封入体筋炎患者闘病記

 封入体筋炎患者のヒロです。病歴は2019年で満11年、12年目に入りました。在宅勤務の仕事とリハビリの日々を送り、細やかながらも家族3人で暮らしています。ブログ記事は闘病記と広島地元ネタ、社会保障などの時事ネタ中心です。希少疾患の封入体筋炎の周知が目的です。関心があれば、ツイッターなどでご紹介していただければ幸いです。疾患関係で直コメントが苦手の方は、ツイッターのダイレクトメールを利用してください。封入体筋炎の闘病史は各進行段階の症状や生活障害、必要な社会保障制度等をまとめています。良ければ参考にしてください。最新の封入体筋炎の状況は『近況について色々と』、取り組んでいるリハビリについては『2019年春~夏 筋疾患(封入体筋炎)リハビリ』にて素人の体感目線で書いています。モバイル版で読みにくい場合は、PC版に転換してからお読みください。

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カテゴリー記事 カープとその他スポーツ

今日の話題 7月24日朝日新聞デジタル版引用
広島の緒方監督、選手を平手でたたく
球団が厳重注意

【記事詳細】
 広島の鈴木清明球団本部長は24日、緒方孝市督が、6月30日のDeNA戦(横浜)で全力疾走を怠ったとして、野間峻祥外野手を平手で複数回たたいたと発表した。今月15日付で球団本部長名で緒方監督に厳重注意をし、NPBに報告した。緒方監督は同日、コーチ、選手ら全員の前で『申し訳ない』と謝罪をしたという。鈴木本部長によると、緒方監督は試合後に監督室で指導する中で手をあげてしまったという。野間にけがはない。野間は試合後、報道陣の取材に『この件は本部長に任せています』と述べるにとどめた。鈴木本部長によると、野間は『監督の言う気持ちも理解できるので不満はないです。この問題は大きくして欲しくない』と話しているという。緒方監督は24日の試合後、報道陣に『深く反省しています。本意でないのは、こういうことで選手がプレーしにくい環境を作ってしまったこと。申し訳ない』と謝罪した。

【考察その1】
野間に掌底6連打を食らわした緒方監督
いつそんな技を身に着けたのか?


動画1 カープ緒方監督が激怒し、野間選手を平手打ちにした問題の怠慢プレー カープvsDeNA

『愛のムチ』とは一般社会の常識が通用しない一部の世界では、非常に便利な言葉だ。立場の上の人間の暴力行為がこの言葉一つで正義となり、正当化される。行き過ぎた愛情表現、指導と教育の一環の行為とでも訳すれば良いのか?ブログ主のような真面な一般人には理解し難い。そんな蛮行が、ブログ主が愛してやまないカープの中で行われた。事件の発端は、6月30日、横浜スタジアムでの横浜DeNA
戦だった。延長11回、2対2。1死無走者の場面で打席に入った野間は、DeNAの5番手エドウィン・エスコバー投手の3球目を差し込まれ気味にスイングした。ピッチャー方向にフラフラッと上がった打球を目で追う野間は、しばらく走り出さなかった。全力疾走をしていればセーフになっていたと思われるので、怠慢プレーと判断された(上記動画1参照)。結局、この試合は延長12回、スコアはそのままで引き分けに終わった。報道によると、試合後野間は監督室に呼ばれ、例の怠慢プレーについて相当の勢いで叱責され、その流れで平手打ちではなく掌底6連発を食らったようだ。中国新聞をはじめとした一連のマスコミ報道では、平手打ち(要はビンタ)、野間は騒動を拡大させたくない意向で反省の弁を述べていたかの状況を綺麗な文章にまとめているが、実際には平手打ちではなく掌底を、当初は警察に被害届を出す勢いだったという。それを長野などのベテラン選手になだめられ、大人しくなったそうだ。報じられていないが、選手以下の現場スタッフは皆、事件の真相を知っているそうだ。密室の出来事など、当事者が漏らさない限り知れ渡ることなどまずない。現場スタッフが知っているということは、『緒方流掌底六連打』を食らった野間の怒りのほどが分かろうというものだ。平手打ちでさえ、今の時代十分暴力の匂いが強いが、掌底はさらにその上を行く。百歩譲って、感情が昂じてつい一発、手が出てしまったというのであれば、数%ぐらい他人の話としては理解出来る。6発というのは確信犯でしかなく、『プロ野球界は軍隊組織かよ?』と疑いたくもなる。ブログ主も管理職を十数年勤めていたので経験があるが、あり得ないミスをやらかした部下に、当たり前だが掌底はおろか平手打ちなど食らわしたことなど一度もない。家内や息子に対してもそうだ。


画像1 
緒方孝市督(画像 ユーチューブ動画撮影より)

 『可愛さ余って憎さ百倍』として過去には一部の世界では容認されていた行為だが、人に手を挙げる行為自体理解に苦しむ。彼らの世界は、人としての理性が存在しないのだろうか? 暴力とは説明責任放棄でしかない。今回の場合は、問題点を指摘してその過ちを諭し、反省を促し、納得したところで改善点を説明する。最後は長所らしき点を無理やりにでも探し出し、褒めちぎり期待していることを言って結ぶ。これが正解で、管理職に求められる人心掌握術だ。一にも二にも説明あるのみで、巧みな話術で洗脳するくらいのスキルがないと管理職など務まらない。怒りをあらわにするだけでは人はついて来ない。緒方監督は同年代だが、その年齢にもなってこれぐらいのことが理解出来ないのであろうか?能力以前の資質の問題だ。球団からの処分は厳重注意の軽いものとなった。チームを低迷期からリーグ三連覇に導いた功労者、首位の巨人を捉え始めた時期ということもあり極力、穏便盗ませたい球団の意向が強く感じられる。被害届が警察に出されなかったこともあり、事件にまで発展しなかったが、古い体育会気質を引きずるプロ野球界でもとりわけ、その傾向が色濃く残っているカープでは事件再発の目がまだ残っている可能性は高い。そんな気質と決別する意味で、今回はもう少し重い処分が妥当だった。具体的には、減給、出場停止、解雇のいずれかだ。それが重過ぎるというのであれば、今回の一件を一般社会に当てはめてみると良いだろう。状況にもよるが、到底厳重注意で済む話ではなく、降格、左遷、減給、懲戒解雇になる筈だ。狭い世界の悪い意味での身内意識が強過ぎる。報告を受けたNPBも球団の甘い処置を良しとはせず、独自の処分を下すべきだったと思う。この考察をくだけた形で終わらせたい。掌底とは掌の手首に近い部分で相手を叩くことで、格闘技や武道の専門技だ。緒方監督はその玄人芸をどこで身に着けたのだろうか?六連打など素人では無理だ。底意地の悪い見方をすると、常習性を以て日夜、人様相手に放ち続けないと咄嗟に使える代物ではない筈だ。実はそこが一番気になった。夜も眠れない。ほどだ(笑)。

