さて、ワールドカップ・ロスの日々……(笑)
前回にも書いたのだけど、本当に思いがけず(?)とても面白い大会で、それはゲーム内容のみならず、いろんな意味でおもしろくて記憶に残る大会になったと思っています。てなワケで、恒例(?)の名迷言集いっちゃいますね。では、チャカチャン♪
ブラボー!(長友佑都)
この何の捻りも変哲もない長友センパイの言葉を名言(迷言?)と呼ぶにはいささか抵抗もあるのだけれど、まあテレビでネットで新聞で目立ちまくりのフレーズでしたね。日本中、あっちでブラボー、こっちでブラボー。開催時期があと1か月早ければ今年の流行語大賞間違いナシだったかも。そして今回の日本代表、まあ素晴らしかったです。大会前、ドイツとスペインを両方逆転で破ると言った人がもしいたら、間違いなくヘンな人です(笑)。選手もブラボー!監督も、スタッフもブラボー!……てなワケで今大会の日本代表を象徴する言葉であるのは間違いないです。みんなブラボー!(笑)
「足が長くて良かった」(三笘薫)
スペイン戦の逆転ゴールの、ほとんどゴールラインを割ったかに思えたボールに追いついてクロスを上げた、いわゆる『三笘の1ミリ』について、インタビュアーに聞かれた際の言葉です。今回の三笘さん、まあワタシはMVP級の働きだと思っていて、過去の代表でこれほどまでに登場するだけで流れも空気も変えてしまった人を知りません。……。だとしても……この発言、おそらく真意は全然違うと思うのですが、「それは、自慢?」と、まあ、突っ込んでしまいますねえ(笑)。「どや、俺の足、長いやろ?」とまあ三笘さんは関西弁は喋らないと思うのだけど、そんな風にも聞こえてしまって、「どうせ俺の足は短いわ!」と長友さんが突っ込んだとか(嘘だけど)。足が届いてよかったです、というようなことを伝えたかったんだろうなあとは推測しますが、三笘さん、ワタシの中では天然疑惑が(笑)。いや、日本としても三笘さんの足が長かったお陰でスペインに勝って決勝トーナメントに行けたので、長くてホントにホントに良かったんだけどサ。
「PKは宝くじではない」(ルイス・エンリケ/スペイン代表監督)
スペイン代表監督のエンリケさんが、クロアチア戦のPK戦で外しまくって負けた日本代表に、苦言(?)を呈しての発言、みたいです。ちなみにこの発言の後に、スペイン代表については全員に1000回以上のPK練習を課している、というようなお言葉が続くのですが……まあPK戦は昔から籤引きみたいなモノ、と言った風潮に対して、日本もちゃんとやるべきことをやってればあんなこと(クロアチア戦のPK戦惨敗)にはならなかったのに、といったニュアンスだと想像します。ところが、その直後に行われたモロッコとのラウンド16戦が、まさかのPK戦になりまして……
スペイン 0−0(PK0−3) モロッコ
日本は浅野が決めたので1−3なのだけど、スペイン、なんと全員が外してしまって0−3の大惨敗。1000回以上やったPK練習……無駄な努力(笑)でしたね。毎度毎度ワールドカップには赤っ恥な監督がいるものなのですが、今回の赤っ恥大賞はエンリケ監督でした。「言わなきゃ良かった」……と発言したかどうかは知らないですが(笑)。
「我が人生に一片の悔いなし!」(アブバカル/カメルーン代表キャプテン)
カメルーンのプール最終戦のブラジル戦で、自ら劇的なゴールを決めた直後にレッドカードで退場になってしまった際の、アブバカルさんのお言葉です。いえ、正確にはお言葉ではなく、いわゆる『顔に書いてある』ってなモノでして、まあワタシの私見ですけどその顔にはまさしく表記のセリフが書いてあったのです。
その大敵ブラジル戦、まあブラジルの方は既に決勝トーナメント進出を決めていて、ターンオーバーでごっそりサブの選手を使っていたのだけれど、カメルーンの方は勝てばまだ進出の可能性もある、絶対に負けられない戦い、でした。ゲームは0−0で進んで、終了間際、後半もロスタイムの47分に、件のアブバカルがゴールを決めます。正に、決勝トーナメントへの夢を繋ぐ素晴らしいゴールだった、ハズなのですが……
