さて、これを書いている現在、運命のスペイン戦まで6時間ほど。このまま起きて迎えるのか、仮眠して早起きするのか悩ましい今日この頃(笑)、皆様いかがお過ごしでしょうか。

まあここまできたらどれだけ楽しめるか、だなあと今は思っています。グループリーグ2戦目まで終わって、まだ自力突破の可能性がある。もし勝てれば無条件で決勝トーナメント進出。これ、過去にグループリーグで敗退したどの大会にもなかったことだと記憶しています。2戦めまでに敗退が決まっているか、あるいは勝利が条件で別カードの結果次第では可能性があるといったきわめて難しい状況だった、ハズ。今回はね、勝てば確実で引き分けでも可能性を残す、まあ言ってみればどっちに転んでもおかしくない状況で、それが過去の敗退した大会とは明らかに違ってます。(突破した大会では全部そうでした)まあ……相手があのスペインなのだけど。

三戦目は、別カードと同時開催になりますから……ドイツとコスタリカの戦いで動きがあれば、逐一知らされることになります。ドイツが怒涛の攻撃を見せて、もう勝つしかない状況になるのか、あるいはコスタリカがリードして、えー!?っとなるのか。そしてその時、我らが日本がどうなっているのか……最終戦にそんな楽しみ方ができるのも、どっちもあり得る今の状況だからこそ。4年前、負けてるのにバックラインでパスを回して、結果勝ち残ったあのハラハラ感(本当に大丈夫なの?)が思い出されますね。

想定する最悪の状況は、開始直後からぼこぼこ点を取られて、もう別カードの結果関係なく敗退濃厚になる……まあ、全然あり得ないワケではないんですけど、これは是非避けたい。そして最良の状況は逆に開始直後から日本がぽこぽこ点を取る、ですけど、まあこれは想像しづらい(笑)。
よしんばスペインに先制されても……ドイツ戦のように2点目をなんとか防いでついていければ、その間に別カードの状況が刻々と伝えられてきます。同点のままであればなおのこと……ああ、このままなら決勝トーナメント行ける!とか、このままじゃダメなのであと一点取ってくれ!とか……これがまあ、自力突破の可能性を残したグループリーグ最終戦の醍醐味であり、楽しみ方だと思うのですね。

是非、思いっきり楽しめる状況になってもらいたい。もちろん、途中経過がどうであれ突破できればそれが一番なのだけど、でもそれでも。
スペインに勝てればもちろん望外の喜びなのだけど、それ以上に、後半終了ギリギリまで、どっちに転ぶか分からないような面白いゲーム、面白いサッカーを観たい。まあ、試合開始から怒涛で攻めてくるであろう、スペインの攻撃をどこまで防げるか。0−0とか0−1のまま後半まで行ければ、何かが起こる可能性が広がりますよね。

頑張れ、ニッポン!