【考察その2】
乱高下が酷過ぎるカープ
自力V消滅の危機から、まさかの『メークドラマ返し』の可能性が・・・


画像2 7月29日時点でのセ・リーグ順位表(画像 NPB公式HPより)

 小園君はやはり並みのルーキーではなかった。二軍から再昇格当初は、やらかし失策を連発して守備力のアドバンテージだけで絶不調の田中広輔の起用も消去法で止む無しと思ったものだが、どうやらそれも杞憂に終わりそうだ。使い続けることで猛打賞を複数回記録し、守備も高卒ルーキーとは思えないほどこなし、カープの再々浮上の大きな戦力になっている。さすが四球団競合のゴールデンルーキーだ。福井とのトレードできた菊池保則、同じくシーズン途中から加入した三好の楽天組もカープでは居場所を見つけ、活躍している。記事を書いているのは3連続カード3タテをした9連勝中の29日夜なのだが、首位巨人とのゲーム差が最大12.0ゲーム引き離されていたが、あっという間に5.0ゲーム差まで縮まった。僅か10日少々で7.0ゲームも縮める爆発力はカープのポテンシャルの高さを示している。投打がある程度噛み合った時の強さは本物で、追われる立場の巨人はカープとの相性の悪さもあり、今頃は心拍数が跳ね上がり、ドキドキものだろう。痛快ではある。9連勝してもゲーム差が5.0もある現状を思うと、つくづく5月の月間20勝の後の交流戦まさかの最下位(5勝12敗1分け)、交流戦明けの引き分けを挟んだ11連敗が悔やまれる。例の緒方監督の六連打掌底事件が連敗中の前半に起きたことを思えば、その責任はやはり重い。ブログ主はパリーグとの相性の悪さを差し引いても、2つ3つの勝ち越し、最悪でも5割を予測していたので、あまりの不甲斐なさに驚いた。最近の復調の原因は何だろうか?投手力はセ・リーグでも1位の防御率-3.46(28日現在)と終始安定している。三連覇を担った中崎と今村の不調は痛かったが、九里やジョンソン、床田などの先発陣が踏ん張り、中継ぎ以降はフランスアや中村恭平、菊池保則、遠藤らが先の二人の不調をカバーしている。比較的調子が良かった一岡、中崎が復帰すればさらに厚みが増す。裏ローテーションの5番手の野村祐輔、若手&外国人枠の6番手が安定すれば盤石だろう。中継ぎ投手があぶれれば、遠藤の先発転向も一考の価値がある。


画像3 毎試合超満員となり選手を後押しするマツダスタジアム(画像 ウイキペディアより)

 野手陣は西川の一番固定と復活、二軍調整をしていたバティスタの復活が大きい。連敗中は、低迷期を彷彿させるチャンスに弱い単発打線だったが、二人の復調でつながり始めた。菊池や鈴木誠也、會澤の好不調の極端な波がないので、つながれば彼らが生きてくる。そしてゴールデンルーキー小園君の活躍が良いスパイスになり穴が少ない打線に戻りつつある。確かに丸が抜けた穴は大きいが、これは長打力の問題で打線のつながりとは別問題だ。逆転のカープの生命線は、中継ぎ陣と打線のつながりだ。今後も維持されれば、奇跡の逆転優勝の四連覇も視野に入るだろう。射程距離に入りつつある巨人もFA移籍などで強化に余念がないが、現実には昨年のメンバー+丸の戦力でしかなく、後は原監督の采配力でやりくりしているに過ぎない。その場しのぎの酷使による夏場の疲れも見え始めているので、カープとDeNAはまだまだ高い可能性がある。今シーズンの傾向として連勝も連敗の大型化して極端だ。残り試合が減る中で、いかにして好不調の波を押さえるかがポイントになりそうだ。8連勝異常を度しているチームが3位にいること自体おかしいのだから。96年にカープ最大11.5ゲーム差をつけた巨人に冗談のような逆転優勝を許し、3位に沈んだ。世間では『メークドラマ』ともてはやされ、今でも語り継がれている。カープファンとしては、23年ぶりの意趣返しの絶好の機会だと考える。確率的はそう高くはないが同時に低くもない。当時は打線こそ、相当のものだったが投手陣が今とは比較にならないほど弱かった。戦力の厚みでは断然上だ。それに引き換え巨人の戦力は、(当時との比較で)今や普通のチームでしかない。そして、10番目の選手とも言える毎試合マツダスタジアム(上記画像3参照)を真っ赤に染め上げるカープファンの力もある。それを以てすれば、『メークドラマ返し』は十分可能だ。残り試合はマツダスタジアムでは勝率8割、ビジターでは勝率6割程度で勝ち続ければ、簡単ではないが道は開かれるに違いない。

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前回記事 久しぶりの弱い広島カープ
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【考察その1】
ようやく大本命がやってきた
強固な投手陣が絶好調カープを牽引


画像1 5月22日終了時点でのセントラルリーグ順位表(画像 NPB公式HPより)

 この記事は5月23日の夜に書いている。22日終了時点での各データを前提に話を進めていることを予め断っておきたい。5月22日のマツダスタジアムでの中日戦を3-1で勝ち、9連勝で遂に今シーズン初の首位に立った。5カード連続負け越し、そして一時期は借金8(4月16日時点)で、最下位に低迷していたのが嘘のようだ。カープ同様に前評判が高かった巨人は、ベイスターズに敗れ遂に首位から陥落した。守護神のクック、成長著しかった吉川尚、そして日本のエースの菅野も登録を抹消され、正念場を迎えている。元々、優勝するには必須の勝利の方程式が確立されておらず、中継ぎ以降の投手陣の課題が解決されていない。4月と5月中旬までの好調ぶりは原監督の手腕によるもので絶対的な強さはなかった。そもそも昨年までの基本戦力に丸と炭谷を加えた程度の突貫工事で、いきなりリーグをぶっちぎるほどの上積みなど期待できる筈もないのだ。あまり他球団を誹謗するのは気が進まないが、原監督のシーズン前のカープの3連覇をリスクペクトしようとしない余裕をかました態度に、軽くストレスを覚えたので結構な爽快感を感じる(笑)。4月のカープの戦いにかっての低迷期感や期待されて見事にこけた15年シーズン感が満載だった。打線は淡泊な攻撃に終始して繋がらない。中継ぎ投手は不用意な四死球を出し攻撃のリズムをつくれない。野手もポロポロと失策をして投手陣の足を引っ張っていた。監督は監督で不動明王のように動かない(笑)。『この調子では4連覇は絶対にない』とまで思っていた。5月に入ると、14勝3敗1分(下記画像2参照)と本来の強さがほぼ戻った。冷静に考えれば、低迷期とは比較にならない戦力の厚み、経験値があるので一度正のスパイラルに入ると大丈夫と思うものだが、4月時点ではそう思えなかった。これは、3連覇したとはいえまだ低迷期の名残というか、弱者のメンタルから完全に抜けきっていなかったことが理由だと思う。


画像2 カレンダー式の5月のカープの成績表(画像 NPB公式HPより)

