お久しぶりでございます(笑)。
お前はワールドカップとオリンピックの時しかブログを書かないのか?これじゃ劇団しゅさいのブログじゃなくて、ただのスポーツおたくのブログじゃないかーという、しごく真っ当なご批判が聞こえてきそうなのですが、全くその通りなのでしょうがないのです。(時々、猫話も書くけどね)
てなワケで開き直って第一弾。五輪序盤の、すこぶる個人的なハイライトから。例によってスポーツライターでもなんでもない喜劇作家の書くモノなので、時におふざけが過ぎることもありますが、予めご容赦を。
ではいきます。チャカチャン♪
これは……本当に、日本?
サッカー男子
日本 5−0 パラグアイ
序盤から気持ちよくパスを繋ぐ日本。あれれ?このヒトたちにはオリンピック初戦の緊張とかないのかなぁとか思っていたら……いつの間にか気持ちよく先制しておりました。あれれ?
そもそも日本って南米のチームが苦手なハズだよな。しかもパラグアイは南米予選でブラジルとかアルゼンチンを押し退けて一位通過した超強豪のハズ、なんだけど。ファールでしか止められないパラグアイ、たまらず10番の選手が平河の足を踏んずけて退場になってしまうと、その後は……
これは……日本、なの?(笑)
流れの中で……カウンターで……セットプレーで、次々にゴールが、決まるのだった。なんなんだ、このうまいヒトたちは。ワタシの愛した、ナイーブでここ一番に滅法勝負弱い日本代表は……一体どこに行ってしまったのか。
日本 1−0 マリ
大勝したゲームの後って、得てして難しいゲームになりがちなのだけど、こういう試合もきっちり守りきってワンチャンスをモノにしてしまったのでした。この戦いぶりは、まるで強豪国ぢゃないですか(笑)。オーバーエイジを敢えて使わず22歳以下の選手のみで固めた今回、正直あまり期待していなかったのだけど、案外メダルまで行っちゃうかもですぜ。
必殺技があるって、いいなぁ
柔道女子48キロ級 角田夏実 金メダル
どんな競技であれ、だいたいにおいて得意技というのは相手も分かっているし研究もされるし、なかなかそれで決まることって実は少ないと思うのです。ところが……
巴投げ、からの、腕ひしぎ十字固め。
相手が分かっていても十分研究も警戒もしていても、それでも決まってしまうのだから、もう必殺技と言うしかないです。いやはや凄かったですね。ほとんどの試合をこのコンボで(あるいは巴投げだけで)決めてしまったのだから。そもそも巴投げって一頃はほとんど見られなかったし、最近は時々やる人もいますけど、それで一本が取れるような技かと言われると……
その巴投げを、とことん突き詰めたんだろうなあと想像します。おそらくは技への入り方から対策された時の変化の仕方まで。そして決まらなかった時にはすかさず腕を取って、と。いやあ、なんか凄い技を見せてもらったという、そういう見る者の満足感までお得な金メダルなのでした。あっぱれ!(笑)
一瞬の……隙
柔道女子52キロ級2回戦
阿部詩× ー 〇ディヨラ・ケルディヨロワ
その刹那……
何が起こったのか、詩ちゃん自身も分からない、なんだかポカンとした顔をしてましたが、おそらくはテレビを観ていたワタシも同じ顔をしてました。
試合開始から、どちらかと言えば安全に……一発の逆転技などを食らわないように慎重に試合をしていた印象でして、早々と相手に2度目の指導が行って(3度目をもらえば反則負け)、うまいこと技ありを一つ取って、順調な試合運びを重ねていって……つまりは、一瞬の隙など作らないように万全を期した試合をしていたように思う。それでも……
これはもう、勝ったケルディヨロワを褒めるしかないと、素直に思います。
実際彼女はその後金メダルを取ってますし、技ありのポイントを取られたのは全5試合通じて詩ちゃんにだけ。まあ事実上の決勝戦だったワケで、金メダリストを、あとポイント一つ、指導一つまで追い詰めたワケですから……惜しむらくはむしろそれが、敗者復活戦にも進めない2回戦の出来事だったことかな、と。
誰かが勝てば、誰かが負ける。
その号泣ぶりに、いろんなことを言うむきもあるようですけど、負けた時くらい思い切り泣いたらいいんじゃないかと思うよ。いろいろと難しいこともあるでしょうけど、胸を張って帰ってきて欲しいと……ワタシはそう思いますね。
お前はワールドカップとオリンピックの時しかブログを書かないのか?これじゃ劇団しゅさいのブログじゃなくて、ただのスポーツおたくのブログじゃないかーという、しごく真っ当なご批判が聞こえてきそうなのですが、全くその通りなのでしょうがないのです。(時々、猫話も書くけどね)
てなワケで開き直って第一弾。五輪序盤の、すこぶる個人的なハイライトから。例によってスポーツライターでもなんでもない喜劇作家の書くモノなので、時におふざけが過ぎることもありますが、予めご容赦を。
ではいきます。チャカチャン♪
これは……本当に、日本?
