2015年01月10日

DCIM1088のコピー


今年も、この時期がやってきてしまった。

11日(日)。遂に「鏡開き」の時、来たる…って、違ぇよ!「鏡開き」も確かに11日だけど(地方によって異なります)、それじゃない。「第5回プロ・アマGT-F賞金争奪オープントーナメント 2015」である。今年もまた、新年早々、リアル大金「5万円」を巡り、激しい戦いが繰り広げられる事になるであろう。

さて、早速ではあるが、ZST公式サイトの方において発表されている顔ぶれを見てみよう。私は、ZSTに出場している以外の選手には疎いところがあるので、とんでもない大物をスルーしている可能性は大いにあるが、まあ、そこら辺も“込み”で読んでいただければ、と思う。

【56.7kg以下】
八田 亮(ストライプルオハナ)
※ZSTフライ級王者プロアマGT-F2014優勝、プロアマGT-F 2011、2012準優勝
澤田 健壱(パラエストラ東京)
※プロアマGT-F 2014準優勝
中尾 亮(X-TREME柔術アカデミー横浜)
※プロアマGT-F 2013準優勝
長谷部 悠(リバーサルジム新宿 Me,We)
吉沢 健太郎(パラエストラ川崎)
尾崎 顕(リバーサルジム東京スタンドアウト)
木内 崇雅(和術慧舟會GODS)
伊達 聡(Team DATE)
室伏 伸哉(SUBMIT MMA)
※前修斗世界フライ級王者※プロアマGT-F 2012優勝
楳沢 智治(AACCxSPIDER)
中西 賢蔵(パラエストラ愛媛)
北島 進(チーム・レッグロック)
吉竹 哲也(9's MMA)

この階級、やはりド本命は、現ZSTフライ級王者の八田亮選手であろう。現在、MMAでは無敗の快進撃を続けており、2月にタイトルマッチを控えていながら、このタイミングでトーナメントに堂々の参戦である。まさに“新世代”。まさに“ノー・フィアー”。“愚零闘破多”の異名は、ダテではない。

本命である八田選手の対抗としては、やはり修斗世界フライ級王座を戴冠した実績を持ち、2012年のトーナメントでは、決勝戦で八田選手を破り優勝している室伏伸哉選手であろう。ここで八田選手が、その時の“借り”を返済して、弾みをつけて2月のタイトルマッチへと向かうことができるか。

その他にも、ZSTのリングで好調な、木内崇雅選手などのクセ者が揃っている。なお、竹中慎選手からZSTの軽量級を託された(たぶん)はずの榛葉善也選手の名前は無い。


【61.2kg以下】
柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場)
嶋田 裕太(Nexusense)
※プロアマGT-F 2014優勝
菅野 隆行(リバーサルジム東京スタンドアウト)
※プロアマGT-F2012準優勝
中村 龍之(Lotus世田谷)
※プロアマGT-F2013準優勝
村田 卓実(和術慧舟會東京道場)
※プロアマGT-F2013優勝、プロアマGT-F 2014準優勝
清水 清隆(TRIBE TOKYO MMA)
※現パンクラススーパーフライ級王者※VTJ GRAPPLERS CROWN 1st優勝
梅原 信行(和術慧舟會駿河道場)
諏訪部 哲平(和術慧舟會駿河道場)
伊達 達也(Team DATE)

ここは、かなりの激戦区。ベテランの村田卓実選手を筆頭に、2014年大会では、その村田選手を破り優勝した嶋田裕太選手、現パンクラス王者の清水清隆選手など、ドえらい実績と実力のオーナー達がズラリと並んでいる。そこに“ZST新世代”の中心人物の一人、柏崎剛選手が、どれだけ食い込んでいけるかに注目したい。いや、“ZST新世代”の選手として、食い込むのではなく、食い破るような戦いを期待したい。


【65.8kg以下】
牧野 仁史(リバーサルジム東京スタンドアウト)
※プロアマGT-F2011,2012,2014優勝、プロアマGT-F 2013準優勝
戸井田 カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
※プロアマGT-F 2013準優勝、ADCC2003出場
徹肌イ郎(和術慧舟會東京道場)
※VTJ GRAPPLERS CROWN 1st優勝、ADCC2005,2007出場
長谷川 孝司(パンクラス稲垣組)
西林 浩平(リバーサルジム新宿 Me,We)
早坂 俊明(パラエストラ川崎)
平尾 悠人(X-TREME柔術アカデミー)
伊達 和貴(Team DATE)
忽那 弘靖(パラエストラ愛媛)
巽 智史(ヒロブラジリアン柔術)

この階級が、今回の最激戦区であろう。“アイアムイケメン”牧野仁史選手を中心に、戸井田カツヤ選手や、徹肌イ郎選手など、世界レベルで“名のあるお方”達に加え、かつて牧野選手と激闘を繰り広げた長谷川孝司選手や、ZSTに参戦してからは無敗、かつ、昨年はオール一本勝利という、上り調子にも程がある早坂俊明選手など、究極の“イケメン包囲網”が築かれている。


