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カテゴリ:菌床関連

初めてのオ.ツ.カ.イ  part5

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前回の良い結果の勢いそのままにSLSレギウスとWWの2系統の産卵セットの幼虫用に430cc,200ccプリンカップを準備する事に。

カワラブロックは一応3ブロックありますが時間的に2ブロックとしました。

結果、430cc×7個,200cc×10個の作成が可能でした。

詰めは若干固め。

空気坑はメーカーさん各社、この手の菌糸カップには作成して無いので同じ仕様とします。(菌糸詰めの高さが低く、そもそも通気性が良い為?)
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少し手慣れてきた感が出てきました。

その後は21℃前後の恒温庫内で発菌を促します。

又、菌が馴染むまでは水分が蓋に付着し通気不良、青カビ発生を誘引しそうなので1回/日の頻度でこまめに拭き取ります。

少し過保護気味だと思いますが。。

そして2週間後の姿はこの通り。
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見事に失敗ですね。

さぁ考察を開始しましょう。

発菌環境として、温度は21.5±0.5℃で管理しているので問題ないと考えます。

詰め方も前回1,400ccボトル作成時はもっと固く詰めたので要因にはなりえません。

水分も過保護に除去しました。

しかし一週間経過した時点で発菌状態に異常を感ました。

この為、緊急措置として空気坑を設けましたが状況は変わりません。

その後、一ヶ月間様子を見ましたが発菌状態に改善がみられる事もなく。

外観上の変化はと言うと430ccのカップはマダラに発菌しているものと、全く発菌しないものの2パターン。

200ccカップは上記に加えて、ほぼ全てのカップにおいて全周方向に縮が発生しておりカップとの間に大きな隙間が生じています。
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先ず、マダラパターンですが発菌する部位とそうでわない部位が混在している様に見受けられます。
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因みに今回2ブロックを崩しましたが混ぜて詰めてません。1ブロック毎に崩し⇒詰めを2サイクル行ってます。

なので片方が健全な菌糸、もう片方が菌が弱くてそれが混ざりあった結果、今回の様なマダラ(半々)の発菌状態になったと言う答えにもなりません。

続いて発菌無しのパターンですが全体的に薄っすらと菌糸は発菌している様です。(通常、詰めた後の二日目程度の菌量)しかし、そこからの繁殖が全く止まった状態です。
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水分だけは大量に放出していますので菌の活動はあると思われます。

ここで作成時の状況をよく思い起こすと。

 ①1ブロック目 430ccプリンカップ×5個

作成後、

 ②2ブロック目 430cc×2個⇒200ccプリンカップ×10個

という流れで作業しました。

上記を加味すると1ブロック目は発菌無し、2ブロック目はマダラ発菌グループに丁度わけれます。

この事から以下の推論に至ります。

単純に1ブロック目は2ブロック目よりも菌力が弱かった。但し、両ブロック共に製品の菌力が本来あるべき能力以下まで低下(劣化)していたのか、又は発菌させる環境(空気孔の有無、etc)が悪く今回の結果に繋がったのかは不明。

200ccカップの縮みは空気孔の強化として少しの間、上蓋を外していたので乾燥が進んだものと推測します。

あと1ブロック同ロット品が残っているので、試験的に詰めてみようかと思案中です。

試行錯誤を繰り返し、ブリード技術の進化と深化を目指して。



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初めてのオ.ツ.カ.イ  part4

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折角なんで詰め詰めした後もしっかりフォローして行きたいと思います。

① 2日後
かなりの硬く詰めましたが、もう内部側面、上面に薄っすらと菌糸がまわり始めています。カワラ菌糸は腐朽力が強いらしいのでこんなもんなのかな??
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②3日後
菌糸の占有率は二割ぐらいでしょうか。
硬めに詰めすぎると菌がまわらないとの情報があった為、心配していましたが、ここまで来ると菌がまわらず青カビが発生するといった最悪のパターンは避けられそうなので何よりです
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③6日後
菌糸の占有率は七割位でしょう。
硬詰めの為、若干まわりが遅い様です。
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④10日後
側面は余り変わりが無い様に見えますが、ほぼまわりきっているのではと思います。
後は数日ひっくり返し底に溜まっているであろうガスを抜きます。
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感想ですが、初めてにしては上出来ですかね

後は数をこなして経験値を積んでいければと思います。


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初めてのオ.ツ.カ.イ  part3

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さてさて、やっとこさ詰める処までやって来ました。

ここまでの所要時間は20分位かと。

ここからは早い早い

ただ詰めるだけですから。

方法は諸先輩方の教え通り八割ぐらい入れては押し込みを繰り返します。

因みに当昆虫館でのマット、及び菌糸詰めはハンドプレスで行います。

本格的な某菌糸プレスは欲しいですが、まだそこ迄の必要性を感じていないので保留中です。

このプレス機、一時は市販品を使用していましたが作業性がイマイチだったので、何時ものオークションで個人商品をポチリました。

市販品は押し込み部が50パイのみで800ccクラスのボトル詰めには何等問題は無いのですが、1,400ccや2,000cc以上のボトルや中クラス以上の飼育ケースの場合、途端に作業時間、負荷を感じます。
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個人商品はこんなやつです。
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これが中々、秀逸でグッドな代物。

詰める容量、ケースの大きさによって50パイ、70パイ、85パイの三種類の押し込み部を脱着でき、作業効率の向上が図れます。

購入検討時には脱着部の剛性に不安がありましたが1年ぐらいの使用感では何のそのです。

全く頑丈です。

詰める時の注意点としては劣化時の縮み→ボトル側面と空間ができる→水滴が付着→青カビ発生の連鎖を断ち切るべく、菌糸ハンドプレスでの圧下時には側面方向に向けて押し込む様にしました。

