封入体筋炎患者闘病記

 封入体筋炎患者のヒロです。病歴は2019年で満11年、12年目に入りました。在宅勤務の仕事とリハビリの日々を送り、細やかながらも家族3人で暮らしています。ブログ記事は闘病記と広島地元ネタ、社会保障などの時事ネタ中心です。希少疾患の封入体筋炎の周知が目的です。関心があれば、ツイッターなどでご紹介していただければ幸いです。疾患関係で直コメントが苦手の方は、ツイッターのダイレクトメールを利用してください。封入体筋炎の闘病史は各進行段階の症状や生活障害、必要な社会保障制度等をまとめています。良ければ参考にしてください。最新の封入体筋炎の状況は『近況について色々と』、取り組んでいるリハビリについては『2019年春~夏 筋疾患(封入体筋炎)リハビリ』にて素人の体感目線で書いています。モバイル版で読みにくい場合は、PC版に転換してからお読みください。

2017年10月

前回記事 広島の都市問題 広島駅の話題 1
カテゴリー記事 
広島の都市問題 都心部活性化

 今日は再開発・跡地利用が着々と進む広島駅周辺にまた新たな商業施設が加わった。29日に開業した
『ekie(エキエ)』である。毎年何かしらの新施設が誕生している同地区だが、その誕生でまた駅地区の魅力が高まった。細かな検証らしきものは項目2以降に譲るとして、まずは喜びたい。ワンパターンだが、中國新聞記事紹介から始める。
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陸の玄関口 さらに変貌 
10月27日中国新聞9面より
広島駅商業施設『エキエ』29日開業

 

 広島市南区のJR広島駅に29日、商業施設『ekie(エキエ)』が開業する。第1弾は南北自由通路が開業した区画で、来春以降に新幹線高架下エリアが順次開業する。駅周辺には新しい商業施設やマンション、オフィスが集積。今後、駅ビルの建て替えも計画されており、広島の『陸の玄関口』は更に変貌する。


画像1 10月27日中国新聞9面より

周辺開発ラッシュ 駅ビル建て替えも
 南口と北口を結び、5月に利用が始まった南北自由通路、柵で覆われた区画の前で、行き交う人が立ち止まる。視線の先には『ekie(エキエ)』の看板。佐伯区の大学1年生の女性は『広島初の化粧品ブランドが入るので楽しみ。自由通路もでき、駅がどんどん便利になってきた』と笑顔を見せた。今回開業するエリアは、約1,700平方㍍。化粧品や食品、衣料などが22店が入る。うち7点が中国地方発となる。20~30歳代の女性を中心に、駅の利用者たちの集客を狙う。運営する中国SC開発(中区)の藤岡秀樹社長は『テナントの広島駅への関心が非常に高いと感じる』と手応えを示す。首都圏以外では初の化粧品店『イセタンミラー』を出す広島三越(中区)『駅周辺は働く人や人口増加が顕著。今後も大きな発展が見込める数少ないエリア』と出店理由を話す。スイスの高級チョコレートブランド『リンツ』も中国地方初の出店で『広島に活力とにぎわい生む施設』と期待を寄せる。

マンション集積
 出店事業者が広島駅に注目する背景には、周辺の開発ラッシュがある。昨年以降、南口のB、Cブロックの再開発ビルが相次いで開業。家電量販店やマンションが集まった。北口では、二葉の里地区にホテル、オフィスの入る複合ビルや広島テレビ放送(中区)の新社屋が建設中だ。広島駅は新幹線も含め、1日当たりの平均乗降客数が約15万人。中国地方で最も多い。一方で市中心部の紙屋町や八丁堀に、本通り商店街のエリアに比べ、商業施設やオフィスなどの集積は見劣りしていた。Bブロックの再開発にあるビックカメラ広島駅前店。昨年8月のオープン後、横井孝典店長は駅の変化を目の当たりにしてきた。ただ『買い物のために駅に来る人はまだまだは少ない』と実感する。『エキエなど今後の開発が進めば、より魅力的なエリアとなる
』と、駅の拠点性の高まりに期待する。

飲食や土産強化
 エキエは来春以降、新幹線高架下の1、2階部分にも整備され、延べ7,300平方㍍に約80店を誘致する。お好み焼きなどの飲食店や土産品店を強化し、観光客や通勤客の需要を担う。さらに平成30年代半ばには、広島電鉄の路面電車が高架で南口に乗り入れる計画で、利便性が高まる。同時期には、駅ビル『
広島アッセ』の建て替えも予定する。中国SC開発の藤岡社長は『少子高齢化の中で、どうすれば人が集まる場所になるのかを検討する。中國地方の遠方から訪れてもらえる駅ビルにしたい』と意気込む。駅利用者だけではなく、新たな魅力を打ち出せるかが鍵となる。

関連中国新聞記事⇒広島駅、ぐっと便利に (要拡大)
10月30日中国新聞1面より


画像2 10月30日中国新聞1面より
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1 エキナカ商業施設『ekie(エキエ)』の紹介


画像2 全面開通した南北自由通路と今回開業したエキエ-線路上空間開発部分(朱色)
画像1拡大画像


画像3 29日開業(画像2朱色部分)の各店舗配置図 拡大画像(要拡大)


画像3 29日に開業した先行開業した『ekie(エキエ)』(アンドビルド広島より)


画像4 『ekie(エキエ)』の店内の様子(広島・都市創生会意義より)


画像5 今年5月28日から一部供用開始となった南北自由通路だが、10月29日から全面供用開始となった(アンドビルド広島より)

 今回、全面開業した南北自由通路と商業スペースの一部開業のエキエは、2012年4月から工事着手されたJR広島駅橋上駅舎化の一環として取り行われた。工事概要は以下の通りだ。

▼工事概要(大林組HPより転載)

名称:JR広島橋上駅新築他工事

場所:広島市

発注:西日本旅客鉄道

設計:西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本コンサルタンツ

概要:S造、3F、PH2F、延2万963m²

工期:2012年4月~2018年6月

施工:大林組、広成建設


 まずは2014年11月に橋上駅舎の南口と新幹線口との新陸橋-連絡跨線橋の部分が先行完成した。続いて、2017年5月に南北自由通路の一部が完成。通路幅6~10㍍、通行時間-5時20~0時20分の暫定供用開始となった。先行開業した跨線橋と接続され、2・3番のりばと4・5番のりばの間に当たる場所に、改札「中央口」を新設し、北口寄りに「みどりの窓口」「きっぷうりば」を設置した。これにより、南口1階にあった「南口改札」「みどりの窓口」と北口2階の「北口2F改札」同1階の「みどりの窓口」と改札口ごとにそれぞれ設置されていた「きっぷうりば」が集約される形で廃止された。2017年10月に橋上駅舎と南北自由通路の全面稼業、そして橋上部分の商業エリア『ekie(エキエ)』が部分開業した。これにより時間限定での通行可だった南北自由通路が、24時間通行可能となった。商業スペースのエキエについては、今回は橋上部分(約1,700平方㍍ 22店舗)のみの部分開業で、2018年3月頃、新幹線高架下の1~2階(7,300平方㍍)にも拡張される予定で、完成後は総面積約9,000平方㍍規模の商業施設となる。中国新聞記事に出ているが、客層を20~30代の女性消費者に絞っており(今回の開業部分)、コスメや雑貨、衣料、食料品中心の店舗構成となっている(上記画像3参照)。2018年3月に開業する新幹線高架下エリアの店舗構成は、立地を考慮した飲食店や土産品店の強化を打ち出している。
 
2 エキエの気になる将来
シャレオの二の舞は避けてほしい


画像6 地上の人通りが嘘と思われる閑散としたシャレオ西通りの様子
(広島・都市創生会意義より)
 
 エキエの将来だが、疑似事例として紙屋町シャレオ(公式HP)を挙げる。2001年4月に広島初の地下街として鳴り物入りで開業した。結論で言えば、失敗だった。シャレオを運営する第3セクターの広島地下街開発は、広島高速交通と共に未だに債務超過である。 ~第27期決算公告
~(広島地下街開発) 広島高速交通は近年のアストラム利用者増加で、債務超過脱却が見込めているが広島地下街開発は、そう容易く抜け出しそうにない。シャレオ失敗の理由は、近隣商業施設との棲み分け狙い対象消費者をエキエ同様に20~30歳代の独身女性に絞り、その規模も中途半端だった点がまず一点目。二点目は、開業時には想定していなかった郊外大型商業施設の乱立である。2002年のシャレオの1日平均通行人数は平日-16.2万人、休日-16.3万人だった。この当時は郊外大型商業施設はアルパークのみ。怒涛の郊外大型商業施設の乱立の渦中にあった2009年は、平日-14.0万人、休日-11.9万人と平日14%減、休日は27.0%減となった。この年は市民球場が移転したがこれも追い打ちをかけた。休日の通行人数減少は、買い物目的でシャレオを含めた都心部地区に人が以前ほど寄りつかなくなったことを意味する。シャレオ利用者は、通行人数の僅か7%でしかなく、減ったとはいえ平・休日1日平均10万人以上の通行人(顧客予備軍)の9割以上にそっぽを向かれている。跡地利用の遅れも指摘されるが、旧市民球場が年間100万人以上集客していた時代も、今同様に相手にされていなかった。理由としては、戦略上のミスと郊外大型商業施設の乱立のほうが大きい。現在のシャレオは、小奇麗な地下道に過ぎない。そもそもの必要性にまで言及されるレベルだ。

