
お蔭様にて公演も無事終了いたしました。ご来場いただいた全てのお客様に、心より御礼申し上げます。今回も本当に沢山の笑い声に恵まれた、シアワセな公演だったと思うのです。本当にありがとうございました。このところ毎回言ってる気もするのだけれど、改めて写真で見ると、良い装置だなぁと思うのです。美術の鎌田さんに感謝。

そしてまあ、これも毎度ですけど、美術や役者を引き立ててくれる猿谷さんの『明かり』の力にも感謝を。音響の中村さん含め、何もない萬劇場の空間に、装置が建てられ、明かりがあたって音が入ると、そこはもう舞台空間なのです。仕込み現場ってのは、この歳になっても、毎度毎度、プロたちにマジックを見せられてる気分になるのだ。その道のプロは、ホントすごいやね。

今回、舞台撮影してくれたカメラマンの山下裕之さんの写真があまりに良いので、今回はいつもより多めに紹介します。この、デカチビコンビはタイヘン好評でしたね。支店長役の佐藤竜さんの芸はもちろんですが、新人行員・斉藤君役の石牧孟のやられっぷりがハンパなくて、何度見てもおかしかった。

でまあ、こっちのフットボール観たいコンビ。佐藤竜さんと、田丸社長を演じたコージさんが共演するのは確か初めてのハズなんだけど、まあ、最初っからコンビネーションの良いことったら。あまりにも仲が良すぎるので、二人はそっち系なの?てな疑惑が座組に起こったほどでして。

良い表情(かお)してますなぁ。

このシーンがもしかしたら、全体の中で一番お客様の笑いをとった、かもしれない。『似合わねえにも程があるぞ感』満載の石牧孟。実際、今回の座組は佐藤竜さんのみならず身長180センチ超えの役者さんが多かったので、石牧のちびっこぶりは否が応にも強調されちゃったワケですが。

でまあ、日の出シリーズ名物の観戦シーンなのです。例の豊田騒動のお蔭で、ラスト一週間はこのあたりばかり稽古してましたんで、いつにも増して完成度の高いシーンにはなりました。これぞ怪我の巧妙。てなワケでこの日記、後編につづきます。