2010年05月08日

すみません(^_^;

 ぶっちゃけ体調を崩し気味で、更新ほったらかしです。

 でも、ちゃんと生きてます。

 気長にお待ちいただければ幸いです。いやホンマに。



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2010年04月16日

【非実在青少年規制】 第3次男女共同参画基本計画策定に向けて

 しつこい、とお思いかも知れないが、この件に関しては打つ手が全てなくなってしまうまで続けさせてもらう。

 さて。

 目的のためには手段を選ばない、というのは本来、悪役のやることなんだがなあ。
 あと、キレイゴトを正面に掲げ立てて裏でキタナイことをやる、てのも。

「子供を護る」とか「女性を護る」とか言いながら、その中には必ずゲームやら漫画やらアニメやらを規制する内容が潜り込ませてある。
 それらが犯意を誘発すると考える証拠がないどころか、すでに「無関係である」との反証さえ示されており、そもそも被害者が「非実在(実在しない→被害者なんてどこにもいない)」であることも明らかなのに、それでも規制しようとしている。
 なんで?
 そう。連中がゲームや漫画やアニメを規制したがるのは、「子供を護る」ためでも「女性を護る」ためでもない、ということだ。

 さて、
 以下は例によって、転載奨励である。

 

●●●以下の文章は転載を奨励します●●●

「第3次男女共同参画基本計画(中間整理)」にて、児童ポルノ禁止法などによるマンガやアニメ、ゲームなどへの規制の提案が盛り込まれているのが判明しました。

(※この記事は自由に転載してください)

----------------------------------------
「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」について
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/chukanseiri/index.html

第8分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/chukanseiri/honbun2-8.pdf
P38
児童ポルノの根絶に向けて、国民運動の実施、インターネット上の流通防止対策の推進や閲覧防止対策の検討等総合的な対策を検討・推進するとともに、児童ポルノ法の見直しや写真・映像と同程度に写実的な漫画・コンピュータグラフィックスによるものの規制の在り方について検討する。

P40
8 メディアにおける性・暴力表現への対応
(1) 施策の基本的方向
女性をもっぱら性的ないしは暴力行為の対象として捉えたメディアにおける表現は、女性に対する人権侵害であり、男女共同参画社会の形成を大きく阻害するものである。

(2) 具体的な取組
メディア産業の性・暴力表現の規制に係る自主的取組の促進、DVDやビデオ、パソコンゲーム等バーチャルな分野における性・暴力表現の規制を含めた対策の在り方を検討する。


第12分野「メディアにおける男女共同参画の推進」
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/chukanseiri/honbun2-12.pdf
P52
今後の目標
また、女性や子どもをもっぱら性的ないしは暴力行為の対象としたメディアの表現は、それ自体が「人権侵害」であるという観点から啓発を行うとともに、メディア側の自主規制等の対策を働きかける。

P53
メディア業界の性・暴力表現の規制に係る自主的取組の促進やDVDやビデオ、パソコンゲーム等バーチャルな分野における性・暴力表現の規制を含めた対策の在り方を検討する。

----------------------------------------

なおこれらを策定したのは都条例と同じ後藤啓二弁護士らです。
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/boryoku/index-bo.html


今回の第3次男女共同参画基本計画の特徴は、「できる限り具体的な数値目標やスケジュールを明確に設定した上で、その達成状況について定期的にフォローアップを行う」(第1部 基本的考え方 P2 http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/chukanseiri/honbun1.pdf)とあり、実効性に重きを置いている点です。

これが閣議決定されると今後、国を挙げての規制への動きが加速すると思われ、非常に問題だと思われます。

現在パブリックコメントが募集されており、意見を送ることが重要かと思われます。
もし出来ましたら、この件をHPやツイッター、mixiなどで広めていただけると幸いです。


「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」に関する意見募集について
1.意見募集対象「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」
2.意見募集期間(意見募集開始日及び終了日)

 平成22年4月16日(金)〜平成22年5月12日(水)
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/ikenboshu.html

「II-8.女性に対するあらゆる暴力の根絶」意見募集メールフォーム
https://form.cao.go.jp/gender/opinion-0043.html
「II-12. メディアにおける男女共同参画の推進」意見募集メールフォーム
https://form.cao.go.jp/gender/opinion-0047.html

●●●以上の文章は転載を奨励します●●●

 パブリック・コメントの期限は5月12日なので、ご注意を。
 また、これは「必着」の期日であるため、郵便を利用する方は早めにご投函いただきたし。

 それにしてもな、
 状況がこれほど逼迫しても、まだこの条令の問題を理解していない人が多い。
 多くの創作業者が護ろうとしている「表現の自由」を「エロ表現の自由」のことだと思い込んでいる人が大半だ。そういう意味では、行政やらマスコミやらの情報操作は、非常に効果的なのだろう。

 あ、断っておくが、私ゃ別に陰謀論者ではない。でも今回の件は、確実に「情報操作」されてるからね。
 だって「現行の規制案では、文字どおり“全て”の創作物を“政府の腹積もりだけで”恣意的に規制することが可能」という事実は、テレビなんかでは絶対に言わないでしょ?
 少なくとも、規制に反対する創作業者達はそう主張しているのに、その内容がちゃんと語られることってないでしょ? 単に「表現の自由を侵害する、として反対している」みたいな言い方しかしないでしょ!?
 こういうのをね、情報操作つーんですよ。