アブバカルはゴール後に喜びを爆発させたあまり、ユニホームの上を脱ぎ捨ててゴール裏のサポーターの所に駆けて行きます。……。まあご存じの方も多いと思うのだけど、昨今サッカーではそれをやったら(ユニホームの上を脱ぎ捨てて上半身裸になったら)イエローカードの対象になるというルールになってまして、しかも彼はこの試合、既に一枚イエローカードをもらってまして……
ピッチに戻って来たアブバカルに、苦笑いの主審が走り寄り、まあ手順通り、イエローカードを掲げ、続けて、レッドカードを掲げました。ユニホーム脱げばレッドカードと、おそらくは百も承知で、それでも彼は、それを……脱いだ……。
実はこの時点でのカメルーン、勝てば決勝トーナメントあり得たんですね、同時開催されている別カードの結果如何で。でもここでレッドもらっちゃったら、よしんば進めたとしてもラウンド16の試合は出場停止になっちゃいます。それでも彼は、それを……脱いだ……。
大敵ブラジル……まあサブ中心ではありましたが、それでも彼のゴールで勝った。それは間違いないのです。レッドカードを主審に掲げられ、彼は、晴れやかでした。その顔には、表記の言葉が間違いなく書かれてました。なにより退場になってあんな晴れやかな顔をする人を、ワタシは初めて見たよ。
あと一歩♪ そこからあと一歩♪(NHKワールドカップ番組テーマソング)
この曲……楽曲としては嫌いじゃないんですけどね。でもなんか……縁起悪いなあとは思ってました。試合中継や、ニュースのスポーツコーナーや、デイリーハイライトが始まるたんびに、あと一歩♪あと一歩♪(笑)そしてまあ……我らが日本代表は目標のベスト8に、文字通りあと一歩でしたから……
日本の敗退以降、この曲が流れる度、「うるせえよ、あと一歩だったよ!」となんだか邪気が溜まって(笑)しまったしゅさいなのでした。NHKさん、次回は是非ともベスト8達成してよかった的な感じの曲でお願いします。でもホントに……あと一歩でしたね、今大会。
前回にも書いたのだけど、本当に思いがけず(?)とても面白い大会で、それはゲーム内容のみならず、いろんな意味でおもしろくて記憶に残る大会になったと思っています。てなワケで、恒例(?)の名迷言集いっちゃいますね。では、チャカチャン♪
ブラボー!(長友佑都)
この何の捻りも変哲もない長友センパイの言葉を名言(迷言?)と呼ぶにはいささか抵抗もあるのだけれど、まあテレビでネットで新聞で目立ちまくりのフレーズでしたね。日本中、あっちでブラボー、こっちでブラボー。開催時期があと1か月早ければ今年の流行語大賞間違いナシだったかも。そして今回の日本代表、まあ素晴らしかったです。大会前、ドイツとスペインを両方逆転で破ると言った人がもしいたら、間違いなくヘンな人です(笑)。選手もブラボー!監督も、スタッフもブラボー!……てなワケで今大会の日本代表を象徴する言葉であるのは間違いないです。みんなブラボー!(笑)
「足が長くて良かった」(三笘薫)
スペイン戦の逆転ゴールの、ほとんどゴールラインを割ったかに思えたボールに追いついてクロスを上げた、いわゆる『三笘の1ミリ』について、インタビュアーに聞かれた際の言葉です。今回の三笘さん、まあワタシはMVP級の働きだと思っていて、過去の代表でこれほどまでに登場するだけで流れも空気も変えてしまった人を知りません。……。だとしても……この発言、おそらく真意は全然違うと思うのですが、「それは、自慢?」と、まあ、突っ込んでしまいますねえ(笑)。「どや、俺の足、長いやろ?」とまあ三笘さんは関西弁は喋らないと思うのだけど、そんな風にも聞こえてしまって、「どうせ俺の足は短いわ!」と長友さんが突っ込んだとか(嘘だけど)。足が届いてよかったです、というようなことを伝えたかったんだろうなあとは推測しますが、三笘さん、ワタシの中では天然疑惑が(笑)。いや、日本としても三笘さんの足が長かったお陰でスペインに勝って決勝トーナメントに行けたので、長くてホントにホントに良かったんだけどサ。
