日本 2-2 オランダ

いやはや……
引き分けに終わってこんな清々しい気持ちになったのは、初めてです。

まあ、後半44分まで1-2でリードされてたところからの同点は、オランダにとっては勿論痛恨で、あと1分、ロスタイム入れても7分守れば手に入った勝ち点3がこぼれ落ち、日本にとっては勝ち点1を取ったと同時にオランダから勝ち点2を奪ったワケで、大変大きい、計り知れない価値ある引き分けなのです。グループ最強と目されるオランダ相手であったことや、0-0ではなく、2点を取っての、というのも決して小さくないと思うし。

実はワタシ、試合前には1点差なら負けでも良いとすら思ってました。
いやいや初戦ですからね。勝てば勢いもつくし負ければ精神的にも次の試合が厳しくなる。過去のワールドカップのデータをみても、初戦で勝ち点3取ったチームは決勝トーナメント行く確率が8割以上とも言われています。(逆に初戦で勝ち点取れなかったチームのそれは10パーセント程度だとも)ただ、それは過去のレギュレーションのハナシであって、今回はちと事情が変わっているのです。なにせ今回、グループ3位でも結構な確率で決勝トーナメントに行けてしまう。(12のグループの3位のうち、8チーム、実に3分の2が進みます)これによって、過去には進出が結構厳しかった1勝1敗1分の勝ち点4では、ほぼ間違いなく次に進めるでしょうし、1勝2敗の勝ち点3でも得失点差によっては結構な確率で進めてしまう。今の日本で言えば、チュニジア、スウェーデンに対して、どちらかでも1勝すればまず大丈夫という状況になったワケで……勝ち点1を取れたこともそうですけど、得失点差だけを考えても引き分けはとても大きい!

そして何より……
あのオランダ相手に、あれだけ内容の良い試合ができたことが大きな収穫なのです。ボール保持率こそ上回れてましたけど、4年前のドイツやスペイン戦とも全然違いました。チャンスの数もほぼ互角、決定機はむしろ日本の方が多かったとすら思うし。1点取られてすぐに取返し、2点目を取られてもしぶとく追いついてと、ある意味日本らしくない(笑)というか、過去のナイーブな日本代表は今は昔の印象、なのですね。イエローカードも1枚もナシ(オランダは3枚!)唯一の心配は怪我をしてしまった久保建英で、彼がこの先出られないとなると大きな痛手になりますよね。同じポジションは伊東純也ができるでしょうけど、彼はこの先を考えても後半の切り札になって欲しいと思うし。

いずれにせよ、日本代表の展望は、明るいと……
そう思わせてくれた、とてもとても価値ある引き分け、なのでした。
がんばれニッポン!