封入体筋炎患者闘病記

 封入体筋炎患者のヒロです。病歴は2019年で満11年、12年目に入りました。在宅勤務の仕事とリハビリの日々を送り、細やかながらも家族3人で暮らしています。ブログ記事は闘病記と広島地元ネタ、社会保障などの時事ネタ中心です。希少疾患の封入体筋炎の周知が目的です。関心があれば、ツイッターなどでご紹介していただければ幸いです。疾患関係で直コメントが苦手の方は、ツイッターのダイレクトメールを利用してください。封入体筋炎の闘病史は各進行段階の症状や生活障害、必要な社会保障制度等をまとめています。良ければ参考にしてください。最新の封入体筋炎の状況は『近況について色々と』、取り組んでいるリハビリについては『2019年春~夏 筋疾患(封入体筋炎)リハビリ』にて素人の体感目線で書いています。モバイル版で読みにくい場合は、PC版に転換してからお読みください。

2016年07月

前回記事 スタジアム問題 中国新聞の記事より 9

 カープの快進撃とは裏腹に、すっかりマイナーな話題と化したスタジアム問題。都市問題として認識され始めて3年以上が経過した。話題性の賞味期限は広島市民に限れば、切れているかも知れない。毎年この時期は平和一色となり、新聞記事からの記事掲載ネタが枯渇する。書くことがないので、取り上げたいと思う。では、2つの要約文記事を紹介する。

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サンフレ会長招致へ サッカー場建設問題
市議会委が要請  ~
7月20日中国新聞25面より



画像1 7月20日中国新聞25面より 拡大画像(要拡大)

 広島市中心部へのサッカースタジアム建設を巡り、市議会総務委員会はJ1サンフレッチェ広島の久保会長と広島港振興会の甲田会長に参考人として出席を求めることを決めた。総務会で、桑田恭子委員長()が2人の招聘を提案した。委員8人からは、異議は出なかった。久保会長には旧市民球場跡地(中区)の独自案の内容を、甲田会長には、作業部会が優位とした広島みなと公園(南区)への建設反対理由を聞く。桑田委員長は、「9月に予定する次の定例会の開催日までに2人を招致したい」と話している。
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「4者会談 来月中に」 広島サッカー場問題
深山会頭が意向 
7月28日中国新聞25面より



画像2 7月28日中国新聞25面より 拡大画像(要拡大)

 広島市中心部へのサッカースタジアム建設を巡り、広島商工会議所の深山会頭は27日の記者会見で、広島県の湯崎知事と松井広島市長、J1サンフレッチェ広島の久保会長を交えた「4者会談」8月中に開きたいとの意向を示した。深山会頭は、4者会談について「8月中開催したいと湯崎知事、松井市長に申し入れて日程を調整したいと」と説明。「どういった方針で臨むかは知事と市長と協議したい」と事前に3者で話し合う方針も示し、その時期はお盆んの前ぐらいにやりたい、とした。4者会談で一定の方向性を出したい考えも語ったが、「1回で終わるかどうかは不明だ。」とした。スタジアム候補地を巡り、県と市、商議所の3者作業部会が広島みなと公園(南区)を優位と位置付ける。その一方、サンフレは、旧市民球場跡地(中区)での独自案を主張する。2候補地以外の「第3の候補地」については、深山会頭は「協議の場でそういったお話をしたいと思う」と述べた。
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1 新聞記事の感想

 桑田恭子総務委委員長は、反松井市長派の市政改革ネットワークのメンバーだ。これだけをみると、反市長派が、作業部会案の広島みなと公園案潰しを画策していると思うかもしれない。委員長自身はそうかも知れないが、私の実家が30年来支援する市議さんも、この会派の重要メンバーの1人だ。しかし、この方は、跡地派ではない。スタジアム建設慎重派だ。昨年の正月、私の実家で挨拶回りに来ていたところを聞いた。選挙前なので、明言は避けたが、少なくとも「絶対に跡地一択」とは言っていない。その後、考えが変わったかどうか、は定かではない。この時期に推進派になるとは考えにくい。この会派も一枚岩ではないと思う。この方は、現実的なことしか言わない。本音は、「広島は、スタジアムよりも先にまだやることが残っている」と勝手に推察する。こういう方のほうが市民として安心する。大学の先輩でもあるし(笑)桑田委員長が招聘する理由は、この問題の本質が中々伝わりにくく、建設の主体性を握るであろう市の議会でもよく分かっていないからだ。確認の意味で、この2人を招致するのは良いことだ。

 中国新聞記事もネタがないようで、文頭の「広島市中心部の~」と、最後のサンフレの独自案説明は定型文化している。地方都市特有の村社会で、各方面に当り障りのないスタイルを貫こうと思えば、こうなるのだろう。よく、ツイッター経由で、中国新聞を行政広報誌扱いされる方がいる。確かにスタジアム問題については、深く本質を抉る記事は皆無だ。他の問題については決してそうでない。例えば、都市交通問題で言えば、中国新聞はアストラムラインの都心部路線については20年以上反対して、かっての東西線や南北線構想には警鐘を鳴らしていた。平和問題についても現松井市政の取り組みの甘さを時々だが、指摘している。スタジアム問題では、どっちつかずの曖昧な表現に留めているのは、中国新聞社とエディオンとの関係を鑑みてるからだろう。悪い意味で公正中立とも言える。広島唯一の地方紙で、一部の人達に酷い言われようだが、言われるほど酷くない、と思う。そもそも地方都市のかわら版に過大な期待をするのもどうかと思う。

 4者会談については、深山会頭が言うように1回では終わらないと思う。最初の会談は、双方の主張を繰り返すのみで平行線で終始すると予測する。今後話し合う内容を決めて盆前の開催との事だが、両者の共通認識ー公設単体スタジアム建設は収益性重視の姿勢から否定されている。ホテルや商業施設を組み合わせた複合化施設で建設が大前提だ。アクセスのみを最優先するサンフレッチェ広島、街づくりの観点からスタジアム建設を捉える作業部会側。その溝は未だに埋まっていない。新聞記事にあるが、広島港振興会の甲田会長も市議会総務委員会に参考人として参加する。「また、市と県の案はファンタジー」とでも言うのだろうか?どちらにしろ、最初はこの共通認識の確認作業が不可欠だ。それを否定、拒否するのであれば致し方がない。個人的には、都市公園法の縛りを受ける公園よりも、広島港五日市埋立地がまだマシだ。ホテル、MICE施設との複合開発は立地上厳しいが、商業施設、住宅との複合化は可能性がある。2003年の「スタジアム推進プロジェクト」での議論では、一時期有力候補地だった事もある。色々と難しい面もあるが。ただ、アクセスが程々良く、多機能複合化可能なスタジアム建設地はここしかないと思う。
計画地南西側上空から見たイメージ
画像3 旧市民球場跡地活用案イメージ図。世界遺産の原爆ドームからの動線、慰霊碑からのロケーションを考えるとベスト案に感じる(広島市HPより)

