さて、終わっちまいましたねえ。もう溢れ出さないラルラリラ(笑)。さみしいなあ。

大会通して、こんなにもいろんな競技を楽しんだのは実は初めてでした。まあ例年この時期は秋公演の台本やら準備やら仕事に追われていて観たくても厳しかったのだけれど、今回はステイホームまっさかり(?)。そのお陰、と言ったらなんですけど、いろんな競技のいろんな面白さが味わえて、それだけは良かったと思っております。いろんなところで言われてますように、もはやパラは障がい者が障がいに負けず頑張ってる姿を応援するものではなくて、純粋にスポーツ競技として楽しむもの。実感としてもオリンピックにも全然負けない面白さをもっていますね。アメリカやドイツには車いすバスケのプロリーグもあるそうなのだけど分かるなぁと思う。日本にもしそれがあって、鳥海くんや藤本や香西なんかが出ていたら、ワタシはお金を払って観に行くと思いますもん。

てなワケで、パラとしては初めての、名(迷?)言集いっちゃいます。ちゃかちゃん。

「ビッタビタに来ましたね」(ボッチャ・解説者)

BC2クラス個人で杉村が金、ペアで銀、団体で銅メダル、と今回三つのメダルを獲得したボッチャ。
その中継放送中に、的玉に吸い付くように投球がピタッとくっつくと上記の発言になるのですけど、まあ今回どの試合も本当にビッタビタだらけ。最初こそ、障がいのある腕でよくぞ、なんて思ってましたけど、もはやそんなことは通り越して、途中からはただただ驚愕しておりました。まさに神業!杉村の決勝なんてもう、相手選手が常にビッタビタ。それを弾いてからの杉村の投球がまたビッタビタ。その度に解説者は上記発言を繰り返してまして、まさにビッタビタが溢れ出して(笑)おりました。
ちなみにこの言葉、放送局内でもちょっとブームになってたようでして、例えば競泳のリレー種目で引き継ぎがうまくいった際にも解説者が「タッチがビタビタでしたね」なんて使ってまして、もしかしたら今年の流行語大賞にノミネートされる、かもしれません。ワタシも負けずに使ってみよう。先週金曜日に遂にはモネと菅波先生がビッタビタ。……朝ドラのハナシです。失礼しました。

「最年少記録って(自分では)更新できないけど、最年長記録って、できますよね?」(杉浦佳子)

自転車・女子タイムトライアルを制した際の杉浦の言葉です。50歳というのは日本史上最年長の金メダル獲得ということで話題にもなり、そのレースもダイジェストながら後にテレビ放映されて、自転車好きのワタシにとっても大変嬉しい快走でした。しかしまあ、表彰式の様子を観ても、若者の大会に一人、選手のお母さんが紛れ込んでる(笑)みたいで、でもそのお母さんが表彰台の真ん中に立っていて、娘世代の子たちに祝福されている。なんか見てて、いいなぁって景色なのでした。なんて思っていたら……
その三日後に行われた、自転車女子ロードレースでも見事に金!たった三日後に、まさに有言実行しちゃったのでした。なんて凄いお母さん(違うけど)なんだろう。

「木村君が金メダルをとったことが何より嬉しくて……」(富田宇宙)

競泳男子バタフライ100mの視覚障がいのクラスで銀メダルを獲得した富田選手のレース後のインタビューの言葉です。同レースの金メダルは富田のライバルの木村敬一でした。つまりは同じレースでトップを競い、見事日本人が1位2位を独占した快挙の後での言葉が上記なワケでして、自分の銀より、まずは木村の金。よっぽど木村選手のことが大好きなのか?とも思ったのだけどそういうことだけでもなくて、長らくファンであり憧れの存在でもあったようなのですね。だからなのか、上記の言葉は聞いていてウソはないように思えた。4大会連続でパラリンピックに出場し沢山のメダルを獲得しながら金だけはとったことがなかった木村。その初めての金メダルレースの後は、解説者が涙、実況者も涙。現地レポーターも、スタジオアナも、ゲストも。大げさでなく全員号泣ものでして、まあ普段こんなことになったら鼻で笑ってたであろう捻くれ人間のワタシにも、ちょっと良い光景に見えてしまったのでした。なによりね、こんな言葉を本気で言えてしまう富田宇宙ってすごいよねと思ったよ。

「溢れ出すラルラリラ」(嵐)

ラルラリラ、ってなに?(笑)

風が吹けば 歌が流れる
口ずさもう 彼方へ向けて
君の夢よ 叶えと願う
溢れ出す ラル ラリ ラ

敬愛するソングライター米津玄師先生の歌詞に文句をつける気は毛頭ないのですけど、こうして歌詞を並べてみると、改めて思うのです。サビの3行目までは完璧な歌詞です。でも……
ラルラリラ、ってなに?