 まだ気づいてない人のために、一つだけ追加。
 こういう規制が通っちまうと、それを管轄する専門機関が必要になるよね?
 そのための人材は、どこから来る?
 はい、あたり。
 キーワードは「天下り」な。



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2010年04月06日

【非実在青少年規制】 暴かれた誘導調査

 ネット某所よりの転載であるが、
 許可は得ている。
 また文末にあるように、コピペによる拡散は歓迎する。

 驚くべきことに、実態に応じた規制をしようとしているのではなく、事実を強引に曲げてでも規制を通そうとしていることが明らかとなった。

 連中は「子供を護るため」なんて本気で考えてないぞ。

 ……つか、まあ世界的な調査結果さえガン無視してやがるわけで、端ッから見え見えなのだけどね。



 前スレ

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1447097750&owner_id=209282

http://boy0.blog52.fc2.com/blog-entry-17.html

>霞ヶ関・外務省に行ってきました。
>「非実在少年・規制推進派」メンバーの弁護士・後藤啓二氏が、
>出版業界関係者などが、一人もいない(たぶん、いませんでした)場所で、
>外務省、ユニセフ関係者、外国人警察関係に対して、どのように説明するかが
>知りたかったからです。

 推進派の弁護士、後藤氏はこの中の説明で、
「今日来ていらっしゃる外国の方に申し上げますが、こういうことは九割の日本人が「許されるべきではない」と考えている」
 と発言している。
 この9割の日本人が反対、という文言の根拠が、恣意的な誘導により作られたものであることが判明。

 上記ブログの追記部分。

>上記「九割の日本人」とは【内閣府が行った調査】でしたが、この調査の直後、新情報センターは、世論捏造が発覚して資格停止食らっています。未だにこの結果を使う後藤氏。彼らが知らないはずないのですが。


 で、こちらはどんな調査が行なわれたか、マイミクの日記から転載。

今回の非実在青少年問題や児童ポルノ法改定を廻る議論で、規制強化派の一部の方々が何度も持ち出しているのに「日本市民の9割が規制強化を望んでいる」という主張があります。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/25/news140.html

「漫画・イラストも児童ポルノ規制対象に」約9割──内閣府調査
内閣府の「有害情報に関する特別世論調査」によると、実在しない子どもに対する性行為などを描いた漫画・イラストも規制の対象とすべきという回答が合計約9割に。ネット上の「有害情報」を規制すべきという回答も約9割に上った。

(2007年10月25日)

さて、この世論調査ですが、ぱっと見では非常にわかりやすいものに見えますが、大きな嘘や捏造や隠蔽が含まれています。

まずこれを実行した機関がかなり眉唾。昨今の内閣府の世論調査は新情報センターが行なっていますが・・・

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1125925383/

 内閣府は5日、社団法人新情報センター(本社・東京)に委託していた2件の世論調査について、捏造(ねつぞう)の疑いが排除できないなど、不適切なデータ収集がそれぞれ約500件ずつあったと発表した。

しかも世論調査が面接方式で、無回答が4割:

調査概要 調査対象 全国20 歳以上の者3,000 人
有効回収数 1,767 人(58.9%)
調査期間 平成19 年9月13 日〜9月23 日
調査方法 調査員による個別面接聴取

http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h19/h19-yugai.pdf

50歳代が突出して多い。

http://www8.cao.go.jp/survey/h14/jido-sakushu/1.html

しかもアンケート中、政府がこのアンケートを行なっているのを強調。

「なお,今回の調査から,調査対象者に調査主体が「内閣府」であることを提示して実施している。」

http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h19/h19-yugai.pdf

質問する前に凄い主張している。

「近年、子どもたちに悪影響を与える恐れのある以下に示すような情報(「有害情報」と言います。)が多くなっています。
わいせつ画像などの性的な情報
暴力的な描写や残虐な情報
自殺や犯罪を誘発する情報
薬物や危険物の使用を誘発する情報 など

雑誌、DVD、ビデオ、ゲームソフトなどの有害情報に対しては、現在、ほとんどの都道府県で条例により、有害図書類等の指定や青少年への販売禁止などの制限がありますが、罰則が弱い、各都道府県により規制がばらばらであるなどの指摘があります。また、インターネットの世界でも通信事業者やネットカフェ業者による自主規制などが行われていますが、業界団体に属していない業者は規制の対象外となっています。子どもがインターネット上の有害情報に携帯電話等でアクセスして被害にあうケースも増えています。

一方、表現の自由等に配慮して、どのような情報であっても規制すべきでないという意見もあります。
政府では、こうした状況を踏まえ、様々な取組を行ってきたとともに、平成19 年7月に「有害情報から子どもを守るための検討会」を立ち上げ、
1 国の姿勢を示す
2 社会全体として取り組む
3 有害情報を適切に把握する
4 有害情報の特性等に応じた対応策を講ずる
5 表現の自由等に配慮する
の5原則を掲げて検討を進めているところです。」

