昨日と今日で、高校選手権と大学選手権の二つの決勝戦をテレビ観戦。
これ、ラグビーのお話です。サッカー馬鹿を自認するワタシも、時には他のスポーツも観るのだ。で、学生レベルの試合だと、ラグビーが観戦するには一番面白いんじゃないかと最近は思っている。

高校の方は、ちょっと予想外の組み合わせ。大会5連覇を狙う啓光学園(大阪)を倒した大工大(大阪)と、我が地元大分舞鶴を準々決勝で完膚無きまで叩きのめしてくれた東海大仰星(これも大阪)が、準決勝で共にまさかの敗退。大阪勢チョー強過ぎの高校ラグビー情勢の中、決勝は京都対神奈川の対決になってしまったのだった。ちなみに東日本勢の決勝進出は6年ぶりだとかなんとか。

でも、試合自体は面白かった。
強力フォワードで押し込む桐蔭学園に対し、バックスの展開力で勝負の伏見工業……てな戦前の予想に反して、フォワード戦でも当たり負けない伏見工業が、試合運びのうまさでも上回っての完勝。細かいパスがつながる、つながる。ホント、これ日本代表(サッカーの方)にも見習ってほしいです。短いパスが、ただ繋がるだけじゃなくて、ちゃんとそこに繋げる『意味』があるパスなのだ。突出したスター選手はいなかったけど、伏見工のラグビー、ちょっとファンになっちまった。

大学の方は、もう4年も連続して決勝は同じ顔合わせ。今やラグビー人の中でもっとも有名で注目される人になってしまった、清宮監督率いる早稲田と、なんだか小さくて優しいお父さん……みたいな春口監督率いる関東学院。(近頃の明治はどうなっちゃったんでしょうねぇ)

こちらの試合は、もう、早稲田が芸術プレーの見本市みたいなプレーの連発で、鮮やかに、ホントに鮮やかに勝った。密集の競り合いや、ボール回しで、ことごとく先手を取れるモノだから、あとはもうやりたい放題。PGやドロップゴール、あげくにあわやスクラムトライまでとりそうだった。早稲田は(日本代表にも選ばれている)五郎丸だけじゃなく、各ポジションにホントにタレントが豊富だ。今日ピカイチだったのはサイドを走りまくった首藤と、スタンドオフの曽我部。特に曽我部、こいつは注目ですぜ。プレーに『華』がある。

こんなにワンサイドのゲームなのに、これだけ見ていて楽しい試合は、そうないんじゃないかな。これ、決して関東学院が弱いワケでなく、早稲田が強過ぎるからなんだと思う。来月の日本選手権……トップリーグのチームとの真剣勝負が楽しみになっちまった。たぶん公演中で、それどころじゃないんだけれど。