2 まだドンパチを続けるサンフレッチェ

 7月22日に、サンフレッチェ広島が先の広島市の26項目の確認事項の返信の返信をしている。ここ1か月半の流れは以下の通りだ。予想されていたとは言え,攻撃の手は緩めないようだ。 

Ⅰ 2016年6月3日 
サンフレ26項目の確認事項
(サンフレ⇒広島市)
サンフレの26項目の確認事項(広島市HP

Ⅱ 2016年7月5日 サンフレ26項目の確認事項の回答、作業部会案と独自案の比較
島市サンフ
久保会長に文書で26項目の確認事項について回答~(広島市HP
 
サッカースタジアム検討における作業部会案とサンフレッチェ広島案の比較(広島市HP

Ⅲ 2016年7月22日 
26項目の確認事項の回答への反論
(サンフレ⇒広島市)
作業部会に対する新たな確認事項(サンフレッチェ広島HP)


サンフレの指摘をヒロさんが、たっぷりと皮肉を込めて返すと、以下の通りとなる。

Q1(サンフレの質問)
『旧市民球場跡地員会』と『サッカースタジアム検討協議会』という、いずれも行政主導の委員会と協議会を開催しながら、双方の結論が矛盾していることについては、どのように理解すればよいのでしょうか。

A(回答)
 まだスタジアム建設最適地は決定していません。結論が出ていないので矛盾は生じません。よって理解の必要はありません。難癖をつけるのはやめてください。

解説
 これは確かに分かりにくい。旧市民球場跡地という1つの場所に複数の委員会が何を造るか、を検討している。ただこう書かれている。
なお、「スポーツ複合型機能」(サッカースタジアムを含む。)については、協議会において球場跡地を適地とする具体案が取りまとめられた場合に、その時点で改めてこの活用方策に係る基 本計画との比較検討を行い、導入対象とするか否かを判断することとする。スタジアム最適地に、旧市民球場跡地が選ばれていないのに、結論が矛盾していると批判している。まだ結論は出ていない(笑)

旧市民球場跡地の活用方策~(P3参照 広島市HP)

Q2
サンフレの質問)
 2つの候補地以外の建設候補地の可能性についても、松井市長と湯崎知事が相次いで言及されたことは、松井市長と湯崎知事はこれまでの「『サッカースタジアム検討協議会』における提言を重く受け止めるのは当然の対応」とされていたお考えをご変更されたという認識でよろしいのでしょうか。
 
A(回答)
 この混乱のトリガーを最高のタイミングで、引かれたのはどなた様でしょうか?そこが出発点です。私たちは、建設コスト分不相応な低額スタジアム使用料(1.4~1.8億円)しか請求するつもりはありません。
人を責める前に、自身の発言、立ち居振る舞いを顧みましょう。相手の話もきちんと聞き、理解しましょう。

解説
 そもそも設定されていない高額スタジアム使用料請求されると言って、数年で債務超過になるので、みなと公園スタジアムは使用しないと大見得を切った。物流業者の反対の声も相当強い。跡地は様々な制約から実現困難。消去法で、中止か第3
の候補地の検討しかない。混乱のトリガーを引いたのは、どこのどいつなんだと言いたい。湯崎知事は会見(7/19)で、「一度を踏んだからと言って一切動かさないと言うと、物事が動かなくなる恐れがる」と言っている。何度も言うが、誰のせいでこんな事態になったかを考えてほしい。本来であれば、みなと公園案実現が難しくなった時点で、「はい、20年後また検討します」でいいと思うのだが。金もないくせに、広島の行政は、スポーツに優しい。

総評
 実にくだらない。子供の喧嘩レベルで、幻滅した。盆前の4者会談を控えている状況下で、この種の発言は慎むべきだ。専用スタジアム実現を本気で望んでいるのか、疑問を感じる。ネットという閉鎖かつ特殊な世界では、行政叩きはお友達の賛同を得るかも知れない。SNSサイトなどでは、一部の人達の大声だけ強調されているが、大多数のコアサポも同じ意見なのか知りたいところだ。遠慮して貝になっていると予想する。サンフレ独自案は、現実案として議論する以前に、机上の案としても論理破綻しているのは明白だ。「努力賞
」だけ貰い、作業部会に参画して、より良い計画づくりに尽力するべきだ。

 市民球場移転が議論されていた時分、松田元オーナーはこう言った。
「新球場は建設場所よりも実現性が最大のポイント。しっかりとしたコンセプトで、広島の誇りとなるような球場にしなければならない。その細かな工夫ができる自負はある。稼働率を上げるアイデアもある。手法や金額に課題はあるが、負担は考えている」と。ボールパーク化を拒み、現在の顧客層の満足度向上しか頭にないクラブチームとは大違いである。野球ばかり贔屓にしている、と恨み節を募らせるようでは、明るい未来はない。
 

3 西部埋立第5公園は勘弁して(リハビリの妨げになる)



画像4 西部埋立第5公園内の運動広場の様子(だんごフォームより)。息子が小学校時代、サッカーのスポーツ少年団の練習などで通い詰めていた思い出の地。 

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画像5 西部埋立第5公園全体の様子(だんごフォームより

 この場所を第3の候補地とするのは、反対だ。私の自宅マンションは、ここから徒歩圏内だ。この場所に複合施設の多目的スタジアムが建設されると、最低でも月に2回、数万人規模のスポーツイベントが開催される事になる。歩道に人が溢れ、ゴミが散乱状態になる。この商工センター地区は、昭和レイアウトで車道は余裕のある設計だが、歩道は意外と狭い。液状化現象で、ひび割れ、陥没が目立ち、市の財政難から草ぼうぼうの有様。ご存知の通り、私は封入体筋炎患者で身体機能障害3級の杖歩行者だ。リハビリの邪魔になる。この地はデルタの最西端で自転車等の二輪車アクセスも容易だ。しかし、新井口駅の駐輪場は、高架道路を跨ぎ北側と南側にあるが、無料駐輪場なので、満員御礼状態。通路まではみ出している。歩道の違法駐輪も異常に増える。転倒リスクが高まる障害物が増えるのだ。
要は、リハビリする際の妨げになる。オーバーな表現だと生活圏侵害とも言える。

