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カテゴリ:国産カブトムシ

我が家のゲ.ン.テ.ン 10

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孵化後、3ヶ月弱経過しました。

未だマットの状態(糞の含有量が少ない)も良く、マット交換を見送ってきましたが、時期的には幼虫は3令中期に差し掛かっている事もあり、現状の45㍑ケースでは手狭になってくる為、70㍑ケースへの引越しを行う事に。

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勿論、併せて糞の除去と新マットの追加も行いました。

先ずは幼虫を隔離すべく、ケースへ取り分けていると不思議な現象が。

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そう、成長性において個体差が激しい。

最大で30㌘。

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最小で5㌘。。。

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孵化タイミングの差は少なからずあるとは思いますが同環境下においてここまでの差が出るとは思いにくく。

推測としては

 ①何らかの病気がケース内で発生している。

 ②マットが適合せず、拒食症に陥っている。

国産カブトなので②の可能性は少なく、この2ヶ月間で38→22頭まで堕ちている事を勘案すると①が濃厚かもしれません。

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今回の環境変化で状況が良くなる事を祈るしかありませんが、雲行きが怪しいのは間違いありません。



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我が家のゲ.ン.テ.ン 09

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今夏は飼育環境を変え成長性の比較を行いました。

[結果]
 ①屋内 多頭飼育組  ♂80mm
 ②屋内 単独飼育組  ♂75mm
 ③屋外 多頭飼育組  ♂80mm
 ④屋外 単独飼育組  ♂73mm

上記の結果を元に考察しますと大型化を狙う条件としては以下の傾向が見られました。

①屋内_多頭飼育 = ③屋外_多頭飼育 > ②屋内_単独飼育 > ④屋外_単独飼育

また当然、孵化から羽化までの時間は 屋内 > 屋外 となりした。

この飼育方法のメリット/デメリットに関しては簡潔に言うと以下が主流かと思います。

[単独飼育]
 ①メリット
  ・個体間での餌の取り合いが無い。
  ・他固体との干渉が無く、ストレスの軽減 + ★率の軽減が図れる。

 ②デメリット
  ・餌が換え後、マット中の共生菌の減少により一定期間の摂取、又は吸収率の低下が考えられる。

*多頭飼育でのメリット/デメリットは単独飼育の真逆の為、省略。

一般的に多頭飼育でよく言われる固体間のストレスに関しては本来の自然界では当然の姿である事と、飼育経過の中でマット内を観察してきましたが固体達は互いを避けている事は無く、逆に寄り添っている事が多く見られる事からも一概に言えないと考えています。

勿論、上記以外にも多頭飼育と単独飼育に関して諸説ある様ですが、当昆虫館では比較的環境変化(明暗、一日の温度変化)が少なく、かつ飼育温度が適正(0~30℃)な環境下を前提とし、継続的な餌の摂取を確保させる事が出来れば多頭飼育の方が成長性は良いと感じています。

結果的に当昆虫館では里親の受け入れ先の調整時間等も考慮するとすれば①屋内 多頭飼育組がベストと判断しています。

さぁ、今年もまた始まりました我が家の原点。

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来年も騒がしくさせてくれる事を願いつつ、去年の失敗を踏まえ、急ぎマットの手配をしたいと思います。



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我が家のゲ.ン.テ.ン 08

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今年もやってきました。

我が家の原点とも言うべき国産カブトムシ。

6月末現在、屋外組みは未だ蛹をやっていますが屋内組みは次々に羽化してきています。

冬場の積算温度差による効果でしょうか。

今年度は序盤に過密飼育を強いられた為、栄養不足による小型化を懸念していましたが全般的にそこそこのサイズとなりました。

この屋内組みの最大値はオスで80mm。

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平均は75mm位でしょうか。

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ホームセンター、夜店等で見る固体と比べると明らかに大きいと思いますので、ギネス88mmはさておき、まぁ満足です。

屋外組み(3令最大個体4頭の個別飼育組含む)の結果と照らし合わせて次年度の飼育プランを立てたいと思います。

懸念事項として息子が国産カブトへの興味が薄れてきているのが悩ましい所ではありますが。



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我が家のゲ.ン.テ.ン  part7

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流石に39頭もいると直ぐに糞だらけになってしまう為、ケースを拡張し、併せてマット交換をしました。

現状のケースは内寸で350W*450D*250H(単位はmm)の規格の物になり、かなり手狭だった為、もう少し大きなケースを探していました所、近くのイオンで350W*650D*250H(単位はmm)の衣装ケースを見つけ即決で購入に至りました。

何と450円

肝心の総容量は約1.4倍となります。

口笛を吹きながら持ち帰った翌朝早速入れ替える事に。

先ずは恐る恐る生態の確認をした所、心配を他所に超過密状態でもでも育つ育つ。(笑)

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1頭も堕ちる事なく、元気でやがります。

当昆虫館のウエストウッディにも是非、見習って欲しいもんです。

今後の飼育環境ですが、取り敢えず今回も室内での全頭飼育とし、その後、1か月を目処に計画通り屋外組と屋内組に別けて管理して行く事にします。

理由はマットがきれてるから。

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流石にこれだけ居ると里親探しが大変卒ですね。



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我が家のゲ.ン.テ.ン  part6

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マット無し無し事件を乗り越え、孵化後2ヶ月半が経過した我が昆虫館の国産カブトムシ。

去年の実績を踏まえて今年度は室内外での飼育環境で違いが出るのか検証したいと考えていますが、併せて多頭飼育と個別飼育についても検証しようかと。

そんな訳で飼育中の幼虫の内、オスを4頭(室外用*2頭、室内用*2頭)ほど選別しました。

オスメス判別に関してはマークでも判別可能みたいですが、当昆虫館では体重のみで判別しています。(専用トングでしか幼虫を触れない為。。)

実績上、3令蛹化間近でオス30~40㌘、メス20~25㌘程度が標準的かと思います。(※極小オス、極大メス除く)

国産カブトムシの成長期間は7~11月初旬がメインとなるので、この9月中旬の時期に25㌘以上の個体はオスと判定しました。

[個体①] 2016.7初旬孵化
2016.09.24 30㌘

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[個体②] 2016.7初旬孵化
2016.09.24 28㌘

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[個体③] 2016.7初旬孵化
2016.09.24 27㌘

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[個体④] 2016.7初旬孵化
2016.09.24 27㌘

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因みに個別に飼育する個体は2,000ccボトルで様子を見る事に。

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さぁ、どんな結果になるでしょうか。



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