 カープが持ち直した理由は、まずはリーグトップの投手陣が挙げられる。1年限定のエースしかいなかったが大瀬良がマエケン以来の本物のエースに育った。試合をつくるの当然として見ていても絶対的な安心感があり頼もしい。ジョンソンの調子が戻り、例の『突然キレ癖』が影を潜め、メンタルも安定感があり良い感じだ。肘の怪我上がりの床田が絶好調で、念願の日本人左腕投手としてローテション入り、いや柱の一つになり左腕不足を解消した。1年通じて投げた経験がないので未知数の部分もあるが、今シーズンは何とか乗り切れるのでは?と期待している。他には高卒3年目のアドゥワ誠の急成長が大きい。昨年は中継ぎ登板が多かったが、今シーズンは途中から先発陣に回った。196㌢の長身から繰り出す角度のあるストレート、しかも中南米のメジャーリーガーのように少し動いている。これを日本人打者が打ち崩すのは容易ではない。先発はこの4人が安定し牽引している。5番手以降になると少し不安だ。野村祐輔は、良かったり悪かったりで投げてみてからお楽しみで安定しているとは言い難い。6番目になると誰になるのだろうか?6連戦が少し空いたので久しく『6番目の先発投手』を見ていないが現状だと、九里
亜蓮ぐらいしかいない。中継ぎでは非常に良い仕事はするが、先発だと何とも微妙だ。他の候補者は、岡田君は二軍でも四球魔になり下がり、四球を恐れ腕が振れず自慢のストレートが死んでしまいボロボロ。中村祐太もイマイチ。消去法で九里亜蓮しかいない。首位独走の鍵は先発5~6番投手の安定如何だと考える。中継ぎ陣はフランソワの復調が大きい。昨シーズン獅子奮迅の働きで4月はお疲れモードだった。5月に入り、別人のようになり完全に蘇った。現時点の11HPは立派な数字だ。一岡も相変わらず調子が良く中継ぎ陣は万全だろう。今シーズンは、先発投手陣が割と長い回まで投げることが多く昨シーズンよりも負担が軽減している。ほぼ毎試合スタンバイする彼らの負担の軽減は、投手力の底上げにもなり良い傾向だ。最後は最近では『中崎劇場』と揶揄される中崎だが、ベイスターズの山崎とまでは望まないがもう少し安定感が欲しい。最終回までハラハラドキドキを与える選手個人の営業努力(笑)は要らない。リーグ断トツの投手陣の功労者は、実は佐々岡新一軍投手コーチだと個人的にはそう思っている。
 

画像3 5月22日終了時点でのセントラルリーグ、チーム投手成績(画像 NPB公式HPより)


画像4 床田のインタビュー画像(画像 ユーチューブ動画撮影より)

 【考察その2】
ようやく繋がり始めた打線


画像5 5月22日終了時点でのセントラルリーグ、チーム打撃成績(画像 NPB公式HPより)

 4月あれだけ淡泊で単発だった攻撃に繋がりが出始め、点が線になりつつある。4月は、2割2分台だった打率も2割4分台まで上がってきた。個別にみていくと怪我の不安-骨折のボルト抜き-から完全に開放された鈴木誠也、メジャー挑戦を控え本気モードに入った菊池、オープン戦の調子が戻った打てる捕手の會澤、守備と走塁だけは丸の抜けた穴をカバーしている野間、課題の守備がかなりマシになったバティスタなど挙げたらキリがない。好調選手が多い中、鈴木誠也と菊池を取り上げたい。鈴木誠也は現在(5月22日)では、打撃3部門-打率、打点、本塁打-のトップで、ブログ主は走攻守の総合力では12球団では最高の外野手だと思っている。それぞれだけに特化して鈴木誠也より上の選手もいるが、総合力では断トツだろう。鈴木誠也の俊逸な点は、4番打者としての試合を決定づける長打力もある上、走塁センスも抜群、高い守備力など挙げれば暇(いとま)がないが、高い出塁率(.458)がある。4番目の打者としての役割も十分果たしている。これが終盤に強いカープを地味に支えている。カープの野球を高い次元で見事に体現化した選手と言える。菊池は、4月はらしからぬ守備のミスや勘違いしたかのような力んだ打撃が目立ったが、5月に入り調子を上げた。打率も2割台前半だったがいつの間にか3割に乗せ、印象だと打ちまくっている。良いバイオリズムに入ると不思議なもので守備までも良くなり、いつものようなスーパープレーが復活した。昨シーズンオフにはメジャ-挑戦の意思を球団に伝えている。菊池の場合、独身なので金銭欲というよりは純粋により上のカテゴリーで自分を試したい的な意志を強く感じる。そんな理由から高いモチベーションは今後も続くと予測する。他の控え選手-磯村、小窪など-も出場試合ではそれぞれの役割を十分果たし、今シーズンも層の厚みを感じる次第だ。


画像6 5月に入り、調子を上げてきた菊池(画像 ユーチューブ動画撮影より)

 そんな中、未だに波に乗り切れないばかりかチームの足を引っ張っている選手がいる。田中広輔だ。打率は1割台にとどまり、出塁率も.259とあり得ない数字だ。レギュラー選手は言うに及ばず一軍選手としての資質に係る酷い成績だ。それでも全試合、全イニング出場をしている。記録や過去の実績への忖度(そんたく)が背景にあると思われる。『ファンが選手個々の批判はすべきではない』との反論覚悟で言うが、実績とは過去の実力の結果でしかなく現在の実力ではないし、1割台の打率は過去の実績云々の擁護論すら吹き飛ばす酷いものだ。そんな擁護論が通じるのは精々、2割台前半の打率までだ。控えの事も考え先発出場は仕方がないとしても、チャンスで代打を送ったり、打撃で二軍で意外と苦戦しているルーキーの小園君を将来に備え-FA流出-、試合後半で使うのも決して暴論とは思えない。別に西川や上本でも良いが、彼の伸びしろを考えると捨てがたい。話を田中広輔に戻すが、現在の力に見合った扱いが相当だと思う。『過去の実績』などの言葉が躍ると『サラリーマン世界かよ(笑)』とつい失笑してしまう。プロスポーツの世界は現在の力と競争が全てだ。下手をすると16年シーズンからの独走ムードが何となく漂い始めているが、当面のライバルの巨人が、綻び出しているのでその可能性は高い。日本シリーズでのパリーグ球団との対戦を考えると、独走優勝ではなくある程度競った形での優勝が望ましい。6球団の各部門成績を見ると投手部門以外が突出したものではないが、何と言うかオンとオフの切り替えや試合の流れを読む力、劣勢を跳ねのける力などカープが他の5球団より頭一つ抜けているのは事実だろう。6月4日からセリーグ鬼門の交流戦に突入する。貯金を最低でも二桁に乗せて入りたいものだ。

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前回記事 カープの話題 カープオープン戦絶好調!
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1 4年ぶりに弱い広島カープの復活!