 もう1つは、あの場所は息子が、
小学校時代、サッカーのスポーツ少年団の練習などで通い詰めていた思い出の地。残してほしい思いも強い。この場所はサッカーのみならず、少年野球の利用も多い。同じ思いの父兄は多いと推察する。広島みなと公園案でも地元住民の反対があると聞いている。第3の有力候補地の中央公園自由・芝生広場案も周辺の公営高層住宅住民の反対が予想されている。西部埋立第5公園も、簡単にはいかないと思う。うちのマンション住人で、行政の反対運動が大好きな主婦グループがいる。現在はネタ不足で開店休業中のようだが、スタジアム建設が浮上すると冬眠から目を覚ますかも知れない。近隣地区とのネットワークもあるようで、「子供たちが住みやすい環境の提供」を教義に掲げる彼女たちは、母親であることが根幹なので、恐ろしくパワフルだ。しかも中途半端に頭が良いので、男としては最凶(関わりたくない)である。

 「個人の勝手な都合で、広島の大発展に寄与するスタジアム建設に反対する輩は、言語道断。老害そのもので広島から出ていけ!」と批判されそうだ(笑)。こちらは10年以上前から、3,000万円近い負担をしてマンションを購入して生活を営んでいる。後から来ようとするものが生活を脅かす存在なら、反対は当然の権利だと思う。現時点では、第3候補地は、
中央公園自由・芝生広場が想定されている。具体化する過程で強い反対により挫折した場合、西部埋立第5公園が浮上する可能性が高い。今からそっと耳打ちでもしておこうか、と思案中だ。家内との交流があるようで、自宅・携帯番号も知っているようだ。手狭な敷地、都市公園法の縛り、都市公園代替え地がないことから可能性は低いが、ゼロではない。でもこの人達、煽りに煽ったら、想像を超える働きをしそうで面白そうだが(笑)



続く。



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関連記事 障害者差別解消法 

 皆さんは『ヘイトクライム』なる言葉をご存じだろうか?障害、宗教、性的志向、民族、在日など特定かつ少数の
属性の個人、集団を憎悪の対象にして引き起こす犯罪行為の事だ。犯罪行為自体も許されるべきではない。だがそれ以上に、特定属性に属する人達を憎悪する行為も許されるべきではないと考える。こうした人間は、日常生活に不満不平が募り、行き場のない身勝手かつ独善的な怒りや憤りが、こうした反論出来ない立場の人間に向けられる。結局のところ、本人理由による不遇な境遇でしかないのだが、絶対に認めない。そんな人間が究極に歪んで、反論どころか抵抗さえ出来ない重度知能障害者を相手に凶行に及んだ。

 私自身、このような差別主義者を憎む心が強い。自身が身体機能障害3級と言うこともあるが、1995年起きた地下鉄サリン事件の影響が大きい。10分前後のタイムラグで、危うく被害者になるところだった。当時勤務していた金融機関の顔見知りが被害を受けた。排他主義、間違った正義の行使では共通点が多い。今回の事件は、人間の尊厳に対する冒涜で、看過出来ない。ブレーキなしで記事を書きたい。普段の口調そのままを書き連ねる。では、最初に中国新聞記事を紹介する。

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強い差別感情背景化か? 相模原殺傷
勤務時から凶行示唆 元職員退職し措置入院  ~7月27日中国新聞3面より~


 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、知的障害などがある入所者が刃物で刺され、19人が死亡した。警察に出頭し、逮捕されたのは元職員の男。神奈川県警によると「障害者なんていなくなってしまえ」と話していたといい、強い偏見、差別感情をうかがわせる。なぜ憎悪を抱き、暴発したのか。障害者福祉の現場を襲った痛ましい事件に波紋が広がる。

画像1 7月27日中国新聞3面より

 植松聖容疑者(26)は2012年12月から勤務。今年2月、障害者に危害を与えかねない発言をするようになったため、精神保健福祉法(厚生労働省HP)に基づく措置入院となり退職した。「日本国の指示があればいつでも障害者を殺す」と発言していた。尿検査反応で大麻の陽性反応が出たという。その5か月後に起きた凶行。『廊下に血が飛び散ったり、べったり血が付いたりしていた』。家族会の関係者が現場の惨状をこう振り返った。やまゆり園から110番通報があったのは、26日午前2時45分頃。津久井署職員が現場に向かったのと入れ違いに、植松容疑者は午前3時過ぎ同署に車で出頭した。カバンの中には、凶器とみられる包丁やナイフ。運転席近くには食べかけのエクレアが残されていた。

『ヘイトクライム』

 
 植松容疑者は2月、※注1衆院議長宛の手紙で障害者施設襲撃を予告。理由として『保護者の疲れ切った表情、施設職員の生気にかけた瞳』を挙げていた。障害者を諸悪の根源と勝手に位置付けて、『障害者は不幸を作ることしか出来ない』などと書き、障害者の安楽死まで言及していた。文面から障害者の存在そのものを否定する価値観が読み取れ、事件の根深さを物語る。『歪んだ考えの持ち主』。やまゆり園の関係者はそう憤る。植松容疑者はこの時期、同僚職員にも同様の発言を繰り返していた。縁側との面談の席で危険思想と忠告され、その直後に退職の意思を示したという。園入所者の平均入園日数は、約18年。中には30年以上入所している例も2割もある。園側の説明では、『地域で自立した生活を送ることが難しかったり、親が高齢で面倒を見れなくなったりした方が長期入所して頂いている』。障害者支援に詳しい国学院大学の佐藤教授の話では、『社会から忘れ去られた所にいる人たちが犠牲となった。容疑者は入所者を人権がある人として見れなくなったのではないだろうか?』と話した。

※注1衆院議長宛の手紙
 
 植松容疑者は『私は障害者総勢470人を誅殺することができます』と書き込み、入所者の殺害を示唆する手紙を衆院議長に手渡そうとしてたことが判明した。その手紙の内容は、重度障害者の保護観察者の同意を得た安楽死可能な社会の実現を掲げていた。具体的な犯行手口の詳細に書かれ「重度障害者が多く在籍している2つの園を標的にします」、「職員が少ない深夜での決行」、「身守り職員は結束バンドで拘束、外部との連絡を遮断」、「職員には手を出さず、速やかに作戦を実行する」だった。犯行後の要望も書かれていた。「2園260人を誅殺した後は自首」、「逮捕後の監禁は2年まで」「心身喪失による無罪放免」、釈放にあたり新しい名前の提供や美容整形の実施、金銭的支援5億円の提供も求めていた。その他には、「UFOを2回見た」や「美容整形の先にあるイメージは宇宙人のような大きな瞳と小さな顔」などの意味不明なものもあった。

