2012年01月26日
「課題解決」と聞いて「悪いとこを直すこと」と思い込んでる人に、物言うよ。
マーケティングはビジネスの課題を解決するためのメソッドですよね。
それはわかってんだけれど、
勘違いされがちなのが「課題」という言葉。
課題というと、どうしても問題点、悪いことを思い浮かべちゃう。
それを見つけて直すことがマーケター、コンサルの仕事と思い込んじゃってる。
じゃねーんだよな。
ジャック・ウェルチさんもこんなことを言ってたな。
「コンサルに仕事を頼むと、わが社の問題点を探し出して報告に来る。
それを直すとまた次の問題点を探し始める。それを一年中やってるんだ」と。
まあ、ね。
他より劣った点を直すことも間違いじゃないんだけれど、
問題点や悪いことを直すために、どんなに頑張っても
せいぜい競合他社と肩を並べるとこまでしか行かないと思うんだ。
ぼくは「課題」って言葉を、こう捉えてる。
隠れた強み、自社の人たちが気付いてない魅力を探し出すこと、
そして、それを磨き上げること。育てること。
ぼくらベンダー側から言えば、それをサポートしてあげること。
その企業ならではの強みを伸ばす方が、絶対強い。
その強み探しをし始めると、不思議に後からあとから
見つかり始めるものなんだ。
これはぼくの経験則。ま、ポジティブなものに引力があるんだよね。
で、それを旨い方向に結集してあげるマーケティング施策を構築してあげれば、
ワンアンドオンリーの企業価値、ブランド価値、
商品価値になるんだ。
くれぐれも、言うよ。
他者より劣っている部分ばかりを見つめすぎちゃイケない。
自分のいい所を探そう。そうすれば、それまでカッコ悪いと思われてた所まで
カッコヨク見えてくるものなんだ。不思議だね。
「商品」も「人間」と同じなんだよ。
それはわかってんだけれど、
勘違いされがちなのが「課題」という言葉。
課題というと、どうしても問題点、悪いことを思い浮かべちゃう。
それを見つけて直すことがマーケター、コンサルの仕事と思い込んじゃってる。
じゃねーんだよな。
ジャック・ウェルチさんもこんなことを言ってたな。
「コンサルに仕事を頼むと、わが社の問題点を探し出して報告に来る。
それを直すとまた次の問題点を探し始める。それを一年中やってるんだ」と。
まあ、ね。
他より劣った点を直すことも間違いじゃないんだけれど、
問題点や悪いことを直すために、どんなに頑張っても
せいぜい競合他社と肩を並べるとこまでしか行かないと思うんだ。
ぼくは「課題」って言葉を、こう捉えてる。
隠れた強み、自社の人たちが気付いてない魅力を探し出すこと、
そして、それを磨き上げること。育てること。
ぼくらベンダー側から言えば、それをサポートしてあげること。
その企業ならではの強みを伸ばす方が、絶対強い。
その強み探しをし始めると、不思議に後からあとから
見つかり始めるものなんだ。
これはぼくの経験則。ま、ポジティブなものに引力があるんだよね。
で、それを旨い方向に結集してあげるマーケティング施策を構築してあげれば、
ワンアンドオンリーの企業価値、ブランド価値、
商品価値になるんだ。
くれぐれも、言うよ。
他者より劣っている部分ばかりを見つめすぎちゃイケない。
自分のいい所を探そう。そうすれば、それまでカッコ悪いと思われてた所まで
カッコヨク見えてくるものなんだ。不思議だね。
「商品」も「人間」と同じなんだよ。
2011年12月10日
なぜ日本はルールを創れないのか?
世界に通用するルールとか
プラットフォームをつくるのは、日本人は凄く苦手だね。
歴史を見れば一目瞭然。ほとんど実績なし。
なぜか?
日本人の国民性は「君子危うきに近寄らず」。
要するに、リスク・エスケープが基本だからなんだ。
ま、喩えとしてPCとかのOSで話そうか。
技術話じゃないから安心してね、ぼくもド文系だし。
OSとはエコロジーそのもの。
エコロジーとは省エネとか自然保護のことじゃないよ。
生態系そのもののこと。
生態系は矛盾に満ちている。
トレードオフとコンフリクトの凝縮された世界なんだね。
でも、その矛盾に満ちた世界でも
生きとし生けるものは何とか価値を作り出し、
自分たちが生きていく環境を作り出す。
ちょっと脱線するけど、
その生態系が、夢のような矛盾のない世界だったら
どうだい? 幸せだと思うかい?
なこた、ないね。ガラパゴスよりもっと酷い、
何も起こらない世界になるよ。
生き物は矛盾があるから生きるエネルギーを出すんだ。
で、どうだい?
OSの話に戻ろうか。
OSは生態系だね。
その上でいろんなものが動く。
好きな者同士も、嫌いな者たちも同居して、
いろんなものが何とかやりくりしていくね。
究極の、多様性の世界を許容するもの。
それがOSなんだ。
そんなものを創ろうとするとき、
君子危うきに近寄らず。リスクエスケイプの精神構造で
創り切れると思うかい? 無理だよね。
さて、一方、アメリカ人達はどうか?
リスクマネジメントの国民性だ。
もちろんリスクは怖いものだと知っているけど、
知っているからこそ、リスクを極限まで低減しようとする。
リスクに向き合うんだね。
なぜリスクに向き合う勇気が出るのか?
それも興味深いね?
なぜだと思う?
ぼくはこう思うんだ。
矛盾に満ちているけれど、それと同時に
多様性と活力に満ちた生態系(エコロジー)を創りたいから。
日本人は生態系なんかに興味がない。
いまある生態系の上で生きることに興味がある。
生態系という神のルールを作り出すことに
命を懸けるようなことはしないんだ。
プレーヤー志向だからね。
そして、
君子危うきに近寄らず。
踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら踊らにゃそんそん。
どうだい?
「人を踊らせる」側になるという発想が、
見事なまでに抜け落ちてる国民性だと、わかるかい?
でも、ぼくはそれが悪いことだとは思わない。
そういう国民性があることも、多様性の世界の一つなんだから。
何らかのルールや制限のある中で
創意工夫を凝らして、素晴らしく新しい価値を生み出す。
そんなことができる国民は日本人だけだと思うんだ。
和室。畳。障子。風呂敷。和服。和食。お箸。印鑑。
アニメ。東京ディズニーランド。ただ同然の水道水。
セブンイレブン。電車のダイヤ。おもてなしの旅館。
やまとなでしこ。カレーパン。あんパン。将棋。落語。
どうだい?すごすぎないかい?
そこを、自らが、わかっているかどうか?
そこをわからずにやみくもに世界の真似して
外人のふりして日本を出ていこうとするバカがいても
まあ、ぼくは微笑みながら見ているけれど。
やっぱり、
そこをわかって、価値を作り出して
世界の人々に届ける仕事をする日本人を見たいよ。
だから、OSなんか、創らなくても良いよ。
これがぼくの結論? そうだよ。
プラットフォームをつくるのは、日本人は凄く苦手だね。
歴史を見れば一目瞭然。ほとんど実績なし。
なぜか?
日本人の国民性は「君子危うきに近寄らず」。
要するに、リスク・エスケープが基本だからなんだ。
ま、喩えとしてPCとかのOSで話そうか。
技術話じゃないから安心してね、ぼくもド文系だし。
OSとはエコロジーそのもの。
エコロジーとは省エネとか自然保護のことじゃないよ。
生態系そのもののこと。
生態系は矛盾に満ちている。
トレードオフとコンフリクトの凝縮された世界なんだね。
でも、その矛盾に満ちた世界でも
生きとし生けるものは何とか価値を作り出し、
自分たちが生きていく環境を作り出す。
ちょっと脱線するけど、
その生態系が、夢のような矛盾のない世界だったら
どうだい? 幸せだと思うかい?
なこた、ないね。ガラパゴスよりもっと酷い、
何も起こらない世界になるよ。
生き物は矛盾があるから生きるエネルギーを出すんだ。
で、どうだい?
OSの話に戻ろうか。
OSは生態系だね。
その上でいろんなものが動く。
好きな者同士も、嫌いな者たちも同居して、
いろんなものが何とかやりくりしていくね。
究極の、多様性の世界を許容するもの。
それがOSなんだ。
そんなものを創ろうとするとき、
君子危うきに近寄らず。リスクエスケイプの精神構造で
創り切れると思うかい? 無理だよね。
さて、一方、アメリカ人達はどうか?
リスクマネジメントの国民性だ。
もちろんリスクは怖いものだと知っているけど、
知っているからこそ、リスクを極限まで低減しようとする。
リスクに向き合うんだね。
なぜリスクに向き合う勇気が出るのか?
それも興味深いね?
なぜだと思う?
