December 22, 2004

キャンドル・デザイン展

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原宿の表参道沿にある「生活の木」5Fで開催された”キャンドル・デザイン展”に行ってきた。
100万人のキャンドルナイトの目玉イベントの1つだ。
アロマの香りを楽しみながら5Fへと向かった。
あまり広くない空間にキャンドルの明かりだけが輝いていた。
もちろん照明は1つもついていない。
キャンドルのほのかな暖かさと人々の熱気で部屋は暖かかった。

参加者は各分野で活躍するクリエイター9名。参加クリエイターは深澤直人(プロダクトデザイナー)、韓亜由美(都市景建築家)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、藤江和子(インテリアデザイナー)、大野秀敏(建築家)、面出薫(照明デザイナー)、服部一成(グラフィックデザイナー)、鈴木康広(メディア・アーティスト)の各氏とデザインプロジェクト「D-BROS」。
無料で入れる展覧会にしては蒼々たる顔ぶれである。
会場に面出氏や佐藤氏などもに普通にいたが、さすがに他の人とはオーラが違っていた。
私も勇気を振り絞って、10cmぐらいの距離まで近づいてみた。
キャンドルよりも熱いオーラを放っていた!!

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深澤氏の作品(左)は先日見に行った「ありそうでないもの展」の考えに通じるものがあった。
キャンドルスタンドまでもが蝋でできてた。
相変わらず洗練されたフォルムは脱帽である。
佐藤氏の作品(中)は数種類のペットボトルの底をかたどったキャンドルである。
日常的にお目にかかるペットボトルだが、なんか不思議な感じがした。
面出氏の作品(右)は同じキャンドルを3時間前と2時間前と1時間前に着火したものだった。
時間と共にくずれゆくキャンドルの様子が印象的だ。

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これらの作品は不規則に溶けてゆく蝋により形成される不整形さを狙った作品だ。
だが、蝋というものは思っていたよりもゆっくりと溶けていくために、いつまでも原型を留めていた。

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この3作品は鈴木氏の作品である。
一緒に行ったdotsuも言っていたが、私も彼の作品が好きである。
驚いたことに彼は私と歳が1つしか離れていない。
他の人達は、蝋の不規則に溶けていくという原理を利用していたのに対して、鈴木氏の目論見は蝋の溶解を意識的に操作することだった。
固体よりも液体のほうが重いという原理を利用した天秤キャンドルなどは見事である。
まさに液体とすくっているかのように見えるスプーンキャンドルもぐっときた。

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昔から照明の代わりとしてキャンドルは用いられてきたが、照明の人工光とは違い、キャンドルは心の中身まで照らしてくれたような気がする。
みなさんもたまには電気を消して、キャンドルの灯りで一晩過ごしてみてはいかがですかがですか!?


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アート、美術【ブログ村 トラックバック広場】at December 28, 2004 20:02
「1000000万人のキャンドルナイト」が18,19,20,夏至の21日に行われ...
1000000万人のキャンドルナイト【satohshinya】at June 17, 2005 23:30
この記事へのコメント
TBありがとうございました。
結局この日は生活の木に行けなかったのですが
面手氏や鈴木氏の、「固体→液体→消えていく」という蝋の特性を活かした作品が面白そうでしたね。
特に秤のキャンドルはぜひ実物を見たかった・・。

こちらの写真で雰囲気を垣間見ることができて感謝!です。
Posted by Chieee at December 24, 2004 23:18
>Chieee-san
あっ、わざわざコメントどうもです☆
キャンドル展みたいなものは初めて行ったので、とても新鮮でした。
消耗品であるから、その美しさを保っていられるのも一時だけ。
展示期間も1日のうちの数時間だけ。。
ちょっとした悲しみを感じながらも、いい展示会だったと思います。
少しでも雰囲気を感じてもらえただけでも嬉しいです♪
夏至には行けるといいですね!
Posted by nakada at December 26, 2004 02:07