サッカー男子
日本 5−0 パラグアイ
序盤から気持ちよくパスを繋ぐ日本。あれれ?このヒトたちにはオリンピック初戦の緊張とかないのかなぁとか思っていたら……いつの間にか気持ちよく先制しておりました。あれれ?
そもそも日本って南米のチームが苦手なハズだよな。しかもパラグアイは南米予選でブラジルとかアルゼンチンを押し退けて一位通過した超強豪のハズ、なんだけど。ファールでしか止められないパラグアイ、たまらず10番の選手が平河の足を踏んずけて退場になってしまうと、その後は……
これは……日本、なの?(笑)
流れの中で……カウンターで……セットプレーで、次々にゴールが、決まるのだった。なんなんだ、このうまいヒトたちは。ワタシの愛した、ナイーブでここ一番に滅法勝負弱い日本代表は……一体どこに行ってしまったのか。
日本 1−0 マリ
大勝したゲームの後って、得てして難しいゲームになりがちなのだけど、こういう試合もきっちり守りきってワンチャンスをモノにしてしまったのでした。この戦いぶりは、まるで強豪国ぢゃないですか(笑)。オーバーエイジを敢えて使わず22歳以下の選手のみで固めた今回、正直あまり期待していなかったのだけど、案外メダルまで行っちゃうかもですぜ。
必殺技があるって、いいなぁ
柔道女子48キロ級 角田夏実 金メダル
どんな競技であれ、だいたいにおいて得意技というのは相手も分かっているし研究もされるし、なかなかそれで決まることって実は少ないと思うのです。ところが……
巴投げ、からの、腕ひしぎ十字固め。
相手が分かっていても十分研究も警戒もしていても、それでも決まってしまうのだから、もう必殺技と言うしかないです。いやはや凄かったですね。ほとんどの試合をこのコンボで(あるいは巴投げだけで)決めてしまったのだから。そもそも巴投げって一頃はほとんど見られなかったし、最近は時々やる人もいますけど、それで一本が取れるような技かと言われると……
その巴投げを、とことん突き詰めたんだろうなあと想像します。おそらくは技への入り方から対策された時の変化の仕方まで。そして決まらなかった時にはすかさず腕を取って、と。いやあ、なんか凄い技を見せてもらったという、そういう見る者の満足感までお得な金メダルなのでした。あっぱれ!(笑)
一瞬の……隙
柔道女子52キロ級2回戦
阿部詩× ー 〇ディヨラ・ケルディヨロワ
その刹那……
何が起こったのか、詩ちゃん自身も分からない、なんだかポカンとした顔をしてましたが、おそらくはテレビを観ていたワタシも同じ顔をしてました。
試合開始から、どちらかと言えば安全に……一発の逆転技などを食らわないように慎重に試合をしていた印象でして、早々と相手に2度目の指導が行って(3度目をもらえば反則負け)、うまいこと技ありを一つ取って、順調な試合運びを重ねていって……つまりは、一瞬の隙など作らないように万全を期した試合をしていたように思う。それでも……
これはもう、勝ったケルディヨロワを褒めるしかないと、素直に思います。
実際彼女はその後金メダルを取ってますし、技ありのポイントを取られたのは全5試合通じて詩ちゃんにだけ。まあ事実上の決勝戦だったワケで、金メダリストを、あとポイント一つ、指導一つまで追い詰めたワケですから……惜しむらくはむしろそれが、敗者復活戦にも進めない2回戦の出来事だったことかな、と。
誰かが勝てば、誰かが負ける。
その号泣ぶりに、いろんなことを言うむきもあるようですけど、負けた時くらい思い切り泣いたらいいんじゃないかと思うよ。いろいろと難しいこともあるでしょうけど、胸を張って帰ってきて欲しいと……ワタシはそう思いますね。