 これは『たられば』の結果論となるが、建設予算にもう少しだけ上乗せして
紙屋町交差点を起点にシャレオ規模(東西-225㍍、南北-390㍍)で広電の軌道を路下(地下)化して、路面公共交通の最大のボトルネックの同交差点の混雑解消を図った方が費用対効果が高かった。具体的に言えば、アストラムラインの軌道が地下2階部にあるので、広電は地下階部になる。紙屋町西・東電停と本通電停を路下(地下)電停化。宇品(広島港)方面の右左折専用レーンも設置。乗降客が多いこの3電停をゆとりがある構造にして、自動改札化。交差点信号待ち停車・3電停の乗降時間短縮も図れ、広電市内軌道線の団子運転(軌道内渋滞)も緩和されたかも知れない。立体化のデメリットとして電停まで平面アプローチの利便性が損なわれることがあるが、紙屋町交差点の弊害との天秤にかけるとメリットのほうが勝る。紙屋町地下街建設は、旧建設省の『都心部道路地下空間整備モデル事業』として事業採択された。建設着工当時(1998年11月)には、既に旧建設省の路面電車走行空間改築事業制度(1997年発足)が創設されていた。この制度だと市や事業者(広電)も一定の負担が伴うので、『都心部道路地下空間整備モデル事業』として紙屋町交差点の渋滞解消名目で、出来なかったのかな、と思ったりした。共に旧建設省の制度だ。これだと地下1階-地下道&アストラムラインコンコース、地下2階-アストラムライン駅&軌道、地下3階-広電3電停&軌道、歩行者、広電、車の分離が出来た。しかしこれは、典型的なたられば論で、言っても詮無きことだが・・・。話が思いっきり逸れたが(笑)、エキエも1つ間違えれば、シャレオ同様に小奇麗で便利な通路だけで終わる可能性は否定できない。

3 今後の駅ビル建て替えへの期待感(あくまでもブログ主所感)
一目で広島と分かるラウンドマーク的な施設が良いかも・・・


画像7 2020年代半ばの建て替えが予定されている『広島アッセ』(アンドビルド広島より)

 広島駅の商業エリアとしての今後を考えたい。かねてから言われているように、広島駅南口広場再整備(広島市HP)が2020年代半ばに予定されている。広電の駅前大橋線が高架軌道で広島駅に乗り入れる。その関係で現在の駅ビル『広島アッセ』は建て替えられる。現在の駅ビルは1965年完成で築52年。1999年に改修はされているが、経年劣化が進み現在の耐震基準も満たしていない。建て替えのJR西日本は建て替えの意思表明こそしてはいるが、その規模や内容などの詳細は明らかにされていない。うろ覚えで大変申し訳ないが、2014年頃JR西日本の真鍋社長が『現在のような大きさが必要なのか検討したい』とコメントしていたことを思い出した。この場合の現在は、現行広島アッセ(商業面積1,961平方㍍)とエキエ完成時(商業面積9,000平方㍍)の約20,000平方㍍を指すとブログ主は推察する。少なくとも20,000平方㍍を超えることは絶対にない、ともいえる。むしろ、この規模を下回る可能性が高いかも知れない。

 こうした慎重姿勢を崩さない背景には、21世紀に入り駅前ターミナル百貨店の時代は終焉を迎えていることがある。少し前にも書いたが、小売業界に身を置く私の妹も同様の見解で、百貨店での買い物習慣がある現在の高齢者が去ると、衰退に歯止めがかからなくなり、数十年後はビルテナント業としてしか生き残れないとも言っていた。その証拠として広島駅南口再開発B・Cブロックとも商業テナントは家電量販店である。駅前再開発の三種の神器だった百貨店、ホテル、業務用テナントビルは過去の遺物と化した。下記画像7は、買い物目的の代表的な交通機関だがバブル初期の1987年と郊外大型商業施設全盛期に入っていた2008年時の比較だ。自動車利用が17.9%から45.5%と2.54倍と急増している。日本人の買い物スタイルの変化を読み取れて面白い。人間は一度便利で効率的なものに慣れると、不便で非効率なものには絶対に傾かない。広島都市圏におけるJR線利用者は、ほぼ横ばいと他の交通機関と比較しても健闘している。ただ買い物目的でのJR線利用は僅か1.6%。広電(宮島線含む)の2.6%よりも低水準である。要はJRは通勤通学の足でしかなく、買い物の足にはなり得ていない。広島駅に限れば、比較的
(地方レベルでの)大きな乗り継ターミナルでしかない。広島駅周辺の土地空間利用の制限-河川、山、鉄路による南北分断 もあるので、商業地域としては限界がある。私個人は、通勤客と増え続ける観光客、カープ戦観戦者を対象とした商業施設集積で十分と考える。やはり中心は紙屋町・八丁堀地区だ。新聞記事では、広島駅周辺地区にあらゆる集積が進みつつあるかの報道がなされているが、あくまでも再開発や区画整理対象地域内での話であり、隣接地域が民間投資先になっているとは言い難い。むしろ旧来の都心地区の老朽ビル建て替えのほうが活発化している。未だに動きが見られない広島東郵便局や、フタバ図書が入居するイズミ所有のビルを見てもそう言える。

 駅ビルこと『広島アッセ』の建て替えもこの流れに沿った規模になると
思われる。消費の中心の30~50代のファミリー層は、開業当初は寄りついても飽きると離れる。むしろ規模よりも現在の商業スペース面積は現状維持もしくは少し減少してもよいので、公的スペースをふんだんに設けた広島の新ラウンドマーク的なものになってほしい。駅前大橋線が南口広場内を高架軌道で横断し『広島アッセ』に乗り入れる。路面電車の高架軌道などオランダ デン・ハーグやドイツ オーバーハウゼンなど、海外LRTでは珍しい光景ではない。しかし、日本では初めてのケースとなるので開業当初は話題を呼ぶのは間違いない。ただ、広電ターミナルが高架上に建設されるので、現在の南口広場が遮られ閉鎖的な空間になりそうだ。その代替えとして『新広島アッセ』には開放的な広場や休憩場所、単体施設として必要性がない老朽化した公共施設の受け皿などの機能を併せ持つものが相応しいと思う。いたずらに規模だけを誇る時代ではない。身の丈に合わないものを造って、早々にメインのテナントが撤収するようでは恥ずかしい。市・都市圏の消費者動向や近い将来必ず訪れる人口減・超高齢化時代に促したものにしたいところだ。


画像8 1987年と2008年の買い物目的で使う交通手段の推移(広島市HPより)

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前回記事 広電バス180円均一始まる
カテゴリー記事 
広島の都市交通 広電

 さて久しぶりのリアルタイムの広電のニュースが中国新聞に掲載されてたので、今日はそれを取り上げる。今年に入り、複数のバス循環路線構想や時間制運賃制度の検討。バス・電車の運賃を初乗り180円に揃えるなど限られた原資での積極経営が目立つ。縮小の一途を辿る市場で苦戦を強いられている同社だが、こうした姿勢は好ましく感じる。とかく批判の的となる速達性向上などは、自助努力だけでは解決困難なものが多く、ソフト施策中心となるが個人的には評価している。広島市の場合、諸般の事情で今後も路面電車やバスが都心部の移動手段の中心となる。で、まずは新聞記事の紹介から始める。
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『広電本社前』大幅改修へ バスも乗れる電停検討
10月27日中国新聞9面より


画像1 10月27日中国新聞9面より

 広島電鉄(広島市中区)が、中区東千田町の広電本社前電停を大幅改修することが26日、分かった。ホームを拡幅して待合室を設置。2系統の路面電車が縦列で停車できる長さに延ばす。将来は路線バスを線路上に乗り入れ、同じホームで乗り降りできる国内初の仕組みを検討する。上りと下りのホーム幅を約1.3㍍から3㍍へ拡大する。待合室は
透明の仕切りで過去って数人が座れる広さを確保。車いす用の待機スペースや空調も整える。ホームの長さは現在の上りは29㍍、下り25㍍をともに48㍍に延ばす。到着した車両と続いてくる車両が同時に停車出来るため、スムーズに乗り換えられるようになる。既に一部を着工しており、来年3月の完成を予定する。改修に伴い、電停近くの県道は片側3車線から2車線になる。さらに将来は、バスが車道から線路上に乗り入れ、電停の前に停車することも検討する。実現すれば、ホームに降りた乗客がそのまま路面電車やバスの乗り換えられる。同社は、市内循環バス路線の新設などの路線の再編を検討しており、広電本社前電停をバスと路面電車の結節点としたい考えだ。椋田昌夫社長は『お年寄りたちが乗り降りしやすい電停を目指す。公共交通を通じて、広島が元気な街になってもらいたい』と話している。
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1 国内では初めてだが海外での事例はある
合理的な都市交通を実現しているドイツに多い。