 植松容疑者は、今年2月14日に衆院議長公邸を訪問、「大島氏に書簡を渡したい」と伝えた。警察官が職務質問をすると座り込みや土下座をしたので困り果て、書簡を受け取った。内容確認をしたところ、犯罪予告だったので、職員が大島氏に報告。大島氏は警察への連絡を指示した。警視庁から神奈川県警経由で植松容者に注意したという。


画像2 7月27日中国新聞1面より 拡大図1(要拡大)


画像3 7月27日中国新聞1面より 拡大図2(要拡大)

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1 歪みに歪んだ『救済』

 このニュースを見た時には、精神障害者による知的障害者に対しての同族嫌悪的なものかと思った。本人の自覚の有無は別として、そこから端を発して憎悪の炎が燃え上がったと勘違いした。容疑者は取り調べでの供述で、障害者施設勤務の動機を「過去の同級生が重い障害を持っており、見ていて嫌な気分になった。不幸だから障害者の面倒を見ようと思った」と語っている。その後、重度障害の入居者やその家族、職員に触れその救済方法が、重度障害者の介護から存在の全否定に変化していったようだ。何故、このように変質していったかは、これからの捜査待ちだが容疑者個人の周囲のケアでは拭い切れない心の闇を感じる。

 容疑者は今年の2月同施設を退職後、措置入院しているが精神保健福祉課の調べの中で「世界には8億人の障害者がおり、その人たち使うお金を他に使うべき」と供述したとも言う。この時点で障害者を忌み嫌い、誅殺したい対象としているが、本人自身も重度の精神障害者(妄想性障害、大麻精神病)であることを自覚出来ていない。自覚症状がなく、自己の理想とする崇高な考え、思想の行使は絶対善とする歪んだ選民意識が見て取れる。障害者本人、その保護監督者、施設スタッフ、障害者福祉を司る政府、この4者を救済する最終手段が障害者の大量殺人だったのかも知れない。容疑者は、午前2時頃建物内に侵入、1時間弱で19人を殺害して26人に怪我を負わせている。少なくとも46人の入所者と対峙した事になる。

 寝込みで抵抗出来ない人間を対象にしたせいもあるが、19人の死者のうち17人が首筋を狙った刺殺だったらしい。殺人行為が、日常の作業感覚で効率良く行われている。単純な怨恨ぐらいでは、ここまで作業化して割り切れるものではない。殺人の意図を持ち、1時間弱でこれだけの人数の人間を刺せるメンタルが理解に苦しむ。屈折して、歪みに歪んで得た間違った正義を薬物の力も借りて昇華させ、自身の精神障害(崩壊)も正義の昇華と共に加速させた。そして今回の凶行となった。連行中のパトカー車内で笑みを浮かべている容疑者を見て、背筋が寒くなったのは私だけではないだろう。


動画1 ユーチューブより

2 差別主義者とは一体何なのか?

 ネットでも特定属性の属する個人、集団に対して誹謗中傷する書き込みを時々、見かける。今回の事件を彷彿させるような書き込みをだ。現実世界で実行する可能性はほぼ皆無とは言え、見て気持ち良いものではない。青臭い正義の怒りを発動するほどもこともないが、『こういう連中ってどれだけ屈折したメンタルの持ち主なんだ』、とつい思ってしまう。心の排せつ物を流すのが、ネットの一面とはいえ行き過ぎた書き込みが多い。
厳密には、クゥライム(犯罪)が正しい発音だが、ネットでの、匿名性を活かした書き込みをそのまま実行する人間はまずいない。自身の社会的に低く弱い立場を十分承知していながら、それよりも弱いとされる(本人の勝手な判断)属性の人たちを比較の対象に据えて、いわれもない差別、侮蔑的発言をする。それをすることで優越感に浸り、心身のバランスをかろうじて保つ。それなしでは生きていけない。その対象は、障害者、在日、特定性的志向者、宗教、民族などである。その枠を少し広げ、行政や彼らの対極に位置する成功者など、人により様々だ。敵認定と言っても、匿名性のバリアの中での虚勢に過ぎず、ネット内戯言の類だ。実際に行動されても困るだけだが‥‥。

 対象は異なれど、植松容疑者同様自身の歪みに歪んだ間違った正義を崇高なものと位置づけ、自身の意見に賛同しない者は、敵認定。憎悪の対象に加える。周囲の賛同者は皆無で、孤独感と閉塞感を感じるたびにその歪んだ正義は、より純化して精鋭化する。今回紹介した中国新聞記事の中に、ここまで酷い事件ではないが、杖歩行者の杖を奪い折ったり、車椅子を蹴飛ばして転倒させたりする事件が増えているとの事だ。私自身は、そのような差別や暴行を受けた経験が全くない。身体機能のみの障害、健常者時代の人間関係の貯蓄もあるからだろうと思う。

 ただネット内では、以前も言ったが、書くことも憚れるような事を、ブログメール機能を使い言われた。こうした背景が何となく分かるので、蔑んだ感情と同情以下の乾いた哀れみしか沸かなかった。思えば、彼ら(差別・排他主義者全体)は、ポジティブに生きる制限を受け、頑張っても結果が出せず周囲からも認められない。そして、『世の中の人間は、俺の事を分かってくれない。自分は悪くない。世の中の方が間違っている』に行き着く。
私からすれば、結果が出ないのは努力する方向性が間違っているか、努力・能力不足でしかない。周囲が評価しないのはそれなりの理由がある。己の至らなさを、他人に転嫁するなど、現実逃避でしかない。

3 許すべからず差別・排他主義者


 酷い例えで恐縮だが、『それはそれで、仕方ない』と割り切るなり、達観すれば負のエネルギーを貯めて、こうした人間には決してならない。発想の転換が必要なのだ。私は40歳になった直後、筋疾患を発症した。最初についた疾患名はミトコンドリア脳筋症、2011年初冬に現在の封入体筋炎になった。何れも難治、進行性でゆっくりと身体を動かす機能を奪い、20~30年で最期を迎える。現在も将来も治療薬開発は絶望的だ。発症時点で、社内での栄達の目標は絶たれた。苦悩の末、疾患に抗い、限界まで働き努力する姿を息子に見せることを目標に切り替えた。『この世に存在した痕跡を残すこと』である。無駄な抵抗は百も承知だが、やり抜く覚悟でいる。