「PKは宝くじではない」(ルイス・エンリケ/スペイン代表監督)
スペイン代表監督のエンリケさんが、クロアチア戦のPK戦で外しまくって負けた日本代表に、苦言(?)を呈しての発言、みたいです。ちなみにこの発言の後に、スペイン代表については全員に1000回以上のPK練習を課している、というようなお言葉が続くのですが……まあPK戦は昔から籤引きみたいなモノ、と言った風潮に対して、日本もちゃんとやるべきことをやってればあんなこと(クロアチア戦のPK戦惨敗)にはならなかったのに、といったニュアンスだと想像します。ところが、その直後に行われたモロッコとのラウンド16戦が、まさかのPK戦になりまして……
スペイン 0−0(PK0−3) モロッコ
日本は浅野が決めたので1−3なのだけど、スペイン、なんと全員が外してしまって0−3の大惨敗。1000回以上やったPK練習……無駄な努力(笑)でしたね。毎度毎度ワールドカップには赤っ恥な監督がいるものなのですが、今回の赤っ恥大賞はエンリケ監督でした。「言わなきゃ良かった」……と発言したかどうかは知らないですが(笑)。
「我が人生に一片の悔いなし!」(アブバカル/カメルーン代表キャプテン)
カメルーンのプール最終戦のブラジル戦で、自ら劇的なゴールを決めた直後にレッドカードで退場になってしまった際の、アブバカルさんのお言葉です。いえ、正確にはお言葉ではなく、いわゆる『顔に書いてある』ってなモノでして、まあワタシの私見ですけどその顔にはまさしく表記のセリフが書いてあったのです。
その大敵ブラジル戦、まあブラジルの方は既に決勝トーナメント進出を決めていて、ターンオーバーでごっそりサブの選手を使っていたのだけれど、カメルーンの方は勝てばまだ進出の可能性もある、絶対に負けられない戦い、でした。ゲームは0−0で進んで、終了間際、後半もロスタイムの47分に、件のアブバカルがゴールを決めます。正に、決勝トーナメントへの夢を繋ぐ素晴らしいゴールだった、ハズなのですが……
アブバカルはゴール後に喜びを爆発させたあまり、ユニホームの上を脱ぎ捨ててゴール裏のサポーターの所に駆けて行きます。……。まあご存じの方も多いと思うのだけど、昨今サッカーではそれをやったら(ユニホームの上を脱ぎ捨てて上半身裸になったら)イエローカードの対象になるというルールになってまして、しかも彼はこの試合、既に一枚イエローカードをもらってまして……
ピッチに戻って来たアブバカルに、苦笑いの主審が走り寄り、まあ手順通り、イエローカードを掲げ、続けて、レッドカードを掲げました。ユニホーム脱げばレッドカードと、おそらくは百も承知で、それでも彼は、それを……脱いだ……。
実はこの時点でのカメルーン、勝てば決勝トーナメントあり得たんですね、同時開催されている別カードの結果如何で。でもここでレッドもらっちゃったら、よしんば進めたとしてもラウンド16の試合は出場停止になっちゃいます。それでも彼は、それを……脱いだ……。
大敵ブラジル……まあサブ中心ではありましたが、それでも彼のゴールで勝った。それは間違いないのです。レッドカードを主審に掲げられ、彼は、晴れやかでした。その顔には、表記の言葉が間違いなく書かれてました。なにより退場になってあんな晴れやかな顔をする人を、ワタシは初めて見たよ。
あと一歩♪ そこからあと一歩♪(NHKワールドカップ番組テーマソング)
この曲……楽曲としては嫌いじゃないんですけどね。でもなんか……縁起悪いなあとは思ってました。試合中継や、ニュースのスポーツコーナーや、デイリーハイライトが始まるたんびに、あと一歩♪あと一歩♪(笑)そしてまあ……我らが日本代表は目標のベスト8に、文字通りあと一歩でしたから……
日本の敗退以降、この曲が流れる度、「うるせえよ、あと一歩だったよ!」となんだか邪気が溜まって(笑)しまったしゅさいなのでした。NHKさん、次回は是非ともベスト8達成してよかった的な感じの曲でお願いします。でもホントに……あと一歩でしたね、今大会。