画像2 ドイツ ダルムシュタットのシュタットバーン(路面式LRT)、バス相互乗り入れ区間の様子。中心市街地のトランジットモール、それ以外の区間でも共用区間がある(ユーチューブ画面撮影より)


画像3 ドイツ オーバーハウゼンの高架橋(トラッセ)区間のシュタットバーン(路面式LRT)とバス共用区間の様子
(ユーチューブ画面撮影より)


画像3 ドイツ ブレーメンの自動車乗り入れ禁止区間の
シュタットバーン(路面式LRT)の軌道上を疾走する連接バスの様子(ユーチューブ画面撮影より)

 今回の広電本社前電停の大幅改修は、これまでの本通や土橋の各電停よりも大規模なものになりそうだ。ホーム長は紙屋町西電停(有効長51㍍)よりも3㍍短いが、ホーム幅は3.0㍍で最大となる(広島駅や西広島駅のターミナルは除く)。余談となるが、紙屋町西電停のホーム長はシャレオ開業以前は、30㍍クラス車両(5000・5100形)が二編成同時停車が可能だったが、シャレオ開業後は連絡階段が設置されホーム長が切り詰められ、不可能となった。同電停に停車する3・7号線(宇品方面に右折)が交差点の先頭車両の場合、信号制御方式(トロリーコンタクター式)の関係でホーム端の7㍍手前が停車位置となり、有効長が51㍍から43㍍に。30㍍クラス車両(5000・5100形)と18㍍クラス車両(1000形)の同時停車が出来なくなる。この電停への入線待ちの電車が、相生橋、原爆ドーム前電停付近で大渋滞しているのはこれが大きな理由らしい。まだ計画の日の目を見ない平和大通り線-西広島~小網町交差点(江波線)~白神社交差点(宇品線)の新設、紙屋町交差点の信号サイクルの変更、未だ検討中の信用乗車方式の採用で、9.0~9.5km/hの速度を軌道法運転規則をいじることなく、3.0~4.0km/h程度向上可能だと思ったりした。アストラムライン延伸(西風新都線)も悪くないが、優先順位が逆ではなかろうか? まあこれはブログ主の個人的な感想だ。

 で、話を戻す。広電本社前電停の大幅改修自体は喜ばしい。バス
を線路上に乗り入れ、同じホームで乗り降りできる国内初の仕組みの検討の是非は、次項目で論じたい。記事をお読みになった方は、奇想天外な発想と思われるかも知れないが、確かに国内では事例がないが海外-特にドイツなどでは割とある。上記画像2~4と下記動画1はその様子をユーチューブ動画撮影させてもらった。LRTの利点は数多くある。安価な建設コスト、中心市街地の求心力向上の他に異なる交通機関との相互交換性がある。具体的には、JRや大手民鉄のような都市鉄道線との相互乗り入れ、バスの軌道内乗り入れなどである。これは、同じ中量輸送機関であるモノレールやAGT(アストラムライン)では持ち得ない利点だ。既存の交通インフラへの最小限度の投資で、互いの能力を最大限に引き出し高められる。俗にいう費用対効果が高いのだ。ドイツ人の合理的な思想は都市交通に対しての考えにも反映されている。経済発展の過程で、当然モータリーゼーションの大波は押し寄せる。ドイツはその過程の1960年代、他の先進国同様に闇雲にトラム(路面電車)を廃止にはしなかった。日本ではその変わる存在として大都市ではフル規格地下鉄、中都市以上~大都市未満では中量輸送機関のモノレールやAGTがそれに代わる存在として脚光を浴びた。旧西ドイツでこれらのシステムの採用は見送られ、トラム(路面電車)のシュタットバーンへの昇華を選んだ。一定の利用者が見込め、財政規模が大きい人口30~40万人クラスの都市では都心部を地下化(路下化)、他の区間では軌道の専用化を段階的に進めた。小都市では現在の路面走行式LRTの雛形となる形で高度化が進められた。旧西ドイツで考案されたシュタットバーンは1970年代後半、北米(エドモントンなど)でLRTとして昇華。1980年代半ばから、欧州に再輸入されフランス(ナント、グルノーブルなど)で根付き、1994年ストラスブールの大成功でLRTを都市交通の主役に押し上げた。21世紀に入り欧州のみならず、全世界に伝播した。

 AGT(アストラムライン)やモノレールの存在は完全否定はしないが、高価なランニングコスト-高架軌道・駅の維持費や短期間での車両更新 が高く、広島市に限れば都心部のAGT地下線は1㌔当たりの建設コストが約428億円。他都市のフルコスト規格地下鉄よりも高い(笑)。~新 広島都市圏鉄軌道系改良提言 その1~ 財政状況も一時の危機は脱したが、政令指定都市ワースト3位。将来の人口減と超高齢化時代を鑑みるとその必要性は皆無と言える。 ~新 広島都市圏鉄軌道系改良提言 その2~ 広島いや日本、そしてアジア各国の都市交通施策を見ると都市最大需要路線にフル規格地下鉄を取りあえず導入。他の交通機関との棲み分け、都市・都市圏全体の公共交通の再構築の概念が希薄だ。そう既存の公共交通ネットワークを活かす発想が皆無で、古いシステムは新しいものが出れば躊躇なく廃棄する。長期的な都市ビジョン、戦略などに決して沿ったものではなく、安易に交通渋滞解消目的だったりする。都市の成長戦略の手段としての鉄軌道系交通の新規導入ではなく、それ自体が目的な場合が多い。日本も最近は改まりつつあるが、古いものでも手を加えリニュアールすることで、別物に生まれ変わったり、持てるポテンシャルを最大限に引き出せる場合もある。日本の場合のそれは、財政難、義務的経費(社会保障費)増大による財政硬直化、高齢化社会の到来の要因でせざる負えない側面があった。ドイツのそれは、半世紀以上も前からその合理的な思考で選択している。その判断の良し悪しは難しいところだが、日本が21世紀に入りドイツやフランスの制度の模写をしていることや自治制度の相違はあれど、この2か国の地方都市が元気で日本の地方都市とは異なり活性化されている事を踏まえれば、正解はあちらだったと言える。 ~都市・交通政策において日本はフランスから何を学ぶべきか ~(日本交通政策研究会 講演会) 日本のシステムが何でもかんでも優れていると考えるのは早計で、合理的な思考法に徹する欧米が日本のものよりも優れていることが多い。
 

動画1 
Spurbus + Strassenbahn Mannheim ドイツ マンハイムのシュタットバーン(LRT)とバスの共用区間の動画。

 軌道内渋滞に拍車がかかる可能性が高い
バス路線の軌道内乗り入れは慎重な判断が必要

写真:

画像5 記事とは無関係だが相生橋のセンターポール区間の走るグリーンムーバこと5000形
(はらしととさんツイッター画像より)

 今回の広電本社前電停の大改修よりもバスの軌道内乗り入れについて考えたい。先の項目でドイツの事例を引き合いに出し、その合理性を褒め称えた。それをそのまま、広島市でも可能か否かはまた別問題となる。導入されている都市の特徴として、トランジットモール区間限定、中・大都市部ではなく小都市。中都市であっても、系統数がそう多くない区間限定などの諸条件が整い、初めて実現している。系統数や本数が多い場合、メリットよりもデメリットのほうが大きい点も十分留意しなければならない。中国新聞記事によると、路線バスが広電の軌道内に永遠に乗り入れるわけではなさそうだ。乗り入れた場合、宇品線の本通-広電本社前間では既に3系統(1・3・7号線)が設定されている。この区間の朝ピーク時の1時間の本数は58本。62秒に1本の電車が走っている計算になる(片方向)。参考にまで言うとアストラムラインは24本で、2分30秒に1本である。団子運転に拍車をかけると言うか、広電市内軌道線の速度低下を加速させる可能性が非常に高い。多少の利便性向上のために公共交通の生命線である速達性を捨てる自殺行為だ。恐らく停留所手前で軌道内乗り入れ、利用者の乗降を行い、その後軌道内から車道に出る形になる。これも1つ間違えれば、軌道内渋滞を深刻化させる可能性が無きにしも非ずといえる。


