PASOTYUUKO
 今月はデジタル中古機器を購入する場合に、失敗しない賢い見分け方を数回にわたり記載していきます。(たぶん今月はそんなにデジタル関連のHOTな話題が少ないような感じがしますので、記事の穴埋めではないですけれど記載していきます。)
 今回はパソコンを購入する際の基本編です。

 この基本編では、中古パソコンを購入する際にどのようなパソコンを購入すればよいのかというザックリとした部分を説明していきます。パソコンのスペックの選び方などは次回記載します。

1.まずはどのようなタイプを選ぶか。

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 パソコンといってもいろいろ種類があり、大きくデスクトップ型、ラップトップ型(ノート型)と別れますが、デスクトップ型でも小型・スリムタワー型、ミドルタワー型、タワー型、ワークステーション型、液晶一体型などがあります。
 またラップトップ型も画面サイズによっていろいろサイズが変わってきます。
 最近はラップトップ型が主流のような風潮があり、デスクトップ型は古いといった訳のわからないことを言っている人もいますが、使用する用途などによって、デスクトップ型を選ぶのか、ラップトップ型を選ぶのか変わってきます。まずはデスクトップ型は古いといった変な考えは捨ててください。

デスクトップ型
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 基本的にデスクトップ型は部屋で一定の場所で使用するのに適しています。持ち運びができません。
耐久性はあり、安定しています。じっくり部屋で楽しみたい人はデスクトップをおすすめします。
 デスクトップの場合、ハードウェア構成を拡張することができます。例えばCPUの速度をアップさせるため、別のCPUを交換したり、グラフィックの性能を上げるため、別の高性能のグラフィックボードを別付けにしたりすることができます。そのため、パソコンを長く使いたい人はデスクトップにしてください。
 メーカー製のデスクトップのパソコンも実はCPUをアップグレードを行うことが出来ます。自作パソコンほどではありあせんが、CPU交換ができます。実際メーカーでは公表していませんが、使用しているマザーボードの型番で検索するときちんと対応するCPUが出てきます。
 また。ファンなどが壊れた時交換が容易で、代替え商品も入手しやすいというのが特徴です。キーボードが壊れたとき、キーボードだけ交換すれば良いのです。ディスプレイが壊れたときに別のデスプレイに簡単に交換できます。このように故障が起こった場合に対応が比較的簡単に済みます。
 また、熱排出もラップトップ型を比べ断然よく、夏などの暑い環境下によう熱によるハード破損の確率はラップトップ型と比べ、非常に低くなります。
 内部の拡張性は小型・スリムタワー型、ミドルタワー型、タワー型と大きくになるにつれて広がりますが、決してタワー型だからといってCPUなどの処理速度やメモリの容量が必ず大きいわけではありません。


ワークステーション型
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 ワークステーション型は一見デスクトップ型と同じように見えますが、中身は全然違います。デスクトップ型は家庭・個人向けに対し、ワークステーション型は主に業務向けとなります。パソコンよりもワークステーション型の方が、長時間の高負荷でも安定して動作することを重視して設計されており、高度な技術計算や事務処理等に特化した業務用の高性能コンピューターと言えます。CADや3D CAD、グラフィックデザイン、映像作成などはデスクトップ型よりもワークステーション型が有利となります。
 また、内部の拡張性も大きく、PCIスロット数が多い、複数のHDDが搭載可能、マルチモニター(2~8画面)が可能など用途や使用環境によって非常に自由性を持つことができます。
 そのかわりデスクトップ型とは違い、中古でも若干高価となります。(最近はワークステーション型でもデスクトップ型とは変わらない価格となってきました。)
 ただし、このワークステーション型はデスクトップ型とは違い、ゲームを行う際は非常に不向きとなります。使用されているCPUやGPUがゲーム向けに最適化されていないため、コストパフォーマンスがデスクトップとは違い悪くなります。

一体型
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 一体型の最大の特徴はすべてデスプレイ周りに納められているため、場所を取らないというのが最大の特徴です。
 ただし、一体型はディスプレイが一体化されているため、故障が起こった場合、交換できるパーツが限られており、しかも一体型まるごと修理に出さなければならないというのが欠点です。場合によっては代替えパーツがなく、壊れてしまった場合に修理不能で別のパソコンを購入しなければならないといったハメになるかもしれません。
 また、デスクトップ型と比べると拡張性はな、ラップトップ型とほとんど変わりありません。
 面倒なものはイヤで簡単に済ましたい人向けとなります。


ラップトップ型(ノート型)
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 ラップトップ型(ノート型)の最大の特徴はなんといっても持ち運びが出来るということです。特に最近のラップトップ型はバッテリーの持ちも良く、昔と違い軽量となっております。そのため、営業など外回りの多い人はデスクトップ型よりもやはりラップトップ型となります。いつでもどこでも使用することができます。ただし、このラップトップの欠点は熱排出率が悪いということです。最近は発熱を抑えたCPUなどを使用していますが、それでもデスクトップ型とは違い内部に熱を持つため、場合によってはマザーボードが熱でやられてしまう場合があります。また、デスクトップ型とは違い、拡張性は低いため、購入したスペックで何年も使用しなければなりません。そのため、ラップトップ型を購入する場合はデスクトップ型を購入するよりも高いスペックのものを購入しなければなりません。また、デスクトップ型よりも同じスペックで比較した場合、ラップトップ型の方が高くなります。


2.状態が良いものかどうか見分けるには?
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 中古パソコンを選ぶ場合、インターネット通販で購入する場合は総合リサイクルショップよりも中古パソコン専門店を選びましょう。出来ればインターネット通販よりも実際お店に来店してその場で確認したほうが良いかもしれません。
 なぜ、総合リサイクルショップよりも中古パソコン専門店が良いのか、出来ればインターネット通販よりも実際お店に来店したほうが良いのかというと大きな理由があります。

 それはパソコンの基本であるマザーボードの状態が良いかどうかということです。

 良く中古の状態でランク「A~D」といった評価を付けています。実はこの評価は総合リサイクルショップと中古パソコン専門店では大きく違ってきます。

 総合リサイクルショップはあくまでも通電確認・外見状態・汚れなどを判断しランクを付けます。一方、中古パソコン専門店は内部のマザーボードの状態も見て、総合的に状態が良いかどうか判断しています。中古パソコン専門店はこのマザーボードの状態をどうやって見分けているのかと言いますと、マザーボードの「コンデンサ」と呼ばれる部品の状態です。
 ラップトップ型の「コンデンサ」は小さく判断は難しですが、デスクトップ型は目で判断することができます。
 コンデンサは下記の部品です。
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 デスクトップ型のマザーボードには上の写真の形状・ラップトップ型のマザーボードには下の写真の形状をいっぱい使用しています。このコンデンサが劣化していないかどうかチェックしているのです。
 デスクトップ型に使用しているコンデンサはすぐに状態が分かります。正常なコンデンサは頭の部分が平らになっています。
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 これが劣化してくると

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 頭が膨らんできます。そのまま使用していると最後には下のように液漏れを起こします。

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 ラップトップ型で使用しているコンデンサは壊れる場合クラック(ひび割れ)が発生します。また、デスクトップ型とは違い小さな部品ですので、ハンダ割れがないかどうかどうかきちんと目視しているのです。
 実際お店に行って内部の確認を依頼すると、ノート型の場合は無理かもしれませんが、デスクトップ型の場合はお店によっては中を開け見せてくれます。実際見て確認するのが一番安全ということになります。

 以上が中古パソコンを購入する際の選び方の基本編となります。次回は内部スペックなどの見方から選ぶ方法を記載していきます。