進化するstk

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元「社畜系旅行者」(今は割と普通)が主に登山をする隙間産業系登山情報ブログ

20170527甲武信ヶ岳0670
2017年5月27日~28日、長野・山梨・埼玉の県境に位置する甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)を1泊2日でテント泊縦走登山してきた。標高は2475m、金峰山と並ぶ奥秩父の2トップの山である。

今回の企画は個人的に「骨太の登山」をやりたいというのがあり、今回のパーティーであるVBさんエロピンクさんから提案があった山候補は「それは(どこか)ヌルい」という理由でしっくり来ず、散々の議論の末に辿り着いたのが甲武信ヶ岳であった。さらに甲武信ヶ岳はどういうわけか「コースタイムが長い割に日帰りで歩く人が多い(自分も2013年の3月に日帰りで登ったことがある)」という印象があるので、ここに「テン泊」を付け加えれば骨太感が出るのではないかと。


20170527甲武信ヶ岳0525
結論として以下のような理由で、1泊2日にしたのは大成功だったとしか言いようがないと思っている。

・甲武信ヶ岳登山は山頂の南北(山梨側/長野側)それぞれに魅力があり、
 ピストンでは魅力のうちの半分しか味わうことができない。
 そして甲武信ヶ岳登山は全般的に単調ではあると感じるので、
 半分しか味わえないというのは非常に勿体ない事のように思う。
・我々のような体力ある風に見せかけて実際は大したことないレベルの一般登山者にとって、
 日帰りで甲武信の南北を歩き倒すことは厳しい
・↑の写真の雲海富士山(早朝しか見れない)、
 木漏れ日の挿し込む美しい新緑(明るい時間しか見れない)など
 「その時間しか味わえない」モノがあり、それはタイムライン的に1日では味わい尽くせない
山でやる宴会は心の底から圧倒的に楽しく
 もはやこれがあればひょっとして登山行為自体不要では(と今更ながらに気付いた)
 そして甲武信ヶ岳小屋はサービスレベル高い。
・とにかく「時間にゆとりがある」ことはとても重要であると(いまさらながら)気付いた

といったところで、この記事のメインメッセージは「甲武信ヶ岳、時間がありゃ絶対的に1泊2日縦走がオススメ」であります。この時期の甲武信ヶ岳はシャクナゲも咲くしね。
以下、そういうわけで痛快な登山となった2日間の詳細です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:11時間39分
-Day1
 毛木平駐車場0930→1138ナメ滝→1348千曲川源流→1455甲武信ヶ岳山頂→1539甲武信小屋
-Day2
 甲武信小屋0600→甲武信ヶ岳山頂→甲武信小屋0740→0811木賊山→0943徳ちゃん新道分岐
  →1110徳ちゃん新道入口→1130西沢渓谷入口


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20170312唐松岳0367
2017年3月12日、北アルプス北部の唐松岳を歩いてきた。標高は2696m、堂々たる北アの高峰です。

自分は誕生日が3月上旬なので、毎年この時期になるとお誕生日登山として無理やり人を付き合わせて登山に出ているのですが、如何せんこの時期は登山的には厳冬期雪山~春山の端境期ということで、良さげな山となると雪山登山をやらざるを得ない。
んで雪山登山入門の定番的によく名前を聞くのが、この唐松岳。前から話を聞いていたが冬の北アルプス2500m級とか、、、恐ろしくてブルっちまうぜぐらいの感覚はあるんで避けていたのですが、今回なんとなく話の流れでトライする運びに。行った感想としては、
・確かに1800mぐらいまでゴンドラ&ロープウェイで登れるのはすごく楽
・危険を感じる箇所も(自分達が行ったかぎりでは)ないので雪山的には安全
・とにかく人がたくさん歩いているのでとっても安心
・ただし僕ぐらいパンピーレベルの体力では完全バテバテになる体力消耗戦になるので注意を
・歩いてる連中は自分から見ると流石は冬の北アルプス、フィジカルモンスターみたいな人ばっかなので焦らないように
展望は文句なし半端ないっす
みたいな感じで、総論至高につき雪山登山に慣れてきた人は是非行くべし!という1日の記録です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:5時間50分
0850リフト山頂駅→0927八方ケルン→1059丸山ケルン
→1204唐松岳山荘付近→1229唐松岳山頂1254→1440リフト山頂駅