画像6 広電が打ち出した3本の電車とバスの循環路線ルート図。赤-広電市内軌道線「循環路線」、緑-2018年1月就行の「急行循環バス」、青-検討予定の「循環バス」 

 右左折車両が紙屋町交差点で先頭車となり信号待ちすると、後方の直進車両が数度の信号停車待ちとなる。それの再現に近い状況が生まれるかも知れない。軌道から車道に入るバスの発車待ちが生まれそうだ。勝手な想像だが、バス専用停車帯が電停をすぐ出た地点の軌道内に設定され、後続の電車の進行を阻むことが予測される。車道に専用バス停車帯を設ければ別だが、たぶん事故多発地帯になる(笑)。広電の意向では、この電停をバスと電車の結節地点にしたいとの事だ。こんな場所を結節点とする必要性がそもそもあるのか? の疑問は無理やり置いておく(笑)。現在、この近隣には広電バスは路線を持っていない。広島バスの25-1号線だけである。新聞記事によると、循環バス路線との結節を想定しているようだ。前々回記事 ~循環バス路線新設と時間制運賃~ は日本経済新聞の記事からだが検討予定の上記画像6の青点線の循環バス路線と結節になると予測する。2020年代半ばになると駅前大橋線が開通して、路面電車の循環路線(上記画像6の赤点線)も誕生する。路面電車の3系統が4系統となり、新たなバス路線も生まれ広電本社前電停で結節。
路面電車の循環路線の運行計画が判明していないので、はっきりとしたことは言えないが、仮に朝ラッシュ時の高頻度の運行をした場合車道進入待ちのバスが後続電車の進行を遮る。しかも後続電車の本数が増えてだ。結果、新たな軌道内渋滞スポットの創出になる。正直なところ、良策とは思えないのだ。この方法が適しているのは、運転系統が少ない路線の拠点電停、駅前広場の土地的空間が狭い終点ターミナルぐらいだろうと思ったりする。

 どうしても広電本社前電停でのバスとの結節にこだわるなら、電停横の車道をバスストップにして停車帯を設置。電停を共用停留所にする。こちらのほうが分かりやすい。県警が容認するかは別として‥・。公共交通などここ10年ぐらい使ったことがないブログ主が言うのは憚られるが、既存路面電車都市のLRT昇華を阻むものとして軌道法運転規則第6条-最大編成長30㍍以下、同53条-最高速度40km/h以下がある。次に、導入沿線住民の反対。そして最後に『路面電車の設備改良をするのはよいが(必要性は理解できるが)それによってクルマの利便性が少しでも損なわれるのは許さない』とする、クルマを利用する人たちの既得権益優先主義的な考え方の影響が絶対にある。その意思に沿った道路管理行政を行う警察も市民の私権を優先させ、公権(公共交通)を制限させる。公私の捉え方の欧米との相違と言えばそれまでだが、遅々として進まない現状を見るとそう思わずにはいられない。1人当たりの道路専有面積を自動車利用と公共交通利用と単純比較をすれば、どちらが効率的かは一目瞭然だが、しかしそう簡単に事は運ばない。広島市が標榜するバス・電車の高度化は自動車利用の一定の制限を伴う。その合意形成がコスト調達よりも高いハードルとなるのが悩みの種だ。散々ブログ記事で提唱する既存道路と一部道路の新設による地域高規格道路での環状道路の整備、TDM(ウキペディア)といったハード・ソフト両面からのアプローチが良策だ。これで都心部及び、デルタ内の交通量-特に通過交通量を減らし、公共交通最優先の道路利用を果たすことが重要だと考える。今後も広島の都市交通の主役を担うであろう広電には、既存区間の架線レス化の推進と信用乗車方式の本格導入、簡単な縁石設置による簡易センタ-リザベーション化、PTPS(公共車両優先信号)設置などを行政と共に粘り強く県警に訴え続け、順次実現してほしい次第だ。


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前回通院記事 8月の広島大学病院通院
シリーズ記事 ブログ主のHALリハビリ

7 10月24日のリハビリ 
Lesson 4


画像1 毎度毎度の広島大学病院の診療棟(手前)と入院棟(その後方)の様子(広島大学病院HPより)

 この日の訓練の様子を詳しく書く予定だったが、特に変わったこともなく目新しい情報もないので、割愛して訓練の様子は省く。この日は、10月24日だったこともあり、訓練中の話題はカープに集中した。10月24日は、CSでカープが
DeNAに敗れ去った日だが、HALリハビリ訓練はその日の午後からだったので、話題は前日(23日)の王手をかけられた試合(CSファイナル第4戦)についてだ。初回の3点先制までは嫌な流れを払拭するかの勢いを感じ、期待感満載だったが先発の薮田が中4日の影響もあり、今一つだった。4回に筒香にソロ弾を浴びて1失点。続く5回は四球と二塁打でピンチを招き、桑原に三塁線を破られて同点にされた。ここで薮田は降板、九里へ交代。一度火が付くと止まらないDeNA打線は九里にも襲いかかり、3-4と逆転された。この遅い継投策にまずスタッフの非難が集中。ラミレス監督なら、4回で薮田は降ろしていただろうと口を揃えるように言っていた。最大の非難は、6階の裏のカープの攻撃だ。無死満塁の絶好機に岩本、小窪と代打攻勢をかけたが、申し合わせたかの如く、連続三振。田中広輔もあえなく凡退。この回の無得点を以て、今年のカープのCS敗退がほぼ決まった、と皆、口を揃えていた。私も全くの同意見で、早めに動き能動的で勝負師のラミレス監督に対して、故障者が多く切るカードの選択肢が狭まり、その威力が落ちているのにペナント仕様の戦いに終始した緒方監督との差は歴然だった。もう1つ言えば、『田菊丸』の1~3番に固執しないで菊池と西川の打順入れ替えもありだと思った。ド・素人ファンには分からない事情があるのかも知れないが・・・。

 私もそうだが、スタッフ一同非難が緒方監督に何故か集中した(笑)。私が面白い発言を聞きたいと思い、煽るまではいかないが軽く誘導するような文句を投げかけると、乗ってきた(笑)。そりゃそうだ。
DeNAと相性は悪く勢いがあるとはいえ、マツダスタジアムの圧倒的な勝率を考えると、CS敗退など予想した人間などいやしない。初戦に勝ったチームの日本シリーズ進出100%のデータは何だったのか?となった。対戦成績を2勝(アドバンテージ1勝含む)3敗と王手をかけられ、奇策の類でこの流れをせき止める能力などない事も皆知っていた。スタッフの一人が面白いことを言っていた。河田、石井琢朗コーチの退団の影響だ。両コーチはカープ連覇の立役者だが、この2人の退団がCS前に発表された。本来なら『お世話になった2人のために、最後の花道を~』となるところだが、残念なことにヤクルトへの入団もほぼ同時に報じられた(笑)。これによりチーム内の雰囲気が壊れたのではないか、という大胆な仮説だった。言われたらそんな気もしてきた。スタッフの1人の仮説に過ぎないが、妙に納得。素人同士の与太話の類だが、お互いカープの話になるとにわか評論家に変身する。奇説、珍説も含め侃々諤々(かんかんがくがく)の話を気兼ねなく出来るのがカープの良いところだと再認識した次第だ。この日のリハビリ訓練はこの種の話に終始。やることだけしっかりとやって終わった。以上(笑)。

8 10月27日 泌尿器科&HALリハビリ&脳神経内科
人生初のトリプルヘッダーの初体験


 10月27日(金)は、通常の脳神経内科と泌尿器科の定期受診とHALリハビリ訓練が重なり、泌尿器科⇒
HALリハビリ訓練⇒脳神経内科 のトリプルヘッタダーの強行軍となった。いつものHALリハビリの時とは異なり、有休消化で通院した。11時30分-泌尿器科、13時30分-HALリハビ、15時-脳神経内科の予定で、訓練含め歩行距離は計1,500㍍、立ち時間は6時間以上と私の下肢の筋力がどこまでもつのか?不安を抱えての通院となった。10時20分に自宅マンションを出て、大学病院に向かった。当然送迎は家内のデミオだ。到着は11時前後、大学病院のタクシー乗り場横の空いていた停車帯を止め、降車しようとした瞬間、懐かしい人を見つけた。そう以前の記事で、私同様HALリハビリに通院。2012年度に障害者能力開発校に共に通校した筋ジストロフィーのO君だ。丁度訓練が終わって帰宅する途中で、母親に車いすを押され横切った。声を掛けたかったが、私も健常者のように機敏に動けない。見送るだけで終わった。人工呼吸器らしきものを装着して、姿こそ少し変わったが、命一つ存えている様子を見て安堵した。私も人の事は言えない。当時は障害者然としておらず、『本当に障害者ですか?』だったのだから。あれから5年、見た目も『THE 障害者』となった。月日が流れるのは本当に早い。早々に院内に入り、診察券をカードリーダーに通しまずは104の採血室に向かった。ここでまず、採尿。そして採血をした。午前中なので、混雑している。待つこと15分で呼ばれ、3本の注射器に血液を納め2階の202受付に。