ぼくはこう思うんだ。
矛盾に満ちているけれど、それと同時に
多様性と活力に満ちた生態系(エコロジー)を創りたいから。
日本人は生態系なんかに興味がない。
いまある生態系の上で生きることに興味がある。
生態系という神のルールを作り出すことに
命を懸けるようなことはしないんだ。
プレーヤー志向だからね。
そして、
君子危うきに近寄らず。
踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら踊らにゃそんそん。
どうだい?
「人を踊らせる」側になるという発想が、
見事なまでに抜け落ちてる国民性だと、わかるかい?
でも、ぼくはそれが悪いことだとは思わない。
そういう国民性があることも、多様性の世界の一つなんだから。
何らかのルールや制限のある中で
創意工夫を凝らして、素晴らしく新しい価値を生み出す。
そんなことができる国民は日本人だけだと思うんだ。
和室。畳。障子。風呂敷。和服。和食。お箸。印鑑。
アニメ。東京ディズニーランド。ただ同然の水道水。
セブンイレブン。電車のダイヤ。おもてなしの旅館。
やまとなでしこ。カレーパン。あんパン。将棋。落語。
どうだい?すごすぎないかい?
そこを、自らが、わかっているかどうか?
そこをわからずにやみくもに世界の真似して
外人のふりして日本を出ていこうとするバカがいても
まあ、ぼくは微笑みながら見ているけれど。
やっぱり、
そこをわかって、価値を作り出して
世界の人々に届ける仕事をする日本人を見たいよ。
だから、OSなんか、創らなくても良いよ。
これがぼくの結論? そうだよ。
2011年11月13日
コピーライターはもう不要だってね?上等じゃねーか
まあね、たしかに、
昔はコピーライターがたくさん必要だった。
新商品がどんどん出て、
その商品特徴をどんどん翻訳して言葉化する人が必要だったからね。
でも、もう革命的な新商品はそうはでない。
カタログがいらない時代。
ソーシャルメディアでは普通の人が自らコミュニケーションしてるからね。
だから、コピーライターの需要はへっている。
必要とされているのは企画・プロデュースできる人。
で、最終的に言語化できる能力のある人。
概念を再編集して消費者の心に刺さるコンセプトワードを出せる人だね。
でもねえ、それって、30年前から云われてたよ。
ひとくちに広告制作会社といっても、
メカニックプロダクションと
クリエイティブプロダクションに区別されていた。
それは外資系クライアントだけどね。
その頃から日本の企業は遅れてたんだよね、
コミュニケーションデザインという発想がなかった。
中身じゃなくてガワだけ作らされていたんだ。
ぼくはどちらも経験した。
メカプロだって楽しかったよ。
修業になったからね。
最初から企画だけ出せって云われても
現場力が身についてないから無理だったと思う。
言葉をこね繰り回すだけじゃ良い企画なんてできるわけない。
天才じゃないしね。
ソーシャルメディアの時代になったからといって
天才の比率が急に高まるわけない。
だから、あんまり、
もうコピーライターは必要ないから
仕組み屋さんや仕掛け屋さんになれ、なれ!という
パイセンの煽りに惑わされない方がいいよ。
コピーライターになりたいと思えば、
なればいいさ。言葉の職人だってまだ求められてる。
むしろ、希少になって需要があるかもよ。
ま、自分で考えて自分で決めて
自分で責任を持ってやるしかないんだけどさ。
昔はコピーライターがたくさん必要だった。
新商品がどんどん出て、
その商品特徴をどんどん翻訳して言葉化する人が必要だったからね。
でも、もう革命的な新商品はそうはでない。
カタログがいらない時代。
ソーシャルメディアでは普通の人が自らコミュニケーションしてるからね。
だから、コピーライターの需要はへっている。
必要とされているのは企画・プロデュースできる人。
で、最終的に言語化できる能力のある人。
概念を再編集して消費者の心に刺さるコンセプトワードを出せる人だね。
でもねえ、それって、30年前から云われてたよ。
ひとくちに広告制作会社といっても、
メカニックプロダクションと
クリエイティブプロダクションに区別されていた。
それは外資系クライアントだけどね。
その頃から日本の企業は遅れてたんだよね、
コミュニケーションデザインという発想がなかった。
中身じゃなくてガワだけ作らされていたんだ。
ぼくはどちらも経験した。
メカプロだって楽しかったよ。
修業になったからね。
最初から企画だけ出せって云われても
現場力が身についてないから無理だったと思う。
言葉をこね繰り回すだけじゃ良い企画なんてできるわけない。
天才じゃないしね。
ソーシャルメディアの時代になったからといって
天才の比率が急に高まるわけない。
だから、あんまり、
もうコピーライターは必要ないから
仕組み屋さんや仕掛け屋さんになれ、なれ!という
パイセンの煽りに惑わされない方がいいよ。
コピーライターになりたいと思えば、
なればいいさ。言葉の職人だってまだ求められてる。
むしろ、希少になって需要があるかもよ。
ま、自分で考えて自分で決めて
自分で責任を持ってやるしかないんだけどさ。
2011年10月28日
やっとリンクトインが話題なので、再掲するよ
ぼくも4〜5年前はずいぶんいろいろネット領域の取材をやっていた。
この時期にボクのネットマーケティング観がかたちづくられた。
かなり偏食気味だけどw
てなわけで、今を盛りの「リンクトイン」のセミナーを再掲するよ。
4年前の会員数はたったの1千3百万人だったんですねえ。。。
創始者のリード・ホフマンさんは
巨漢の体に似合わぬ、とつとつとしたしゃべりが印象的だった。
しかし、ビジネスマンとしての鋭い意見がビシバシ出てましたぜ。
***引用開始***
===================================================================
Joi Ito's Lab. 特別セミナー レポート
===================================================================
開催:2007.08.28(火)18:00〜 @デジタルガレージ本社ビル・会議室
コンシューマインターネットの大きな可能性
講師:リード・ホフマン氏(リンクトイン、チェアマン&社長)
Speaker:Mr. Reid Hoffman(Chairman and President, Products at LinkedIn)
『LinkedIn(リンクトイン)』が生活を変える?
2003年5月にオープンしたLinkedIn(リンクトイン)は、いわゆる人材SNSサイト。その創業者であるリード・ホフマン氏は「当初は “これを知っている人はいますか?”というリクエストに対し、知っている人が答えてくれる単一のサービスでスタートした。現在、会員数は1,370万人に達し、バイラルマーケティングのみで月90万人増加している」と語った。
寄せられる質問の内容は、「クリエイティブコモンズについて知っている人はいますか?」といったものから「日本でグーグルニュースに関わっている人を知っていますか?」「ヤフーを辞めたばかりの人を知っていますか?」「自分と似たような仕事をしている人はいますか?」など、様々なものがあるという。
ホフマン氏は「データ分析した結果、一つの質問に対して平均7つの回答が得られ、うち75%が役に立つ情報と認識されている」と、ユーザーから高い評価を得ていることを示した。
メインユーザーは、ジャーナリストと起業家。ジャーナリストは会社情報や専門家を探す際に使い、起業家はパートナーやアドバイザー、投資家、社員、顧客などを探す際に使っているという。さらに、氏は「ベンチャーキャピタルに聞いたところ、資金調達の際には、ほぼ100%使われているようだ」と述べた。
リンクトインを立上げた理由として、ホフマン氏が挙げたのは2点。
第一に「インターネットではエンターテインメント系が主流だったが、同じようなものでは意味がないと考えたから」。第二に「テーマを“仕事”にフォーカスしたのは、世界中で働き方が変わってきていると感じるから」だという。
さらに、氏は「ビジネスをする相手の情報が得られる。また、自分が就職する会社のマネージャーがどういう人か、周囲の人の評価も知ることができる。リンクトインは単なるビジネスツールではなく、そうしたサービスで、人々の生活が変わると考えている」とビジョンを語った。
ネット起業は“スピード”が命
「コンシューマインターネットを立上げる際は、何よりもスピードが重要」とホフマン氏。
「ローンチ時の製品はversion1.0に届かなくて良い。ちょっと恥ずかしいくらいの完成度で十分。完全を目指すとローンチの時機を失うからだ。実は、リンクトインも未だ1.0までいけなくて恥ずかしいと思っている(笑)」とジョークも交え、スピードの重要性を強調した。
また、コンシューマインターネットが成功するための条件を3つ挙げた。
1 アクティブであること
2 みんなと違うことをすること
3 仮説を立てて、リスクをとること
この中で、氏が強調したのは2と3。「例えば、10社同じようなことをやっている会社があるとしたら、私はどの1社にも投資しないだろう。なぜなら遅かれ早かれ10社とも潰れるからだ」と、投資家としての意見を述べた。
そして「すぐに何百万人のユニークユーザーを集める巨大サイトにならないと意味がない。そのためにはゼネラルなユーザーニーズが必要。 1千万人から1億人まで行くようなものなら面白い。しかし、100万人以下のサイトは無いに等しい」と指摘した。
また、氏は「一つのプラットフォームを使って、みんなが勝手に書き込むようなサイト(CGM、マーケットプレイスなど)はすぐに大きなスケールができるから良い。一方、送り手側が手動で作るコンテンツビジネスには投資しない。巨大なサイトには絶対にならないからだ」と述べた。
ディストリビューションの重要性
次の問題としてホフマン氏が挙げたのは「どうやってたくさんの人たちに伝えるか」というディストリビューションの問題。ここでよく“よい商品があればディストリビューションはうまく行く”と誤解されがちだが、実際は違うと問題提起した。
その理由とは・・・。「良い製品があることは当然重要だが、製品は少しずつ手を加えていけばよい。それよりも、多くのユーザーがいることが大事で、ユーザーさえいれば必ず良くなっていく」と強調。続けて、「ディストリビューションのためのマーケティングやブランディング広告、人的プロモーションが必要なものはスケーラブルとは言えない。巨大化するのに、お金も時間もかかり過ぎるからだ」という。
氏は「起業家は失うものがないのだから、一刻も早く巨大なサイトにするためにリスクをとることが大切」と語るが、「ただ、リスクは無闇にとるものではない。例えば、3つの仮説を立て、それらを満たせば巨大なサイトになるというビジョンに対してリスクをとることが肝心」と重要な視点を示した。さらに「リンクトインの場合も、“新し物好き”な層が好奇心でアクセスするだけでも十数万人を超えるだろうという仮説を立て、ローンチに成功した」と自身の例を語った。
「Web2.0は、いろいろなパブリッシャーがコラボレートして、想像もしていなかったような新しい価値が生まれることが面白い」とホフマン氏。そのためには「技術だけを見ていてもダメで、技術と人がどういうインタラクションを起こすかがキーポイントになる」とした。
最後に、ホフマン氏は「コンシューマインターネットは始まったばかり。ネットを使う人々の層が変わり、技術が変われば、可能性も変わる。これから5年で状況は大きく変わるだろう」と展望を述べた。
***引用終了***
うーん。ローンチの際のコンセプトがシャープ。
ビジネスモデルを最優先している。
日本のSNSにありがちな甘っちょろい「志し」「情」は二の次、三の次。
(1)
これを知ってますか?