 文頭で笑みを浮かべながらパトカーで連行される容疑者に触れた。今年2月の衆院議長宛の手紙で、
心身喪失による無罪を主張している。心身喪失とは、精神障害などによる責任能力を問われない状態を指す。ここまで具体的な殺人計画を練り、犯行後の事までシュミレーションして、目標をほぼ達成した人間を心身喪失による無罪で取り逃がしてはダメだ。十分な責任能力遂行可能な状態として、司法の手に委ねて断罪するべきだ。そうしないと被害者やその遺族の無念は晴れない。ごく少数ではあるが、確実に増え続ける狭隘な差別・排他主義者に対してのデモンストレーションになる。今後続くかも知れないヘイトクライムへの抑止効果にもなる。
 

動画2 ユーチューブより
 


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 今日は、明るい話題をお届けしたい。競技的にはサッカーの方が嗜好に合うし、攻守の切り替えがなく展開が遅い野球は、あまり好きではない。ただし、今年のカープは別である。2013~14年クライマックスシリーズに進出して、黒田がカープに電撃復帰した2015年シーズンは、優勝が期待された。クライマックスシリーズ進出をかけて、最後まで奮闘したが4位で終わった。マエケンがメジャーに移籍して、戦力ダウンが囁かれたが、蓋を開けてみれば、ぶっちぎりである。そろそろ、在広メディアも優勝に向けて浮かれ始めてきた。まずは、中国新聞からお伝えする。
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カープ快進撃 パートⅠ 真っ赤な球場連日沸く
25年ぶりV期待高まる。 ~
7月17日中国新聞29面より

 広島東洋カープが20年ぶりに前半戦を首位で折り返した。チームの好調さに比例してマツダスタジアム(広島市南区)に連日、大勢のファンが詰めかける。周辺のグッズ売り場や飲食店も盛況だ。1991年以来の優勝へ期待が否が応でも高まっている。

画像1 7月17日中国新聞29面より 拡大図(要拡大)

 前半最終戦で、黒田博樹投手の日米通算200勝が懸かった13日の巨人戦。入場券は前日に完売して、開門の午前3時前から多くのファンが列を作った。交流サイトで知り合った仲間と午前9時から先頭に並んだ広島市佐伯区の50代の男性は、『今年は全試合観戦している。最終戦までのチケットは全て買った。このまま勝ち続けてほしい』と願う。開門と同時に内野自由席に駆け上がった。前売り入場券の販売はチーム成績に連動して絶好調だ。特に6月14~29日に達成した11連勝で、一気に注目が集まった。

20年前の記憶

 球団入場券部島井誠部長は『例年ならこの時期に9月の指定席が売り切れることがまずない。今年は売り切れが続出して、自由席も残りが減ってきている』と喜ぶ。昨季は、黒田投手や新井選手のカープ復帰があり優勝への期待が高まり、公式戦入場者数が初めて200万人を超えた。今季はそれを上回るペースだという。その一方で、まだ『優勝』の2文字を口に出すのを躊躇う昔からのファンも多い。当時流行語にもなった『メイクドラマ』という言葉ともどもに20年前の苦い記憶が蘇るからだ。1996年、3位巨人とのゲーム差7.0の首位で前半戦を折り返したカープは後半失速して、巨人に優勝をさらわれた。

毎朝の話題に
 それでも、例年と異なる空気をファンがは敏感に感じ取っている。岩国市在住の20歳の男性は、「カープ最後の優勝は20年以上前。僕はまだ生まれていない。物心ついてからこんな強いカープは知らない。野球に無関心だった友達ともカープの話題になり始めた。」と笑う。広島県世羅町の老人福祉施設長の男性はも『職場の朝礼でも毎日カープの話をする』と声を弾ませる。カープの低迷が始まる1990年代後半までは、職場や学校、街角でのカープの話題を事欠かなかった。その光景が今、広島の街に蘇っている。

カープ快進撃パートⅡ

画像2 7月18日中国新聞33面より 拡大図(要拡大)
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1 広島の街はカープ一色!

 とつい思ってしまう。性別、年代、その他各階層問わず浅く広く支持されている。野球好きだけの支持の枠を超えて全県・市民的な支持を集めている。地域密着の模範生と言ってもいいだろう。古い話になるが、Jリーグ構想が1980年代末に持ち上がった時に、参考にしたのがこのカープだったとの事。それも頷ける話だ。中国新聞記事にも書かれているが、私が高校時代だっ
た1980年代半ば、カープは黄金期の後半に差しかかっていた。毎年Aクラスに入るのは当然で、調子が悪いシーズンでも後半戦まで優勝争いをしなと「可愛さ余って憎さ100倍」となり、コテンパンに批判に晒されていた。市民・県民の異常な関心の高さは、選手にとって良くも悪くもプレッシャーだろうが、愛情の深さの裏返しとも言える。趣味や余暇の範疇を超えて、生活の一部だった。朝は前日のカープの試合結果が話題となり、午後からは当日の試合や先発投手を予想をしたものだ。合言葉は『巨人は敵』だった(笑)。私も大学進学で広島の地を離れるまで、カープファンで年に4~5度旧市民球場に通っていた。

 仕事の関係で広島にUターンしたのが、2000年。この頃にはすっかりと凋落していて、Bクラスが指定席だった。私個人も仕事の忙しさもあったが、東京に13年間いたのですっかりカープ教の洗脳が解かれ、ほぼ無関心だった。2000年代前半~中盤は暗黒期の最
盛期で、カープの存在は空気と化していた。無関心ではなく、多少の関心はあるが長年連れ添った古女房みたいなもので、居て当たり前、心を何処かでは感謝の気持ちは少しあるが、構ってやらないみたいな(笑)。決して赤の他人ではなかった。カープが成績や興行的にも隆盛を極める大きな転機が4回あったと考える。
   動画1 ユーチューブより

Ⅰ 2004年近鉄、オリックスの合併に端を発した1リーグ構想、Ⅱ 2009年3月マツダスタジアム開場、Ⅲ 2013年カープ初のクライマックスシリーズ進出、Ⅳ 2015年黒田、新井復帰


 2004年の1リーグ構想は、パリーグの球団中心に様々な組み合わせを模索されていた。当時不人気球団であったカープは、阪神との合併(実質吸収?)案が模索されていたらしい。 ~プロ野球再編問題~(ウキペディア) この構想を日の目を見ることなく、構想倒れに終わったが広島市民・県民の忘れかけていたカープ愛を復活させるには十分なインパクトがあった。次のマツダスタジアム(新市民球場)開場も大きかった。旧貨物ヤード跡地移転決定後は、『市内中心部でも集客に苦戦するカープがあんなとこに行ったら、もっと人が寄り付かなくなる』とまで酷評された。当初、ドーム構想もあったが、建設コストが300億円とも言われ、150億円の財源不足が生じた。市の財政難と当時の秋葉前市長の英断が生み出したオープンスタジアムともいえた。しかし、現在のボールパーク化の大成功を予測した人がどれだけいただろうか?都市公園、国有地で、現代の需要を満たせない手狭な敷地のあの場所を捨てたことが、大成功に導いている。