動画1 広島カープ 1イニング12失点 守備の乱れから完全崩壊

 誰がこんな情けなく無様で醜態を晒す広島カープを想像しただろうか?FA移籍で丸が規定通り巨人に移った。どこかの監督の表現の足し算引き算だと、丸が抜け総合力で-10のところをまさかの長野の人的保障で+6.5。都合、-3.5ぐらいだと思っていた。これぐらいであれば他の豊富なメンバーで十分穴埋め出来るだろうとも思った。事実、昨シーズン丸が故障で抜けた時も野間の活躍で問題なかった。オープン戦は参考にならないとはいえ、全体的に調子は良く首位で終わった。弱いチームのそれは、『まあ、オープン戦だから』になるが3連覇を果たし、4連覇そして日本一を目指すカープの場合は仕上がりの良さ、今シーズンも開幕ダッシュを予感させるのに十分で多くのファンもそれを期待したに違いない。そして開幕戦、日本のエース菅野に大瀬良が投げ勝った。マツダスタジアムの開幕というアドバンテージを差し引いても、ブログ主は今シーズンも『お得意様=巨人御一行様』『読売巨人銀行』を期待した。しかし、巨人との開幕3連戦は不本意にも1勝2敗と負け越した。この時点でもカープの弱さではなく『今年の巨人は手強いな』『突貫工事の大型補強も侮れない』と感じ、巨人の下馬評の高さを思い出した。しかしそれは事実と違った。その後カープは、中日、阪神、ヤクルトと対戦したが開幕から4カード連続負け越し、ヤクルト戦に至ってはマツダスタジアムでまさかの3連敗を食らった。チャンスはそこそこつくるが後1本が出ず、すっかりつながらない打線になり果てた。守備は失策のオンパレードで投手陣の足を引っ張る。投手陣も不用意な四球を出し、テンポを悪くして試合の流れを相手に渡し、引き寄せられない。次の塁を取る意識がなくなり伝統の機動力野球はすっかり失せてしまった。現時点では試合数が少ないのに、堂々の最下位街道まっしぐらである。仮に丸がいてもこの体たらくではきっと最下位だっただろう。丸のFA移籍を論じる以前の問題だ。なにもかも悪く、投打がまるで噛み合っていない。この成績も納得である。この調子が続くと、4月で借金10、交流戦までに借金20も夢ではなくなる。
何か黒田の日本球界復帰の15年シーズンの再来を彷彿させる。4月11日終了時点の成績を見てみたい。まずは投手陣からだ。


画像1 2019年セントラルリーグ、4月13日終了時点の勝敗表(画像 NPB公式HPより)


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2019年セントラルリーグ、4月13日終了時点の球団の投手成績(画像 NPB公式HPより)

 何か黒田の日本球界復帰の15年シーズンの再来を彷彿させる。4月13日終了時点の成績を見てみたい。まずは投手陣からだ。防御率はかなり悪いが投壊までには至っていない。注目すべき点は失点と自責点の乖離だ。他球団が3~8点の範囲で収まっているのにカープだけ20点(笑)というギャグのような数字である。野手陣が足を引っ張っているかがお分かりだろう。同情されがちだが、その自責点自体かなり高く褒められたものではない。四死球もセ・リーグ最多で、野手陣がつくった傷口を自ら広げているとも言える。4月8~11日の4試合で、計40失点という稀に見る珍記録を打ち立てたので、全体の印象が最悪に近い。冷静に考えれば、開幕からまだ2週間も経っておらずこの期間の成績だけで全てをし推し量るには早過ぎるし、禁物だがあまりにも負け方が酷い。競ってて勝ち越せず、逆転負けを食らったとかであれば、救いはあるが内容が悪過ぎて擁護の余地がないのだ。集中力を欠いた緩慢プレーも数多く見られ、ヤル気すら疑ってしまうのだ。悪いところがあり過ぎてどこから手を付ければいいのだろうか?と途方に暮れる内容だ。次は打撃陣に行きたい。


画像3 2019年セントラルリーグ、4月13日終了時点の球団の打撃成績(画像 NPB公式HPより)

 
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2019年セントラルリーグ、4月13日終了時点の球団の守備成績(画像 NPB公式HPより)

 打撃陣の不振の原因は、調子が上がらない選手が多いこと。繋ぐ意識が傍から見ていて昨シーズンよりも低下し、攻撃自体が淡泊になっていること。次の塁を盗る意識も低下して、伝統の機動力野球が影を潜め相手投手にプレッシャーを与えていないことなどが挙げられるだろう。投手陣の四死球の多さも手伝い、攻撃のリズムがつくれず試合の流れも引き寄せられない状況に陥っている。悪い意味合いで攻撃陣と投手陣が相互リンクして互いの足を引っ張り合っている感じだ。おまけに失策はリーグワーストの19失策で、他チームよりも多くお粗末としか言いようがない。守備に難がある選手は元々、決まっているのでリズムの悪さと集中力の欠如などが理由かも知れない。こうも1年で劣化するものかと驚く。その証拠に昨シーズンまで7回のラッキーセブンのカープになると途端に相手投手の顔が青ざめ、ボールが甘く入り、やりたい放題だったものが今シーズンは、イキイキと投球しているのが目立つ。こうも情けない姿が続くと、90年代後半~10年代前半の低迷期の再来が脳裏によぎるがそれは少し違うと思う。当時と異なり丸が抜けた今シーズンでも選手層の厚さはリーグトップだし、当時の選手の支配していた弱者メンタルはなく、強者のメンタルで当時とは比較にならない経験値を持っている。そんな選手たちを後押しする頼もしいファンが数多くいる。そこが当時とは決定的に異なっている。

2 カープファンの在り方
愛情は人それぞれで濃淡があって当然


画像5(左) 旧市民球場時代のガラガラのスタンド その1
画像6(右) 旧市民球場時代のガラガラのスタンド その2(画像2と3と共に拾い画像より)

 カープの4連覇、日本一になることを願っていた多くのファンの期待を裏切り続けているカープだが、ネット界隈の反応も悲観論が大勢を占めている。中にはもうファンをやめるとまで言い切る人たちまで出る始末だ。そんな反応に対してのブログ主の感想は『好きにすれば?』である。それに対し、『自分こそは真のカープファンだ』と得意顔で『本当のファンなら弱くても暖かく見守るべきだ!』と理想論を説き、自分の価値観を他人に押し付けるのも少し違う。それはその人の価値観でしかない。カープと言えど所詮は、趣味や余暇の範囲の話であってそんなものは人それぞれだ。別に生活の中心ではない。これでは、世間で白眼視され忌み嫌われる新興宗教団体と信者の関係と何ら変わらない。カープとの関わりの深さを決めるのは他人ではなく、本人の都合なのだから。そんな濃淡様々なファンを数多く抱えるのもカープの特徴だ。ファン定義が幅広く、それらをすべて包み込む包容力と寛容さが敷居の低さとなり、今の爆発的な人気に繋がった。カープを新興宗教と例える人も多いが、ブログ主の意見は少し違う。広島の地に古くから伝わる土着信仰のそれに近い。似て大いに非なるものだ。その土着信仰は親から子へ、そして孫へとカープ好きの遺伝子は代々受け継がれる。別に恥じることはないと思う、これが広島が誇るべき個性の一つなのだから。逆に身近に熱狂できる対象のものがある事を誇りに思えばいいと思う。最近の風潮としては野次やブーイングもご法度の意見が大勢を占めているようだ。ネガティブの定義を幅広く設定してそれに連なるものは一切ダメらしい。昭和のアナログ世代の感覚を未だに持ち合わせているブログ主など、違和感しか残らない。カープを広島人にとって特別なものだとした場合、『広島人=親、カープ=子ども』と見立てられる。子どもがバカなことをやらかすと怒るのが親として当然である。可愛さ余って口汚く罵ることもあるだろう。それは愛情の裏返しでもある。怒らないのは、むしろ親としての責任放棄でしかなく、暖かく見守るだけが愛情ではない。この場合のその態度は、やはり責任放棄にしかブログ主には映らない。