知ってるよ?
それでバイラルが生まれる。
(2)
ネット市民は、
知りたい欲と、教えたい欲でできている。
その欲に「カギ手」を付けてあげれば良い。
一人に一つずつ、雌鍵と雄鍵がついてるイメージ。
(3)
日本人のサイト運営者が陥りがちなのが、
完成度の高いプラットフォームをつくることに意識を奪われること。
良いプラットフォームがあれば、良さが伝わると思うのは間違い。
何より「人が集まる」プラットフォームであることが大事。
多くのユーザーがいることが大事。
ユーザーさえいれば、必ず良い方向に行く。
良いプラットフォームがあることは当然大事だが、手を加えていけば良い。
で、これを知ってるかい?知ってるよ!という
シンプルなコミュニケーションをサイト拡大のエンジンに
したってわけだね。
今、日本ではいろいろなSNSが立ち上がっているけれど、
いま一、いま二、ユーザー集めに苦労しているみたい。
理想や思想は良いんだけどね。
「自社のお金と努力」で人を集めるんじゃ、急速にメガサイトにはなれない。
「ユーザーがユーザーを呼ぶ」強力な仕組みが内包されてないとね。
ポリシーやビジョンだけでは、
やっぱり、サイトビジネスは成功しないんだね、と。
アタマを完全に転換しないと。
この時期にボクのネットマーケティング観がかたちづくられた。
かなり偏食気味だけどw
てなわけで、今を盛りの「リンクトイン」のセミナーを再掲するよ。
4年前の会員数はたったの1千3百万人だったんですねえ。。。
創始者のリード・ホフマンさんは
巨漢の体に似合わぬ、とつとつとしたしゃべりが印象的だった。
しかし、ビジネスマンとしての鋭い意見がビシバシ出てましたぜ。
***引用開始***
===================================================================
Joi Ito's Lab. 特別セミナー レポート
===================================================================
開催:2007.08.28(火)18:00〜 @デジタルガレージ本社ビル・会議室
コンシューマインターネットの大きな可能性
講師:リード・ホフマン氏(リンクトイン、チェアマン&社長)
Speaker:Mr. Reid Hoffman(Chairman and President, Products at LinkedIn)
『LinkedIn(リンクトイン)』が生活を変える?
2003年5月にオープンしたLinkedIn(リンクトイン)は、いわゆる人材SNSサイト。その創業者であるリード・ホフマン氏は「当初は “これを知っている人はいますか?”というリクエストに対し、知っている人が答えてくれる単一のサービスでスタートした。現在、会員数は1,370万人に達し、バイラルマーケティングのみで月90万人増加している」と語った。
寄せられる質問の内容は、「クリエイティブコモンズについて知っている人はいますか?」といったものから「日本でグーグルニュースに関わっている人を知っていますか?」「ヤフーを辞めたばかりの人を知っていますか?」「自分と似たような仕事をしている人はいますか?」など、様々なものがあるという。
ホフマン氏は「データ分析した結果、一つの質問に対して平均7つの回答が得られ、うち75%が役に立つ情報と認識されている」と、ユーザーから高い評価を得ていることを示した。
メインユーザーは、ジャーナリストと起業家。ジャーナリストは会社情報や専門家を探す際に使い、起業家はパートナーやアドバイザー、投資家、社員、顧客などを探す際に使っているという。さらに、氏は「ベンチャーキャピタルに聞いたところ、資金調達の際には、ほぼ100%使われているようだ」と述べた。
リンクトインを立上げた理由として、ホフマン氏が挙げたのは2点。
第一に「インターネットではエンターテインメント系が主流だったが、同じようなものでは意味がないと考えたから」。第二に「テーマを“仕事”にフォーカスしたのは、世界中で働き方が変わってきていると感じるから」だという。
さらに、氏は「ビジネスをする相手の情報が得られる。また、自分が就職する会社のマネージャーがどういう人か、周囲の人の評価も知ることができる。リンクトインは単なるビジネスツールではなく、そうしたサービスで、人々の生活が変わると考えている」とビジョンを語った。
ネット起業は“スピード”が命
「コンシューマインターネットを立上げる際は、何よりもスピードが重要」とホフマン氏。
「ローンチ時の製品はversion1.0に届かなくて良い。ちょっと恥ずかしいくらいの完成度で十分。完全を目指すとローンチの時機を失うからだ。実は、リンクトインも未だ1.0までいけなくて恥ずかしいと思っている(笑)」とジョークも交え、スピードの重要性を強調した。
また、コンシューマインターネットが成功するための条件を3つ挙げた。
1 アクティブであること
2 みんなと違うことをすること
3 仮説を立てて、リスクをとること
この中で、氏が強調したのは2と3。「例えば、10社同じようなことをやっている会社があるとしたら、私はどの1社にも投資しないだろう。なぜなら遅かれ早かれ10社とも潰れるからだ」と、投資家としての意見を述べた。
そして「すぐに何百万人のユニークユーザーを集める巨大サイトにならないと意味がない。そのためにはゼネラルなユーザーニーズが必要。 1千万人から1億人まで行くようなものなら面白い。しかし、100万人以下のサイトは無いに等しい」と指摘した。
また、氏は「一つのプラットフォームを使って、みんなが勝手に書き込むようなサイト(CGM、マーケットプレイスなど)はすぐに大きなスケールができるから良い。一方、送り手側が手動で作るコンテンツビジネスには投資しない。巨大なサイトには絶対にならないからだ」と述べた。
ディストリビューションの重要性
次の問題としてホフマン氏が挙げたのは「どうやってたくさんの人たちに伝えるか」というディストリビューションの問題。ここでよく“よい商品があればディストリビューションはうまく行く”と誤解されがちだが、実際は違うと問題提起した。
その理由とは・・・。「良い製品があることは当然重要だが、製品は少しずつ手を加えていけばよい。それよりも、多くのユーザーがいることが大事で、ユーザーさえいれば必ず良くなっていく」と強調。続けて、「ディストリビューションのためのマーケティングやブランディング広告、人的プロモーションが必要なものはスケーラブルとは言えない。巨大化するのに、お金も時間もかかり過ぎるからだ」という。
氏は「起業家は失うものがないのだから、一刻も早く巨大なサイトにするためにリスクをとることが大切」と語るが、「ただ、リスクは無闇にとるものではない。例えば、3つの仮説を立て、それらを満たせば巨大なサイトになるというビジョンに対してリスクをとることが肝心」と重要な視点を示した。さらに「リンクトインの場合も、“新し物好き”な層が好奇心でアクセスするだけでも十数万人を超えるだろうという仮説を立て、ローンチに成功した」と自身の例を語った。
「Web2.0は、いろいろなパブリッシャーがコラボレートして、想像もしていなかったような新しい価値が生まれることが面白い」とホフマン氏。そのためには「技術だけを見ていてもダメで、技術と人がどういうインタラクションを起こすかがキーポイントになる」とした。
最後に、ホフマン氏は「コンシューマインターネットは始まったばかり。ネットを使う人々の層が変わり、技術が変われば、可能性も変わる。これから5年で状況は大きく変わるだろう」と展望を述べた。
***引用終了***
うーん。ローンチの際のコンセプトがシャープ。
ビジネスモデルを最優先している。
日本のSNSにありがちな甘っちょろい「志し」「情」は二の次、三の次。
(1)
これを知ってますか?