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20161225縞枯山0141
2016年12月25日、長野県の縞枯山・茶臼山を歩いてきた。いずれも八ヶ岳連峰の北八ヶ岳に位置し、標高は2400m程度。ロープウェイで楽々上のほうまで行ける雪山登山初心者向けの非常に歩きやすいコースである。

このブログを昔からご覧いただいている方はご存知かと思いますが、当ブログには2つの「シリーズ物」系記事があります。1つが「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」シリーズで、もう1つが「どうせモテないし(クリスマスに)雪山行こうぜ」シリーズである。

そんななか、「進化」を重要命題に掲げながらやらせていただいている当ブログ的に「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」シリーズは2016年の登山で遂に完結に至った。が、「どうせモテないし雪山行こうぜ」は未だに問題解決せず2016年も執行と相成りまして、今回の記事に至った次第である。

この企画のコンセプトは単純明瞭。2015年の記事からの再掲ですが、本企画には
・妻帯者NG
・彼女持ちNG
・クリスマスにクリパに呼ばれた奴NG
その他クリスマスに女の子と何らかのアポイントメントを獲得した奴NG
という参加要件がありまして、周囲で本件を満たした人間が自分しかいなかったため2016年はロンリークリスマス登山ということで、ソロにて歩いてきました。ここまでダラダラ書いた自分の個人的な事情を書いてきましたが山自体はとっても良かったので、以下お楽しみいただければと思う次第である。
■スケジュール 休憩込み行動時間:3時間50分
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅1141→1210縞枯山荘→1239縞枯山山頂
 →1300縞枯山展望台1355→1414茶臼山1433→1531北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

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20161010谷川岳馬蹄形日帰り縦走0073
2016年10月10日体育の日、群馬県の谷川岳馬蹄形コースを日帰りで縦走してきた・・・「縦走してきた」とここで表現できることに微笑みを禁じ得ない!

谷川岳馬蹄形日帰り縦走とは・・・端的に言うと谷川連峰を馬の蹄のようにぐるっと周回する登山道で、コースタイムは17時間半~18時間。一部のトレラン系足突っ込んじゃってます的なツワモノハイカーを除き日帰りは大変、基本的には1泊2日で歩くべきコースであります。
が、この割としょうもない系登山ブログをむかーしからご覧になっている方ならご記憶にあるかもしれないですが、私は前から「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」という言葉の響きに平均的日本男児が感じるであろうある種のロマンと言いますか、男の美学と申しますか、まぁそういうものを感じており「谷川岳馬蹄形」を「日帰り縦走」にてやってしまう「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」に並々ならぬ熱意を感じており、「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」を成し遂げることが我が登山ライフにおける至上命題となっていた、、、という次第である。

が、所詮は「毎回コースタイムとほぼイコールかちょい早くなる」程度の一般レベルハイカーである自分にとって「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」の壁は決して低いものではなく、2014年/2015年と過去2年連続で途中撤退を余儀なくされてきた。以下が過去2年の失敗記録である。

この2年間の過去にどう学び、どう進化するのか、、、二度あることは三度あるのか、それとも三度目の正直になるのか、、、以下は3回目の「谷川岳馬蹄形日帰り縦走」アタックの記録である。
■スケジュール 休憩込み行動時間:15時間42分
白毛門登山口0242→0455白毛門→0554笠ヶ岳→0718朝日岳→0907清水峠
 →1013七ッ小屋山→1050蓬ヒュッテ→1146武能岳→1324茂倉岳→1454谷川岳
 →1623ガレ沢の頭→1801西黒尾根登山口→1824白毛門登山口

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20161001秋田駒ヶ岳0291
10月1日土曜日、秋田県の秋田駒ヶ岳を歩いてきた。この日は前日の裏岩手縦走路に続く2016年東北2daysの2日目の旅である。