 これを今のカープに当てはめるとやらかしている子どもと同じ状態だ。だとしたら親として怒って厳しいことを言うのは当然であって、むしろ言わない方が罪が重い。甘やかして過保護、過剰干渉して育った子どもがどんな大人になるのかを考えると分かりやすいだろう。良いことをすれば素直に褒める、逆だと叱る、メリハリが大切だ。この場合の親(広島人=カープファン)の怒り方としては、7回のラッキーセブンの攻撃前に5点以上の大差がついていたら、有無も言わさず申し合わせたようにマツダスタジアムから引き上げるのである。そうすると上記画像2と3のような旧市民球場時代のようなガラガラのスタンドのようになる。いわば無言の抗議だ。これは毎試合満員御礼が続く今のカープ選手には相当効果がある。無用のプレッシャーをかけるのは良くないとの意見もあるだろうが、これぐらいで押し潰されるヤワなメンタルで生き残れる世界ではない筈だ。これは近年のカープ人気の高騰ぶりから難しいと思うが、観戦ボイコットをするのだ。これは現場とフロントに対して、クレーム以上の打撃を与える。一種の経済制裁に近いからだ。現在のプロ野球ビジネスは、スタジアムビジネスとも言われファンの観戦リピート率、グッズや飲食の販売収入、広告収入などが収益の鍵を握る。昭和~平成初頭までは巨人戦放映権ビジネスで球団経営が成立していた。『神様・仏様・巨人様』の時代だった。巨人人気の没落で舵を切り直さざる負えない状況となったが、スタジアムビジネスの成功者の今のカープには観戦ボイコットがカンフル剤として最も有効で親として最高の怒りを示すことになる。情けない試合を続けもスタジアムを満員にしたのでは、現場の選手、コーチ、監督はいざ知らず球団フロントまでには怒りが届かない。これをやり続けると、球団全体の売り上げ減少となり、看過できなくなる。


動画1 
カープ【CS回顧録】2013年ファイナル初進出決定!

 13年に野村謙二郎前監督の元、CS(クライマックスシリーズ)初進出で、低迷期に終わりを告げた。15年は停滞したが、16~18年まで3連覇を達成し、すっかり低迷期のことなど数十年も昔の話の印象だが、7年前までそうだった。毎試合の満員御礼に限れば15年以降だ。そんな昔の話ではない。良い時もあれば悪い時もある。これは世の常だ。良い結果を出せば褒める。悪い結果であれば叱る。究極の地元密着のプロチームであるカープはファンが育てているとの自負を広島人全員で持ち、接する気持ちが大切だと考える。人それぞれでファンについての在り方の意見はあると思うが、少なくなくともブログ主はそう捉えている。今は絶不調だが、底力を考えるとこのまま終わる可能性は低い。この体たらくが2カ月続けば、さすがに『今シーズンは・・・』になるが。開幕してまだ半月しか経っていない。もう少し、様子を見てから一喜一憂しても遅くはないだろう。これはブログ主自身に対しての戒めでもある。
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カテゴリー記事 カープとその他スポーツ

【考察その1】
カープ4連覇、35年ぶりの日本一なるか? その1
野手編-丸の後釜は?小園君の開幕一軍は?


画像1 5年目にシーズンに入る緒方監督。さすがに名将とは思わないが、良将なのは間違いない(画像 ユーチューブ画面撮影より)

 ドラフト1位の小園君の評価がうなぎ上りだ。ブログ主も当初、4球団が1位指名で重複したとはいえ、数年は二軍で徹底的に鍛え上げ、3~4年後の同じショートの田中広輔の後釜有力候補ぐらいの認識だった。オープ戦を見る限り、守備、走塁は既に一軍レベル。一番苦労すると思っていた打撃もオープン戦で本塁打を放つなど、同期の大物高卒ルーキーの根尾(中日)、藤原(ロッテ)よりも1歩も2歩も先をいっている。その前年ドラフト1位の中村奨成と比較しても、現時点でモノが違う印象が強い。ポジションが違うので単純比較は難しいが、守備、走塁、打撃の総合力評価でも小園君が全ての面で上回っている。評論家諸氏の評価も、3連覇のカープに忖度する部分を差し引いても、想像以上が圧倒的に多く、ブログ主は元中日の立浪以来の高卒内野手の逸材だと思う。ただ問題なのは、立浪が入団した頃(88年)の中日の遊撃手は宇野だったが、今回の小園君の場合、全試合、フルイニング出場の田中広輔がレギュラーなので、オープン戦は試合終盤に出場しているが、公式戦に入ると怪我でもしない限りあり得ない。緒方監督がどう小園君を扱うのか、注目が集まる。サードの練習もしているとの事だが、適応能力次第では、正三塁手が決まっていないレギュラー争いに割って入る可能性もある。安部や堂林、曽根もうかうかしていられないだろう。実力的には開幕一軍当確の空気感が満載だが、出場が代走ぐらいなら二軍で出場機会を与えるべき、との意見もある。ブログ主はのシーズン中もサードの猛練習をさせながら、一軍に置いておく形になると思う。昨年のドラフト勢は小園君を筆頭に2位の島内(九州共立大)、3位の林君(智辯和歌山)、6位
正隨(亜細亜大)と粒が例年になく揃っている。島内などは小園君に活躍ばかりに注目が集まっているが、中継ぎ陣の枠に十分入りそうだ。FA移籍で2年連続MVPの丸の後釜だが、当初は昨年レギュラーに定着した感があった野間が最有力候補とされていた。しかし、守備や走塁は文句なしだが肝心の打撃が全く冴えない。二軍に落とされ、試合で本塁を踏み忘れる大チョンボまでしでかした(笑)。守備力に難はあるが、打撃を買われ西川になるかも知れない。打撃の三番候補は、元々センター候補の野間や西川ではさすがにきついのでバティスタ、松山がその候補だろう。


画像2 高卒ルーキーでありながら即戦力の気配がする小園君
(画像 ユーチューブ画面撮影より)