知ってるよ?
それでバイラルが生まれる。
(2)
ネット市民は、
知りたい欲と、教えたい欲でできている。
その欲に「カギ手」を付けてあげれば良い。
一人に一つずつ、雌鍵と雄鍵がついてるイメージ。
(3)
日本人のサイト運営者が陥りがちなのが、
完成度の高いプラットフォームをつくることに意識を奪われること。
良いプラットフォームがあれば、良さが伝わると思うのは間違い。
何より「人が集まる」プラットフォームであることが大事。
多くのユーザーがいることが大事。
ユーザーさえいれば、必ず良い方向に行く。
良いプラットフォームがあることは当然大事だが、手を加えていけば良い。
で、これを知ってるかい?知ってるよ!という
シンプルなコミュニケーションをサイト拡大のエンジンに
したってわけだね。
今、日本ではいろいろなSNSが立ち上がっているけれど、
いま一、いま二、ユーザー集めに苦労しているみたい。
理想や思想は良いんだけどね。
「自社のお金と努力」で人を集めるんじゃ、急速にメガサイトにはなれない。
「ユーザーがユーザーを呼ぶ」強力な仕組みが内包されてないとね。
ポリシーやビジョンだけでは、
やっぱり、サイトビジネスは成功しないんだね、と。
アタマを完全に転換しないと。
2011年10月26日
ハードボイルド系Q&Aの鉄板。by村上春樹
村上春樹のジャズ喫茶マスター時代の文章を採録。
これ、Q&Aの鉄板ネタですね。
ちなみに、
「ジャズマスター」っていうと、
fenderのエレキギターの名前ですが、
これはなかなか弾きこなすのが難しいギターなんすよね。
たしか、昔ナンバーガールの田淵ひさこさん(だっけ?)が
弾いていてカッコいい弾き姿だなと思ったことがある。
脱線はこれくらいにして。
***引用開始***
Lynceus: ジャズ喫茶のマスター
ジャズ喫 茶のマスター
村上春樹が、ジャズ喫茶店主(たしか国分寺)であった時代に、
今はもうない「JAZZLAND」という雑誌 で、ユニークな文章を書いている。
当時から文章の芸は冴えている。
「ジャズ喫茶のマスターになるための18のQ&A」(「JAZZLAND」昭和50.8.1号)
Q1 ジャズ喫茶を始めたいと思うのですが、さしあたって一番要求される資質は何でしょうか?
A 恐れを知らぬ行動力です。
Q2 それでは一番不必要なものは?
A 知性です。
Q3 現在大学に在学中ですが、卒業はし た方が良いでしょうか。
A 経験から言うと、卒業証書の表紙はメニューにぴったりです。
Q4 好きな女の子が居るのですが、ジャズ喫茶のマスターとしては結婚していた方が得でしょうか、 それとも独身でいた方が得でしょうか?
A あなたが一体何を指して 得とか損とか言ってるのか、よく理解できないけれど、この世の中で結婚して得をすることなど何ひとつないのです。
Q5 よ くジャズ喫茶のマスターは女の子にもてるっていう話を開きます。そんな時、客の女の子には手を出していいのでしょうか?
A まったくの取り越し苦労です。
Q6 レコードは最低 何故必要でしょうか?
A 度胸さえあれば15枚でOKです。
Q7 でも、「ファンキー」や「DIG」に行って、レコード棚やオーディオを見る度にガックリして、僕なんかにとても……という気分になるのですが?
A そんな所に行くのが間違っているのです。国分寺に来なさい。
Q8 僕は前衛ジャズに弱いので、それ以外のジャズを中心にやりたいのですか?
A お好きなように。
Q9 お客に文句は言われませんか?
A もちろん言う人は居ます。気にしなければいいのです。
あなたのお店なんだし、好きなようにやってみて、 儲かるのもあなた一人だし、赤字を出して首を吊るのもあなた一人なのです。
Q10 お酒を出すつもりなのですが、酔って騒 ぐような人が居たらどうしたらいいのでしょうか?
A 「戦艦バウン ティ」という映画が昔ありました。その中で異端分子は全員船から突き落とされていました。
Q11 「スイング・ジャーナ ル」に広告を出すべきでしょうか?
A もちろんです。その上に「ス クリーン」と「週刊平凡」に広告を出せば効果は抜群です。
Q12 僕はコルトレーンの『至上の愛』が嫌いなので店には置か ないつもりなのですが、
友人は“『至上の愛』のないジャズ喫茶なんて…と言います。どうでしょうか?
A バカは相手にしないことです。
Q13 ジャズ評論家 にコネがきくのですが、レコ−ド解説やコンサートをやった方が良いでしょうか?
A テスト盤をもらうだけくらいの方が賢明です。ロシア革命の時、一番最初に銃殺されたのはジャズ評論家だったそうです。
Q14 ジャズ喫茶という職業は一生続けていくに値いするものでしようか?
A 田中角栄にとって土建業が一生続けていくに値いする職業なのか?
川上宗薫にとってポルノ小説家が一生続けていくに値いする職業なのか?
猫 にとってキヤツト・フードが一生食べていくのに値いする食物なのか?
非常に難しい問題です。
Q15 僕にとって ジャズ喫茶はまるでなにか青春の里程標のような気がするのですが、 こういう考え方は間違っているのでしょうか?
A 間違ってはいませんが、明らかに誇張されています。
Q16 それではジャズ喫茶とは一体何なのでしょうか?
A ジャズを供給 する場所です。ジャズとは何か?
僕はそれは、人生における一種の価値基準のようなものではないかと思うのです。
茫漠とした時の流れの中 で、僕たちの人生がどんな風に輝き、どんな風に燃えつきていくのか?
ジャズの中に沈みこんでいる時、僕たちはそんな何かをみつけだせるような気が するのです。
Q17 そういう考え方は少し誇張されすぎてはいませんか?
A すみません。その通りです。ただ僕の言いたいのは、ジャズ喫茶のマスターがそういった使命感を忘れたらもうおし まいだっていうことなのです。
Q18 ところで話はガラッとかわりますが、今年のヤクルト・アトムズはどうなるのでしょう ね?
A 当然優勝します。巨人は最下位になり、王はナボナのCMか ら下ろされます。
***引用終了***
特にお気に入り。この2つ。ぼくは好きだなあ。
Q3 現在大学に在学中ですが、卒業はし た方が良いでしょうか。
A 経験から言うと、卒業証書の表紙はメニューにぴったりです。
Q13 ジャズ評論家 にコネがきくのですが、レコ−ド解説やコンサートをやった方が良いでしょうか?
A テスト盤をもらうだけくらいの方が賢明です。ロシア革命の時、一番最初に銃殺されたのはジャズ評論家だったそうです。
ふふふ。ハードボイルドに通じるユーモアセンスだね。
これ、Q&Aの鉄板ネタですね。
ちなみに、
「ジャズマスター」っていうと、
fenderのエレキギターの名前ですが、
これはなかなか弾きこなすのが難しいギターなんすよね。
たしか、昔ナンバーガールの田淵ひさこさん(だっけ?)が
弾いていてカッコいい弾き姿だなと思ったことがある。
脱線はこれくらいにして。
***引用開始***
Lynceus: ジャズ喫茶のマスター
ジャズ喫 茶のマスター
村上春樹が、ジャズ喫茶店主(たしか国分寺)であった時代に、
今はもうない「JAZZLAND」という雑誌 で、ユニークな文章を書いている。
当時から文章の芸は冴えている。
「ジャズ喫茶のマスターになるための18のQ&A」(「JAZZLAND」昭和50.8.1号)
Q1 ジャズ喫茶を始めたいと思うのですが、さしあたって一番要求される資質は何でしょうか?
A 恐れを知らぬ行動力です。
Q2 それでは一番不必要なものは?
A 知性です。
Q3 現在大学に在学中ですが、卒業はし た方が良いでしょうか。
A 経験から言うと、卒業証書の表紙はメニューにぴったりです。
Q4 好きな女の子が居るのですが、ジャズ喫茶のマスターとしては結婚していた方が得でしょうか、 それとも独身でいた方が得でしょうか?
A あなたが一体何を指して 得とか損とか言ってるのか、よく理解できないけれど、この世の中で結婚して得をすることなど何ひとつないのです。
Q5 よ くジャズ喫茶のマスターは女の子にもてるっていう話を開きます。そんな時、客の女の子には手を出していいのでしょうか?