現在のボトルが上記の傾向が見受けられる為、今後、比較観察して行きたいと考えています。

また今回は意識的に硬く詰めましたので、通気口を何箇所か開けて菌糸のまわりを良くする対策を取ってます。
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理由は現在使用している菌糸瓶は少し詰め具合が緩い様に感じており、それが原因で一部の幼虫が暴れににも似た食い進みをしている様に見える為です。

因みに今回3500ccブロックで硬詰め1,500ccボトルが丁度2本作成出来ました。
1本当たりの重さはボトル重量抜きで1,000㌘前後と推測します。
(秤の最大測定値が1,000㌘の為、測定不能でした。。買わなきゃ)

今後の菌のまわしの温度は21±0.5℃で様子を見ていきたいと思います。
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肝心の費用対効果はと言うと、お店で買うと550円*2本=1,100円、カワラ菌糸ブロックが600円なんで600/1,100=0.55、550円/本→300円/本となり、自詰めすると4割程度費用圧縮が図れた事になります。

初チャレンジの作業時間は写真とったり、重さ測ったりとなんだかんだで1時間半位かかりました。

またカワラ臭の件は、換気扇のお陰で思ったより残り香は少なく済みました。

試しに観察すると、何も知らない嫁さんが菌糸作業場(浴室脱衣所)へ入っていった時、何か違和感を感じ、スンスンする程度。

くっさぁぁーとはなりませんでした。

ヨシヨシ。

後は菌糸品質の良い結果を期待しています


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初めてのオ.ツ.カ.イ  part2

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さぁ前回はウガイまで完了し準備万全となりましたのでソロソロ自詰め作業に入っていきたいと思います。

リサーチの結果、表面の白く硬化した部分をパンナイフ等で切り取る派と袋の上から潰す派に別れるようですが今回は潰す派で行く事にしました。

理由はパンナイフが無いからです。

まぁ面倒くさいのもありますが。

我が家では桶の中に袋ごとブロックを投入しその後、拳を強く握りしめ、そう、YHAYHAYHAのア○カの様に。ゴリゴリと下へつき押し潰して行きます。
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※画像はパーですが、ほぼ強く強く握りしめたグーでやってます。勿論、今からコイツをと口ずさみます。

五分ほどYAH YAH YAHした結果、こうなりました。
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ソロソロ頃合いかと思い袋より取り出しましたが、
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意外にも塊が結構残ってまして。。さらに素手で揉みほぐして行くものの0にはなりそうもないのでフルイでフルってみました。
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ここまですると表面の白く硬化した薄皮に加えて内部に混入した端材等を除去出来ました。この作業を怠ると菌糸瓶へ詰める際、空気混入の原因になり縮みや青カビ発生に繋がり易くなるのではと初心者ながら考えます。少し容量が減っちゃっいますが、この作業を通して各メーカーさんの品質もわかりますしね。
菌糸瓶のみ購入していたら分からない事です。

続く


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初めてのオ.ツ.カ.イ

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実は。。。菌糸瓶を使用しだして1年半程経過しますが、これまで既製品の菌糸瓶を購入して使用して来ました。

決して軍資金に余裕があるわけではありません。

単に飼育数が少ないので影響が少ないだけです。

菌糸ブロックを購入して自詰めすれば三分の二〜半額程度には費用が圧縮出来る事は十分分かってはいたのですが、菌糸がまわるまでの管理(温度、結露水、etc)、またスペースの確保等、手間が掛かる事と失敗した時のリスクを考えるとどうも面倒くさいと言いますか、腰が引けると言いますか

ですがブリードにおいて今や菌糸は必須アイテムであり、この菌糸の検証も避けて通れません。

従いまして飼育種毎に色んな菌糸メーカーでの購入を検討していますが試したいメーカーさんはどうしてもコスト的に難があります。(貧乏サラリーマン視点ですが)

しかし安かろう悪かろうの反面、高かろう良かろうの品質を実感する事も多いこのご時世ですから是非とも試したいものです。

そうなると冒頭でもコメントしましたが、自詰めにより費用圧縮を図る事で現状では手に届きそうも無いメーカーボトルを現実的に使用できるレベル(コスト)まで持って行くしか方法がありません。

但し、自詰めが出来る事が大前提ですが

てなわけで先ずは自詰めレベルの向上を図るべく、練習がてら現在飼育中のレギ、タラ用にカワラ菌糸の自詰めにチャレンジしてみました

今回のボトルの必要数量は1,500cc×2本プラスαなので1ブロック(3,500cc)の解体となります。

何でもカワラ菌糸の自詰めが一番ハードル高そうなので丁度良いかなと安易に考えています。

早速、何時もの地元昆虫ショップBIG HORNさんへカワラ菌糸ブロックを買いに

画像では見た事は何度もありましたが想像以上に外形小さい。
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事前サーチの結果、カワラは特に臭いがキツく詰め替え場が屋内の場合、換気扇での空気換気が必須との事、また雑菌に弱いとの情報を入手しましたので作業場はお風呂場脱衣所(勿論、換気扇全開)で行うこととし、使用するアイテム(桶、ボトル、菌糸プレス、etc)は一応薬品エタノールで除菌します。加えて手洗い、ウガイで準備万端です。笑

まぁ正直な所、除菌は必要ない(エタノール系薬品で青カビ菌が滅菌出来るのかが疑問。。。)様な、ある様な。

せっかくなんでFe3だったか噂の抗菌剤も散布したかったんですが、いつの間にかきれてました。

続く


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