 現時点(3月中旬)で、レギュラーが決まっているポジションは、キャッチャーの會澤、セカンドの菊池、ショートの田中広輔、ライトの鈴木誠也ぐらい。ほぼ確定なのはサードのインフルエンザの遅れを取り戻しつつある安部(バックアップは曽根?)とセンターの西川(同野間)辺りだろう。シーズンに入っても調子次第では入れ替わりがありそうだ。現時点で読めないのはレフトとファーストだ。レフトは3年目の坂倉の期待が大きいが、オープン戦を見る限りでは守備が少し心もとないどころか『まだまだポジションに全然慣れていません』の匂いが辺り一面に漂い、足を引っ張りそうだ。試合に出る以上はもう少しマシになってほしい。松山と丸のFA移籍の人的保障で好感度がさらに跳ね上がった長野の争いになる。ファーストは、松山とバティスタの争いだが松山が半歩リードしている印象だ。層の厚さと言えばそれまでだが、バティスタなど年間通してフル試合出れば、ホームラン40本近くは打つ可能性が高いので本当に勿体ない。層の厚さは今年も相変わらずで、セ・リーグでは断トツだ。レギュラー陣では、巨人なども丸など相変わらずのFA乱獲で充実の印象があるが、レギュラー陣は別として控え選手まで含めるとまだカープの方が頭一つどころか二つリードしている。巨人は控えが弱い。レギュラー、控え通して言えるのがカープの場合、攻めどころを心得て繋ぐことに徹するのが上手いカープの攻撃力は今年も健在だと考える。打撃陣だけを見ると、4連覇の可能性は75%だと思っている。まあ打撃は水もので過信は禁物だが、3連覇を支えたのもどこからでも得点できる打線の賜物で丸が抜けても、極端には変わらないだろう。


画像3『練習をしない天才』と言われた長野。プロテクトをかけなかった巨人をカープで見返してほしいものだ
(画像 ユーチューブ画面撮影より)

【考察その2】
カープ4連覇、35年ぶりの日本一なるか? その2
投手編-3本柱(大瀬良、ジョンソン、野村祐)は安定。それに続くのは?


画像4 エース格で終わるか、真のエースになるのか真価が問われそうな19年シーズンになる
(画像 ユーチューブ画面撮影より)

 カープは元々、先発投手陣はそこまで強くない。3年連続で二桁を勝利を挙げたピッチャーは皆無だし、かって(マエケンがいた頃)の先発投手陣の充実には遠く及ばない(と思う)。なぜ、3連覇を達成したかと言うと所謂(いわゆる)『勝利の方程式』を確立し、中継ぎ+抑えが踏ん張り試合を壊さずゲームメイクをして逆転のカープを支え続けたからだ。しかし、ほぼ毎試合ベンチ入りして肩をつくり続け、登板に備える中継ぎ陣も永遠ではなく、勤続疲労が肩や肘に必ず来るはず。長期の黄金期をつくるにはやはり万全の先発陣が不可欠だ。カープの3連覇で3年連続して15勝以上勝ち星を挙げる投手が現れた。が、その翌年はキャリアハイの影響かどうかは分からないが、尻すぼみになる傾向が続いている野村祐輔、薮田然りだ。大瀬良も今シーズンはエース扱いで、中6日登板だと各球団のエース級との投げ合いの機会が増え、内容の割には勝ち星がつかない試合が増える。17年の野村祐輔状態になるかも知れない。調子自体は悪くなさそうだ。二番手となるジョソンは、例の突然のキレ癖が影を潜めれば、13勝以上は確実。野村祐輔も年間通してローテンションを守り、表ローテンションの三番手であれば二桁は計算できる。残りの実質三枠を巡る椅子取りゲームだが、四番手はカープ待望の日本人左腕の床田になる。入団1年目の17年シーズンも同様の期待をされたが、開幕一軍を勝ち得たが3試合の登板後、左ひじの違和感を覚え登録抹消、7月に左肘関節内側側副靱帯再建手術と尺骨神経剥離手術を受けた。復帰は18年8月で昨シーズンは二軍戦登板に留まった。今シーズンは期するところもあり、オープン戦の好調ぶりを見ると4番手は確実だろう。残りの二枠を巡り
九里亜蓮、岡田、新外国人のローレンスの争いになりそうだ。ローレンスは、何やらかってのバリントン(11~14年)を彷彿させる。オープン戦で一度見たが、中々いい感じで五番手を勝ち取りそうな気配だ。外国人枠の問題もあるので予断を許さないが、大丈夫な気がする。ブログ主の予想だと岡田がローテ枠落ちすると思う(笑)。他には覚醒が期待されながら伸び悩むカープ中村祐太、3年目のアドゥワ誠なども控え、『先発10人構想』は、順調のようだ。


画像5 19年シーズンも活躍が期待される一岡
(画像 ユーチューブ画面撮影より)

 先発投手陣と同等に重要なのがか中継ぎ+抑え陣だ。抑えは昨シーズン同様に中崎で決まりだろう。問題は中継ぎ陣だ。思いつくメンバーをかき集めると、一岡は、オープン戦を見る限りでは前年並みの安定感があり問題なしで、怪我だけが要注意だ。昨年大車輪の活躍をした外国人左腕のフランスワもオープン戦は、『可もなく不可もなし』だが、もう少し暖かくなれば調子を上げると信じているのでまあ大丈夫とする(笑)。新外国人左腕のレグナルトの評判も高く、この枠に確定。先発もいけるとの事で裏ローテが崩壊した時も頼りになりそうだ。外国人ついでに言うと昨シーズン途中から加入したヘルウェグも順調そうだ。既に勝手に4人が確定。名前が変わり、制球も変わった矢崎(旧姓加藤)も制球難が復活しない限り名を連ねそうだ。元々、球威はあるのでストライクさえ入れば短いイニングであれば問題はない(たぶん・・・)。そしてドラフト2位の大瀬良の後輩の島内もオープン戦の投げっぷりを見るとほぼ確定だ。ブログ主は島内は、中継ぎではなく先発タイプと思ったりするが、この辺はどうなのだろうか?他に目を向けると、今年は復活しそうな中田廉、そして左腕の中村恭平もいる。先発ローテ落選組も割り込むので、万全の中継ぎ+抑え陣だと考える。唯一の心配は実績十分の今村の不調だ。今シーズンは二軍キャンプから始まったが、調子はイマイチのようだが、今後上げていくと信じたい。カープのつながりのある打線は今年も不変だが、長打力は二年連続MVPの丸が抜けたことでやはり少しは落ちる。昨シーズン以上に投手陣の奮起が必要となるのは明らかで、4連覇と35年ぶりの日本一はこの点にかかっていると言っても過言ではない。かっての黄金期(70年代半ば~90年代初頭)は、巨人という絶対的な強いチームが存在していた。16~18年シーズンを見ると、巨人の凋落ぶりはにわかの突貫工事の補強で補えるものではなく、育成力が実力差に反映した結果となった。リーグ内では圧倒的な差で制覇し、際どい優勝争いを経験することなく日本シリーズに出場しても競った試合こそすれど勝ちきれなかった。