とまあ、「危ない環境になっていますが、政府は表現の自由に配慮しながら規制していますよ」と言ってから有害情報のアンケートをしています。

なにこの出来レース。

ちょっと掘ればもっといろいろ色んな腹黒い話が一杯出てきます。天下り先の企業の人間を狙い撃ちして調査に参加させていたとか。

まあ、どっちみち他の調査ではどれでも8割が反対しているのを踏まえると、この世論調査は非常に疑わしいとしか言い様がありません。

という訳でこの情報はいくらでもご活用ください。

転写・転載OKですー。


zoahunter at 12:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年04月02日

お勉強のために

 また「例の件」で申し訳ないが、大切なことなので、必要だと思う限り何度でも繰り返す。
 
 少しでもお時間があれば、お目を通していただきたい。


『同人擁護の基礎知識/特集 それって本当に、子供を守るための規制ですか?』
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_childporno.htm



「連中」の論法のイビツさがよく判る、非常に優れた解説だと思う。
 吐き気がするぜ、マジで。
 
 特にご注目いただきたいのは、このあたりだ。
 
>例えば 「子どもポルノ」 という言葉。
> 2008年の署名募集活動では、
>「子どもポルノ根絶」 をうたっていますが、
>その理由に 「先進国の多くが」 という嘘、
>「児童ポルノ大国 日本」 という嘘、
>「日本の野放し政策のせいで児童犯罪が世界中で起こっている」 という嘘を、
>繰り返し述べています。
 
 つまり、これほどの嘘を重ねなければ正当性を主張出来ない、てことじゃないか?


zoahunter at 10:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月29日

今度は大阪かよ

 別に予想していたわけでもないので、「やっぱり」とは言わない。
 でも「ああ、そりゃそうか」とは思う。

 連中は、見事に我々の弱点を突いてきている。
 我々が「大勢の個人」であって組織ではない点を狙って、攻撃をしかけてきたのだ。
 各自治体が一斉に同じような動きにでれば、我々が割かねばならない労力と時間は膨大なものに膨れ上がる。
 しかも、相手は仕事でやっているのに対して、こっちは仕事に支障が及ぶだけでなく生活にまで多大な影響を被るのである。
 いやしかし、卑劣と言うなかれ。
 闘いである以上、相手がこちらの弱点を突くのは正当な戦略だ。
 闘う理由がどれだけ腐っているとしても、だ。

 そしてそれは、つまり
 こっちも容赦する必要などない、ということでもある。


 というわけで、以下は某所からの転載。
 ご自由に転載を重ねて、状況の衆知に力をお貸しいただきたい。


●●以下、転載自由●●

大阪のは都条例の忠実なコピーになる模様。

257 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 01:45:26 ID:dfaVMn/T0
■東京都条例改正案の概要(大阪府解釈)
○児童ポルノをみだりに所持しない責務
○児童ポルノ及び青少年を性的対象として扱う図書類等にかかる保護者、事業者の責務
・保護者は青少年が上記図書類の対象にならないよう適切な保護監督や教育をする努力義務
・事業者は事業活動に関し、13 歳未満の青少年が青少年を性的対象として扱う図書類等の対
象とならないよう努力する義務
○児童ポルノ及び青少年性的視覚描写物のまん延防止に向けた事業者、都民の責務
・青少年に対し、容易に閲覧等させない努力義務

262 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2010/03/28(日) 01:47:23 ID:dfaVMn/T0
(参考)
■大阪府青少年健全育成条例の現状
○青少年の性的感情を著しく刺激する等、青少年の健全な成長を阻害するおそれのある図
書類を有害図書類として指定
○図書類の販売業者等は、有害図書類を青少年に販売、貸付、閲覧等させてはいけない
○有害図書類を陳列する場合には、青少年が閲覧等できないように個別包装した上で区分
陳列しなければならない
→描かれる対象の年齢区分なし 実在、非実在を問わない
大阪府の運用状況
女性向けコミック誌の規制、ボーイズラブの規制検討
大阪のは都条例の忠実なコピーになる模様。


大阪府報道資料。
青少年を性的対象として扱う図書類の実態把握・分析を行います。
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-03329_4.pdf

「青少年健全育成条例」における性的表現の規制状況
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-03329_5.pdf

大阪府有害図書類指定一覧
http://www.pref.osaka.jp/koseishonen/jorei/tosho_ichiran.html


 とりあえずこれってどこに反対メール出したらいいのかね?
 府議? それとも橋下知事に直接訴えたほうがいいのか?

