カミソリのような、ってどういう意味だ?(笑)


鋭敏でシャープな感じ?


切れ味、も付けないと意味がおかしい? あ、いらないね。鋭い感じでおkのようだ。

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さて、ボゥ・アロー60


ラインはナイロンと決まった次は、ロッド探しである。


たしか、クランキング専用ロッドがボゥアローで、三分割にして、素材とテーパーを煮詰め、さらにティップを短くしていって、ちょうどいい硬さになたっところで完成にしたという、三本のパーツの長さが異なる珍しいロッド、だったはず。

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記憶を頼りに、ポチッと購入。


どうせ、釣り具屋で振ってみたところで、実際に投げなきゃなんもわからん、僕なんかに。何度、痛い目にあったことか。


で、現場での感想。


「なんか、スゲー」


なんか、が、すごい。


感度がいい、のはもちろんなんだけど、シャープ。

それより何よりジャストに設計してある感じ。


マスが口を開いたときに、手首を軽くひねると唇の皮一枚、毎回、同じ部位をすくえるんじゃないかと思えるくらいシャープ。


使う場所、ロッドの構える角度、ラインの伸び、リトリーブ速度。なんなら使うルアーまで限定されているんじゃないか、っていうくらいにシャープ。まさにカミソリ。
 


究極のジャストセッティング!


泳いでいるルアーの後ろで起きるすべての出来事に対し、異常な集中力で対処する、みたいな。


「ごめん、無理」


おっさん、もう、年やねん。


いや、釣りはまじめにやるしな。でも、そんな集中、維持できしません。


僕が使うと、鋭いアタリ、わずかなアタリを弾いて終了。ナイロンなのに。


すごい竿というか、エリアトーナメンターってすごい世界の住人なんだな、と。


大中小、いろいろなルアーを1本のロッドでこなしつつ、時に(常に?)気を抜きながら、遅アワセの追い合わせ気味にあわせるくらいの方が気楽です。そんな100匹とか釣れませんし、僕。そして、南関東だし。


「文句なしにいい竿だ。だが、使い手を選ぶ」


名選手にとってのベストセッティングが、必ずしもアマチュアにとってもベストではない典型か? なんかサーキットでタイムを削るためのプロの車じゃ、公道は走れねーみたいな感じ。


いや、同じエリアのトラウトを釣るんだから、単にアングラー側の問題か。


はまったときは、スゲーんですけどね。天才か、と勘違いするくらい。


ちょっとズレると、ぜんぜんダメ。というか、まだ、そこまで使うルアーが絞れてないわ。

箱池タイプのサイトフィッシングに向いてる感じ。ショートレンジの。あ、ルアーに自分の目がついてるんじゃないかってくらいすごい人たちは別ね。目隠ししても釣果が変わんないような。 





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