 やはりカープが日本一を勝ち取るにはリーグ内に強烈なライバルが必要だ。戦力を見るとやはり巨人にその意味合いで期待したい。監督も名将に変わり、采配面では変化がありそうだが丸が加入しても、基本戦力差はカープとはまだ開きがある(と思う)。資金力にものを言わせ他球団から主力選手を引き抜いてもキャリアハイを達成した選手は驚くほど少ない。巨人という名門のプレッシャーからなのかはよく分からない。12球団一の戦力を誇るソフトバンクのように、生え抜きの選手をベースにしながらも足りない部分だけFAで補強する方針にすれば、名門に相応しい強いチームになると思うのだが・・・。移籍時には記事にしなかったが、FA移籍した丸について最後に語りたい。長野の人的保障での移籍が決まり批判は減ったが、巨人への移籍が決まった当初は批判が凄かった。過度の思い入れを省けば、自分をより高く評価してくれるチームがあれば、そちらに行くのはプロとして当然な訳で、FAという丸自身が勝ちえた権利を行使するのは当然で批判は少し違う。プロ選手の評価は即ち、言葉などの建前ではなく、お金が全てだろう。移籍した巨人以上の条件を提示できないカープに問題があったと言われても仕方がない。ただそれだけの話。ビジネスライクに徹すれば、そうなる。『育ててもらった恩を忘れて~』などは、アマチュアの世界の話で丸という素材があればこそ、ここまでの選手になったのだから。この種の問題は親会社がなく、近年は貧困球団からようやく脱したカープでも今後もついて回る問題だ。かっての新井さんの時のように、チームが強く多くのファンに心の余裕があったので丸が凱旋した3月5日の巨人とのオープン戦でブーイングの嵐にはならなかったのは幸いだった。丸にはカープ戦以外で頑張ってほしいと思う次第だ(笑)。

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カテゴリー記事 広島の都市問題カープとその他スポーツ


今日の話題 2月26日中国新聞1面などより引用
カープ抽選券に5万人 
想定の倍 配布打ち切り



画像1 2月26日中国新聞1面より

【記事詳細】
 広島東洋カープは25日(2月)、今季主催公式戦の入場券を購入するための抽選券をマツダスタジアム(広島市南区)で配った。しかし、想定の倍を超える5万人以上が詰めかけたため、球団は『安全を確保できない』として配布を途中で打ち切った。納得がいかない一部ファンがスタッフに詰め寄るなどし、スタジアム周辺は一時、騒然とした。事前の告知では、午前11時までに来場した全員に抽選権を配るとしていた。しかしスタジアム周辺にその抽選券を求め、人が殺到して、枝分かれした行列がJR広島駅周辺近くまで伸びた。車道などに人並みが溢れ、制御出来なくなり最後尾が分からない事態に。球団は配布を打ち切りを決め、11時半頃、スタジアム入り口にチェーンをかけた。抽選券を貰えなかった人たちから広義の抗議の声が相次いだ

 昨季まで、入場券購入は先着順。約1カ月前から行列を作る『テント村』や業者による買い占めに対し、ファンは不満を募らせていた。幅広く購入機会を広げようと、球団は今季初めて抽選方式を導入した。松田元(はじめ)オーナーは『不正転売をなくして公平にチケットが行き渡るよう、よかれと思ってやったことだが、こういう形になってしまった。ご迷惑をおかけして申し訳ない。今後色々な方法を試行錯誤してやらなければならない』と話した。球団によると、この日、4万枚を超える抽選権を配ったという。当選の結果は27日(2月)に発表する2,100人の当選者は3月1~2日に窓口で入場券が購入できる


画像2 同日の中国新聞33面より

【考察その1】
今回の処置が正しかったのか?それとも安全を担保しない状態で配布したほうが良かったのか?


動画1 カープ戦見たい!が暴動寸前に?広島にファン大集結(19/02/25)。

 この日の状況を中国新聞記事報道で探ると、球団側は『午前11時までに来場されたお客様に抽選券を配布いたします』としていた。 ~『2019年度 公式戦入場券販売整理券の抽選についてのお知らせ』~(公式HP) これは入場券の販売ではなく、入場券購入の権利-2,100人分・1人5試合まで-を得るかもしれない抽選券の配布だ。それを求め、ご覧のように平日の昼間にも係わらず5万人もの人が集まり、スタジアム周辺が制御不能に近い状態に陥った。通称『カープロード』は人が満ち溢れ、歩道は言うに及ばず車道にまでに及びパニックになった。球団側は当初、多くても2万5千人程度と予測して警備員35人を配置した。ところが、配布予定時間の1時間前の午前10時頃にはあまりにも人が多過ぎて対応が出来なくなった。配布時間を午前9時40分からに繰上げたが広島県警が出動する羽目となり、JR愛宕踏切周辺~スタジアム間を一時車両規制をしたほどだった。JR西日本から『この状態が続くと、運行に支障が出かねない』とのクレームが入り、プロムナード内に入っているか否かを以て午前11時、抽選券の配布を安全上の理由から急遽、中止した。 ~『2019年度 公式戦入場券販売に伴う抽選券配布についてのお詫び』~(公式HP)。梯子を外された形となり、抽選券を貰えなかった一部のファンが激高して球団職員に詰め寄る場面も多々見られた。それ以外に今回のとばっちりを受けたのは、実は広電で、同社のバス路線は午前8時半頃から午後15時半頃まで約7時間もダイヤが大幅に乱れ、最大2時間も遅れが生じ、16本が運休となった。路面電車も40本が最大13分の遅れが出た。こんな顛末となったが、松田オーナーの釈明にもあるように、不正転売問題の対策の一環として行った今回の抽選方式がものの見事に裏目に出た格好となった。需要に対して、供給側の対応が全くついて行っていない印象を強く持った。利害が絡まない第3者的な立場で見ると、安全面を考慮しての配布打ち切りは妥当だと考えるが、平日の昼間からわざわざ有給を取ってまで列に並んだファンの心情を考えると、そもそもが想定人数を2万5千人程度と甘く見積もった事が、ケチのつけ初めだ。万が一に備えてのプランBはなかったのか?1つ(最も可能性が高い予測)の状況の対応策しか用意していなかった球団側の不備は責められても仕方がないだろう。球団側に同情するとすれば、知名度こそ抜群だが一企業としてみれば中小企業に属するカープの対応力を超えた事象が近年立て続けに起きていると言える


画像3 2月25日に配布された抽選券にイメージ図(画像 公式HPより)

