今の時期、ケガをしたわけでもないのに急に痛みが出たりする事があります。何となく疼く程度なら日常よくある事です。しかしちょっと強い痛みが起こったりするのです。例えば足の親指の付け根あたりに何気なく踏みしめた時、ピリッと激痛のような痛みが走るとか…。触れてみると特に発赤もなければ腫れもないんです。至って普通の状態です。「特に問題ありませんけど…」と言っても本人はすごく痛がって、ちょっとそこに触れただけで「痛い、痛い!」と訴える。これは一体どうなっているのか。西洋医学的には問題ない状態ですから、その付け根周辺を揉んだり回したりしても効果なし。足指をストレッチしても改善しません。ただ痛い、痛いと…。こうなるともうお手上げですね。

これは経絡的に観ると足の脾経のトラブルです。足の脾経というのは脚の内側を走行して内くるぶしの横を通過し、足のやや内側を走行しながらその親指に達するのです。この経絡に気の「詰まり」が起こると時として足指に痛みや症状が出ます。どこが詰まるかと言うと足首。足首がコッて動きが悪くなると、そこを通過する脾経の流れが阻害され症状を起こすのです。
つまり原因は足首にあるので、親指だけを押したり伸ばしたりしても効果がないわけです。
足の脾経









応急的な処置としては「甲の側面」を走行する脾経を抑えながら脚の内側の脾経を把握圧します。つまり内くるぶしをサンドイッチするように指圧するのです。その後足首を軽く回せば足首のコリが取れて指の痛みが楽になってきます。

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