A まったくの取り越し苦労です。
Q6 レコードは最低 何故必要でしょうか?
A 度胸さえあれば15枚でOKです。
Q7 でも、「ファンキー」や「DIG」に行って、レコード棚やオーディオを見る度にガックリして、僕なんかにとても……という気分になるのですが?
A そんな所に行くのが間違っているのです。国分寺に来なさい。
Q8 僕は前衛ジャズに弱いので、それ以外のジャズを中心にやりたいのですか?
A お好きなように。
Q9 お客に文句は言われませんか?
A もちろん言う人は居ます。気にしなければいいのです。
あなたのお店なんだし、好きなようにやってみて、 儲かるのもあなた一人だし、赤字を出して首を吊るのもあなた一人なのです。
Q10 お酒を出すつもりなのですが、酔って騒 ぐような人が居たらどうしたらいいのでしょうか?
A 「戦艦バウン ティ」という映画が昔ありました。その中で異端分子は全員船から突き落とされていました。
Q11 「スイング・ジャーナ ル」に広告を出すべきでしょうか?
A もちろんです。その上に「ス クリーン」と「週刊平凡」に広告を出せば効果は抜群です。
Q12 僕はコルトレーンの『至上の愛』が嫌いなので店には置か ないつもりなのですが、
友人は“『至上の愛』のないジャズ喫茶なんて…と言います。どうでしょうか?
A バカは相手にしないことです。
Q13 ジャズ評論家 にコネがきくのですが、レコ−ド解説やコンサートをやった方が良いでしょうか?
A テスト盤をもらうだけくらいの方が賢明です。ロシア革命の時、一番最初に銃殺されたのはジャズ評論家だったそうです。
Q14 ジャズ喫茶という職業は一生続けていくに値いするものでしようか?
A 田中角栄にとって土建業が一生続けていくに値いする職業なのか?
川上宗薫にとってポルノ小説家が一生続けていくに値いする職業なのか?
猫 にとってキヤツト・フードが一生食べていくのに値いする食物なのか?
非常に難しい問題です。
Q15 僕にとって ジャズ喫茶はまるでなにか青春の里程標のような気がするのですが、 こういう考え方は間違っているのでしょうか?
A 間違ってはいませんが、明らかに誇張されています。
Q16 それではジャズ喫茶とは一体何なのでしょうか?
A ジャズを供給 する場所です。ジャズとは何か?
僕はそれは、人生における一種の価値基準のようなものではないかと思うのです。
茫漠とした時の流れの中 で、僕たちの人生がどんな風に輝き、どんな風に燃えつきていくのか?
ジャズの中に沈みこんでいる時、僕たちはそんな何かをみつけだせるような気が するのです。
Q17 そういう考え方は少し誇張されすぎてはいませんか?
A すみません。その通りです。ただ僕の言いたいのは、ジャズ喫茶のマスターがそういった使命感を忘れたらもうおし まいだっていうことなのです。
Q18 ところで話はガラッとかわりますが、今年のヤクルト・アトムズはどうなるのでしょう ね?
A 当然優勝します。巨人は最下位になり、王はナボナのCMか ら下ろされます。
***引用終了***
特にお気に入り。この2つ。ぼくは好きだなあ。
Q3 現在大学に在学中ですが、卒業はし た方が良いでしょうか。
A 経験から言うと、卒業証書の表紙はメニューにぴったりです。
Q13 ジャズ評論家 にコネがきくのですが、レコ−ド解説やコンサートをやった方が良いでしょうか?
A テスト盤をもらうだけくらいの方が賢明です。ロシア革命の時、一番最初に銃殺されたのはジャズ評論家だったそうです。
ふふふ。ハードボイルドに通じるユーモアセンスだね。
必要なのは人材育成じゃなく、リーダー育成だよね
日本の企業は、戦後50年続いた経済成長で
人材育成のあり方がすっかりゆがんでしまった。
組織の云う通りに動く「兵隊」づくりにばかり力を注いでしまった。
では、組織の上層部には出来るリーダーがいたかというと、それもない。
本当のリーダーが育たず、
名ばかりの中間管理職(サラリーマンとも云う)が増えたために
組織をマネジメント出来る人材が不足してしまった。
いまは組織もフラット化されてきているけれど、
それも給与総額を抑えるための方便でしかなく
組織を強いものにするための合目的な戦略では決してない。
今まで大企業の成長を支えていたのは何十万社という中小企業だけれど、
そこには経営者が育った。あくまで大企業に比べての話だけれど。
で、その中小企業の経営者はリスクをとって
BRICSにチャレンジし始めている。日本の閉塞から脱するために。
そういう意思決定をするのがリーダーの唯一の役目なのだよね。
そして、その結果に責任を持つこと。
話を戻すと。
リーダーとは、むつかしく考える必要はない。
強い兵士と全く同じなのだ。
ただし、意思決定する。できる権限を持つ。そして結果に責任を持つ。
そこがちがうだけだね。
その姿を見て兵士は育ち、その中から新たなリーダーが育つ。
兵隊は優秀なのに、リーダーが不在なばっかりに、
日本の企業は世界から取り残されている。
ユニクロの柳井社長の云うように、
欲しいのはグローバル経営者です!とはっきりビジョンを掲げて
採用活動を行うべきだと思う。
長く勤めて、まあ、そこそこの役職まで行けばいいや
という学生をフィルタリングする採用活動支援は、どうあるべきか。
考えたい。
人材育成のあり方がすっかりゆがんでしまった。
組織の云う通りに動く「兵隊」づくりにばかり力を注いでしまった。
では、組織の上層部には出来るリーダーがいたかというと、それもない。
本当のリーダーが育たず、
名ばかりの中間管理職(サラリーマンとも云う)が増えたために
組織をマネジメント出来る人材が不足してしまった。
いまは組織もフラット化されてきているけれど、
それも給与総額を抑えるための方便でしかなく
組織を強いものにするための合目的な戦略では決してない。
今まで大企業の成長を支えていたのは何十万社という中小企業だけれど、
そこには経営者が育った。あくまで大企業に比べての話だけれど。
で、その中小企業の経営者はリスクをとって
BRICSにチャレンジし始めている。日本の閉塞から脱するために。
そういう意思決定をするのがリーダーの唯一の役目なのだよね。
そして、その結果に責任を持つこと。
話を戻すと。
リーダーとは、むつかしく考える必要はない。
強い兵士と全く同じなのだ。
ただし、意思決定する。できる権限を持つ。そして結果に責任を持つ。
そこがちがうだけだね。
その姿を見て兵士は育ち、その中から新たなリーダーが育つ。
兵隊は優秀なのに、リーダーが不在なばっかりに、
日本の企業は世界から取り残されている。
ユニクロの柳井社長の云うように、
欲しいのはグローバル経営者です!とはっきりビジョンを掲げて
採用活動を行うべきだと思う。
長く勤めて、まあ、そこそこの役職まで行けばいいや
という学生をフィルタリングする採用活動支援は、どうあるべきか。
考えたい。
2011年10月17日
カルビー創業者の、埋もれたカリスマを探せプロジェクトののろしを上げる
このところカルビーという会社が気になってしょうがない。
なぜなら、あんなに有名なのに、謎めいているから。
株式公開から日が浅いからかなあ。
それにしても、
日清食品の安藤百福さんと比べると、
あまりに創業者の松尾孝さんのエピソードが少ない。
海老せんとポテトチップスを生み出した日本のスナック王なんだから
もうちょっとあるでしょうに。
いろんなサイトをみても、出てくるのは今のことばかり。
⇒TBS「がっちりマンデー!!」 http://shar.es/briB4
カルビーのDNAやーい。なんか臭うなあ。
ぼくがカリスマプロジェクトを考えようかなあ。
その際、お名前があまりに地味なので、、、
松尾 宝菓子(たかし)と改名してもらいましょう。
なんかこう、菓子のカリスマみたいでいいじゃないですか?
あ、つまらない? どうでもいい? 女の名前みたい?
はい。わかりました。
そこは諦めて、もうちょい経営手腕や
マーケティング、宣伝戦略について調べてみますよっと。
なぜなら、あんなに有名なのに、謎めいているから。
株式公開から日が浅いからかなあ。
それにしても、
日清食品の安藤百福さんと比べると、
あまりに創業者の松尾孝さんのエピソードが少ない。
海老せんとポテトチップスを生み出した日本のスナック王なんだから
もうちょっとあるでしょうに。
いろんなサイトをみても、出てくるのは今のことばかり。
⇒TBS「がっちりマンデー!!」 http://shar.es/briB4
カルビーのDNAやーい。なんか臭うなあ。
ぼくがカリスマプロジェクトを考えようかなあ。
その際、お名前があまりに地味なので、、、
松尾 宝菓子(たかし)と改名してもらいましょう。
なんかこう、菓子のカリスマみたいでいいじゃないですか?
あ、つまらない? どうでもいい? 女の名前みたい?
