皆様、明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
……てなおめでたいハズの年頭のご挨拶がちと滑稽なほど冷めやらぬうちに本日、東京神奈川埼玉千葉の一都三県に緊急事態宣言が発せられました。世間一般的にも勿論そうなのですが、演劇界にとっても大変厳しい、厳冬の年頭となっております。

振り返れば昨年はまさにコロナの年でした。
東京オリンピックパラリンピックの延期はもとより、多種多様なイベント・スポーツ興行が中止や延期を余儀なくされ、我々演劇界も大いに揺れた一年。私たちも6月と12月に予定していた公演を延期せざるを得なくなりました。春の緊急事態宣言、夏の第二波、冬の第三波。その合間にはよくわからないゴーツーキャンペーンもあったりして、公演をやるべきかやらざるべきか、まあとにかく一年を通して、コロナに振り回された印象なのですね。演劇公演というのは数か月から下手したら何年も前から計画し準備するものなので、そうそう急に規模や形態が変えられるモノでもなく、また稽古場が突然使えなくなったりと、まさに逆風吹き荒れる一年だったのだと、思います。

今、どうすべきなのか。

日々、できることをやる。それしかないのかなと思っています。
感染をこれ以上拡大させないために。あるいは(私たちにとっては)演劇、というものを未来に繋げるために。
感染対策については専門家ではありませんから、あまり多くを言うべきではないと思うのだけど、結局は人と人との接触を極力減らす、これしかないと思うのです。なので私も個人的に、対人接触を(コロナ以前比で)8割でも9割でも減らしていこうと思っています。できることはできるだけリモートで……もちろん職種によっては人と接しざるをえない方もいますので、テレワークで工夫してできるものについては極力そうしていく。交通機関をできる限り密にしないために……例えば医療従事者など電車やバスを使わざるを得ない人のために、電車に乗らないですむ職種はできるだけテレワークにする、などの工夫も全国民レベルで必要だと思います。毎日直接会って稽古しなければ、は、毎日出社してなければと同じで……コロナ以前の常識はどんどん変えて、リモートでどうやってやるか、に知恵を絞らなければならない。演劇の稽古、というものについても、常識を変えていかなきゃならないなぁ、と。

リモートでできることを、どうにか知恵と工夫を使って、とにかくやる。これはまあ、お店は開けないけど、デリバリーやテイクアウトを使ってどうにかお店を回していく飲食店の対応と、ちょっと似ていますね。

出来ることを、知恵と工夫を使ってやる。やれることをとにかくやる。
それが簡単なことではないことをワタシも知っているつもりなのだけど、でも、そうするしかないのだろうなぁと、今は思うのですね。おそらくだけど、これは去年と今年だけのハナシではなく……
数年はこういう世界に時節になるのだろうな、と。

改めまして、新年明けましておめでとうございます。
本年が皆様にとって、良い年でありますようにと、心から。

21猫年賀状
昨年は公演なかったので、今年は猫年賀のみです。猫たちは幸いにも元気です。