【70.3kg以下】
太田 裕之(OFC)
※プロアマGT-F2011,2014優勝、横須賀プロアマGT-F 2013優勝、プロアマGT-F2012準優勝
寺本 大輔(和術慧舟會横浜道場)
※横須賀プロアマGT-F 2013準優勝
工藤 修久(禅道会小金井道場)
※プロアマGT-F2011準優勝
荒牧 拓(パンクラス P’s LAB 横浜)
後藤 拓麿(草柔会仙台)
篠宮 敏久(綱島柔術)
太田 洋平(Brightness)
富山 浩宇(パンクラス P’s LAB 横浜)
伊達 一輝(Team DATE)
榎本 悟(リバーサルジム川口リディプス)
安藤 達也(TRIBE TOKYO MMA)
杉内 勇(Team-ROKEN)
竹内 稔(パラエストラ東京)
※VTJ GRAPPLERS CROWN 1st準優勝

これまた、かなりの激戦区。って言うか、どこもかしこも「激戦区」ではないか。

やはり、今後の「OFC」内での人間関係とかがあるので、大本命は、このリングの王である、“ミスターGT-F”太田裕之選手としておくも、対抗が多すぎる。

そのミスターと、2013年の横須賀大会で決勝戦を争った寺本大輔選手。そして、昨年行われた「VTJ GRAPPLERS CROWN 1st」で、ミスターを破った竹内稔選手。最近のZSTで、ジワリと存在感を強めている太田洋平選手も怖い。あのパンクラシストの佐野哲也、略して“あの哲也”を破った後藤拓磨選手もいる。もちろん、“永遠のライバル”マイバッハ篠宮だって、狙うはミスターの首だ。

新年早々、“ミスター狩り”が繰り広げられる大森のリングに、今年もまた「右も左もボスキャラばかり。ホント、GT-Fは地獄やで!」という太田選手の“ぼやき”がこだまする事になりそうだ。

OTAのコピーのコピー

画像:今回は、左右のみならず、上も下もボスキャラだらけの、まさに「ロックマン」状態のミスター。はたして、今年もまた、ミスターのミスターたる所以を見せられるか。


さて、「ZST.43」の話でチラリと触れたが、今回、やはり最大限に注目したいのは、俺たちのイケメン“アイアムイケメン”牧野仁史選手である。

この機会に、今後、牧野選手の目指すところを、おさらいしてみよう。

・クロン・グレイシーと戦いたい。

・グラップリングを世界に広めたい。

・オリンピックに「グラップリング」という種目を加えたい。

まあ、ここら辺が、私が知っている牧野選手の目指すところである。

どれもこれもが「夢物語」レベルの話であり、これを読んでいる人の何人かの頭の中では、既にミルコ・クロコップが、

mirco

「おまえは何を言っているんだ」

と言っているかもしれない。

はたして、どのくらいの人が気付いているのであろうか。今、間違いなく世界は、イケメンが目指す方角に動き出しているという事を。

例えば、オリンピック。ここに「グラップリング」という種目を加える。普通に考えれば、そんな事が出来ようハズもない。が、しかし、牧野選手が「オリンピックで「グラップリング」をやりたい」と言ってから、世界はどのように変わったか。

まず、周知の様に、2020年に「東京オリンピック」が開催される事が正式に決定した。その後、昨年12月のIOC臨時総会において、五輪中長期改革案「アジェンダ2020」が採決され、夏季五輪で開催都市が複数の種目追加を提案できる権利が承認されたのである。

この報を受け、早くも「野球」や「ソフトボール」、「空手」といった種目が検討されているようだ。これらの種目に共通することは何か。それはただ一つ。「日本がメダルを狙える種目である」ということだ。当然といえば当然。ここでいきなり、日本では馴染みが薄い「カバディ」とかを追加したところで、盛り上がるわけでもなく、メダルが狙えるわけでもない。しかし、逆を言えば、「メダルが狙える」のであれば、それは追加を検討するに値する種目である、ということだ。

ならば、「グラップリング」はどうなのか。

“寝技のオリンピック”とも呼ばれる「ADCC(アブダビコンバット)」で、日本人選手が優勝したのは、二回だけである(菊田早苗選手と塩田さやか選手)。これではメダルを狙えるとは認識されないであろう。じゃあ認識させればよいのだ。誰がやるのだ?そこは、イケメンしかいないであろう。どうすれば認識してもらえるだろうか?単純なことだ。実績を作り証明すればいい。前回大会(2013年)の77kg未満級で優勝したクロン・グレイシーというビッグネームを、イケメンが倒せばいいのだ。これで、クロンを倒す事と、オリンピックに「グラップリング」を追加する、という二つの事項が繋がるのである。

そして、次に、そのクロン・グレイシーである。

クロン選手は、昨年、日本で行われた「REAL」というイベントで総合格闘技デビューをはたした。今後、この大会はクロン選手を中心に回っていくと思われるが、ここで重要なのは、「クロン選手が日本で定期的に試合を行う(たぶん)」という事である。そうなってくると、今後、クロン選手の相手は日本人になる可能性が高いのだ。デビュー戦こそ韓国人選手であったが、これはデビュー戦という事もあり、グレイシー側が慎重に相手を選んだゆえの結果と思われる。「PRIDE」全盛期の頃であればこそ、強い外人同士の対決というのは可能ではあったが、現状では日本の、それも、それなりに名前がある選手との対戦というのは、“興行”という観点からは、必然の路線である。

