シャープの中からの風景

東証1部復帰後に社長退任と報道されている。
過去の社長に退任時期を早期に明言した人はいない。
使命を明確にしている点は立派だ。
後任は日本人だと言う。
鴻海の関与を弱めるのだろう。
次の社長は成果を上げた実力者か。
日本人社長になると完全復活という感がある。

簡単には変わらない。
つまらないことにこだわる人もいる。
昔を引きずっているのだろう。
組織の変化を遅くすることに気づいていない。
新しい人に任せないとダメだ。

買収ではなく投資と言われている。
独立した企業ということだ。
鴻海の傘下という位置付けではないようだ。
たしかに東証1部復帰を目指すなら子会社では困難だろう。
戴社長も鴻海取締役を辞任の意向と報じられている。

下期は純利益36億円の黒字にすると発表された。
その上で有言実行だと強調されている。
上期の経営体制の刷新直後に最終黒字化という試練。
特別損失すら許されない。
米大統領選挙の結果で為替も大きく変動している。
しかし環境の変化も言い訳にできない。
このプレッシャーの中でも結果を出したい。 

上期は2年ぶりに営業黒字を達成した。
これは大きな一歩だ。
着実に再生の道を歩んでいる。
これまでのみんなの努力が実った。
うれしい結果だ。
この下期が本当の勝負になる。

業務のスピードが速くなってきた。
以前とはテンポが違う。
報告の頻度も高くなった。
今日中の締切で依頼することも増えた。
締切が短くても文句も出なくなった。
周りの感覚が変わってきた。

7000人削減を戴社長が否定している。
今朝の日経新聞に載っていた。
大規模な希望退職募集をしたのは過去のシャープだ。
6000人以上が去った。
過去のシャープと今は全く違う。

前向きなニュースが増えてきた。
いろいろな活動が活発になっている。
スピード感もある。
マスコミも見方を変えたようだ。
以前とは正反対だ。

以前までの萎縮していた気持ちはない。
新しいことを控えようとする感じではない。
どうやって伸ばすかを考える。
少しずつ進んでいる感触がある。
攻めに向かっている。

人の顔ぶれはあまり変わっていない。
管理職の降格が早く始まってほしい。
一部の人は入れ替わっていくだろう。
能力の高い若手がもっと上がれるようになる。
20代の管理職も出てくる。
それぐらいの変化があれば新鮮さも生まれる。

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