秋田駒ヶ岳、岩手山界隈の火山群の中でも一際特徴的な山容を呈するこの山について、僕は一度歩いたことがありながら何も知らない。理由は簡単だ、「自家用車の機動力を活用して極力雨の日登山を避ける」というテクを駆使することにより最低限の天気を維持しながら山を歩き続ける自分にとって珍しい完全敗北登山を喫したのが、前回2015年夏の秋田駒ヶ岳登山である。この日は山の形を認識することすら不可能なレベルの完全100%ガスガス登山となった。
あれから1年、、、満を持してというよりは成り行き上うっかり再訪することになった秋田駒ヶ岳登山。「俺が知らないだけでたぶんいい山なんだろうなぁ」ぐらいの軽い気持ちで向かったらところがどっこい、コンパクトな登山道に見所をフルパワーで突っ込んだうえに紅葉見頃とかいうお腹いっぱいの大充実登山となった1日の記録です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:5時間12分
八合目登山口0756→0901焼森山→0916横岳→1006阿弥陀池
 →1034男女岳→1134ムーミン谷→1308八合目登山口

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20160930裏岩手縦走短縮版0179
9月30日金曜日、岩手県と秋田県をまたぐ裏岩手縦走路を歩いてきた。

裏岩手縦走路、、、これ本来のコースを全部歩くと最低1泊2日の工程になる長大な稜線だが、今回は天気がイマイチだったとか色々あって日帰りで途中でエスケープしてきた。そういう点では裏岩手縦走路ショート版という表現がふさわしいかも。

今回の日程は当初は北アルプスの裏剱エリア縦走プロジェクトのために抑えていたのだけど、北アの天気がイマイチとか色々あり、代案として出てきたのが裏岩手縦走路である。裏剣→裏岩手、裏繋がりですね(意味深)。さておき裏剱はなかなかハードな登山になりそうだったが、この裏岩手も最後までしっかり歩き切ったら結構大変かもしれない、、、
のだが、今回自分らが歩いたのはあくまでショート版である。ショート版であるかぎり、このコースは基本下り基調であり、かつ常時威風堂々たる岩手山を望む好展望樹林帯ほぼフリーという最高条件が揃っていると言える。今回は天気がイマイチで途中撤収したが、この登山道は再訪必須と言い切れるクオリティがある、以下そんな至高の縦走登山の記録です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:7時間49分
八幡平登山口0643→0714八幡平山頂→0756裏岩手縦走路入口→0820畚岳
 →0922諸桧岳→1048嶮岨森→1138大深山荘→1432松川温泉

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20160805飯豊山0738
8月5日~7日の3日間、福島県と山形県をまたぐ飯豊山(いいでさん)を歩いてきた。この日記は3日間の縦走登山の2日目の記録となる。
■飯豊山南北縦走3Days
1日目 → 20160805 飯豊山 2泊3日南北縦走登山【Day1】 アクセス~弥平四郎~三国岳
2日目 → 20160806 飯豊山 2泊3日南北縦走登山【Day2】 三国岳~飯豊本山~梅花皮岳
3日目 → 後日作成
縦走の2日目は、三国小屋~飯豊本山~御西岳~烏帽子岳~梅花皮(かいらぎ)岳と小さなアップダウンを繰り返していく稜線縦走登山であり、飯豊連峰の核心部と言っても差し支えないだろう。特になだらかで広大な稜線・・・というよりは面を可憐な花々に囲まれながら歩いていく飯豊本山~御西岳の区間は「これぞ飯豊山」の醍醐味が味わえる工程であり、この2日目のために前後の1日目3日目があるといっても過言ではない。

以下、そんなベストトレイル感に溢れまくった飯豊縦走登山2日目の記録です。ちなみにコースタイムは参考程度に、異様に休憩が多い登山だったため。
■スケジュール 休憩込み行動時間:11時間50分
三国小屋0420→0556切合小屋→0657草履塚→0849本山小屋→0927飯豊本山山頂
 →1137御西小屋→1500烏帽子岳→1545梅花皮岳→1610梅花皮小屋

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20160805飯豊山0515
8月5日~7日の3日間、福島県と山形県をまたぐ飯豊山(いいでさん)を歩いてきた。標高は2015m、2泊3日のテント泊(笑、後述)縦走登山である。なかなかの歩き応えのある山だった。
■飯豊山南北縦走3Days
1日目 → 20160805 飯豊山 2泊3日南北縦走登山【Day1】 アクセス~弥平四郎~三国岳
2日目 → 20160806 飯豊山 2泊3日南北縦走登山【Day2】 三国岳~飯豊本山~梅花皮岳
3日目 → 後日作成
飯豊山、、、日本百名山ブランドの一角を成すこの山は勿論知ってはいたが、イメージは「アクセスがめっちゃくちゃ悪い」「とりあえず2泊はかかるとんでもない山奥」「小屋とかも少なくて難易度高い」「やたらスケールのデカい稜線がある」等々で、総じて「超ハードな玄人向けの山」だと思い込んでいた。よってそのうち歩くとしても後回し、、、と何となく思っていた山である。

