●必要なテキストを内製化
 今月また新しいテキストが増えた。当会としては9冊目の書籍となる。今から20年以上前、まだワープロが全盛を誇っていた時代に第1冊目を四苦八苦して制作した。当時セミナーをしていた関係で印刷教材の必要性は熟知していたが、本を出してくれる出版社などはあるはずもなかった。鍼灸専門の出版社にもそれとなく問い合わせてみたが相手にもされなかった。断られても何度でも他の出版社に依頼するのがコツだと言うが、しかしまったくの素人にはどうすれば良いのか分からなかった。そこで「出版社がダメなら自分で作るしかない」と思った。これが書籍内製化の発端であった。書籍と言っても印刷物を単に製本しただけなのだが、一応夜間の編集学校に通い書籍制作の基本を学んで制作した。負け惜しみになるが内製できるスキルを身に着けたお蔭で、必要と思われるテキストを自由に作れるようになったと思っている。

●中級テキストは指圧人生の集大成
 中級のセミナーを設けてから中級用のテキストの必要性は常に感じていた。しかし中級テキストは経絡指圧の全貌を解説するテキストで、それは自分にとってもこれまでの経験と知識、理解度を問われる大変なものだと思った。最初の項目は難なく筆が進んでいたが、いざ核心部になると筆が止まる。その繰り返しであった。瞬く間に数年が過ぎ、周囲から「まだ中級のテキストが出来ないのですか」と痛い所を突かれる…。そこで今回書籍を分冊して取り敢えず上巻だけでも発刊する事にしてみた。企画から4年は経っている。
 読み直してみると内容的にも自分の文才の無さを痛感するが、それはそれとして経絡指圧の構造の一端を紹介する役に立つのではないかと思っている。一呼吸して次の下巻を執筆する予定である。

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