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2010.06.04NY-323.312010.06.04NAS-83.86






米国市場は大幅反落。
雇用統計が予想より悪かったのと、ハンガリーの財政懸念で下げた。
ハンガリー首相報道官ユーロ加盟国でもないのにここまで大騒ぎするのは、他の欧州諸国への疑心暗鬼を呼んだ格好か。
ギリシャと同様に新政権が前政権の粉飾をあばく形で発表したもの。ハンガリーはこの春政権交代したばかり。
GDPに占める、政府債務残高が高い国はもっと他にもある。
ギリシャは100%を超えて欧州最大だがハンガリーが話題にものぼらない。
日本の方が今にも200を越えそうだからもっと深刻なはずだが、不思議と超借金国の日本が話題にならない理由は国民の貯蓄のおかげでまだ自国で回せる裏づけがあるから。
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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値     9,520.8 (-380.39)
日経225先物 終値    9,510 (-420)

日経平均も大幅続落。
先物は300GDして始まったが、リバもなく間もなくジリジリと下げ幅拡大。
コツンとくるどころか、売りシグナルの連発。
さすがにこの安さで売り急ぐのもどうかと思ったが、十分値幅は取れた。
上海がリバする時間帯も日経はこの体たらく。

ハンガリーの財政危機を本気で心配してトレードしている者はいないと思うが、売りの口実にはなったのかも。
ただ暴落という印象はなく、GDがなければそれほどヒステリックな相場でもなかった。
まだまだ追証売りの連鎖もないと見え、下値の目処9,550円を割ってもまだ下げ渋っていたことから、意外にマスコミが騒ぐほどマーケットはそれほど動揺していないことがうかがえる。
それにしても一国の財政危機でここまで世界が動揺してどうするのか。

それよりも米国で被害が続くBPの原油流出事故の動向の方が市場に与える影響もインパクトも大きいはず。
やれやれ。
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