▽泌尿器科


画像2 同病院診療棟2階にある泌尿器科

 まずは1試合目の泌尿器科。前回記事でも書いたが、この診療科は私の感覚ではおまけだ(笑)。ただ、慢性前立線炎(扶桑薬品工業HP)の痛みの恐ろしさの記憶が生々しいので、疎かには出来ない。発症理由は封入体筋炎の闘病生活のストレスの疑いが濃厚で、大本の根本解決が難しい現状では薬物療法で症状を抑えるしかない。その意味合いではまあ、重要と言える。そう待たずして呼ばれ27受診室に。実は話すことも多くない。最近の病状だけを語り、現行治療の継続だけを確認して、終了。次回の予約を12月22日に入れた。最後の試合(笑)の脳神経内科の次回受診日が22日が無理な場合、それに合わせると申し合わせて受診室を後にした。時間にして15分前後。あっという間に出来事だった。202受付で会計を済まし、そのまま渡り廊下を通り、入院棟の2階に向かう。時間は、まだ12時20分ぐらいと先は長い。先に立ち時間が6時間以上と書いた。『大変なら座ればいいだろう』となるのだが、私の場合一定の高さの椅子、立ち上がる時の反動利用する机、立ち姿勢のフニッシュを決める時に支えとなるものがあって、ようやく可能となる。長椅子がポツンとあっても下肢の筋力だけでは、立ち上がれない。だから、永遠に立ち続ける。壁に腰を預け、左手で杖、右手で手すりを持ち下肢の負荷を軽減すれば、数時間は立ち姿勢は支えられる。『では、車いすでは?』の素朴な疑問があると思うが、移動速度は向上するが立ち上がりが出来ないのは同じで、特にトイレが困るのだ。よって消去法で、立ち姿勢を続けるの一択となる。

▽10月27日HALリハビリ 
Lesson 5


画像3 同病院入院棟5階のリハビリ科の様子 奥の眩しい所が訓練歩行コースのスタート地点だ。

 第1クールで散々記事を書いたお陰で、書くことがすっかりとなくなった(笑)。スタッフと親密となりリハビリ仲間になりつつある。毎週同じ日時に顔を出すので、他のリハビリ患者にも声を掛けられることも増えた。この日は、点滴台を片手に持った高齢(70代前半?)の女性に『お兄ちゃんは真面目に頑張っとるね』と声を掛けられた。『お兄ちゃん』のフレーズに個人的な違和感を感じたが(笑)、その年代の人から見れば、たぶんお兄ちゃんなんだろうなと無理やり納得した。やはりHALを装着して、巨大歩行器を押しながらコースを歩行するリハビリは、珍しい光景で目立つ。奇異の視線を感じることも多い。少々、痴呆症に入っていると思しき方々など、子どものようにガン見している(笑)。前回(10/24)の訓練同様に歩行距離は3往復半で切り上げた。両膝の屈折、腰の押し出し、上肢の姿勢、極力腕力を使わない 以上4点の歩行姿勢に注意して、崩れたら立ち止まり修正を加える。これを何度も繰り返した。正しい歩行姿勢を取らなければ、単純な歩行距離は伸びる。ただ、それだけの事。廃用性の筋委縮(リハビリメモ)で失った筋力の回復を主眼としている。やるからには何かしらの目的意識は持ちたい。もう1つ加えるなら、足の裏を地面につけた時に力強く、踏みしめることを心掛ける。膝崩れ(膝の屈折以外)の予防にもなる。その代りと言っては何だが、訓練終了後は疲労困憊で早く帰宅してベットに横になりたいほどに筋力よりも体力を消耗する(これ本当)。

 疲労困憊となるのだが、下肢の筋肉の張りや痛みは全くないので、担当医が言うところの筋肉組織破壊リスクなしでのリハビリが可能、になる。その様子を家内がいつもの指定席で見守る。見守るのが義務だと思っているようだ(笑)。別にどちらでも構わないのだが、真剣な眼差しを向けたらこちらも必要以上に緊張する。で、時計を見るとほど良い時間になっていた。リハビリの場合、過度に頑張っても頑張った分が効果として現れにくい。自己満足で終わることが多い。それを言ったらキリがないが、真摯に取り組む姿勢が大事だが、何事もほどほどがベストだ。この日は、本命の脳神経内科の受診が残っているので早々に切り上げた。時間は14時50分頃、リハビリ科を後にした。そしてその足で再度202受付で2度目の会計を済ませた。と言っても済ませたのは家内。私は自分の財布すら持ってきていない(笑)。

▽脳神経内科


画像4 3試合目の舞台となった診療棟1階の脳神経内科の様子

 2試合目と3試合目の合間は殆どない。そそくさと1階に降りて101受付で受診票を提出する。脳神経内科の中待合で順番を待った。今日はこれ以上ない効率的な動きをしている(つもり)、さすがに訓練後は下肢もそうだが、腕を動かす時も気だるい疲労感が襲う。『やっぱり、無理があった』と軽い後悔の念が・・・。泌尿器科を他のリハビリ日に移せばよかった、と思ったりした。家内も心配そうに様子を伺っている。ほどなくして呼ばれ、27受診室に入る。この日の話題はHALリハビリ一色だった。まずは実際の効果を担当医ドクターKにお礼を兼ねて報告した。これまで一番効果がある療法を提供したのだから
ドクターKもご満悦そうだった。私も良い気分だ。ただ、第3クールについてのこの時点での意見(不参加)を言うと、割ると強い口調で引き留められた。『そう来たか~』と身構えたが、やはり担当医師としては、出来れば続けてほしいと願うのは当然だと思った。不参加理由としては、周囲の送迎環境と、在宅仕事の都合と言ったのだが、よもやの折衷案を出してきた。クールごとに連続して行う必要は必ずしもない。クールごとに少し間隔を置き、様子を見るのも悪くないと。HALリハビリで向上した筋力は、止めたすぐに元に戻るわけではない。徐々に失われていくとも言っていた。仮に1カ月くらい、間隔を置いても訓練前の状態にはすぐにはならいらしい。

 その論理的な説明に妙に納得をしたブログ主は答えを保留しながらも、『そっか、そんな考えもあるな』とまたそちらに傾いた(笑)。本音では、通院環境さえ整えば継続的の意思があったのだろう。あっ、そうそう血液検査の結果だが、CK値(病院の検査の基礎知識)は449だった(下記画像5参照)。最近はヒステリックな関心を払わなくなった同数値だが、今回ばかりは少し注目した。封入体筋炎の支援団体の『ポピーの会』の検証だと、同値が訓練前よりも約35%下がったいたからだ。 ~HAL治療体験報~(ポピーの会HPこの患者の疾患環境の詳細が判明していないので、微妙なところだが私自身は少し期待していた。結果は、前回検査時(8/25)は407だったので1割近い上昇となった。この点をドクターKにぶつけてみた。彼曰く、私の場合プレドニン服用でCK値を抑えており、元々が封入体筋炎患者でも低い水準なのだそうだ。よってHALリハビリでそちらの効能は期待できないとの事だった。言われたら一理も二理もあり納得。1割上昇は、HALリハビリを開始して連動して他のリハビリ、日常動作も休筋日を設けながらも増えているので、想定の範疇だった。そんな生活環境で、同値の低下も期待したのだから虫が良いにも程がある(笑)。HALリハビリの話で盛り上がり、27受診室を後にした。次回予約は12月22日金曜日が確保でき、泌尿器科との梯子が可能となった。

 家内に処方箋薬を大学病院正門前の調剤薬局に受け取りに行かせた。この間の待ち時間が実は曲者だ。タナトリルという薬がある。担当医の説明では、誤嚥性肺炎予防薬らしい。随分と前から服用しているが処方では2.5mg。調剤薬局に置いているものは5
mgの錠剤しかなく、半分に砕き梱包し直す必要がある。それが30分程度かかる。その間、私は立ち姿勢のまま待ち続ける。この日は何度も言うがHALリハビリ訓練後で、かってないほどの疲労感があり、その待ち時間が追い打ちをかけた。30分後家内が『パパ。お待たせ』と忙し気に戻って来た。そして立駐に車を取りに行く。数分後、停車帯に止め、私は乗り込んだ。最近というか、立駐が有料化(300円)されてから、不法駐車や停車帯の枠内に止めない車が増えた。中には寝て待っている強者もいる。さすがにこれは・・・、と思ってしまう。本音を言うと『お前ら、300円くらい払えよ』である。帰宅後車から下車する際、少しよろけた。足元がふわふわした感じで安定感が明らかに落ちている。仮に第3クール継続した場合は(2か月後なので第4クール)、トリプルヘッダーはやめて泌尿器科を別の日にスライドさせるつもりだ。現在の私の筋・体力レベルを超越して無理だ(笑)。まあ12月に入り改めて考える。疲れに疲れた10月27日だった。


画像5 CK値は項目33 拡大画像(要拡大)




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前回記事 2017年カープペナントレース総括 その2
カテゴリー記事 
広島の都市問題 カープ・サンフレ


 CS(クライマックスシリーズ)ファイナルが始まる前は、こんな結末は予想していなかった。今シーズンのカープは、2位阪神に10.0ゲーム差、3位DeNAに14.5ゲーム差をつけて絶対王者(の筈)だった。CSも4勝1敗くらいで難なくクリアするだろうと楽観していた。下剋上を許すと予測したカープファンは皆無だったはず。しかしふたを開けてみれば・・・、である。肩透かしというか、消化不良のCSだった。力の限りを尽くしての敗戦であれば、納得もするし諦めもつく。悪い流れを引きずったまま、なす術なく勢いに乗った
DeNAに押し切られた印象が強い。予想もしなかった終戦について語りたい。まずは中国新聞記事の紹介から。