はい。わかりました。
そこは諦めて、もうちょい経営手腕や
マーケティング、宣伝戦略について調べてみますよっと。
2011年10月16日
「ハングリーであれ。愚かであれ」をコピペして、満足すんな。利口ぶるな。
故スティーブ・ジョブズの有名なスピーチに
「Stay hungry, Stay foolish」というのがある。
で、いろんな記事で標準的な和訳文は
「ハングリーであれ。愚かであれ」だよね。
ぼくはこのうちの「愚かであれ」が、どうも腹に落ちなかった。
まあ「ハングリーであれ」はいいとしても、
「愚か者であれ」は、全然わからんのだった。
そこで、そのことをツイッターで吐露したら、
ぼくの気持ちにズバリ応えてくれるリプライを二つもらったんだ。
さすがツイッター。
さすが、ぼくの相思相愛のフォロー/フォロアーさんw
一つは、八木橋 (@dubbedpachi)さんの
「ワカモンでい続けろ。バカモンでい続けろ」。
ワカモン、バカモン。このレトリック、いいよね。
パワフルな言葉だし、記憶に残りやすい。
で、もう一つは河野 (@smashmedia)さんの
「満足すんな。利口ぶるな」。
どうです? 味わい深いよね?
大人の和訳。って感じ。
ちなみに、
英語の「Stay 〜」みたいな命令形には、
おそらく否定の感情が含まれてると思うんだ。
「Keep on 〜」「〜し続けろ」というより
「〜を諦めるな」みたいな。。。
だから、Stay foolishは、和訳すると、
「愚かなままで」というよりは
「小利口になるな」という方が、僕にはしっくりくる。
これは、英文法と日本語文法の表現の違いだけでなく、
メンタリティの差もあると思う。
たとえば、「Why don't you 〜?」っていう場合、
標準的な和訳は「〜しようよ」だよね。
「なぜ〜しないの?」じゃなくて。
同じ気持ちを表すにも、表現の出方が反対なんだ、英語と日本語は。
だから「Stay 〜」の命令文を和訳する場合は
「〜するな」という否定形にした方がしっくり来るんだね。
で、もーすこし云うと、
日本人でも、世代や育った環境が違えば
感じ方が違うのかもしれないね。
パッチさんのように「バカモンでい続けろ」という方が
わかりやすいって人がいるかもしれない。
スマメの河野さんのように「利口ぶるな」という方が
スッと腑に堕ちる人がいるかもしれない。
大事なのは、腹に落ちるまで言葉を選ぶって事なんだ。
言葉は、たかがツールだけど、されどツールでもある。
自分の気持ちを相手に伝えるために、
「自分の言葉」を持ちたいよね。
言葉にこだわったほうが楽しいと思うよ。
自分の気持ちを丁寧に輪郭づけようとした言葉は、
たしかに伝わる実感があるし。
ネットの発達で進んだ「コピペ文化」は、
便利かもしれないけれど、
そんな輩ばかりになったら、きっと味気ない世の中になると思うんだ。
それにしても、ジョブズは凄い男だったね。
でっかいビジョンが、あんだけ辛い人生を生き抜かせた。
「天命」を与えられた男の一人だった。間違いなく。
「Stay hungry, Stay foolish」というのがある。
で、いろんな記事で標準的な和訳文は
「ハングリーであれ。愚かであれ」だよね。
ぼくはこのうちの「愚かであれ」が、どうも腹に落ちなかった。
まあ「ハングリーであれ」はいいとしても、
「愚か者であれ」は、全然わからんのだった。
そこで、そのことをツイッターで吐露したら、
ぼくの気持ちにズバリ応えてくれるリプライを二つもらったんだ。
さすがツイッター。
さすが、ぼくの相思相愛のフォロー/フォロアーさんw
一つは、八木橋 (@dubbedpachi)さんの
「ワカモンでい続けろ。バカモンでい続けろ」。
ワカモン、バカモン。このレトリック、いいよね。
パワフルな言葉だし、記憶に残りやすい。
で、もう一つは河野 (@smashmedia)さんの
「満足すんな。利口ぶるな」。
どうです? 味わい深いよね?
大人の和訳。って感じ。
ちなみに、
英語の「Stay 〜」みたいな命令形には、
おそらく否定の感情が含まれてると思うんだ。
「Keep on 〜」「〜し続けろ」というより
「〜を諦めるな」みたいな。。。
だから、Stay foolishは、和訳すると、
「愚かなままで」というよりは
「小利口になるな」という方が、僕にはしっくりくる。
これは、英文法と日本語文法の表現の違いだけでなく、
メンタリティの差もあると思う。
たとえば、「Why don't you 〜?」っていう場合、
標準的な和訳は「〜しようよ」だよね。
「なぜ〜しないの?」じゃなくて。
同じ気持ちを表すにも、表現の出方が反対なんだ、英語と日本語は。
だから「Stay 〜」の命令文を和訳する場合は
「〜するな」という否定形にした方がしっくり来るんだね。
で、もーすこし云うと、
日本人でも、世代や育った環境が違えば
感じ方が違うのかもしれないね。
パッチさんのように「バカモンでい続けろ」という方が
わかりやすいって人がいるかもしれない。
スマメの河野さんのように「利口ぶるな」という方が
スッと腑に堕ちる人がいるかもしれない。
大事なのは、腹に落ちるまで言葉を選ぶって事なんだ。
言葉は、たかがツールだけど、されどツールでもある。
自分の気持ちを相手に伝えるために、
「自分の言葉」を持ちたいよね。
言葉にこだわったほうが楽しいと思うよ。
自分の気持ちを丁寧に輪郭づけようとした言葉は、
たしかに伝わる実感があるし。
ネットの発達で進んだ「コピペ文化」は、
便利かもしれないけれど、
そんな輩ばかりになったら、きっと味気ない世の中になると思うんだ。
それにしても、ジョブズは凄い男だったね。
でっかいビジョンが、あんだけ辛い人生を生き抜かせた。
「天命」を与えられた男の一人だった。間違いなく。
2011年10月15日
百福さんも凄いけど、松尾孝さんも凄いんだぜ
日清食品の安藤百福さんは、もはやカリスマになった立志伝中の人だけれど、
もう一人、日本のスナック界をつくりあげた、大事な人がいる。
カルビー 創業者 松尾孝さん。
云わずと知れた「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」等のヒット商品を生み出した。
昭和6年、18歳の若さで家業を継ぎ、松尾糧食工業所を創業。
昭和29年、小麦粉による 日本初の あられを 製造
昭和30年、「カルビー」に社名変更。カルシウム とビタミンBを掛け合わせた造語だそうだ。
東京オリンピックの年、昭和39年にカルビーの 代名詞と なるかっぱえびせんを発売。
母親に作ってもらったおやつがヒントにしたという。
エビを 殻ごとすり潰して小麦に 練り込んだお菓子。かっぱえびせん。
最初は売れなかったが、♪やめられない、とまらない♪のCMで人気に火がつき大ヒット。
昭和50年に発売したポテトチップスも 最初は売れなかったが、
これまた、CMから人気に火がつき大ヒット商品に。
この2つでカルビーは不動の地位を固め、昭和48年に本社を広島から東京に移転。
日本のスナック食品市場の確立に貢献したそうな。
カルビーの社風なのか、まったくこういうことをPRしなかったので、
知らなかったよね。
日清はみなとみらいに百福ミュージアムを建てたっていうのに。。。
松尾孝。 地味な名前がいけないのかな。
でも、もっと知りたいんだよね。調べてみよう。
松尾孝のDNAは、今の様変わりしてしなったカルビーにも
きっと息づいているはずだと思うんだよね。
もう一人、日本のスナック界をつくりあげた、大事な人がいる。
カルビー 創業者 松尾孝さん。
云わずと知れた「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」等のヒット商品を生み出した。
昭和6年、18歳の若さで家業を継ぎ、松尾糧食工業所を創業。
昭和29年、小麦粉による 日本初の あられを 製造
昭和30年、「カルビー」に社名変更。カルシウム とビタミンBを掛け合わせた造語だそうだ。
東京オリンピックの年、昭和39年にカルビーの 代名詞と なるかっぱえびせんを発売。
母親に作ってもらったおやつがヒントにしたという。
エビを 殻ごとすり潰して小麦に 練り込んだお菓子。かっぱえびせん。
最初は売れなかったが、♪やめられない、とまらない♪のCMで人気に火がつき大ヒット。
昭和50年に発売したポテトチップスも 最初は売れなかったが、
これまた、CMから人気に火がつき大ヒット商品に。
この2つでカルビーは不動の地位を固め、昭和48年に本社を広島から東京に移転。
日本のスナック食品市場の確立に貢献したそうな。
カルビーの社風なのか、まったくこういうことをPRしなかったので、
知らなかったよね。
日清はみなとみらいに百福ミュージアムを建てたっていうのに。。。
松尾孝。 地味な名前がいけないのかな。
でも、もっと知りたいんだよね。調べてみよう。
松尾孝のDNAは、今の様変わりしてしなったカルビーにも
きっと息づいているはずだと思うんだよね。
2011年08月24日
ガイアの夜明けでカルビーを見たよ
ガイアの夜明けから
久々のエントリ。
カルビー
松尾三代目社長は正直な人っぽい。
恥を平気で云う神経は、でも逆に心配。自分の言葉に、
社員がどう思うか、考えてないんだな、この人は、と思った。
おぼっちゃま社長の悲哀。
***
危機感から外資系企業出身の松本氏にバトンタッチ。
カルビーは創業60数年目にして一部上場を果たした。
その日がなんと3.11。。。激震。皮肉。
前途多難の予感。
***
とにもかくにも、松本社長は海外進出を決断した。
しかし、海外戦略事業本部の会議に集まった
メンバーが全員日本人なのには笑った。
しかも「海外」という言葉を使っているセンス自体、NG。
カルビーの「海外」事業は絶対成功しない。と思った。
国内、海外という言葉の使い分けが日本人社員の肉体を支配する。
日本も他の国も同じグローバルという意識で臨まなければ
絶対に通用しない。頑張れない。
しかも、有能な外国人が入ってこれる企業文化がない。
英語は使えない。じゃあ、有能な外国人社員は入ろうとしない。
有能なグローバル社員がいなくて、なぜ「海外」で成功できるのか?