<<前の日記へ ●●(※)さんの日記一覧へ
(※/大迫による伏せ字。個人名のため。以下同)

コメントコメントを書く
●● 2010年03月28日 22:56  自己解決。ここかな

http://www.pref.osaka.jp/fumin/fusei_iken/index.html

 府民の人たちおよび関西周辺の人々はぜひ声をあげてくださいまし。 ごだ@い 2010年03月28日 22:58  さらに追加。

●●【拡散RT】 大阪府の都条例に関しての意見まだたったの28件しかいっていません。 
このままでは確実に悪い方向に進むでしょう。 
皆様どうか反対・慎重意見を出してくださるようお願い致します。
http://tinyurl.com/yl798fu #hijitsuzai


zoahunter at 13:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月27日

とりあえずの一段落

 しばらく連続して取り上げた「非実在青少年」関連の問題。
 とりあえずは審議継続、という結論になったが、これは単に時間的余裕が生じただけのこと。
 審議継続、ということは「廃案にするわけにはいかないが内容には熟慮を要する」という判断であって、つまり逆に言えば「廃案の可能性はなくなった」と考えていい。
 ということは、
 手を緩めることなく意見の陳情を続け、条令の内容を少しでもマシなものに修正してゆくことが、つまり今後の命題となるわけだ。

 しかし、今もって「規制反対派=ロリペド愛好家」という偏狭な解釈や、さらにはそれを助長するような印象操作も繰り返されていて、けっこう多難であると言えようか。
 だってさあ、
 都議の連中が率先して「反対派は誤解している」といった意味の発言を、公の場でしているくらいだ。
 たしかに彼らは「特に酷いものだけが対象。それ以外は対象外」と言っている。それを鵜呑みに信じるならば、そりゃ反対派は「誤解」していることになるだろう。
 だが、違う。
 我々が言っているのは「本当にそうなら、それ以外のものは規制不能な条令にせよ」ということだ。
 そう。今の条令では「特に酷いもの」以外も規制可能だ。それも、確たる客観的な根拠などなく「役人の思惑次第で」である。
 だから我々は「確たる客観的な根拠を設定せよ」と繰り返し要求している、それだけのことなのだ。
 だが都議は「反対派は誤解している」という。
 発言者が真正の莫迦でない限り,これは悪質な印象操作だ。
「反対しているのは、理解出来ない連中だけだ。ちゃんと理解出来るなら反対するわけがない」
 普通こういう姿勢は「独善」と呼ばれて忌避されるものだが、まあいいか。
 役人てのは、昔っから無礼なものと相場が決まっているしな。

 ともあれ、
 今後もこの問題については注目しておく必要があるだろう。
 出来れば皆さんも、何らかの行動を起こしていただきたいところである。

 だって、何度も言うけど、
 これって我々よりも読者の側にとってこそ重大な話なんだから。

 

●追記●
 興味深い記事だったので、追記する。
 これが、規制推進派の連中のやり方だ。

http://boy0.blog52.fc2.com/blog-entry-17.html



zoahunter at 13:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月17日

ほんの少しの成果

 今日も例の規制問題。
 いや、これって我々「作家」だけの問題じゃないからね。
 つーか、全ての創作に関わる問題で、結果的にはむしろ「読者」……と言うか「お客さん」の側の問題なんだよね。

 で、まず現状。
 例によって丸っぽ転載なので、責任の所在やら何やらの明言は前回・前々回に同じ。

●元記事URL●
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201003160528.html

●以下まるっぽ転載●
漫画の性描写、都規制案 結論先送りの方向
2010年3月17日6時11分

 漫画キャラクターなどの性描写を規制対象に明記する東京都の青少年健全育成条例改正案について、都議会第1党の民主党は16日、今議会中に可否の結論を出すことを見送り、改正案を継続審議にする方向で調整に入った。共産党なども含め、議席の過半数を占める野党会派が協調する見通しだ。

 民主党は「表現の自由を侵す恐れがある」などとして改正案に反対する漫画家らの意見も踏まえ、対応を検討。その結果、党内で「規制する基準の詳細を示す条例施行規則が定まっていない状態での採決は拙速」(幹部)との意見が強まっている。

 改正案を審議する委員会と本会議の議席はいずれも、民主、共産、生活者ネットワーク・みらいの野党で過半数を占めている。共産、ネットも改正案を問題視しており、継続審議に同調する方向だ。自民、公明両党は改正案に賛成する方針を固めている。19日の委員会で継続審議を決め、30日の本会議で最終決定する見通し。(岡雄一郎)

●以上まるっぽ転載●

 

 というわけで、
 阻止に成功したわけではないが、騙し討ちみたいにしてロクに審議もせずに強引に可決、という最悪の結果だけは回避したようだ。
 これで少しばかり時間が出来た。とは言え、余裕がないことに違いはない。
 そこで、以下も再び丸っぽ転載。
 この記事が書かれた時点では、上記の「継続審議」の情報はなく、そのため日程の情報が旧いものになっているが、変更はしていないのでご注意いただきたし。

 ちなみに、こちらは元記事そのものが転載奨励となっている。
 積極的に広めていただいてかまわないだろう。

 

●以下、有志による転載奨励記事●

 手紙では間に合いません。
 そこでFAX。
 ネット上で「FAX厳禁」というアドバイスがありましたが、こんなに反対意見が届いています、とアピールするのにFAXの「束」を掲げるのは、大変有効と考える議員さんもいらっしゃいます。
 誰かれ構わずFAXを送りつけると嫌われる可能性はあるので、以下にFAXオッケーな議員さんの連絡先を書きます。

