Firefox

 最近、当ブログのアクセスを見ていると、「Firefoxが重い」というので検索しているのが多く、「Firefox」関連のブログの記事が人気記事として上位に上がるほどになっています。
 そこで、今回はもう一度「Firefox」のパフォーマスを改善するため、設定などをもう一度見直す方法をご紹介いたしましょう。少しでも設定を見直すことによって、「Firefox」の重たさを解消するかもしれません。
touyu_tank_omoi


 Firefoxの重たい原因の一つはメモリの消費量が上げられています。他のブログも見ても「メモリ・解消」といった記事が多く存在します。このメモリの消費をアドオンで小さくすることもできますが、根本的な問題を解決しなければ、パフォーマンスが改善しないことになります。

Firefoxのブラウザは32bit版か64bit版か

 まずは、現在使用しているブラウザがどちらのブラウザであるか確認してください。
 使用しているOSが32bitの場合は32bit版で良いのですが、64bitのOSを使用している場合は32bitのブラウザを使用していると逆にパフォーマンスが下がります。64bitのブラウザを使用することをお勧めします。
 64bit版を使用すると、メモリの消費量が多くなるという意見もありますが、64bit版の場合、32bit版よりもメモリの消費量は増えますが、画像などを処理する場合、32bitの倍で処理を行います。

 メモリの消費量が拡大することによりパフォーマンスが低下しそうに思われがちですが、そうではありません。ブラウザが対応できるメモリの容量内であれば、全体のパフォーマンスに影響がないということです。
 しかし、通常はアドオンなどを使用することにより、メモリの容量が増えることにより、ブラウザが対応できるメモリの容量以上になるため、パフォーマンスが低下するわけです。

アドオンのメモリ容量はどのくらい使用しているか調べてみる。

アドオンのメモリ容量は通常ではわかりません。
そこで、about:addons-memory 2016というアドオンを使用します。

アドオン入手先

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/about-addons-memory-2016/?src=api

 インストール後、アドレスバーに「about:addons-memory」と入力すると、アドオンの使用メモリの一覧が出ます。
addons-memory


 とてつもなく(数100MB)メモリを使用しているアドオンがもしあれば、別のアドオンに変更することをお勧めします。
 通常のアドオンはそんなにメモリを消費していないのが分かると思います。

 Firefoxの設定の見直し

 次に、Firefoxを快適にするために、設定を見直してみましょう。

 今回はFirefoxのconfig設定を中心に見直します。
 通常、Firefoxのconfig設定は最新の注意を払って行わなければなりません。設定項目を間違うと、ブラウザが起動しなくなります。
 そこで、このconfig設定を簡単にできるアドオンを利用します。
 
 configuration maniaというアドオンです。これをインストールします。

 入手先
 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/configuration-mania-4420/

 インストールしたら、「設定」を開いて各種設定を行います。

 
 その前に、高速化アドオンで「Faster Fox lite」をインストールしている場合はこのアドオンを無効または削除してください。ただし、Faster Fox liteでIPv6を使用しないにチェックを入れている場合はこのチェックを外してから削除してください。

 現在はIPv6の接続が主流になりつつあります。googleなどはすでにIPv6接続となっています。
 現在の環境が対応になっていない場合でも、ブラウザ側のIPv6の設定をOFFにしない方が後のためにも良いと思います。

 今回のconfiguration maniaできちんと設定すれば、このアドオンは不要となります。

 設定画面にはいろいろな設定箇所がありますが、重要なところだけ説明していきます。

 ブラウザ-ページ表示制御の下の方に、「ハードウェアアクセラレーション」という項目があります。
 チェックがすべて入っていないことを確認してください。fireconf1

 次に、「ブラウザのキャッシュ」を設定します。
fireconf2


 まずは上段の「キャッシュメモリを有効にする」を変更します。
 通常は「自動」となっていますが、手動設定にします。この数値は現在使用しているパソコンのRAMメモリによって入力します。
  RAMサイズが1GBの場合36864
  RAMサイズが2GBの場合73728
  RAMサイズが4GBの場合147456
  RAMサイズが8GBの場合233016
  RAMサイズが16GBの場合233016
 233016以上は設定できません。

 次に、Firefoxの最小化時にメモリの内容をスワップアウトするにチェックを入れます。
 これにチェックを入れると、Firefoxを最小化した時に無駄なメモリ領域を解放し、使用メモリ全体を小さくしてくれます。
 その下にある「リンク・プリフェッチ(先読み)を有効にする」はOFFにします。先読み機能はリンク先のすべてを先に読み込むため、パフォーマンスが著しく低下します。

 
 次に、下のほうにあるキャッシュされるページの数を設定します。ここは手動設定で2~3を入力します。他のブログなどでは、この設定は自動(-1)が推奨と書かれていますが、逆に通信のアクセスが頻繁にあるため、パフォーマンスが著しく低下します。また、数値を大きくすると、メモリの使用が多くなるため、通常は2~3、多くても5にしましょう。

 次に「HTTPネットワーク」から「接続」を選びます。
fireconf3

 「パイプラインを有効にする」の項目すべてにチェックを入れます。
 パイプラインとは、通信を行う時に応答を待たずに次の通信のリクエストを行う機能です。昔はパイプラインを有効にすると、回線が遅いためパフォーマンスが著しく低下しましたが、現在はほとんど高速回線を使用しているため、このパイプライン処理がパフォーマンスの改善に有効になります。

 最大接続数を設定します。
fireconf4

 最大パイプライン要求数は32~64
 最大接続数は16~32の範囲で設定します。これ以上の数値を入力すると、接続の要求数が多くなるため、逆にネットワークのパフォーマンスが低下します。また使用するメモリも大きくなります。


 ついでにアドオンのバージョン適合をチェックしないように設定してしまいましょう。
「アドオン」クリックします。
fireconf5
「アドオンの以下のバージョンとの適合をチェックしない」のバージョンすべてにチェックを入れてしまいましょう。


 content-prefs.sqliteの削除・再構築

 CPUの消費量が異常に高い場合はcontent-prefs.sqliteの破損が考えられます。このファイルはページごとの拡大・縮小率や画像の保存先など、各サイトごとの個別設定の情報が格納されています。しかし、何らかの理由で破損した場合、FirefoxのCPUの使用率が高くなります。その場合はこの「content-prefs.sqlite」を削除して再構築させる必要があります。
 
 方法としてはメニューボタン(「三」のようなマーク)からヘルプ-トラブルシューティング情報を選択します。
一覧表の中に「プロファイルフォルダ」とありますので、「フォルダを開く」をクリックします。
 開いたフォルダ一覧のなかに「content-prefs.sqlite」というファイルがありますので、FireFoxを閉じた後にこのファイルを削除します。
 再び、Firefoxを起動すると、新規に「content-prefs.sqlite」が生成されます。

 

 今回のFirefoxの設定の見直しは使用する環境等によって必ず効果が発揮できるというものではありません。
しかし、適正な設定方法を行うことによって、その後のFirefoxのバージョンアップ後に効果が出てくると思います。
 みなさんも今一度、これらの設定を見直してみてください。