成功できると思うのか?
それは旧態依然の日本のモノづくり神話にどっぷり浸かっているから。
おいしいものをつくって、海外でどんどん宣伝して営業すれば売れると思い込んでいる。
***
北米担当の有馬るねさん。
おっぱい、いいね、いいよー。
あ、もとい。
なんで北米なんだ?
アジアにも出るけど、番組では北米にフォーカスしてるだけ?
いや、ちがうだろ。
アジアに出なきゃダメだよ。
日本のスナック菓子が欧米圏で売れるわけがない。
案の定、グルインでは犬のおしっこの味がするとか
二日経ったMacフライポテトの味だと評価は散々。
***
松本会長は(前職で培った人脈を生かした?)トップセールスで
アメリカを席巻するスナック食の巨人「フリトレー」にOEMを持ちかけた。
だめだ。こりゃ。
この人、カルビーブランドはなくなっても、
売上げさえつくれればいいと思っている人だ。
そして、
松本さんは、
いま3.3%の「海外」売上げ比率を
30%以上に持っていきたいという。
それが実現した頃、
カルビーというブランドは
有名無実になっているだろう。。
久々のエントリ。
カルビー
松尾三代目社長は正直な人っぽい。
恥を平気で云う神経は、でも逆に心配。自分の言葉に、
社員がどう思うか、考えてないんだな、この人は、と思った。
おぼっちゃま社長の悲哀。
***
危機感から外資系企業出身の松本氏にバトンタッチ。
カルビーは創業60数年目にして一部上場を果たした。
その日がなんと3.11。。。激震。皮肉。
前途多難の予感。
***
とにもかくにも、松本社長は海外進出を決断した。
しかし、海外戦略事業本部の会議に集まった
メンバーが全員日本人なのには笑った。
しかも「海外」という言葉を使っているセンス自体、NG。
カルビーの「海外」事業は絶対成功しない。と思った。
国内、海外という言葉の使い分けが日本人社員の肉体を支配する。
日本も他の国も同じグローバルという意識で臨まなければ
絶対に通用しない。頑張れない。
しかも、有能な外国人が入ってこれる企業文化がない。
英語は使えない。じゃあ、有能な外国人社員は入ろうとしない。
有能なグローバル社員がいなくて、なぜ「海外」で成功できるのか?
成功できると思うのか?
それは旧態依然の日本のモノづくり神話にどっぷり浸かっているから。
おいしいものをつくって、海外でどんどん宣伝して営業すれば売れると思い込んでいる。
***
北米担当の有馬るねさん。
おっぱい、いいね、いいよー。
あ、もとい。
なんで北米なんだ?
アジアにも出るけど、番組では北米にフォーカスしてるだけ?
いや、ちがうだろ。
アジアに出なきゃダメだよ。
日本のスナック菓子が欧米圏で売れるわけがない。
案の定、グルインでは犬のおしっこの味がするとか
二日経ったMacフライポテトの味だと評価は散々。
***
松本会長は(前職で培った人脈を生かした?)トップセールスで
アメリカを席巻するスナック食の巨人「フリトレー」にOEMを持ちかけた。
だめだ。こりゃ。
この人、カルビーブランドはなくなっても、
売上げさえつくれればいいと思っている人だ。
そして、
松本さんは、
いま3.3%の「海外」売上げ比率を
30%以上に持っていきたいという。
それが実現した頃、
カルビーというブランドは
有名無実になっているだろう。。
2011年07月13日
広告だったか、じゃなかったか、が問題じゃないんだよ。
久々の更新なのに、物言いエントリでゴメン。
ま、だまってられないんだ。
先日、朝日の夕刊に載ったADCの全15d。
そのコピーの件。
ボディコピーを全文書き写した(著作権は無視。ゴメン)。

***引用開始***
あれは広告だったのだろうか。
あの日から2週間後に、サントリーのCMがありました。
「上を向いて歩こう」「見上げてご覧夜の星を」の
2曲を多数の歌手や俳優がバトンリレーで歌ったCMです。
そのCMは哀悼の気持ちをより深め、くり返し触れているうちに、
自分の中にかすかな希望を感じるようになりました。
そして、ふと思いました。
テレビの、CMではある。しかし、これは広告なのだろうか。
このCMは4日間でつくられました。
震災からまだ間もないある日、都内の
スタジオにサントリーのCMに出演する71名が集まりました。
みなさん、無償の出演でした。
人前で歌うのは大の苦手という人もいました。
歌っている最中に涙が込み上げて歌えなかった人もたくさんいました。
ときどき、余震が起きていました。
ニュースは被災地の深刻な状況を伝え続けていました。
みな、震災と原発事故の事態に打ちのめされ、現地に行って
何かの役に立つ、支えになる、一緒に悲しむ。それをいちばんに
したかったはずです。しかし、いまできることは歌うことでした。
私たちADC(東京アートディレクターズクラブ)は、
これはまぎれもなくCMであり、企業の広告であるとし、
グランプリに選びました。
コミュニケーションをデザインとすることを職業とする私たちにとって、
いま、何ができるかを深く考えさせる、あまりにも特別な年でした。
東京アートディレクターズクラブ
***引用終了***
自分で入力することで、
読んだだけでは分からなかったこともありました。
みんなも一度人の文章を書き写してみると良いよ。
ぼくはコピーライター駆け出しのころよくやってました。
とくにつちやこういちさんとにしむらよしなりさんの
ボディコピーを書くのが好きでした。
書き写すだけで気分が良くなる、そんな、心地よい心拍数に近い文章でした。
さてさて、ADCの広告の件。
ものすごい疑問ばかりがわいてきました。
グランプリとはいえ、なぜ
サントリーばかりクローズアップしてるのか?
この文章をかいている本人は、なぜ、
サントリーのCM収録に居合わせたかの如き
文章を書くのか?
もしそうだとしたら、
なぜ、CM制作関係者が
グランプリを与えた側の代表として文章を書いているのか?
↑
ぼくが青文字にしたところと、他のところを読み比べてね。
違うひとが書いてるようでしょ?
また、
被災地を自分の目で見てもいないくせに
なぜ、自分達にとって特別な年だったなどと云えるのか?
被災地の人から、ひと言でも
このCMの印象や感想を取材してないのは
なぜなのか?
被災者そっちのけで、
被災地をテーマにしたCMを褒め称え、
仲間内で選んだ、仲間内のためのグランプリ。
あんまり思慮に欠けたコピーであり、
意味のないグランプリじゃないのか?