ならば、その対戦候補にイケメンが入るのか。いや、現時点では無いだろう。階級も、クロンの遥かに下であり、牧野仁史という名前も、今はまだ世界レベルという視点では語られていない。グレイシー側の視界には、イケメンの名前は入ってはいまい。

だからこそ、伊藤盛一郎戦ではシッカリと勝っておきたかったのであるが、無問題。そこでの足踏みは十分に取り返せる場所がある。

それが今回のトーナメントなのだ。戸井田カツヤ選手(2003年、ADCC世界大会に出場)、徹肌イ郎選手(2007年、ADCC世界大会に出場し、4位の実績を残す)といった、ADCC世界大会にも、その名を刻んでいる選手達が揃う、このトーナメントを制すれば、それは「クロンと戦いたい」と語るイケメンの言葉に、何らかの現実味と説得力とを与える事になるであろう。そう考えれば、一見、強豪ぞろいでイケメン大ピンチに見える、このトーナメントであるが、実は願ってもいないチャンスでもあるのだ。

このように、まず、東京でのオリンピック開催が決まり、そこで開催国が種目を追加できる流れが出来上がった。そして、イケメンがメダルを狙える事を証明するための重要なピース、クロン・グレイシー選手は、初っ端で負けてたら一気にその幻想は萎んでしまったであろうが、無事にデビュー戦を勝利し、今後も日本で戦っていくと思われる。そして、勝てばグレイシー側にアピールできるだけのメンツが、今回の「プロ・アマGT-F」に集まった。

そう。2015年1月、現在において、イケメンの野望を達成するための、全てのピースが揃っているのだ。これが「MMR」なら、間違いなく人類が滅亡するレベルである。
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なんなのだ、これは。どう見ても、世界が、いや、人智を超えた何かが、あたかも牧野選手のためにルートを作っているようではないか。

だが、そのルートは険しい。強いて言うなら、グランド・キャニオンの渓谷を、ロープ一本で「綱渡り」していかなければならない程に過酷なルートである。だがしかし、人は万の努力を積んだとて空を飛べるようには出来ていないが、努力をすれば綱は渡れるのだ。そして、どんなに望んだとて、ロープどころか「蜘蛛の糸」一本降りてこない事の方が遥かに多いのが世の常である。ならば、たとえロープ一本であろうと、全てが繋がりルートが見えているこの状況。牧野選手にとっては、とんでもない僥倖ではないだろうか。

そのルートを敷いたのは、運命の女神か。それとも「神の見えざる手」か。

とにかく、巨大な何かの流れは、今、間違いなくイケメンに向かって、手を伸ばしている。あとは牧野選手が自らの腕を伸ばし、その腕をシッカリと掴むだけなのである。

今回のトーナメントで優勝する。

そこで「クロンと戦いたい」と発言する。

広いようで狭い格闘技業界のどこかでそれがグレイシーの耳に入る(或いは格闘技マスコミが、その機運を高めてもいい)。

イケメンとクロンが戦い、牧野選手がイケメンな勝ち方をする。

JOCが「アレ?このグラップリングって競技、日本、強くね?」という空気になる。

オリンピックに「グラップリング」が追加される。

牧野選手が出場して金メダルを取る。

試合後の会見で、「そこに取れる関節があるから」みたいな名言っぽいことを言う。

映画化決定。

後の世で「偉人伝」化される。

それらの作品に触れ、後世の子供達が「グラップリング」を始める。

日本、「グラップリング」最強国家になる。

という、イケメンのイケメンによるイケメンの為の、完全なる「ミレニアム構想」が、ここに完成するのである。少なくとも「風が吹いたら桶屋がもうかる」よりは、現実味がある話だ。

bo617096のコピー

画像:そうなれば、当然、後世ではこのような形になっていてもおかしくはない話。

11日は、その千年王国の第一歩目が記される、歴史的に重要な一日となるかもしれない。もはや「鏡開き」なんかやっている場合ではない。それどころか、新たなる歴史が開かれてしまうかもしれないのである。三連休の真ん中という、ややハードルが高めな日程で開催される「第5回プロ・アマGT-F賞金争奪オープントーナメント 2015」であるが、歴史の生き証人たらんと志す方は、是非とも大森まで足を運んでいただきたい。



第5回プロ・アマGT-F賞金争奪オープントーナメント 2015

【チケット料金】
・当日一般自由 3,000円

【開場/開始時間】
2014年1月11日(日) 
12時15分開場 12時30分試合開始

【会場】
ゴールドジムサウス東京アネックス 7F 「ファイティングスピリッツマーシャルセンター」
(東京都大田区山王2-4-1大森駅前ビル7F/最寄り駅 JR京浜東北線:大森駅)

zst_fczst_fc at 00:30│コメント(0)トラックバック(0)試合 │

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