●規制反対派の議員2名●
 民主党・都議(武蔵野市)
 松下玲子
http://www.m-reiko.com/contact.html

 民主党・都議(中野区)
 吉田康一郎
http://k-yoshida.jp/contact.html

 メールも文末に「プリントアウトして下さい」と示唆する一文を書き加えておけば、「紙束」になりますからOK。

「急を要するので直接都議会民主党内議員あてに FAXなりハガキなり送るのもよいのでは」とのアドバイスもありました。
http://www.togikai-minsyuto.jp/
都議会民主党
〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
Tel:03-5320-7230 Fax:03-5388-1784
info@togikai-minsyuto.jp

 都議会民主党内誰それ、と宛て名を入れてFAXすれば、登庁した時に、事務局から各議員にFAXが手渡されるので、議員の手許に確実に届くそうです。
 こちらは明日だけでなく18日にも送れますね。

 因みに上記の松下議員は、自身が子持ちの既婚女性なので、彼女が反対すると説得力があるそうです。
 3月12日の予算特別委員会で 今回の改正案について質疑しています。 (彼女のHPに行き、都議会ビデオ中継録画→平成22年第1回定例会 →3月12日、と入っていくとご覧になれます)

 ということで、まとめ。
 今、何かできることは、と思われる方は、
 松下議員にFAXかメールを今夜、明日の朝までに送りましょう!
(個人事務所なので、真夜中にFAXが届いても迷惑ではないそうです)

●それ以外に出来ることと優先順位
(1)日にちもないので、メールで民主党若手議員に反対の陳情をする。
(2)「共産党」や「生活者ネットワーク」の都議にも何が問題なのかを分かりやすく説明し、礼儀正しく反対の陳情をする。

 都議会の会派のうち、自民と公明は賛成でほぼ固まっているそうですが、民主党+共産党+生活者ネットワークの3つの会派が反対に回れば、数で優勢となるそうです。

 どちらも女性議員が多いので、理想を言えば「都民で子育て中の女性」、とにかく女性が反対の陳情をした方が良さそうです。色眼鏡なしで手紙やメールを読んでもらえる確率大ということで。
 男性は、周囲に該当する女性が居たら、勧めてみましょう。

共産党・都議名簿(8名中女性議員6名)
http://www.jcptogidan.gr.jp/togi02/index.html

生活者ネットワーク・都議名簿(女性3名)
http://www.seikatsusha.net/togikai/giin.html 



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2010年03月16日

都・マンガ規制の問題点を読売新聞が身を呈して実証

 転載の2連投、申し訳ない。
 これも先の日記と同様、保険としての転載である。

 それにしても、
 ようやくマトモな報道が始まった、というのが実感だ。
 これ以前のものは総じて「漫画家達が、エロ表現の規制に反対している」といった論調で、割かれた字数も少なく、まるで情報操作(証拠はないので断定はしないが)としか思えないようなものばかりだった。

 まあ、だからと言って「エロ漫画家、自業自得」とか言ってる連中に「報道がそれじゃあ仕方ないよねえ」なんて言おうとは思わないが。

 

●元記事URL●

http://news.livedoor.com/article/detail/4660859/


●まるっぽ転載●

都・マンガ規制の問題点を読売新聞が身を呈して実証
2010年03月16日08時28分 / 提供:PJニュース
 
会見で条例改正の危険性を訴える永井豪氏・ちばてつや氏・里中満智子氏(手前から)(撮影:藤倉善郎、03月15日)【PJニュース 2010年3月16日】
東京都の「青少年健全育成条例」の改正に、漫画家や識者が反対を表明している。15日、都庁内で記者会見とトークイベントが開催された。ここでは、今回の改正案によるマンガ規制の危険性と同時に、「表現規制」に関する大手メディアの反応の鈍さも垣間見えた。

■「みだり」って何? 「健全」って何?
東京都の改正案は、「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」を「非実在青少年」と定義。非実在青少年を「みだりに性的対象として肯定的に描写」するものを不健全な図書類と規定し、青少年への販売・頒布貸付・閲覧を規制する内容となっている。

15日、都庁記者クラブ内で行われた会見では、漫画家のちばてつや氏、永井豪氏、里中満智子氏をはじめ、多数の漫画家や識者が出席。同時に、改正反対を表明した60名以上の漫画家のリストも発表された。出席者たちの間では、青少年育成の必要性については異論がない。「みだりに性的対象として肯定」などの曖昧な規定による表現規制の危険性を指摘する声や、日本のコンテンツ産業を支える表現活動への悪影響を懸念する声が中心だった。

「都は、『過激な性表現が野放しになっているので、それに限って否定しているのだ』と説明しているが、これは事実ではない。すでに現行条例に基づいて規制や摘発が行われています。出版社や同人誌の側でも様々な自主規制が行われています。今回の改正案は、18歳未満に見えるキャラクターの性的行為を肯定的に描写しないような自主規制を求めている。しかし高校生の何割かにとっては性体験が現実で、女性は16歳で結婚できる。それを肯定的に捉えてはならないと定められるということは、表現に対して非常に大きな影響を与える」(東京都青少年健全育成条例改正を考える会・藤本由香里代表)