ぼくが第一印象でもった、
あざとい広告であるという印象は
さらに深まりました。
てなことです。
グランプリを受けたCMそのものについては
ぼくもオンエアを見てた時から好きだったし、
まわりの業界仲間もみんな好きだといってた。
それで、ひとしきり、酒のさかなにして楽しんだこともあった。
問題はそうじゃなくて、
コピーの品性なんだよね。
ま、だまってられないんだ。
先日、朝日の夕刊に載ったADCの全15d。
そのコピーの件。
ボディコピーを全文書き写した(著作権は無視。ゴメン)。

***引用開始***
あれは広告だったのだろうか。
あの日から2週間後に、サントリーのCMがありました。
「上を向いて歩こう」「見上げてご覧夜の星を」の
2曲を多数の歌手や俳優がバトンリレーで歌ったCMです。
そのCMは哀悼の気持ちをより深め、くり返し触れているうちに、
自分の中にかすかな希望を感じるようになりました。
そして、ふと思いました。
テレビの、CMではある。しかし、これは広告なのだろうか。
このCMは4日間でつくられました。
震災からまだ間もないある日、都内の
スタジオにサントリーのCMに出演する71名が集まりました。
みなさん、無償の出演でした。
人前で歌うのは大の苦手という人もいました。
歌っている最中に涙が込み上げて歌えなかった人もたくさんいました。
ときどき、余震が起きていました。
ニュースは被災地の深刻な状況を伝え続けていました。
みな、震災と原発事故の事態に打ちのめされ、現地に行って
何かの役に立つ、支えになる、一緒に悲しむ。それをいちばんに
したかったはずです。しかし、いまできることは歌うことでした。
私たちADC(東京アートディレクターズクラブ)は、
これはまぎれもなくCMであり、企業の広告であるとし、
グランプリに選びました。
コミュニケーションをデザインとすることを職業とする私たちにとって、
いま、何ができるかを深く考えさせる、あまりにも特別な年でした。
東京アートディレクターズクラブ
***引用終了***
自分で入力することで、
読んだだけでは分からなかったこともありました。
みんなも一度人の文章を書き写してみると良いよ。
ぼくはコピーライター駆け出しのころよくやってました。
とくにつちやこういちさんとにしむらよしなりさんの
ボディコピーを書くのが好きでした。
書き写すだけで気分が良くなる、そんな、心地よい心拍数に近い文章でした。
さてさて、ADCの広告の件。
ものすごい疑問ばかりがわいてきました。
グランプリとはいえ、なぜ
サントリーばかりクローズアップしてるのか?
この文章をかいている本人は、なぜ、
サントリーのCM収録に居合わせたかの如き
文章を書くのか?
もしそうだとしたら、
なぜ、CM制作関係者が
グランプリを与えた側の代表として文章を書いているのか?
↑
ぼくが青文字にしたところと、他のところを読み比べてね。
違うひとが書いてるようでしょ?
また、
被災地を自分の目で見てもいないくせに
なぜ、自分達にとって特別な年だったなどと云えるのか?
被災地の人から、ひと言でも
このCMの印象や感想を取材してないのは
なぜなのか?
被災者そっちのけで、
被災地をテーマにしたCMを褒め称え、
仲間内で選んだ、仲間内のためのグランプリ。
あんまり思慮に欠けたコピーであり、
意味のないグランプリじゃないのか?
ぼくが第一印象でもった、
あざとい広告であるという印象は
さらに深まりました。
てなことです。
グランプリを受けたCMそのものについては
ぼくもオンエアを見てた時から好きだったし、
まわりの業界仲間もみんな好きだといってた。
それで、ひとしきり、酒のさかなにして楽しんだこともあった。
問題はそうじゃなくて、
コピーの品性なんだよね。
2011年06月19日
fbとTwを写し鏡にして日本人を語ると。
日本人が特殊な民族であるということはやめよう
という意見もあるけれど。
ケータイやネットでの動きを見ると、
やはり特殊な民族といわざるを得ないような気も。
ガラケー。iモード。
ケータイゲーム。
2ちゃんねる(懐かしいね)
GoogleよりYahoo!ジャパン。
フェイスブックよりミクシィ、そしてツイッター。
言語の問題は大きい。でも、
それより大きいのは、やはり国民性。
日本人は遣隋使の昔から海外の文化や文明をせっせと取り入れてきた。
仏教なんかもっと古いか。
「伝来」で独自の文化をつくってきた。
で、伝来したものをそのまま使ったことは一度もない。
ここがポイント。
仏教なんかいい例だよね。
鉄砲。焼き物。自動車。住宅。
パン。中華料理。ナポリタン。カレー。
ぜーんぶ自分たちの使いやすいように、心地よいように、
折衷カスタマイズしてしまう。それは今も続いている。
逆にカスタマイズできない、融通性のないものは
日本では廃れる。すなわち使われない。
フェイスブックがそのいい例。
世界6億人だ、7億人だと掛け声は響くが、
日本では一向にプレゼンスは高まらない。
会員数は増えてもほとんど休眠。
要するに、ぼくの仮説で云えば、
日本人に合わない文化(設計思想)だから。
ガチガチに決められたプラットフォームを
理路整然と使うようさだめられたfb。
それに従って使ってる分にはこれほど便利なツールはない。
英語友達が多いひとには不可欠のツール。
でも、日本人という民族は
伝来モノを、自分の手にあうように
自由に可変できないと、ダメ。
居心地が悪いんだ。
まあ、実名制という縛りも嫌になる理由の一つだよね。
本部から続々と実装されるお仕着せの機能を
唯々諾々と使うなんて日本人には我慢できない。
ヘビーユーザーのことを云ってるんじゃないよ。
日本人は、
あんことパンを組み合わせてあんパンを作る民族。
カレーを揚げパンに入れてカレーパンを作る民族。
高性能の計測器より指先の感覚が優れてる人が多い民族。
とにかく今あるものを改善していくのが大好きで、大得意な民族。
ツイッターくらい制約の少ないツール、
すなわち「完成されてない」ツールこそ、
日本人には合ってる。
ツイッタークライアントの数も質もバラエティもすごいしね。
もっといえば、ツイッターの制約や不便の中で
fbの機能以上のことをやってのけられる創造性豊かな日本人。
象形文字だし、140字では英語より多くの意味を伝えられるし、
アスキー文字、顔文字、記号文字、、、
ポケベルで培った技がそのままいかせるプラットフォーム。
それがツイッターと日本人の蜜月の理由。
それ以外のことなら(せいぜいミクシがあればいい)
だから、日本人にfbは要らない。
要らないものを流行らせる努力は、本当にfbが好きな人にまかせる。
死に物狂いで立ち向かってもらいたい。本当に好きなんでしょう?
単に「fbが来ないとマーケティング・ビジネスで困るから」
というだけの理由じゃ、ないんでしょう?
fb普及企画を考える時は、
一瞬でも良いから日本人と伝来モノの関係論に思いをはせて欲しいな。
という意見もあるけれど。
ケータイやネットでの動きを見ると、
やはり特殊な民族といわざるを得ないような気も。
ガラケー。iモード。
ケータイゲーム。
2ちゃんねる(懐かしいね)
GoogleよりYahoo!ジャパン。
フェイスブックよりミクシィ、そしてツイッター。
言語の問題は大きい。でも、
それより大きいのは、やはり国民性。
日本人は遣隋使の昔から海外の文化や文明をせっせと取り入れてきた。
仏教なんかもっと古いか。
「伝来」で独自の文化をつくってきた。
で、伝来したものをそのまま使ったことは一度もない。
ここがポイント。
仏教なんかいい例だよね。
鉄砲。焼き物。自動車。住宅。
パン。中華料理。ナポリタン。カレー。
ぜーんぶ自分たちの使いやすいように、心地よいように、
折衷カスタマイズしてしまう。それは今も続いている。
逆にカスタマイズできない、融通性のないものは
日本では廃れる。すなわち使われない。
フェイスブックがそのいい例。
世界6億人だ、7億人だと掛け声は響くが、
日本では一向にプレゼンスは高まらない。
会員数は増えてもほとんど休眠。
要するに、ぼくの仮説で云えば、
日本人に合わない文化(設計思想)だから。
ガチガチに決められたプラットフォームを
理路整然と使うようさだめられたfb。
それに従って使ってる分にはこれほど便利なツールはない。
英語友達が多いひとには不可欠のツール。
でも、日本人という民族は
伝来モノを、自分の手にあうように
自由に可変できないと、ダメ。
居心地が悪いんだ。
まあ、実名制という縛りも嫌になる理由の一つだよね。
本部から続々と実装されるお仕着せの機能を
唯々諾々と使うなんて日本人には我慢できない。
ヘビーユーザーのことを云ってるんじゃないよ。
日本人は、
あんことパンを組み合わせてあんパンを作る民族。
カレーを揚げパンに入れてカレーパンを作る民族。
高性能の計測器より指先の感覚が優れてる人が多い民族。
とにかく今あるものを改善していくのが大好きで、大得意な民族。
ツイッターくらい制約の少ないツール、
すなわち「完成されてない」ツールこそ、
日本人には合ってる。
ツイッタークライアントの数も質もバラエティもすごいしね。
もっといえば、ツイッターの制約や不便の中で
fbの機能以上のことをやってのけられる創造性豊かな日本人。
象形文字だし、140字では英語より多くの意味を伝えられるし、
アスキー文字、顔文字、記号文字、、、
ポケベルで培った技がそのままいかせるプラットフォーム。
それがツイッターと日本人の蜜月の理由。
それ以外のことなら(せいぜいミクシがあればいい)
だから、日本人にfbは要らない。
要らないものを流行らせる努力は、本当にfbが好きな人にまかせる。
死に物狂いで立ち向かってもらいたい。本当に好きなんでしょう?
単に「fbが来ないとマーケティング・ビジネスで困るから」
というだけの理由じゃ、ないんでしょう?
fb普及企画を考える時は、
一瞬でも良いから日本人と伝来モノの関係論に思いをはせて欲しいな。


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