあります。そのときに、Cortanaはどの作業で中断したかタイムラインで覚えており、作業を再開する場合に、どこまで終わっているのかを教えてくれます。
この機能は、iPhoneとAndroidの携帯電話でも動作させることができ、 Cortanaアプリをインストールすると同様な機能が使用でき、その作業内容はパソコン上でのタイムラインにも表示されることができます
5.新しいデザイン開発にFluent Design言語を使用
新しいデザイン開発にFluent Designを使用することにより、より多くの光の輝き、深度、動き、透明度を表現することができます。これにより、表現の豊かさがより広がりが出ます。このデザインを使用したUL画面が多く搭載され、またWindows10の標準プラウザであるEdgeを使用することにより、Windows画面全体をペンを使ってデザインすることができます。6.メディア編集ツールWindows Story Remix
今回のFall Creators Updateで新たにビデオを編集したり、サウンドトラックを追加したり、テキストを追加したりできる新しい「Windows Story Remix」アプリケーションが搭載されます。これがAI機能があり、簡単にプロ並みの画像編集を行うことができるようになります。
携帯電話でビデオをキャプチャしたものを、アプリに送信することができ、Windows PhoneのほかににAndroidとiPhoneも対応となります。
ストーリーを作る場合、先ほどのAI機能によって、特定の人物、被写体など設定することにより、それに合ったビデオを自動的に作成することができます。。
また、Windows Story Remixアプリケーションは、3DモデルをPaint 3Dで使用されるRemix 3Dコミュニティからインポートできることができます。これにより自作した アニメーション3Dモデルをビデオに統合することができることになります。なお、 マイクロソフトでは、他のアプリの3D画像を統合できるようにするAPIを公開する予定となっています。
7.SpotifyとiTunesがWindowsストアで利用可能
この機能はFall Creators Updateと言うよりも、先日公表となったWindows10Sのための機能であり、WindowsStore以外からのアプリケーションの入手が出来ないのを補うために、SpotifyとiTunesがWindowsストアで利用可能となります。これにより、Windowsと他のOSとの共存を行うための一つの方法ということになります。現在分かっている機能はここまでですが、後に機能が追加されるかもしれません。その場合はまたお知らせいたします。
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