改正案の内容だけではなく、改正に向けたスケジュールや手続きも問題視されている。

「これほど広範な影響を与える改正案なのに、審議スケジュールが異例ともいえる短さ。2月24日に条例案が出され、一般で意見を述べることができる日は25日の1日のみ。その後、議会の代表質問が3月3日、一般質問が3月4日。質問内容は事前に提出しなければならず、議員にすら数日の猶予しか与えられない。そして3月18日の総務部会で事実上の決定を迎えてしまう」(藤本代表)

■新聞記者も知らなかった
引き続き、藤本代表の談。

「あまりに報道されないので不思議に思い、1週間ほど前に新聞各社の記者に聞きましたが、ほとんどの方がご存じありませんでした。ジャーナリストでさえ知らない間に、これほど大きな条例が決められようとしているということは、賛成か反対かを除いても、非常に問題ある手続きだと思います」

会見後、都庁内で行われた公開イベントには、およそ300人(主催者発表)の聴衆が詰めかけた。藤本氏はここでも、大手メディアの状況に言及した。

「この件は、ネットでちらほら見てはいたが、初めは『ネタだろ?』と思った。こんな条例が通るわけないと。ネットのニュースを検索しても、『痛いニュース』くらいしか出てこない(笑)。この分野(文化関連)を担当する主だった新聞の記者たちに尋ねても、このニュースを知っていたのは1人だけでした。その方も『知ってはいるけど、通るはずはないのではないか』という感触を持っていたということだったんです」

藤本氏の周囲の記者が都庁記者クラブ担当者とは限らないが、新聞・テレビが一切報じなかったということは、記者クラブも今回、都庁に記者を常駐させていながら“権力監視”が全くできていなかったことになる。

■読売新聞は権力の犬か
会見では、質疑に入っても記者クラブ加盟社からの挙手はなし。3人つづけて、記者クラブに加盟していないフリーランサーが質問してから、ようやく加盟社のフジテレビが挙手。続いて、同じく加盟社の『読売新聞』記者から、こんな発言が出た。

「18歳未満と判断されるキャラクターのセックスが全部ダメなのかという疑問に対して都側は『みだりに、というなどの限定をしていて、決してそうではない』と説明している。現行の条例で、実際に(漫画家の)先生方が委縮している例があるのか。また、今回の改正案によって、具体的にどのように影響があるのか。先ほど永井(豪)先生が、『ハレンチ学園』も影響するとおっしゃっていましたが、将来の危険は別として、現状の都の見解ですと『ハレンチ学園』は当然、該当しないという判断を示すと思うんですが、その点の改正案の危険性をお聞きしたいと思います」(読売新聞の記者)

「弁護士の立場から言うと、『みだりに』という言葉は、実務上の運用では『必然性がないのに』程度の意味です。東京都の役人が、『この作品にこのシーンに必然性があるや否や』ということを判断すること自体が、そもそもいかがなものか」(山口弁護士)

会見後、ほかの記者が出席者に囲み取材をしていたが、読売の記者は早々に姿を消してしまった。東京都の主張を代弁しただけの読売記者にかんして、我々フリー記者の間で「なんだあれ?」「東京都のサクラか?」「まあ、読売らしいっちゃ読売らしいが」と地味に話題に。

会見後のイベントで、山口弁護士はこう語った。

「先ほどの会見で読売の記者が、永井先生の『ハレンチ学園』は今回の改正でも大丈夫ですよ、と言うんですね(会場、笑)。こういう発言をできてしまうということが、改正案の条文がいかに恣意的に決定できてしまうか、ということでもある。正直、この条文通りだと『ハレンチ学園』も何となく当てはなりそうな気がすると、法律家として自信を持って言えちゃうくらいなんですけど(笑)。その点について永井先生、どう思われますか(会場、爆笑と拍手)」

「40年前に『ハレンチ学園』でボコボコに叩かれて、またこういうことで出てくるとは思わなかった(笑)。当時こういう条例が通っていたら、『ハレンチ学園』は世に出ていなかったろうし、私の運命も大きく変わっていたと思います。『マジンガーZ』でも、『ハレンチ学園』のヒロインは継承されているし、色っぽいシーンは売りになっている。(今回の条例改正案は)それも規制しようと思えばできてしまう。日本のコンテンツは、自由に描けることが基盤になって発展しているのに」(永井豪氏)

読売新聞の記事は、<都青少年・治安対策本部は「すべての性描写が規制されるわけでなく、大人への流通も制限されない」として、漫画家の創作活動には影響しないと反論している。>とする都側の言い分を掲載した。しかし、都の言い分に対する山口弁護士の会見コメントは一文字も紹介していない。【了】

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パブリック・ジャーナリスト 藤倉 善郎



zoahunter at 17:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

論点はここ

 今になってもまだ、
「エロ漫画家どもは今まで調子にのってヤリ過ぎたんだ。規制されるのは自業自得だね。げらげら」
 などと上から目線で笑う連中がいる。

 誰も「エロ表現が規制されることに反対」なんて言ってない。
 我々が問題にしているのは、そんなところではないのだ。


 以下は、ネット上のニュース・サイトからの転載である。
 重大な問題なので、元記事が削除された後のことを考え、あえて全文を転載する。
 この行為によって問題が生じた場合、責任は大迫純一にあることを、ここに明言する。