 新球場効果が切れ始めた頃の、球団初のクライマックスシリーズ進出も大きく後押しした。『カープ女子』(ウキペディア
)なる社会現象も生み出し、自動車メーカーマツダの復活とともに元気な広島に大きく貢献している。2015年の黒田、新井の復帰は2年連続クライマックスシリーズ進出の余波を受け、チーム力も十分優勝を狙えるレベルに達し、マエケンの日本球界ラストイヤーという事もあり、優勝を渇望していた市民、県民の期待が過去最高の年間211万人集客に結びついた。仮に今シーズン、リーグ優勝、日本一となれば、向こう10年は成績、興行ともに第2の黄金期になる可能性がある。

 
動画2 ユーチューブより


 画像3 7月18日中国新聞24面より

2 さて、『Xデー』に向けて

 まで7月の終わりなのに、在広メディアは優勝を意識した過熱報道が始めている。新聞記事では1996年の『メークドラマ』の悪夢が取り沙汰され、浮かれ過ぎない自重論も出ている。確かにまだ可能性が高いという話に過ぎず、道半ばだ。昨年にクライマックスシリーズ進出が最終試合にもつれ込んだり、黒田の現役続行決定直後の喧騒からすると、パニック的大喧噪になりそうだ。懸念材料は、選手に優勝経験者(カープでの)がいないことだ。まだ、今の時点では、普段通りの野球をしていれば結果で出るだろう。優勝を意識し始め、その経験したことがないプレッシャーを如何にして跳ね除けるか、これが最後で最大の山になりそうだ。他球団での優勝経験者が未経験が若手や中堅クラスをこれまで通り、牽引することを期待したい。

 私も昨年辺りから、カープ戦地上波放送機会が増えたので、手が空いている時は見るようにしている。スポーツ無関心の家内も、私のほうがまだ詳しいので、色々と聞いてくる。高校生の息子も勉強の傍ら、試合結果ぐらいは関心があるらしい。学校でもよく話題になるらしい。カープを取り巻く広島の街全体が、カープを強く後押ししている。市民・県民がわが身の大事と思っているのだろう。今年のカープは何かが違う。そして25年ぶりの悲願に、一歩一歩近づいているのは確かのようだ。

 
動画3 ユーチューブより





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シリーズ記事 近況について色々と ‐我が家の通信費削減‐ 

1 結局他社乗り換えではなく、機種変に

 5月11日の記事で、息子のスマホをYモバイルに乗り換えたことを書いた。面倒だが、私も他社乗り換えの予定だった。8月が更新月だと思い、先日契約しているauショップに問い合わせてみた。すると、電話では本人確認が難しいので、断られた(笑)。157の『お客様センター』なら可能ということで、再度連絡。ここで私の大きな勘違いが発覚した。それは、他社乗り換え可能な(違約金発生なし)年月日は、2017年8月1日~9月30日までだったのだ。2016年8月以降、と勘違いしていた。この年月日は現在のスマホの機体代金終了の年月日だったのだ。もう一度、
auショップに連絡。「機種変を考えているのだが~」的なトークで、ガラケー値段を聞いてみた。機種代金にもよるが、2,000~3,000円位だというナイスな返事が来た。次の日早速、仕事が終わり散歩時間にauショップに立ち寄ってみた。


画像1 ブログ主御用達のauショップ。auショップの横にソフトバンク、その前にはドコモ、Yモバイルは、auの斜め前にある。(ブログ主撮影)

 平日の18時近くなので、人はまばら。この区画は、携帯ショップ4社が対面式でテナント入居している。店頭に整理券のカードリーダーがある。機種変をタッチすると、待ち人数2人、時間は1時間待ちと出た。「げっ!マジかよ」と思ったが、引き返して再来店はもっと面倒だ。散髪を済まそうと思い、同じ階にある1000円カットの店に直行した。こちらは空いていた。来店直前までは込み合っていたようで、店員が4人もいた。この店も御用達の1つで、私のことをよく心得ている。座る時の椅子の位置、カットが終わり立ち上がる時の椅子の高さ、支えに使う簡易ロッカー兼鏡との程良い距離感など、痒い所に手が届くサービスだ。長くなるのでこの話はここでやめる。散髪が終わりカット店を出て、再度ショップに向かう。

 すぐに番号が表示され、テーブル席についた。ガラケー契約とスマホ契約(4GLTE)の料金引き下げの2つの話を聞いた。因みに、事務手数料3,000円と前スマホ機種代金1,800円は、8月25日の引き落としに含まれる(機種代金は9月まで)。格安スマホプランだと5,000円まで下がるらしい。ガラケー契約だと2,000円~3,000円台まで下がる。1,000円の余幅は、Ezwebメールの送受信料金で変わるとのこと。メルマガ配信設定を数多くしていると、当然かさむ。定額制ではないので、使った分は請求に含まれる。無料通話は25分間分のみ。26分以降は、1分40円という携帯電話が世に出た頃の料金となる。こちらからかけることはまずなく、かかってくるのは会社からの確認位で特に問題はない。少し驚いたのは、現在ガラケーでも3G対応機種はなく、総て4G対応機種しか取り扱っていないとの事。3G時代の中古機種があれば、更に安いプランが提供可能だが故障・破損した場合のコストがかかるリスクが大きいので、勧められないとも言っていた。

 自動車免許を手放した時の決断同様に、スマホバイバイを決断した。通話機能しか必要がない私には分不相応である。自宅がかなり良いWi-Fi環境下なので、初代、2代目スマホがネット端末として使える。仕事関係のメールは仕事用PC、プライベート関係のメールはお遊びPCへ転送設定にすれば、何も困らない。それでもって、我が家の通信費削減の聖域『ガラケー化』を断行した。機種変手続きは、新規と異なり楽だ。料金プラン変更でもあるので、店員が端末で事細かく説明する。半分くらい聞き流しながら、電子ペンで必要に応じてサインする。10月25日の口座引き落としから、完全に身綺麗となり格安料金へ移行する。
 
imageimageimage
画像2(右) 初代スマホ IS11SH 2011年10月~2014年8月
画像3(中央) 2代目スマホ URBANO LO03 2014年8月~2016年7月
画像4(左) 10代目(?)ケータイ GRATINA 4G 2016年7月~

