風組大船渡へ

風組本部が大船渡に向かいました。
桑さんのコーディネートで、災害VCさんと連携しながら活動します。

震災当日も、救援物資を積んで夜には駆けつけました。
技術と経験を生かした活動を展開しています。

今回は最強メンバー４名で向かいます。

綾里

綾里での洗浄作業の様子です。
洗浄はエンジン高圧洗浄機を使用します。
通常の高圧洗浄機はホースは数メートルしかないので、延長ホースを使用します。
ただ、このホースは高価なので、ポップアップバケツ、エンジンポンプ、園芸ホースを利用して
延長する事もできます。




 水圧を上手くコントロールすれば、汚水を一箇所に集め、敷居も越えられます。
 この洗浄作業も、大工さんと良く相談してから行う必要があります。
写真のお宅は壁がありません。家主さんが洗浄に合わせて、壁を全て撤去して、この日を楽しみにしていました。
最初は僕と桑さんで作業していたのですが、「やってみますか？？」と家主さんにガンを渡した所・・・

「すげぇなこれ！力あんなぁ」

とガンガン始めて、一服も忘れて夢中でやっていました。あまりの勢いに「代わります」とも言えず・・・
本当に楽しみにしていたみたいです。



浸水して家も家財も泥だらけになり、どうにもならないと思いながらも、少しずつ片付けをしてきたそうです。
その片付けが日課となり、仮設も近所に決まった為
「2年掛けてゆっくり直していく」
と言っていました。

「今日から土足はもう終わりだ。スリッパ買ってこないとな。」

とくわえタバコでとても嬉しそうでした。


そして僕らは2軒目へ。
ボランティアセンターは人出不足で、この日は2人で2軒掛け持ちでした！

東北のボランティアは、是非
「大船渡市災害ボランティアセンター」
までお越し下さい！

綾里地区

綾里地区で洗浄作業です。
高圧洗浄機２機がけで一気に作業していましたが、ちょうどお昼に燃料が無くなりました。

キレイになった縁側でご飯です。

陸前高田

陸前高田市小友町を約2ヶ月ぶりに走りました。
当時 は陸地が全く無く、重機の入る事が出来ませんでしたが、今は水も引き
ガレキの撤去も少しずつ進んでいました。







この小友町も含め、陸前高田災害ボランティアセンターでは、場所も移転して広くなり、一般のボランティアの方も受け入れています。（事前に連絡がほしいとのことでした）





日々２００人前後のボランティアが汗を流しています。
アクセスは車が無いと難しいですが、皆様、是非ボランティアは気仙地区お願いします。
気仙を助けて下さい！

（気仙地区・・・大船渡、陸前高田、住田町）



（風組関東）

東京パイオニアさん

群馬県高崎市にあるスチール・ハスクバーナチェンソー販売店の東京パイオニア様より
ハスクバーナ136を救援機材として頂きました。

とても大切に使われていた機械です。
現地にて大切に使わせて頂きます。
ありがとうございました。 

チェンソー、エンジンカッター、刈払機はぜひ東京パイオニアさんへ！
とっても優しい社長と美人の店員さんがお待ちしています！ 



(風組関東)