●元記事URL●

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/15/news074.html


●以下、全文転載●

「文化が滅びる」――都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感
都の青少年育成条例改正案に反対するちばてつやさんや永井豪さん、里中満智子さんらは「改正案が通れば文化の根を断つことになる」と強い危機感を表明。
2010年03月15日 22時30分 更新
 「改正案が通れば、文化の根を断つことになる」――アニメ・漫画に登場する18歳未満のキャラクターは「非実在青少年」だとして、性的描写などの内容によっては不健全図書に指定して青少年への販売を禁じる「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)改正案に反対する漫画家などが3月15日、都議会民主党総務部会を訪ねて意見を伝え、都庁で会見を開いた(漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案)。

 会見には、漫画家の里中満智子さんや永井豪さん、ちばてつやさん、竹宮惠子さんなどが参加。里中さんは「青少年を健全に育てたいという温かい気持ちから出た規制だろうが、表現規制は慎重に考えないと恐ろしい世の中になる」、ちばさんは「文化が興るときにはいろんな種類の花が咲き、地の底で根としてつながっている。根を絶つと文化が滅びる」などと強い懸念を示した。

 4人に加え、この問題についてmixi日記で指摘し、周知の火付け役となった漫画評論家の藤本由香里さん、日本漫画学会長で評論家の呉智英さん、社会学者の宮台真司さん、明治大学准教授の森川嘉一郎さん、「松文館事件」で被告側弁護人を務めた弁護士の山口貴士さん、日本書籍出版協会の矢部敬一さんも会見に出席し、意見を述べた。

 改正案に反対する漫画家として、あだち充さんや藤子不二雄Aさん、高橋留美子さん、萩尾望都さん、安彦良和さんなど約60人のリストも配られたほか、講談社や集英社、小学館などコミック発行10社も反対を表明している。

「ハレンチ学園」「風と樹の詩」も対象に?
 
「『ハレンチ学園』で世に出た」と話す永井さん 改正案の問題点として、(1)あいまいな規定でいくらでも恣意的に解釈でき、幅広い作品が対象になり得ること、(2)漫画などの表現に対する萎縮効果が高く、日本のコンテンツ産業に大きなマイナス影響を与える可能性があること、(3)審議期間が極端に短く、拙速に成立に向かっていること――などが指摘された。

 藤本さんは「都は、過激な性表現のある作品のみが対象と言っているようだが、条文を照らすとそれは事実ではない」と指摘。現行条例でも不健全図書の規定がある中、改正案では「非実在青少年」に関する規定を新設しており、青少年の性を肯定的に描いたさまざまな作品が対象となり得ると懸念する。

 永井豪さんは、40年前の「ハレンチ学園」発表当時、「めちゃくちゃに叩かれた」と振り返る。「当時も、青少年は異性への関心を持つのが健全な精神の育成だと思って描いていると説明した。異性に関心を持つことが罪悪と思って育つと、大人になった時の衝撃が強すぎる。成長段階に応じて少量ずつ与えていくことが重要」(永井さん)

 
京都精華大マンガ学部長も務める竹宮さん 「わたしの作品『風と木の詩(うた)』は対象になるだろう。都は『対象ではない』と言うかもしれないが、自分自身は対象だと感じてしまった」――竹宮さんは漫画表現への萎縮効果を懸念する。「新しい性に関する知識を少年少女に与えなくては危ないと感じて描いた。純粋培養では少年少女は“健全”にならない。漫画はエネルギーを逃がす弁として存在するはず。ある程度強い刺激でないと、弁を開けない人もいる」(竹宮さん)

 里中さんは「表現がエロと感じるかそうでないかは見る人次第で、人はそれぞれ別個の感性を持っているのに、それを全体の意思のようにして網をかけるのはナンセンス」という。

 「文化や芸術はその時代の倫理や教育とかい離がある場合があるが、それを描くことも役割だ」――呉さんは文化論を展開。「例えば井原西鶴の『好色一代男』は、6歳の少年時代からの性の遍歴を描いている。1つの人間の姿を描いているのだから、単純に倫理の問題として裁断し、政治が介入するのは危険」(呉さん)

「善意の規制」が闇を大きくする
 
里中さん 改正案が「子どもを健全に育てたい」という善意の発想から成り立っていることへの危険性の指摘もあった。「規制側は、目の前の正義感や倫理観で話すのだろうが、表面的な正義が見えないところで闇を大きくする。キャラクターまで対象にするのは、子どもの環境をあまりに狭く考えすぎている」と里中さんは懸念する。

 宮台さんは、「青少年の性行為を描いたコンテンツが青少年に悪影響を与えるという素朴な悪影響論は学問的には否定されている」とした上で、「誰と見るかなど、コンテンツの受容文脈をコントロールすることが最善」と指摘。「最善の策を取らずにいきなり次善の表現規制に飛び込むのは怠慢」と批判した。

