前回通院記事 2019年3度目の大学病院通院
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【受診その1】
院内外で見かけたはた迷惑なひとたち その1


画像1 毎度おなじみの広島大学病院の診療棟の外観(画像 ブログ主撮影)

 7月19日は2カ月に1度の大学病院の通院日だった。台風5号の接近、土砂災害警報がある中での通院でどうなるかと思ったが、降雨量は然程ではなく、小雨程度で帰宅するまで天候が大きく崩れないことを祈りながらの通院となった。今回も少しだけ趣向を変えた記事構成にしたい。広島大学病院というのは広島県下では規模共に最大の医療機関で、頂点に君臨するといっても過言ではない。敷地も他の4基幹病院-広大、県立広島、市民、日赤・原爆-の中で最も広い。医学部校舎も併設されているので広大な敷地面積だ(下記画像2参照)。いつも医療スタッフ、出入りの業者、患者やその家族でごった返ししている。で、時折怪しいと思しき人たちもいる。宗教な勧誘などがそうだ。ブログ主はこの種の連中が、ゴキブリよりも嫌いなので近づいてきた日には、『お前近寄るな』オーラを全開にするか、不機嫌そうな表情をわざと出して手で寄るなとゼスチャーをする。随分と酷い扱いでブログ主の人間性に疑問を持つかも知れないが、かつてオウムが引き起こした地下鉄サリン事件で、当時勤務していた金融機関の顔見知りの人間が事件後重い障害を持つに至ったことや、一つ間違えれば事件に遭遇していたことなどから、あの事件以来、新興宗教に携わる関係者すべてが大嫌いになった。それに存在しない神に縋るメンタル構造も生理的に合わない。他には非常にユニークかつ個性的な患者と出くわすことも稀にある。ブログ主はこの日の診療で、家内と共に13時頃から脳神経内科の中待合にて順番が回ってくるのを待っていた。そこに30代半ばと思われる男性患者が登場した。容姿は160㌢前後で小柄、髪型は江戸時代の武士を彷彿させ横と後ろだけに髪の毛が集中している。体重はお腹の張り出し具合から70㌔ぐらいはありそうだ。ご尊顔は、例えに困るが魚的だ(以下 さかな君)。この日は脳神経内科の患者が多く、ブログ主も13時45分からの診療だったが、呼ばれたのが1時間後と最近になく込み合っていた。そのさかな君は何を思ったのかあろうことに多目的トイレの前に座り込んだ。しかも胡坐をかいてだ。ブログ主も08年から大学病院に通院しているが、初めて地べた座りをしている患者を見た。周囲も病院に相応しくない光景にチラ見を繰り返している。多目的トイレと言うのは車いす患者など足元が不自由な患者には欠かせないもので、こうした患者が多い病院ではとかく人の出入りが多い。その付近に陣取るのは、その意味合いでは常識に欠けている。彼がそうした状態を許容される患者かと言えばそうではなさそうだ。車いす、杖歩行者でもなく歩行姿だけだと健常者そのものだ。案の定、多目的トイレ利用者の邪魔になり、利用者はいちいち使うごとにさかな君に断りを入れ、申し訳なさげに利用している。それが数回続いた。先ほどまではチラ見だった中待合の椅子に座っている患者やその家族もガン見になっている。言われるまでどかないとは恐れ入るしかない。『空気を少し読めよ』である。


画像2 広島市南区霞町にある広島大学病院の構内地図(画像 公式HPより)

 そして大学病院の女性スタッフの登場。何やら注意をしている(ブログ主にはそう見えた)。ブログ主は長椅子横の手すりに腰を置き、左手は杖で支え下肢の負荷を軽減させるいつものスタイルで待っていた。この手すりは長椅子横なので手すりの最後部分で、然程問題にならない。仮に中間地点にいたとしたら手すりを使う人が近づけば、普通に場所を空ける。しかし、スタッフが去ると元の位置に戻る。ブログ主はさかな君に杖で頭をなでなでしたくなる衝動が猛烈に込み上げたが、脳内妄想だけに留めた(笑)。暫くするとさかな君のスマホがアニメソング全開で鳴った。院外や院内でも広い場所に移し会話をすると思いきや多目的トイレのドアの前で院内に響きわたる大声で話し始めた。会話内容(大声なので全部聞こえた)から察すると、派遣仕事の請負らしきもので短時間で終わらず、都合10分以上大声で話し込んでいた。別に院内でもスマホ使用が悪いとは思わない。院内での携帯電話不使用は昔の話で、ブログ主もそうだが患者の多くは待ち時間をスマホいじりで時間つぶしをしている。ただ、長時間の会話をする場合、院内の中待合のような静かな場所ではなく、常にざわついている広い場所か院外に出るのが、常識だろう。顔をじっくりと拝むと先入観も手伝って、偏屈で屈折して歪みまくった性格が表情に滲み出ている。家内曰く『キ〇イ』だそうだ(笑)。ブログ主はかつて部下にいたモンスター行員を思い出した。先の新興宗教関係者同様に大嫌いな方々だ。モンスター
ペアレントとまでいかないが、それに準ずるというか予備軍みたいな患者だ。滅多にお目にかかれる反面教師のサンプルとしては、格好のネタで待ち時間の暇つぶしにさせてもらった。直接かかわるのは御免被るが、安全圏内で鑑賞するには面白い見世物には違いない。

