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ブラックハスタートの第2陣である6頭用にと購入した菌床を素人ながらレビューしたいと思います。
※メーカー殿に一応許可頂いています。

[レビュー対象菌床]
 (1)メーカー 北斗恵栽園
 (2)商品名  カンタケ菌糸ブロック
 (3)オガ   北海道ブナ100%
 (4)チップ  粗め(7〜15mm)70%,ノーマル30%
 (5)含水率  約50%
 (6)添加剤  ふすま5%
 (7)内容量  3,500cc
 (8)値段   580円(※税込送料別)
 (9)単価   0.17円/cc
 (10)その他  国産オオクワガタ ♂88,9mm
       パラワンヒラタ、テイオウヒラタ、グランディス等で好成績の様です。 

因みに当昆虫館初のカンタケ菌床です。

この菌床の最大の特徴としては国産オオクワガタ等へ冬を感じさせる為に必要な温度帯(16~20℃)でもキノコが発芽、発育しにくい所にあります。

通常のオオヒラタケ菌床では上気の温度帯ではキノコが発芽、発育しやすくなり冬季の管理が大変になりますが、この菌床のキノコ発育温度は3~10℃との事。

したがってオオクワガタ等の最終ボトル(越冬ボトル)としては大変有効な代物になります

加えて本メーカー製品は国産オオクワガタでの羽化実績も88.9mmと文句なし、また菌糸持ちもメーカーNo.1と付け入る隙がありません。

今回ハスタートに採用した理由としては飼育スペースの関係上、年内は可能な限り床下管理を考えており、個体の成長性を阻害しない温度帯であろう20℃前後迄は引っ張れればと考えているからです。

10月中旬で最低気温15℃時の床下温度が24℃前後を推移している事からあわよくば12月中旬位までいければと。

それではいってみましょう。

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開梱直後、見た目ですが水分含有量の多さが目につきました。

事前の調査結果からカンタケ菌床は他の菌床に比べ水分量が少なくパサついており、初令の幼虫は水分を取られ堕ちる事があるとの記事を見かけた為、よりそう感じさせました。

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粒子は何時もの粗目を選定しているので他の菌床と変わりありません。

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勿論、欠かさずFe3を。

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詰め具合はと言うと。

200ccプリンカップ115㌘

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800ccボトル480㌘

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1,400ccボトル760㌘

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手詰めなのでこんなもんでしょうか。

いや、これが限界なんです。

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結果、3,500cc*2ブロック=7,000ccで、予想では1,400cc*4、800cc*2の計画でしたがアレヨアレヨと+200cc*5個程詰めれました。

こりゃ800ccがもう一本いけましたね。

要因は粗めチップ主体の恩恵でしょう。

その後の菌の走りはと言いますと。

[3日目]
①1,400ccボトル

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②200ccプリンカップ

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培養温度は変わらず21~3℃で管理しましたが同メーカーの他菌床(カワラ、ヒマラヤヒラタケ)に比べ菌力(繁殖力)が弱い様に感じます。

また菌糸に保湿力を感じずパサパサした感があります。

あっ!こりゃ事前のリサーチ通りじゃないか



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