2010年03月15日
「ユニクロ思考術」を読んだ
愛読ブログ「則天去私」さんのエントリ
真のコミュニケーションデザインを考える上でのヒント集『ユニクロ思考術』
で刺激を受けた本「ユニクロ思考術」を読み終えた。
コメント欄で「感想を書いてね」とオファーされた(?)のでリプライ。
でも、まあ、感想文というより、
読んだあとの妄想みたいなものをちょっと書いてみよう、と。
***
ぼくは柳井さんの大ファンで、
ユニクロ前社長(現リヴァンプ)の玉塚さんのファンでもあり、
ユニクロ関連はいろいろと本や記事を読んだり、インタビューを観たりしてきた。
柳井さんは、この本でも良いこと、言いまくり。
曰く、
モノの本質でしか、人は感動しない。
曰く、
Webの本質はそう方向性にある。「内」「外」の区別もなく、
完全にボーダレスな世界がやって来る。
曰く、
良い商品と言うだけではモノは売れない。
お客さんに「良い商品だ」と思ってもらえて、
はじめてモノは売れるのだ。
曰く、
なぜ、あなたは働くのか?
仕事や人生の意味は、仕事をすることを通して発見し、
作っていくものだと思う。
曰く、
世間のほとんどの人は「社会の役に立ちたい」と本気で求めてなどいない。
残念ながら、ユニクロでも3分の2くらいの社員は求めていないだろう。
でも、それを自分から求めていけば、より充実した仕事ができるし、
より意味のある人生を送ることができる。ぼくはそう考えている。
うん。うん。
で、ふと、、ユニクロの柳井さんと、
一昔前のセゾングループ総帥の堤清二さんの相違点を考えてみた。
似ているのは、
どちらも、時代の超一流クリエーターを使いこなす(した)カリスマ。
ということ。
柳井さんはいうまでもなく佐藤カシワ、中村ユウゴ・・・
堤さんは糸井シゲサト、浅葉カツミ、ナカハタタカシ・・・
どちらも自社グループのブランドをつくりあげようとした(ている)。
で、どちらの参謀スタッフたちも、それぞれのカリスマの思考回路と似ている。
似ていない点は、
柳井さんは「本質」に徹底的にこだわる。こと。
すべてをそぎ落として本質に迫ろうとする。
それを「役割機能」と言い換えてもいい。
たぶん製造小売り(SPA)ビジネスモデルということも関係してるだろう。
一方、堤清二さんは「本質」は見抜いているんだけど、
その本質にくっついている、得体のしれない
「ビラビラ」の部分を大事にしていたように思う。
それを「文化」と言い換えても良い。
やっぱりサービス商業というビジネスモデルに関連している。
性格的にもずいぶん違うのかもね。
堤さんの場合はさらにカリスマのお父さんがいて、
兄とは骨肉の争いという境遇もあった。
で、ブランディングの方向性はまったく違う。
ユニクロは、「低価格やめます」宣言の頃から
なんとかして「尊敬されるブランド」に生まれ変わろうとして
必死になっているように感じる。
もっと言えば「バカにされない」「笑われない」ブランドに。
セゾンは、なんかこう、つかみどころが無かったな。。
堤さん自体詩人でもあったように。孤高をいくというか。
自分の顔は一つじゃないよ的な、若者のカルチャーになろうとしていた。
時代を考えてみると、
セゾンが繁栄していた頃に
「ユニクロ」はたぶん生きていけなかっただろうし、
ユニクロが最高益をたたき出す今、
堤さんのセゾングループはあまりに弱々しいだろう。
げんにパルコも西武も、
あれだけ時代を映していた、
あの空気が、いまは色あせて見る影も無い。。。
時代って、いや、人間って、おもしろいね。
でも、本質は、変わらないんだ。
本質のアウトプットが、時代・環境によって違って見えるだけでね。

ユニクロ思考術
クチコミを見る
真のコミュニケーションデザインを考える上でのヒント集『ユニクロ思考術』
で刺激を受けた本「ユニクロ思考術」を読み終えた。
コメント欄で「感想を書いてね」とオファーされた(?)のでリプライ。
でも、まあ、感想文というより、
読んだあとの妄想みたいなものをちょっと書いてみよう、と。
***
ぼくは柳井さんの大ファンで、
ユニクロ前社長(現リヴァンプ)の玉塚さんのファンでもあり、
ユニクロ関連はいろいろと本や記事を読んだり、インタビューを観たりしてきた。
柳井さんは、この本でも良いこと、言いまくり。
曰く、
モノの本質でしか、人は感動しない。
曰く、
Webの本質はそう方向性にある。「内」「外」の区別もなく、
完全にボーダレスな世界がやって来る。
曰く、
良い商品と言うだけではモノは売れない。
お客さんに「良い商品だ」と思ってもらえて、
はじめてモノは売れるのだ。
曰く、
なぜ、あなたは働くのか?
仕事や人生の意味は、仕事をすることを通して発見し、
作っていくものだと思う。
曰く、
世間のほとんどの人は「社会の役に立ちたい」と本気で求めてなどいない。
残念ながら、ユニクロでも3分の2くらいの社員は求めていないだろう。
でも、それを自分から求めていけば、より充実した仕事ができるし、
より意味のある人生を送ることができる。ぼくはそう考えている。
うん。うん。
で、ふと、、ユニクロの柳井さんと、
一昔前のセゾングループ総帥の堤清二さんの相違点を考えてみた。
似ているのは、
どちらも、時代の超一流クリエーターを使いこなす(した)カリスマ。
ということ。
柳井さんはいうまでもなく佐藤カシワ、中村ユウゴ・・・
堤さんは糸井シゲサト、浅葉カツミ、ナカハタタカシ・・・
どちらも自社グループのブランドをつくりあげようとした(ている)。
で、どちらの参謀スタッフたちも、それぞれのカリスマの思考回路と似ている。
似ていない点は、
柳井さんは「本質」に徹底的にこだわる。こと。
すべてをそぎ落として本質に迫ろうとする。
それを「役割機能」と言い換えてもいい。
たぶん製造小売り(SPA)ビジネスモデルということも関係してるだろう。
一方、堤清二さんは「本質」は見抜いているんだけど、
その本質にくっついている、得体のしれない
「ビラビラ」の部分を大事にしていたように思う。
それを「文化」と言い換えても良い。
やっぱりサービス商業というビジネスモデルに関連している。
性格的にもずいぶん違うのかもね。
堤さんの場合はさらにカリスマのお父さんがいて、
兄とは骨肉の争いという境遇もあった。
で、ブランディングの方向性はまったく違う。
ユニクロは、「低価格やめます」宣言の頃から
なんとかして「尊敬されるブランド」に生まれ変わろうとして
必死になっているように感じる。
もっと言えば「バカにされない」「笑われない」ブランドに。
セゾンは、なんかこう、つかみどころが無かったな。。
堤さん自体詩人でもあったように。孤高をいくというか。
自分の顔は一つじゃないよ的な、若者のカルチャーになろうとしていた。
時代を考えてみると、
セゾンが繁栄していた頃に
「ユニクロ」はたぶん生きていけなかっただろうし、
ユニクロが最高益をたたき出す今、
堤さんのセゾングループはあまりに弱々しいだろう。
げんにパルコも西武も、
あれだけ時代を映していた、
あの空気が、いまは色あせて見る影も無い。。。
時代って、いや、人間って、おもしろいね。
でも、本質は、変わらないんだ。
本質のアウトプットが、時代・環境によって違って見えるだけでね。

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