それが8月初めのこの週末、首尾よく4連休が取れたので当初は北アルプスの雲の平・高天原温泉を訪ねようと思っていたところ北アの天気が悪いという情報を掴み、急遽「折角長めの休みだし、普段行かないところに行ってみよう」ということで選んだのがこの飯豊山。思い込みは当たっていることもあれば外れてるところもあり、
・アクセスがめっちゃくちゃ悪い ⇒ 個人的には意外と悪くない
・とりあえず2泊はかかる ⇒ YES
・小屋とかも少なくて難易度高い ⇒ NONONO、小屋事情はアルプスより全然恵まれてる
・とんでもない山奥 ⇒ NO、意外と街の明かりは遠くない
・スケールのデカい稜線 ⇒ YESYESYES
とてつもなく素晴らしい登山体験ができる ⇒ 想定外、とりあえず行っとけ!
てな具合に大変素晴らしい時間となった夏の飯豊山登山3Days、1日目の記録です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:7時間36分
弥平四郎バス停0850→0855弥平四郎登山口→1013祓川分岐
 →1234上ノ越→1500疣岩分岐→1626三国小屋

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20160724北岳0110
7月24日の日曜日、南アルプスの北岳を歩いてきた。天気は途中まで晴れ、その後ガスという感じ。北岳は標高3193m、言わずと知れた本邦第2の高峰であるが、この山をちょっと頑張って日帰り登山で歩いてきた。

いつもの通り個人的な話ですが、2016年7月という時期は仕事的に色々とあり、非常に忙しい時期だった。7月は登山的には間違いなくハイシーズンで、2015年は7月だけで7日間も登山に時間を費やしたのですが(それはそれでどうなんだという話も)、2016年はやたら多忙で今回の北岳1日だけ。この週末も休むことを決めたのが金曜日、実際の土曜日は自宅から仕事をしていたので登山決行を決めたのも前日23日の夜という・・・

そういう無計画な感じで決行した北岳登山ですが2つ。1つは花の百名山に選定され高山植物が有名な山で時期的に期待できるかな~と何となく考えて向かったら予想以上に豊富でまさに百花繚乱状態だったというのと、もう1つは日帰りはちょっと厳しいんじゃないだろうかと思って向かったところ実際に超キツかったもののどうにかなったという点が発見であり、そこらへん以下記録にて。
■スケジュール 休憩込み行動時間:9時間21分
広河原0607→0748二俣分岐→1005小太郎尾根分岐→1039北岳肩の小屋→1147北岳山頂1200
 →1258八本歯ノコル→1409二俣分岐→1528広河原

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20160626乾徳山0242
6月26日日曜日、山梨県の乾徳山を歩いてきた。天気は如何せん曇天である。標高は2031m。

梅雨ど真ん中の6月下旬のこの日、登山の話があったものの天気予報はどこを漁っても曇天~雨予報ばかり。6月末は高山の山開きが重なり山によっては高山植物が広がったりする、天気が良ければほぼベストシーズン入りの時期だと思うのですが、こういう天気イマイチな日は山選定が難しい、、、
こういう山を決めかねる日に歩こうと思っていた山があります、それがこの乾徳山。山歩きという趣味の喜びは「絶景の喜び」「歩くこと自体の喜び」「皆と歩く喜び」「旬の見所を楽しむ喜び」等々色々あると思ってますが、天気がイマイチなときは「歩くこと自体の喜び」にフォーカスすべしというのが前々から思っていることで、こういうとき用に乾徳山は今まで歩かずに取っておきました。

乾徳山は個人的に百名山以上の安定的なクオリティを誇る日本二百名山の一角であり、首都圏から近場でアクセス良好ながら、鎖場が連続するアスレチックで歩き応えのある登山が楽しめるという話を聞いていた。そして実際に歩いてみて、天気はイマイチながら期待に違わぬ楽しい山歩きができた1日の記録です。
■スケジュール 休憩込み行動時間:6時間39分
乾徳山登山口駐車場0642→0821国師ヶ原→0851扇平→1009乾徳山山頂1052→1321乾徳山登山口駐車場

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