2 約5年ぶりのガラケー

 徒歩が面倒なので、家内を呼びつけた。無料福祉タクシーと化している家内だ(笑)。時間は7時半を過ぎていた。息子は夏休み、家内は翌日はパートは休み。私はいつものように自宅勤務なので、帰宅時間に煩くなる必要はない。と勝手に判断したが、7月27日午前9時から、息子の高校で3者面談があるらしい(笑)家内に軽く怒られた。帰宅後、8~10月の月別料金(家内のスマホ料金込み)をメモした紙を渡した。家内の反応は、「凄く安くなるんじゃね!」だった。言い忘れたが、ポイントが4,000ポイント以上貯まっていたので、ついでにガラケー・スマホ共用充電器、大容量の急速充電器の2点と交換した。最近では、スマホだけではなくガラケー用のジャケットもあるらしい。交換を希望したが、この機種のジャケットがなく断念。来月にでもAmazonか楽天で購入しようと思う。それで、この2つにした。大容量の急速充電器は私は必要ないのだが、息子が理由はよく分からないが、充電器を半年サイクルで壊すのだ。その予備として交換した。

 いつもより遅めの夕食を取り、早速ガラケー弄りを始めた。電動ベットの上に胡坐をかいてケータイと説明書と睨めっこだ。差し当たり、通話機能の把握をしないと次の日の仕事に差しさわりが出る。その様子を見ていた家内がこう言った。「パパ、昔に戻ったみたい」と。この意味を説明すると、結婚前や結婚後の機種変した当日と次の日は、部屋に籠り、一心不乱に弄り回していた。2年前と5年前のスマホ機種変時も、同様のことをしていた記憶があるのだが、やはりガラケーを弄るのが家内のツボにハマったらしい。声には出さないが、(身体もその時に戻ればいいのに)と思ったに違いない。理由は私がそう思ったからだ(笑)


画像5 ガラケー君 
GRATINA 4G(公式HP)の取扱説明書
 
 さて肝心のガラケー操作だが、スマホのタップの簡易性に慣れているので、面倒の一言だ。カーソル移動方法を完全に忘れている。5年前まで、よくこんなものを普通に操作していたな、と思うくらいだ。カーソル操作と持病の封入体筋炎の関連だが、5年前だと特に難しさを感じなかった。しかし今は、簡単な指先作業が困難まではいかないが、楽ではなくなっている。遠位筋低下としか説明がつかない。疾患進行以外の理由で、これまでしていた動作をしなくなったとする。半年、1年ぶりに行った場合こうしたことがよくある。しかも5年間のブランク。5年前は障害者でもなかった。当然と言えば当然だろう。少しショックではある。
 
 スマホへの機種変ではないので、30分程度で終了させた。アプリなどは、これまで通り2代目スマホ(画像3)を使うし、PCに取り込んでいるものはお遊びPCを使う。初代スマホは、充電の持ちが以前より短くなってきたがコード付きならまだまだ使える。これは就寝時の玩具だ(笑)。ブログを書いている最中に思ったことがある。それは、2代目スマホが壊れたり、年数的な限界を迎えた場合の事だ。何年後にそうなるのか、不明だがその時は家内か息子の不必要となった端末を頂戴しようと思う。家内のであれば同じ機種だし、スマホ操作など大筋では、ほぼどれも同じだ。

 結果的に、機種代金支払いサイクルとプラン更新サイクルが合わず、他社乗り換えは中止してガラケー化にしたが、コストの削減が第一義だったのでこれで良しとしたい。つくづく思うのが、私は本当にシビアだ。お金を取り扱う業界に長らくいたせいもあるが、無駄を極端に忌み嫌う性格もあるかも知れない。今日はこの辺でお開きとする。




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関連記事 広島西飛行場跡地の今

 今日は、西区観音地区の話題をお伝えしたい。マリーナホップに新しく水族館が出来るとのことだ。この界隈は、旧広島西飛行場跡地(以下西飛行場跡地)活用案選考も進み、今秋には計画がまとまり2017年度以降の整備着手を目指している。西飛行場跡地は一時期、混迷の度を深めるサッカースタジアム建設候補地に挙がったが、軌道系アクセスの不備で候補地から落選している。第3の候補地が取り沙汰されているが、こうした現状を考えると、この地は難しい。そして江波と観音地区に工場を持つ三菱重工広島の旅客機部門工場完成と事務所棟新設計画も浮上している。併せて、貼り付けておくので興味のある方は、読んで頂きたい。
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マリーナホップに水族館 沿岸部の立地生かす
広島来夏オープン
  ~6月30日中国新聞29面より~


画像1 6月30日中国新聞29面より 拡大図(要拡大)

 商業施設の広島マリーナホップ(広島市西区)に来夏、常設の水族館がオープンする。開業以来初めての全面改装の一環で、地方では珍しい商業施設内の水族館となる。ヨットハーバーそばの立地を生かして海のイメージをより高める。沿岸部の賑わい性創出に一役買いそうだ。

 運営するマリーナホッププロパティ(中区)によると、名称は「マリホ水族館」。2年前までフードコートとして使い、今は催事場となっている敷地中央の施設「センターコート」を8月から建て替える。水族館は、平屋の約600㎡を予定して事業費は約8億円。初年度は35万人の来場見込む。商業ビル内のサンシャイン水族(東京)の改装を手掛けた事務所に依頼する予定だ。展示内容などの詳細は7月に発表する。マリーナホップは2005年に開業。経営不振が続いたが、テナントの入れ替えや催事効果で、昨年度の来場者は227万人。3年前の2012年度よりも40万人以上増えた。現在、外観の全面改装や新店舗誘致に力を入れている。マリーナホッププロパティでは、「都市型水族館で新たな集客スタイルの構築したい」と語っている。
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渓流や瀬戸内海を再現 マリホ水族館展示内容発表
~7月7日中国新聞9面より~


画像2 7月7日中国新聞9面より 拡大図(要拡大)

 
商業施設の広島マリーナホップ(広島市西区)に来年夏、水族館を開業させるマリーナホッププロパティ(中区)は、6日展示内容を発表した。渓流や瀬戸内海、サンゴ礁などの環境を再現した水槽を整備する。大人中心に幅広い世代を意識した癒しの場づくりで。集客増を図る。「マリホ水族館」と命名する。展示の狙いは「見ずに中の動きを見せて清涼感や躍動感を出す」とし、平屋の約600平方㍍を6エリアに分け、大小18の水槽を設ける。イワナやアマゴが泳ぐ水槽は、特殊なポンプで川面のような水のうねりをつくる国内初の展示にするという。