…………………………………………………………………………………………………………………
広島CS敗退 
DeNAに2勝4敗
10月25日中国新聞1面より


 プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージは24日、広島市南区マツダスタジアムで第5戦があり、広島東洋カープは
DeNAに3-9で逆転負けをし、4連敗で年連続の日本シリーズ出場を逃した。


画像1 
10月25日中国新聞1面より

 広島は初回に2点を先取したが、
DeNAの巧みなベンチワークにシーズン連覇した自力を封じられ、力尽きた。リーグ1位のアドバンテージを1勝を含む対戦成績は、2勝4敗となり止めの日本シリーズ進出はならなかった。DeNAは横浜時代の1998年以来、19年ぶり3度目の日本シリーズ進出を決めた。セの優勝チームのCS敗退は3度目。リーグ3位の日本シリーズ突破はセで初となり、2010年に日本一となったパ以来のロッテ2度目。パのCSを制したソフトバンクと4勝先取の日本シリーズは、28日に福岡市のヤフオクドームで開幕する。

関連中国新聞記事 その1 
10月25日中国新聞18面より
投手陣無残 力負け 大瀬良、詰め甘く3失点(要拡大) 



画像2 10月25日中国新聞18面より

関連中国新聞記事 その2 10月25日中国新聞19面
コイ無残夢消える 打線最後まで目覚めず
(要拡大) 



画像3 10月25日中国新聞19面より
…………………………………………………………………………………………………………………
1 全体の印象

2015年のカープを彷彿させる歯切れの悪さを感じた


画像3 CS敗退が決まりベンチでうなだれるカープナイン(ユーチューブ画面撮影より)

▽2017年度セントラルリーグ・クライマックスシリーズ フィアナルステージ
 10/18(水) 第1戦 ○広島3-0DeNA● 勝 薮田 負 石田 
 10/19(木) 第2戦 広島2-6DeNA○ 勝 濱口 負 野村
 10/20(金) 第3戦 広島0-1DeNA○ 勝 井納 負 ジョンソン  
 10/23(月) 第4戦 ●広島3-4DeNA○ 勝 ウィーランド 負 薮田
 10/24(火) 第5戦 ●広島3-9DeNA○ 勝 三嶋 負 野村
 ※21日、22日は雨天中止
 
DeNAが通算4勝2敗で10/28からの日本シリーズに19年ぶりに進出

 都合5試合を戦ったCSファイナルステージだが、全体的な印象としては、試合序盤に先制はするが、中盤以降何度か好機こそ作れど追加点が奪えず、勢いに乗った
DeNAの強打線に逆転を許す展開が多かった。これってシーズン中、カープが得意としてきたところでDeNAにまんまとしてやられた。5試合で得点はDeNA20点。カープは11点。安打数はDeNAは45本、30本と少し開きがあるが、ワンサイドとなった第5戦を除くと、得点-DeNA 11点、カープ 9点。安打数-DeNA 29本、カープ 21本 と結果-カープの1勝3敗(アドバンテージの1勝含めず)ほどの大きな差はなかった。好機に確実に得点したDeNA。逆にカープはシーズン中の勝負強さが完全に影を潜め、ことごとく好機を潰した。特にラスト2戦は、本物の四番(筒香)がいるチームと頑張ってはいるが、所詮代役でしかない四番-松山、新井、バティスタの違いを感じずにいられなかった。鈴木誠也の負傷離脱が、本当に悔やまれる。追加点や点差を詰める中盤に残塁の山を築いて悪い流れに拍車をかけた。

 象徴的な攻撃として第4戦の6回の裏のカープの攻撃だ。得点は3-4と1点のデファインド。5回に逆転を許した
この回、先頭のバティスタが四球で塁に出る。続く新井さんが安打で続いて無死一、二塁。西川も四球を選び、無死満塁のビックイニングの気配が。能動的なラミレス監督とは好対象に、案山子のように突っ立っていた緒方監督もさすがに動いた。岩本、小窪と代打攻勢をかけるが、申し合わせたように連続三振(笑)。昨年ほどではないが好調の田中広輔に一縷の望みを託すが、悪い流れに引きずられ二塁ゴロとあえなく凡退する。シーズン中のカープであれば、一気にたたみかけ同点、逆転は無論のこと2~3点差をつけ、一気に試合を決めていたかも知れない。ある意味、この回の攻撃で今年のCSは終わっていた。悪いムードがチーム全体、いや球場全体を覆いつくしていた感があった。何か僅か17日間の間に、『絶対優勝』とバカ騒ぎだけに終わった2015年シーズンを彷彿させるチームに逆戻りした。実質この日の敗戦で、CS敗退が決まったとも言えた。第5戦の当日は大学病院でのHALリハビリの日だったが、スタッフ皆カープファンだったが、同意見だった。鳴りを潜めた打撃陣とは裏腹に救援陣は、元々強打でしかも勢いに乗るDeNA打線をそこそこ抑えて、試合を壊さなかった。先発陣は初戦の薮田、第3戦のジョンソンは試合を作りその役目を十分果たした。シーズン中も垣間見られたが、先頭打者に不用意な四球を与え、逆転、追加点を与えてしまっていたのは残念だ。慎重になり過ぎたのか、それともピンチにならないとスイッチが入らないのかは定かではないが・・・。短期決戦でも(巨人のような)通用する強力先発投手陣の必要性を痛感した。記事を書いているのはドラフト前日だが、カープは広陵高校の中村君の1位指名を表明しているが、JR東日本の田嶋投手で行く方が良いかなと思った(26日のドラフトで中村君の交渉権獲得)。シーズン後半謎の失速をした岡田や、たった1年で針の穴を通す制球が身につくとは思えない加藤、最近永遠のエース候補で終わる気配すらする大瀬良では、来期の先発陣の中心を託すのは厳しい。薮田の更なる成長・安定、中村祐太の覚醒があったとしても、強力先発投手陣には少し足りない。まだまだ言い足りないので怒涛の項目2へ続く(笑)。


画像5 日本シリーズ進出の夢が破れ、うつ向き加減の緒方監督
(ユーチューブ画面撮影より)

2 下剋上
DeNAのMVPはラミレス監督(笑)
彼一人にしてやられた感が強い。それに比べうちの大将は・・・


画像6 打つ策がすべて的中して、下剋上を果たしたDeNAラミレス監督(ユーチューブ画面撮影より)

 さて下克上を許した原因は何だろうとド・素人なりに考えてみた。緒方、ラミレス両監督の能力の差によるところが大きい。ブログ主は、セ・リーグ連覇を果たした緒方監督を、そこまで高く評価していない。確かに連覇を果たした手腕は評価されるべきだし、悪い監督など言うつもりは毛頭ない。ただ、カープ黄金期に礎を築いた古葉監督には遠く及ばず、黄金期に監督を務めた阿南、山本(第1次)の両監督よりもワンランク落ちると考える。カープの黄金期(1970年代後半~90年代前半?)には、リーグ内に巨人という絶対王者が存在した。今で言えば、ソフトバンクと毎年と優勝争いをしていたようなものだった。低迷期の監督とも与えられた戦力が違い過ぎて、比較が出来ない。昨季、今季とカープはペナントでは圧倒的な強さを誇った。これはライバル不在に助けられた側面が強い。本来、競い合うべき巨人、阪神がここ数年、世代交代に失敗、停滞期に入っているからだ。その時期に、能力値が高い若い野手陣が定位置を獲得した。カープの野手陣の特徴として、走攻守と三拍子揃っている『オールラウンダー』タイプが多い。その選手が試合全体の流れを読む能力長け、野球を熟知している。その高い意識を出場している全選手が共有している。試合前半で先制されても、中盤にまで追いつき、もしくは逆転。終盤は一気に引き離す。それを盤石の中継ぎ陣以降の投手陣が守る。この形が圧倒的に多かった。終盤までもつれ、競い合う-監督の采配が試合の結果を左右する状況が少なかった。勝利の方程式が確立されて安定し結果も出ていたので、緒方監督の采配能力が浮き彫りにはならなかった。良くも悪くも隠されていた。それが如実に出たのが昨年の日本シリーズ。チーム力はほぼ互角で、日本一になるチャンスは大いにあった。しかし、結果は2勝4敗。大谷の存在をフルに活用した栗山采配が的中し、その陰に必要以上に怯えたカープは敗れ去った。
 