受診その2】
院内外で見かけたはた迷惑なひとたち その2


画像3 広島大学病院診療棟の正面玄関付近の様子 ①患者送迎車両待ちスペース ②バス乗り場 ➂タクシー乗り場

 この日の通院ではもう一人面白い患者(?)に運よく出くわした。それは診療が終わり、診療棟の正面玄関付近で、処方された薬を家内に取りに行かせ待っている時のことだった。大学病院の正面玄関の前には、上記画像3のようにタクシー乗り場(個人送迎車乗り場)とバス乗り場がある。反対側の車線にはタクシー待機エリアもあり、敷地内にこれだけの交通施設を有するのは大学病院だけだ。家内を待っていると、院内の中待合の静けさとは打って変わったざわつきの中、怒声にも似た大声が響いていた。何事かと思い、周囲を見渡すと高齢者と思しき男性が、横にいる同じく高齢者の女性を叱っていた。話を聞くと内容は帰宅で使う交通手段の話のようだった。女性は、大学病院から乗車して住まいの高陽地区(安佐北区)に帰宅するつもりのようだが、男性はそれでは無理だからバスセンターまでタクシーで行き、そこからバスに乗れと言っていた。ブログ主が帰宅してネット検索をするとこの男性の主張はその通りで、大学病院発のバス路線は広電バス5号線(広島駅方面)、10号線(西広島駅方面)、広島バスの23号線(横川駅方面)の3路線しかなく、バスセンターに直接乗り入れる路線はない。徒歩連絡だと広島バス23号線が紙屋町経由なので行けなくもないといったところだ。内容はともかく、その押し問答を10分以上も繰り返していた。譲らない男性も男性だが、怒声に屈せず自分の主張を繰り返す女性も女性だ。『自動車で送迎してやれば、簡単に済む話だろ?』と思わないでもないが、それが出来ない事情があるのかも知れない。ただ、身内の痴話げんかを公衆の面前でする恥知らずぶりにあきれ果てた次第だ。これも先ほどのさかな君同様に周囲の人間は足を止めて聞き入っていた。感情的になり声をつい荒げることはあっても、周囲の空気を察して音量を下げるとか、場所を変えて話すのが普通の対応かと思うのだが、その辺の感覚に乏しい人たちのようだ。

 結局、男性の言い分を認めバス乗り場からタクシー乗り場に移動して、その女性は去ったが後味の悪さはその場にいた人間全員に残った。この二人の関係は一体、何だったのだろうか?こちらも少し、気になった。直接の被害があった訳ではないので、基本的にはノーダメージだが、これもまたいい見世物を堪能させてもらった。家内は薬を取りに行っていたのでこのやり取りは見なかったが、後で話に多少尾ひれをつけて説明した。家内はブログ主の反面教師好きを知っているので、逆らわず話を聞いてくれた。常識から逸脱した残念な人たちやネット内で愚にもつかない極端な主張をしている人たちを何食わぬ顔で鑑賞するのは実に楽しい。語弊はあるが檻の中の珍獣を見る気分だ。当然こちらは入園料を支払って檻の外から鑑賞する人間様である。本人たちは正しいと信じて疑わず、一生懸命道化を演じている。その行動から得る反面教師ぶりも貴重だが、心の余裕のなさぶりも顕著なのでその点も得る部分だ。この記事で紹介した人たちが普段はどのような境遇で生活しているのかは、よくは知らない。哀れな人たちには違いない。所詮モンスターペアレント予備軍など、その程度の価値しかない。ただそうなった過程や当事者の心の闇には興味があったりする。人間観察する上で、実に貴重な存在だ。その希少性ゆえの価値もある。その点では大学病院は人種の坩堝(るつぼ)だ。ブログ主の底意地の悪い黙して語らず、その癖観察し心の中で批判するパターンは、別にブログ主だけのものではないと考える。濃淡の差こそあれ、人間であれば誰しも抱える心の闇ならぬ影の部分だからだ。これが全くない人間など人格破綻者でしかない。ブログ主もそうだが、上手く良識風の仮面で覆い隠すのが理性であり、処世術だろう。封入体筋炎のお陰で随分と日常生活障害が進み、行動範囲が狭まったがまだまだ世の中は、生きた教材の宝庫で人生の修行の場であることを思い知らされる次第だ。肝心の診療については、次の記事で詳しく書きたいと思う。

その2へ続く

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