てなワケで再び、嵐のカイトを聞く日々。毎日、溢れ出すラルラリラ(笑)。

パラリンピックで個人的に、特に注目しているのが、車いすラグビーでして、この競技ホントに面白くて、ヘタしたらオリンピックのどの競技よりも面白いんじゃないかとすら思う。例えば、車いすバスケは車椅子に乗ったプレイヤーによるバスケットボールで、まあ特有のルールもあるにはあるみたいだけど、観ていてバスケだなぁと、当たり前だけど思うのですね。対して、車いすラグビーは、はっきりとラグビーとは別の競技。ボールは球形だし、前方へのパスはOKだし、クオーターのピリオド制だし、トライまでのタイム制限があったりして、観ている感触としてはどちらかと言えばバスケに近いです。前方へのロングパスを飛び出した選手が受けてそのままトライ、なんてプレーが続出してこちらはアメフトのタッチダウンに近いと思う。ボールを持ってない相手プレイヤーにタックルしたり進路を妨害したりしながら味方の走るコースをうまく作ったりとかも、なんだかアメフトちっくだしね。

で、この幾つかの球技の良い所取り(?)みたいなルールが実に良くできていて、スリリングでゲーム性バツグンの競技になってるんですね。車いすどうしが豪快にぶつかり合う、別名マーダーボール(殺人球技)は、障害者のスポーツとしてはいかがなものかと最初はワタシも思ったのだけど、これがまあ観れば観るほどハマってくるところは……そこだけはものすごくラグビーぽい(笑)です。よくもまあこんな競技を思いついたものだと思うよ。

そして、我らがジャパン(ラグビーだからこう言っていいのかな?)。
プール初戦のフランス戦は、ずっとずっと2点リードされたまま最終ピリオドへ。正直、負けを覚悟した瞬間もあったのだけれど、終盤に見事にひっくり返しての2点差勝利。いやあ、ハラハラさせてくれちゃいますよね。ゲームの序盤で幾つかミスがあったのは今にして思えば相当固かったのでしょう。最後は底力で上回っての勝利の印象なのです。

そして今日のデンマーク戦。確かに簡単な相手ではなかったですが、うまく出だしで点差をつけられたせいか、昨日に比して選手が落ち着いてましたね。終始リードを保ったまま、最後は控え選手を試しつつの勝利。いやあ、気持ち良かったです。
このデンマーク、実は昨日のゲームで優勝候補筆頭のオーストラリアを大番狂わせで破っちまってまして、おかげでプールAは混戦模様なのですね。プール最終戦で、日本はそのオーストラリアと対戦するのだけれど、負ければプール戦敗退が濃厚なオーストラリアは、それこそ車いすラグビー大国(過去、パラリンピックで3連覇中なのです)の威信をかけて底力を発揮してくるハズ。ここまで2戦2勝の日本も、もし負けたら2勝1敗で3チームが並んで、得失点差で勝ち抜けが決まる、なんてことになりかねない。フツーに考えてこのプールは日本とオーストラリアで決まりで最終戦は消化試合だろうと思っていたのに、最後の最後で……なんてヒドいプレッシャーのかかる試合にしてくれちゃうんだろ(笑)。

てなワケで明日は天下分け目の決戦。我らが車いすのジャパンに、是非テレビの前からみんなの元気を(笑)送っていただきたいのです。