 今年はCSでそれをラミレス監督にしてやられた。ファースト・ファイナルステージを一括りにした先発投手陣の起用、早めの継投、代打。自転車操業を思わせる綱渡りの連続だったが、打つ策が全て的を得たもので、そして的中した。その動きは、ハンターそのものでDeNAの選手よりも目立っていた。それに比べ緒方監督は、短期決戦であるのも関わらずシーズン中の型通りの采配に終始。試合の流れを読む戦術眼に乏しく、後半は一応動いたが打つ策全て裏目となり指揮官としての引き出しの少なさを露見した。緒方監督の恵まれている点は、前野村謙二郎監督が現在の隆盛を極める基本戦力を整えたこと、球団のドラフト・育成方針がこれ以上ない形でハマり、セ・リーグで断トツの選手層の厚さで他球団を圧倒出来たこと。最後に球団のスタジアムビジネスと新球場開場効果が合致して、最高の試合環境が整っていることがあった。カープ同様にパ・リーグを独走してペナントを奪回したソフトバンクは、DeNA同様に勢いに乗る楽天に連敗を喫したが、その勢いを止め王者の底力を見せつけた。ソフトバンクとカープの戦力比較では、少しあちらが上だが、下位チームとの戦力差で見れば優位性はほぼ互角なのにこの差は何だろうと思う。工藤、緒方両監督の違いとしか思いつかない。

 カープの現有戦力は、セ・リーグでもダントツだ。12球団で見渡してもソフトバンクに肉薄するレベル。二軍戦力も充実しており、良い意味での競争は今後も続く。来期も優勝候補の筆頭なのは間違いない。今回の失態を大きな糧として、真の第二次黄金期を迎えるために緒方監督は短期決戦用の采配を身に着けてほしい。特に短期決戦で後がない状況での連敗脱出方法を。33年ぶりの日本一を目指した2017年シーズンだったが、思わぬ形で幕を閉じた。最後になるが、CS終了直後の反応だが、CS存続論は置いておいて、ペナント制覇の価値が今回のカープの敗戦で議論になりそうだ。今季、『2位に10ゲーム以上差をつけて優勝した場合、ファイナルステージでさらに1勝のアドバンテージを加える(計2勝)』という案が議論されたようだ。私もCS直前はそう考えていたが、今回のカープに限れば、2勝のアドバンテージが仮にあっても結果は同じで、ホーム開催と1勝のアドバンテージがあって、勝ち抜けないチームに日本シリーズを戦う資格があるのか?素朴な疑問に行き当たる。出ても恥をかくだけだ。現行制度のままで十分と考える。制度の存続議論は、さらにナンセンスでこれがあるから優勝が可能性が消えたチームのモチベーションも維持できるし、緊張感溢れる試合をファンに提供できる。負の面よりも正の面が大きい。カープの低迷期、8月頃までこれを目標に頑張っていた。

 今年も行われるカープ優勝パレード(11月25日)だが、セ・リーグを連覇したとはいえ、日本シリーズ出場を逃したのにやる必要性はあるの? と思ったりする。賛否が分かれそうだが・・・。CS敗退の広島市民の一般的な受け止めだが、地元ニュースを見る限り『CS敗退は残念だったけど、今年も良い試合を沢山見せてくれて有難う』が殆どだった。何でもかんでもポジティブに受け止めるのは結構だが、少しばかり優し過ぎるのではないだろうか? 傷口に触れないで優しく接するばかりが愛情ではない筈。叱咤、激励目的の批評・批判であれば愛情の裏返しだ。許容の範囲だと思う。結果に対しての批評・批判を受けるのはプロとして当然だし、選手の成長を促す場合もある。結果を出した場合は称賛する。出さなかった場合は弾劾まではやり過ぎだが、節度のある批評と批判をする。これで良い。カープを見事に倒して日本シリーズ進出を決めたDeNAは、CSで見せた勢いをそのままをソフトバンクにぶつけてほしい。劣勢は否めないが、小が大を飲み込む場合もある。その可能性が今のDeNAに感じる。セ・リーグ代表として頑張ってほしい。カープはまさに天辺から地獄に落とされた。連覇を果たしたチームとしてではなく、今回の屈辱を糧としてペナント奪回する気概を以て2018年度シーズンに臨んでほしい。 


画像7 10月27日中国新聞社説より 拡大画像(要拡大) これってどうなんだろう? アドバンテージがありながら、まさかの4連敗。僅差で日本シリーズ進出を逃した訳ではないので、さすがに言い訳は出来ないと思うが・・・。

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前回記事 2017年版 夏 筋疾患(封入体筋炎)リハビリ  
シリーズ記事 防寒対策・リハビリ・歩行補助具など


1 2017年版筋疾患(封入体筋炎)リハビリ その1
ブログ主のリハビリの所感 その1


リハビリをする男性とスタッフのイラスト
画像1 リハビリ施設でトレーナーとリハビリ療法に取り組む患者の姿(かわいいフリー素材集いらすとやより)

-1⃣ 2017年7月末時点で末時点で実施中の自宅リハビリ
   実施頻度-週3回(下肢の状態と応相談)

▽下肢
◎野外歩行訓練(散歩)-自宅マンションの周囲を大体700㍍前後、雨天・強風時は中止。
            雨天時はマンション通路で実施。

◎大腿四頭筋の筋力トレ-ニング
 バージョン1 座り姿勢で片足をあげてその姿勢を維持して、ひざ下を動かす
 
バージョン2 立ち姿勢で片手を電動ベットで支え、片足をあげてその姿勢のまま、ひざ
        下を動かす。イメージは力強くサッカーボールを蹴りだす感じ。

◎その他☜NEW!
 左右の足を交互に前に出し両足が垂直になる姿勢を取る。そして顎を引いて背筋を伸ばす。
 これは支え無しで30秒以上行う-ハムストリングス、腰、背中、首の筋肉に負荷を与える。

▽上肢
◎グーパー運動-両腕を肩の高さ、幅は肩より少し狭くとり「グーパー」。手の甲の表と裏
        両方で実施。
◎手首の強化-指を握りしめて手首を手前側とその反対方向に動かす。
◎フェイスタオル-タオルの両端を握りしめて、引っ張る。
◎簡易腕立て伏せ-電動ベットを適度な高さに設定。上肢、下肢共に肩幅程度に広げる。手すりを
         使い行う
◎自宅内での杖なし移動-車いすになるまでこれを継続する。転倒の危険を感じる時のみ、手
            すりと壁面を使う。
      
◎立ち姿勢時間の増加-立ち上がり動く時間を意図的に増やす。
◎書字トレーニング-ひらがな、カタカナ、アルファベットをチラシの裏やレポート用紙に書
          き綴る。指先、手の甲の筋力維持
◎ブログ記事更新-これを見て「???」だと思うが、記事内容を必要以上に難しくして脳の
         活動活性化-脳を動かす筋肉、指先筋肉の筋力維持。基本記事の題材は
         何でも良い。

◎嚥下(えんげ)障害防止ストレッチ-
か・た・・ら・行の復唱、首のストレッチ、腹式
                  呼吸、会話を極力大声で心掛ける
◎四肢(手足)と腰のストレッチ各種-10種類(絶対に大事!)

▽留意点
◎最低でも休筋日-ストレッチと野外歩行訓練(散歩)のみの日を週に2日以上設ける。HA
 Lリハビリ前日は原則、休筋日とする。3日続けて、フルメニューは消化しない。絶対ノル
 マとの考えは捨てる。
◎絶対に譲れない筋肉部位を何点か定め、それのみピンポイントで実施。
◎膝、膝横、脛などの軽度の痛みは無視する。廃用性症候群理由の場合もあり、3日間続くよ
 うだとリハビリ方法の調整などを検討する。
◎HALリハビリが中心、その補完として自宅でのリハビリを位置付ける。

【ブログ主の所感】
 この種の記事を最初に書いたのは、2015年9月。この年の4月から、担当医の許可なく勝手に始めた。これは自己責任部分なので、悪い方向-封入体筋炎の更なる進行へのリスクは百も承知していた。背景としては、
封入体筋炎の進行が止まらず、2013年の夏に取得した障害者手帳3級(軽めの重度障害)に名実と共になりつつあり、その危機感があった。それまでも野外歩行訓練や室内での動きを積極的にとるなど、身体を動かすことは心掛けていたが、筋トレの類は一切していなかった。この年の4月の歩行装具の相談で、大学病院のリハビリ科に受診したことがそもそものきっかけとなり、(リハビリ科)担当医師との会話で触発された。ネットで、筋ジストロフィー患者のリハビリなどを参考に試行錯誤しながら、色々と試した。別記事で詳しく書いたが、当初のリハビリ効果は絶大で、上肢はほぼ効果がなかったが、下肢に関しては発症8年目(2015年当時)で始めたことに後悔すらした。なぜ今までしなかったのだろう、と。椅子と便座からの立ち上がりの改善が特に顕著で、昇降式便座の高さを下げた上にL字型の手すり無しの立ち上がり可能なまで、改善した(これ本当)。しかし、効果は半年程度で終わり(これも本当)、冬場の筋硬直や疾患本来の進行などの相まって、元に戻ったいや年間通したら少し進行した。考えようによっては、リハビリ効果による筋肉貯金が少しできたからこそ、進行がこの程度で済んだ。とポジティブに捉えることも可能だが、そこまで単細胞ではない(笑)。無理やりのポジティブは、冷静になると空しいだけだ(笑)。