 話が前後するが、11時に配布中止を決めるまで球団側は4万枚を配ったというが、4万枚を印刷して用意していたのであれば、抽選券だけではなく4万人集客に応じて警備体制のプランBも準備すべきだった。そもそも
『午前11時までに来場されたお客様に抽選券を配布いたします』ではなく、こんな回りくどい昭和的な販売方法などこの際決別して、転売防止のため枚数限定のネット販売とコンビニなどの店頭販売に1本化したほうがすっきりすると思うのがブログ主だけではあるまい。無用な人件費もカットできる。未だに置かれている状況をよく理解せず、旧態たる自身の店頭販売に拘るからこんな目に合うのだろう。この方式では『ネット環境にない人たちが~』との反論の声も上がりそうだが、今時ネット環境にないなど普通ではあり得ないと断定するのは言い過ぎだろうか?そうしたごく少数の人たちの救済として、郵便にて申し込む方法の余地も残しておくなどで十分だろう。これとてあらゆる方面でチケット難民と化したファンの応募で殺到することが予想される。この日の報道に触れたブログ主の感想は、『こんな月曜の昼間から本当に暇人が多いな(笑)』、『わざわざ、有休を取ってまですることか?』と思い、さすがにここまで来ると一部カープファンの異様な熱さに引いてしまった。13年頃に関東で火が付いたカープバブル(カープ女子現象)が14年に広島の地に逆輸入され年々過熱し、『カープ狂騒曲ここに極めり』との感想を持った次第だ。


画像4 これも広島の個性の一つだが、さすがにビビるな(笑) 画像 ユーチューブ動画撮影より

【考察その2】
抜本的な解決方法はないものか?



画像5 毎試合スタジアムを真っ赤に染め上げ、選手を後押しする

 単純な疑問としてなぜ地方球団に過ぎないカープの観戦チケットがほんの十数年前までは何の価値もなかったのにプラチナチケット化したのかを考える。元々、プロ野球は試合数の多さからJリーグとは異なり、大都市興行型のプロスポーツコンテンツと言われた。今でこそ三大都市圏以外の福岡、仙台、札幌市などに根付き、地域密着しているが89年に旧南海ホークスがダイエーに身売りして福岡に移転するまでは三大都市圏以外では、唯一広島だけに存在したプロ野球球団だった。それは広島人の誇りを満たすものではあっても、やはり地方都市ゆえの興行上の不利は否めなかった。70年代半ば~90年代初頭までの黄金期はまだそれでも、地元の熱狂的なファンに支えられていたが、Jリーグ誕生などスポーツ文化の多様化、スポーツ無関心層の増加などの外的要因とFA制度導入、ドラフト制度の改悪(カープ目線)、選手年俸の高騰などのプロ野球的内的要因が90年代前半以降に同時に襲い掛かり、カープは人気と実力の面で長い低迷期に入った。かと言ってカープの存在を広島人は、忘却の彼方に追いやったのではなく、結婚して長い年数が経った古女房のような存在だった。他の球団とは異なり、球団が市民の熱意を以て誕生した経緯が、代々の広島人の遺伝子に組み込まれているので時代によってその温度差はあっても『カープは身内で家族』の意識は不変だった。04~05年の1リーグ構想などの浮上で、冷めかけていた熱量がやや復活し、市の財政難などの理由で延び延びになっていた念願の新スタジアム(現マツダスタジアム)が09年に開場した。13年頃までは、開場初年をピークに年間観客動員数は160万人前後を推移していたが、先にも触れた13年頃のカープ女子現象が関東地区で起こり、14年以降に広島に逆輸入され、観客動員数は再度大幅増加に転じた。15年の黒田の日本球界復帰、16年-25年ぶりのセ・リーグ優勝、17年-セ・リーグ2連覇、18年-同3連覇と慶事が続き、上げ潮基調が止まらない。

マツダスタジアム開場後の年間観客動員数の推移
09年 187.3万人 10年 160.0万人 11年 158.3万人
12年 159.0万人 13年 156.5万人 14年 190.5万人
15年 211.0万人 16年 215.7万人 17年 217.8万人
18年 223.2万人

 カープ人気急騰の要因は、マツダスタジアムの存在と球団による巨人戦放映権ビジネスからスタジアムビジネスへの転換の大成功などが功を奏し、広島人の殆どがライト層予備軍という市場も手伝ったことが非常に大きい。ところが、これは同時に別の問題も招き入れた。観戦チケット難民の大量発生である。低迷期を知る人間からすれば、ギャグのような話だが、超高人気チケットと化したために販売1カ月前から陣取る『テント村』や、不正転売業者による大量の買い占め問題が起きて近年、社会問題化していた。過去にそうした経験値が全くないカープ球団はその都度対応に追われていたが、今回の転売防止、公平なチケット入手の機会拡大を図る策を講じてもほぼ空売りに終わっている。因みに抽選券を貰えなかった1万人程度のファンからは怨嗟の声が絶えないが、逆に貰えたファンからは一様に高評価を得ている。根本解決を主眼に置くと、現在のカープ人気が上げ止まり下がり始めるのを待つのが良いのか?議論すら全く浮上していない観客席の増加を考えるのが解決策になるのか、になる。現在の状況からさかのぼれば、『なぜもう少し大きなハコを用意しなかったのか?』になるが、これは結果論で新市民球場の議論をしていた04~06年当時、カープは年間観客動員数が100万人前後と現在の半分以下で低迷しており、市中心部から離れ当時の感覚では至便の地とは言えなかった旧貨物ヤード跡地への移転すら、その理由で反対する人も少なくはなかった。同地を保有していた広島市が金利軽減期間が終わり、金利負担すら財政難から重荷になり押し付けた形になった。 ~新球場建設の推進
~(広島市HP) 定員3万3千人のマツダスタジアムだが、当時の状況では適切なものだった。


画像6 拡大図 マツダスタジアムの周辺開発の状況(画像 広島市HPより)

 次に考えられるのは現マツダスタジアムの観客席の増設だが、周辺施設の立地状況を鑑みると増設の空間はほぼないに等しい。スタジアムを核施設にして複合施設が周囲を取り囲むかのような景観を形成しているが、スタジアム自体は官設民営-新市民球場として市が建設、運営権はカープ球団が指定管理者として取得-方式で周辺開発は、『ヒロシマ・ボール・パーク・タウン』と銘打って入るが、三井不動産がスタジアムとは関係なく手掛け、スタジアムの収支とは一(いつ)とはなっていない。よくあるサッカースタジアムのような収益を一にする複合施設ではない。その開発も既に終わっている。当ブログで、再三取り上げるが市の財政状況は決して良好ではなく、今後大型事業が多く予定されていることもあり、財政面からもマツダスタジアムの観客席の増設は残念ながら議論すら交わされないと考える。問題の抜本的な解決は、ハコの増量の面からは殆ど可能性がないと言える。議論の堂々巡りとなるが、販売方法を何とかするしかない。ブログ主は当初、現在活況を呈しているカープバブルは17年ぐらいで終結し、落ち着くと思っていた。人がさらに人を呼ぶという好循環をもたらせ、まだ当分は落ち着く気配はなさそうだ。先の考察でも少し触れたが球団がチケット販売を直接スタジアムでするのではなく、ネット販売販売などに比重を移し省略化する方向で検討してほしいものだ。
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