 加えて、瀬戸内海やサンゴ礁などの生態系を再現。熱帯の淡水魚が水面から飛び上がって虫を食べる様子も見えるようにする。クラゲ水槽も設ける。水槽前でのコンサートやヨガ教室などの催しも計画。結婚式やパーティ場としても貸し出す。魚の点数や入場料は未定としている。
マリーナホッププロパティは2012年から、マリーナホップの経営に携わり、現在、全面改装を進めている。水族館の初年度入場者数目標は35万人。坂垣伸也社長はこの日、記者会見の場で「課題だった平日や夜間帯の集客増が期待出来る。気軽に立ち寄れる憩いの場としたい」と語った。
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画像3 月日中国新聞面より 拡大図(要拡大)
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1 広島マリーナホップについて

 実はブログ主は、マリーナホップに過去に何度か家族で出掛けたことがある。最初は、オープンした2005年、その後も2008年ぐらいまで年に1度は足を運んだ。当時は広島南道路は開通しておらず、庚午橋経由で車で家族3人で遊びに行った。今は高校生の息子がオープン時には4歳、大観覧車、ピエロコースターなどの遊具施設に大喜びだった。家内は広島以外住んだ経験がない人間で、それなりに楽しんでいた。一方の私は、19~32歳まで東京に居たので特に学生時代中心に、首都圏のテーマパークを大小問わず、制覇していた。目が肥えていたので、正直な話個人的にはあまり楽しめなかった。

 ウォータフロントとしてのロケーションを満喫するには、周囲は工場、倉庫街でしかなく、若かりし頃のお台場やMM21地区、山下公園との比較で、典型的な広島風景にしか感じなかった。息子や家内が喜ぶ姿を見るのが楽しいので、付き合っていた。小学校に入り、息子がサッカーを始めたので土日はそれ一辺倒になり、通わなくなった。息子も
TDL(東京ディズニーランド)、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、スペースワールドに連れて行ったので、本物を経験すると最後のほうは物足りなく感じたようだった。一言でいえば、何もかも中途半端のイメージがあった。マリーナホップの概要を説明する。箇条書き風にまとめてみる。

広島マリーナホップ

・正式名称 ‐ココだけモール 広島マリーナホップ(公式HP

所在地 広島県広島市西区観音新町4‐14
・敷地面積‐11.3ha ・延床面積 - 20,594㎡ ・土地所有者 ‐広島県 
運営管理
 2005~08年10月 ミキシング 08年10月~12年10月 丹青モールマネジメン
 ト12年11月~
マリーナホッププロパティ(公式HP)
・オープン‐2005年3月(2006~07年拡張)

 運営会社がオープン11年で、2度変わっている。裏を返せば、集客苦戦の歴史とも言えた。実質広島都市圏初のウォーターフロント開発は、隣接する1997年供用開始の広島観音マリーナだった。他都市に比べ遅れに遅れた理由は、適切な工場、倉庫、貨物駅跡地がなく、新規造成(宇品内港、出島、五日市沖)待ちだったからだ。主要アクセスとなる広島南道路建設も、西飛行場の扱いを巡り、市と県が対立。両者の財政難も拍車をかけた。当初2010年開通予定だったが、2014年となった。バブル崩壊、その後の広島市の財政難で、広島のウォータフロント開発の基軸となるメッセ・コンベンションシティ構想は棚上げされ、
ウォータフロント開発も縮小された。この施設、商業施設としては、周囲のアルパーク地区や宇品地区に劣り、テーマパーク的なものとしては、USJ、スペースワールド、ハウステンボスに遠く及ばない。現在の目消費者が肥えている。価値のあるものには、躊躇なくお金を使うが、ないものには一銭も使わない。昨年の来場者が227万人とあるが、運営会社の努力の賜物だろう、と思う。そして、追い風が吹き始める。


画像4 西飛行場跡地、広島観音マリーナ・広島マリーナホップ(画像最南端区画の2/3)、三菱重工広島観音工場、広島ヘリポートが立ち並ぶ(広島市HPより)

2 広島ウォータフロント開発として期待するもの 

 広島都市圏のウォーターフロント開発の課題は、横浜、福岡とは異なり都心部との距離があり拡大都心として整備出来ない。郊外レジャー施設開発の側面がある。定時制の高い鉄・軌道系公共交通整備が難しい現状では、自動車アクセスが生命線となる。広島南道路が歪な形とはいえ、2014年に開通した。南北道路は、西飛行場跡地利用との絡みで、県道南観音観音線の拡幅が予定されている。西飛行場跡地も利用計画(28.3ha)も進み、2017年度中の着工となる。お隣の商工センター地区の海島博跡地では、イズミ資本の大型商業施設開発が進む。宇品地区では、スタジアム問題関連でMICE施設開発が取り沙汰されており、潮目が変わりつつある。

 そうした中、今回の「マリホ水族館」である。規模は600㎡で大規模なものではない。宮島にある「みやじまりん」の面積が7,218㎡で、1/12でしかない。テーマを絞った展示もオンリーワン志向で評価したい。棲み分け狙いだろう。広島市内にこうした施設がないので、気軽に立ち寄れる簡易施設として一定の人気が出そうだ。テーマパーク的に意味合いでは、確かにマリーナサーカス(大観覧車など)も中途半端なものだが、マリーナホップが単体施設としてウォーターフロント地区に立地する場合のそれと、他地区の開発も進み
ウォーターフロント地区全体の賑わい性が生まれた場合のそれとは、意味合いが異なる。相乗効果が期待出来るのだ。点でしかなかったマリーナホップが、周辺ウォータフロント開発の進展で線になる日が近づいてきている。計画中のものも含め5年後には随分と違う姿が、この周辺に誕生しているかも知れない。話が出た広島南道路だが、現在五日市地区で4車線化工事が行われている。~臨港道路廿日市草津線整備事業~(広島県HP) 広島はつかいち大橋の4車線化の検討が始まったが、商工センター吉島間の一般道の4車線化、そして宇品・仁保地区への延伸を検討してほしい。一般道の4車線道路が完成すれば、東西の大動脈が開通する。R2号線や平和大通りが公共交通優先に使える(PTPS設置など)。また動きがあれば取り上げたい。


画像5 西飛行場跡地などの周辺図 南端ピンクがマリーナホップ、薄い青と緑が広島観音マリーナになる(広島市HPより)



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