 その後も、止めることなく手を変え品を変え続けた。最初の絶大な効果が頭の片隅にあったのが最大の理由だが、止めることへの恐怖も同時にあった。そして現在に至っている。当初はほぼ毎日行っていたものが、週3回程度まで減らした。後述するHALリハビリ中心に切り替えたこともあるが、何もしなかった翌日の方が筋肉コンディションが良好な日が多く、休筋日を意識することが増えた。ストイックに取り組んでも効果が上がるわけでもない。やらないと廃用性症候群の筋委縮が進む。やり過ぎても筋肉組織の破壊行為になる。矛盾だらけのリハビリに空しさを感じることも多い。過去の筋疾患患者の多くが経てきた道を、私も例外なくその道を寸分違えることなく歩いているとも思った。この葛藤は今なお続いている。で、行き着いた先は『やらないよりはマシ』(爆)だ。そう気軽に考えるようになった。所詮は、〇がない問題だ。良い意味で『なるようにしかならない』と達観している。と思う日もあれば、『ストップ・ザ・寝たきり(車いす)』が至上命題の筋疾患患者なので、カウントダウンに入りつつある現状を考えると‥‥の思いも時折蘇り、振り子のように揺れ続ける。『葛藤』『振り子』『無駄な足掻き』『絶望への抵抗(爆)』がタイトルになりそうな闘病生活を送っている(笑)。患者として成長しない自分に嫌気が差しながらも、足掻く日々を送っている。

2 2017年版筋疾患(封入体筋炎)リハビリ その2
ブログ主のリハビリの所感 その2



画像2 広島大学病院入院棟5階にあるリハビリテーション科。ここでHALリハビリを行う


画像3 更衣室内の安置されているHAL医療下肢タイプ

-2⃣ 広島大学病院リハビリ科でのHAL医療下肢リハビリ
   実施頻度-週2回(火・金曜日)
 ▽訓練概要
 HAL
医療下肢タイプ(上記画像3参照)を装着して、巨大歩行器を持ち前後にスタッフのア
 シストを受けて、一往復220㍍のコース(上級者コース)を
歩行する(下記画像4参照)
 ▽訓練目的
 ◎
 外来での週2回程度。HALリハビリ入院はしていない(ALS入院患者の例外あり)
 ◎ 1クール9回のリハビリを1か月弱で行う。2クール以降は、効果や通院事情を鑑みて
   再考(5クール目に入った患者もいるとの事)
 ◎ HALリハビリでは、疾患進行で落ちた筋力の回復を目指すのではない。進行で動けな
   くなり廃用性筋委縮も並行して進むので、そちらの筋委縮部分の回復。
 ◎ 筋肉を動かすと筋組織が破壊されるが、同時に修復させようとする機能も働く。大きく
   筋組織を壊さない範囲で修復機能を呼び起こし、筋回復を果たす。

 ◎ ロボット工学の応用が医療の現場に導入されるのは素晴らしいが
マスコミが興味半分で、
   あたかもバラ色の効果が
あるかの如く報道をしている。過大な期待は禁物。
 ◎ 保険適用リハビリ治療となり、製造メーカーも初期投資の回収の目途が立つ。次期モデ
   ルの開発資金への流用も可能となる。単価の下落、立ち上がりのアシスト、
(歩行補助
   具としての)
個人リース開始、競合メーカー参入など更なる発展が期待できる。
 ◎ 封入体筋炎は国内患者数1,000人程度。保険適用事例が少ない場合、数年後の見直し
   作業で適用外となる可能性もある。それは阻止するため。
 ▽注意点
 ◎歩行姿勢-顎を引き、背筋を伸ばし前かがみにならない。両腕は歩行のアシストをするの
       ではなく、あくまでの添えるイメージで。
 ◎腰・太もも・膝・足裏-腰は押し出すイメージ、太ももはなるべく上げる。膝は屈折させ
             る。足裏はしっかりと地面につけ、踏みしめる。
 
 

画像4 HAL医療下肢タイプを使ったリハビリ訓練のマスコミ向けデモンストレーションの様子(広島大学病院HPより)

【ブログ主の所感】
 詳しい訓練内容等は専用記事に譲る。 ~
ブログ主のHALリハビリ~ 実感したリハビリ効果は、訓練日翌日の身体全体の軽快さと立ち上がりの難易度低下など、そう多くを望まなければそれなりになる(これ事実)。日々の日常動作で、廃用性予防として身体を動かすことを心掛けていても、自ずと限界があり動かしていないことを改めて、実感した。改善部分はあくまでも廃用性で落ちた筋力の回復であり、疾患進行で落ちた部分の回復ではない。そこを履き違えると、希望が失望に変わり落胆する。よって伸びしろ(回復部分)はそう多くはない。記事を書いている時点(第2クール途中)で、既に回復余地が限界に達した印象がある。訓練では1日数百㍍ほどHALを装着して歩行する。通常の歩行訓練では、この距離を歩行すると下肢の筋肉の張り痛み、脛や膝の違和感や痛みが伴う(ブログ主の場合)が、HALリハビリでは疲労感は感じるがその種の痛み張りはない。これが担当者の言うところの『筋肉組織の破壊を伴わず、リハビリを行う~』なのかも知れない。疾患発症後、効果がほぼゼロのありとあらゆる薬物療法、血液製剤の免疫グロブリン大量投与などを行った。改善効果を感じたことなど、一度もなかった。改善効果を実感した経験は、項目1で書いた自主リハビリと今回のHALリハビリのみ。この年に2013年より行われた専用治療薬BYM338の治験が、フェーズⅡをクリア出来ず、撤退した。封入体筋炎の闘病環境を嘆くしかないが、HALリハビリの登場は暗闇に半筋の光明が差し込んだくらいの希望は出てきたと言える。

 問題点も多い。まずはリハビリで取り戻した筋力は、継続しないと維持できないらしい(これ本当)。今の指摘とも被るが、まだ導入医院が少なくHALリハビリに触れることが難しい患者が多いことだ。中・四国地方に限れば広島大学病院に1台。徳島病院に5台あるだけだ。これだけでは他県在住の患者は、リハビリ訓練参加は難しい。リハビリ費用は、所得上位者でも月額換算で3万円は超えないので、大したことはない。通常のリハビリ費用よりも少し高めと言ったところだろう。最大のリハビリ参加の難関は、週二度のリハビリ通院が可能か?になる。全てを把握している訳ではないが、リハビリ参加者の多くは車いす患者やそれに近い進行の患者。発症初期、前半戦の患者-介助者なしの通院可能 の場合、将来への備えの意味合いでの参加はありだと思うが、差し迫った緊急性があるのか疑問が残る。この時期なら、日常生活の過ごし方ひとつで、廃用性予防などいくらでも出来る(と思う)。よって自力通院不可能な患者が対象になる。家族同居の患者がリハビリ通院可能な範疇となるが、通常の脳神経内科の受診は2カ月に一度ペース(ブログ主の場合)は可能でも、さすがに週二度は無理と言う人も多い。単身患者だと、介護タクシー等の移動交通費が捻出可能かの問題もある筈。リハビリ費用も合わせると、1度の通院で万を超える可能性すらある。個々の生活環境がそのまま反映するので、環境整備が難しい。患者を選ぶ環境だ。就労している場合も、週二度のリハビリ通院をするとなると、周囲の理解と協力が必要となる。私の場合、本当に無理に無理を重ね、通院可能な環境に仕立て上げた。リハビリ効果と通院環境とを天秤にかけた場合、第3クールへの参加が難しいと最近は思っている。効果も頭打ちで、伸びしろはほぼなくなりつつある。無理もいつまでも続かない。

 問題点改善はとにかく導入医院を増やすしかない。対象が希少疾患(保険適用)だが、他の脳梗塞などの回復期のリハビリなどにも多目的の幅を広げ、需要を喚起するしかない。国立病院機構は当然として県、市などの公的医院、そして規模が大きい医療法人グループの中核医院にもれなく導入されるのが理想的だと思う。私も一時期は期待していた歩行装具として見た場合のHALは、まだまだだ。
『HAL医療下肢用』は、装着者の皮膚に取り付けられたセンサー(電極パッド)を通して微弱な生体電位信号を感知し、内蔵コンピューターによってその信号が解析され、サーボ機構によって装着者の動きを補助するようにスーツが動作するシステム。天候の変化に非常に弱く、雨天時、高温地帯は原則NG。充電時間も1時間程度。出先でトラブルが起きても総重量14㌔の鎧を下半身に固めた状態では、筋疾患患者は身動き一つ取れなくなる。現行モデルよりも数代先の話だろう。まずは競合メーカーが出てきて単価が下がらないと、難しい。10年以上先の話と予測する。結論としては、通院環境さえ整えば、試す価値はある。しかし、筋回復効果は限定され、ある時期が来れば完全に止まる。上がった筋力維持のためのリハビリとなる。これをどう思うかは、個々の判断に委ねられる。 




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