 条例では18歳未満を青少年と規定しているが、日本では女性は16歳で結婚でき、「高校3年生の半分近くが性体験をしている」(宮台さん)という状況で、高校生の性行為を肯定的に描写した作品が対象になれば表現への萎縮効果は高い。「普通のことをしている人に対して、『お前達は悪いことをやっている』というメッセージを出すことになり、副作用は大きい」(宮台さん)

 山口弁護士は、「青少年性的視覚描写物」のまん延の防止を都の責務と規定した条文に絡み、「何を見て何を見てはいけないかについて、都が口を挟むのは非常に危険」と警鐘を鳴らした。

日本のコンテンツ産業発展を阻害する
 
「死ぬ前にひと言言っておかないと危ない」と冗談めかして語るちばさん 「文化が興るときにはいろんな種類の花が咲き、地の底で根としてつながっている。根を絶つと文化が滅ぶ」(ちばさん)――関係者には、漫画やアニメなど日本の文化やコンテンツ産業の発展を阻害するという危機感も強い。

 「ハレンチ学園がなければ、その後の『マジンガーZ』もなく、各国に呼ばれて漫画やアニメについて講演することもなかった」と話す永井さんは、「自由な漫画の発想があったからこそ日本の漫画やアニメは発展し、世界に注目されてきた。表現規制を行った韓国は、漫画の発展が遅れた」という見方を示す。

 「規制側には、良い漫画と悪い漫画を区別できるという暗黙の前提があるようだが……」――森川さんはその考え方自体が間違っていると指摘。青少年の性行為を描いた漫画や同人誌を描いた漫画家が、「文化庁メディア芸術祭」で受賞するケースも多いなど、多様な表現を許容する環境が漫画家のすそ野を広げていると紹介し、「改正案が通った場合の副作用がほとんど検討されていない」と危惧した。

 「この条例を、『東京国際アニメフェア』を主催している都がやっているという意味は大きい」と藤本さんは指摘。会見やその後の集会では、享楽的な若者を描いた都知事の小説「太陽の季節」を皮肉る発言も複数の参加者からあった。

異常なスピード
 改正案は2月24日に提出され、3月19日の都議会総務委で採決、3月末にも本会議で採決というスケジュールにも批判があった。「異常とも言えるほど短く、このような決め方は民主主義の原則に照らして大いに問題がある」(藤本さん)

集会は約300人が詰めかけ立ち見も
 
立ち見で会場はいっぱいに 都議会会議室で開かれた集会には、会見の出席者に加え、漫画家のさそうあきらさんや齋藤なずなさん、都議の吉田康一郎(民主党)さんや福士敬子さん(無所属)、前衆院議員の保坂展人さん(社民党)など政治家も参加。用意された100席に、メディア関係者や出版関係者、一般市民など約300人が詰めかけ、立ち見の参加者で会場が埋まった。集会の様子はUstreamやニコニコ放送でもライブ配信され、注目を集めた。

 改正案のベースとなった答申が出た段階から問題を感じていたという吉田都議は「児童の性的搾取を止めるためという手段の正当性の前に、方法論が議論されず、問題がなし崩しになっている。状況はまだ厳しいが、当たり前の妥当な結論が出よう頑張りたい」など話していた。



zoahunter at 12:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月10日

危機感のススメ

 ここのところ「非実在青少年」の件で、ちと周囲が慌ただしい。
 およそ考え得る限りの「創作業」の連中が、かなり逼迫した危機感を覚えている。
 俺もな。

 甘く考えている人も少なくはないが、そういう人達は想像力に不自由な人達なのだろう。
『ドラえもん』や『サザエさん』も有害作品として規制可能、というのは冗談でも何でもない。条文をよく読めば、それが簡単に実現し得ることが判るはずだ。

 ……てなことを言うと、
「被害妄想だ。政治家が『ドラえもん』や『サザエさん』を規制する理由なんかない」
 なんて反論する奴がいる。必ずいる。

 なるほど、『ドラえもん』や『サザエさん』は規制対象ではないのだな? では、どんな作品が規制対象なのだ?
 規制対象とそうでない作品との間の、どこに線が引かれている?
 蛇足を承知で指摘しておこう。可決されつつあるこの条例には「線引きの設定」がない! 存在するのは、ただ主観論でしか括ることの出来ない基準だけなのだ!!

 そうなのだ。
『ドラえもん』や『サザエさん』でさえ有害指定が可能ということは、あなたがご存知の作品は大半が規制対象となり得る、ということなのだ。
 おそらく、あなたが心から愛する「特別な作品」も、その中に含まれるだろう。

 さて、あなたは今、「何か行動を起こしたい」とお思いだろうか?
 もしそうなら、以下を参考になさっていただきたい。

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/membership/electoral_zone.html

 現状でメールはあまり有効ではないそうだ。大量のメールが押し寄せて、対応不能状態であるという。
 またFAXは、送信者だけでなく受信者側にも課金が発生するので、常識的な作法としては避ける方がいいだろう。
 最も有効なのはハガキ、あるいは封書による意見の送付である。

 ちなみに、
 とても正気とは思えないこの条例を阻止する上で最も有効なのは当然、「選挙権を有する東京都民の、論理的な反対意見」である。

●参考●
http://hijituzai.ehoh.net/



zoahunter at 11:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)