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【写真:(C)ZST事務局】


昨年9月にZST初登場を果たした名城拓が半年ぶりの参戦。最強を目指すのが常の格闘技において、39歳のベテランは若い選手のために戦い続ける。SWAT!トーナメント優勝者を相手に生き様を示すことはできるだろうか──。


【開催】2014年4月12日(土)
【大会】ZST.40
【時間】開場17:30 開始18:00
【会場】新宿FACE



──9月の早坂俊明戦で初めてZSTのリングに上がりましたね、いつもの試合と違いはありましたか?

名城 緊張したっていうぐらいですかね。まぁあんまり動けなかったです。リングスルールだったので特別不慣れなルールではないし、久しぶりの試合だっていうので慎重になりすぎました。

──試合後に周りからはどんな声が?

名城 「全然動かなかったね」って(笑)。普段はもっと前に出て試合するんですけど、止まって試合をするっていうのは……。

──点数をつけるとしたら何点でしょうか。

名城 20点とか、そんなもんですね。動かなければ勝ちにいけないし、自分自身でもあの試合はないなって感じでした。

──初めて61.2kgという階級に挑戦したのも影響したのでしょうか。

名城 別に問題はなかったです、それは全然大丈夫でした。

──今回の相手はSWAT!バンタム級トーナメント優勝の植原健選手です。

名城 トーナメント優勝というだけあって強いんだろうな、と。戦績は見ましたけど、試合の映像は観たことないですね。参考になる映像もないので練習のメニューも相手の対策というより、今までと変わらず試合に向けてという意識です。

──そもそも名城選手が格闘技を始めたきっかけは何だったのですか?

名城 たまたま友達がやっていたんです。始めたのが30歳ぐらい。特別格闘技に興味があったというわけでもなく、友達がやっていたので趣味、暇つぶしの延長で始めたっていう。ヒーヒー言いながらたまたま続けていたんですけど、友達は1年ぐらいで辞めてしまって、その後はジムで知り合った仲間と仲良くなれたので続けているんです。

──じゃあ最初からプロになろうと思っていたわけではないんですね。

名城 そうですね。そんな意識は特になくて、今でも格闘技を特別観るタイプでもなく、詳しくもないんです(笑)。パッと話が来てやります、ぐらいで。それなりに練習はしてるつもりですけど。

──しかしそれで格闘技を続けているというのは、何か興味や楽しみがあるから続いているのではないですか?

名城 正直、地上波で格闘技の放送も少なくなったし、いろんな団体があるっていうこともわからなくて、格闘技に関するキャパはありません(笑)。でもみんなよりきつい練習をして、今があるっていう自負はあります。プロで試合をしているからには、リングに上がるからにはみっともない試合は見せたくないという気持ちです。格闘技に賭けている人からしたら不真面目なのかもしれないですけど、自分は自分なりにやらせてもらっています。仕事もして子どももいますから、そこらへんは格闘技をやっているからという言い訳もしたくない。

──お子さんが応援にくることは?

名城 いや、ないですねー。自分以上に格闘技に興味がない中学生です。

──ではお父さんが戦っている姿も観たことがないんですね。

名城 そうですね。家で格闘技の話をするわけでもないので、格闘技をやっているのを知ってるぐらいです。

──父親がプロ選手としてリングで戦っているというのは、子どもからしたら誇れることだと思いますよ。

名城 どうでしょう(笑)。

──戦う姿を誰かに見せたい、観てもらいたいという意識はない?

名城 ジムの後輩もいるので、その子たちには戦っている姿は見せたいです。なにか目指しているのかといわれたらちょっと違うというか……。ジムをみんなで盛り上げていくという意識のほうが強いですね。それで周りの若い選手がやる気になってくれたり、やってみようかと興味を持ってくれたら教え甲斐もある。自分たちのやった練習や日々やってきたことで試合に勝てるっていうのを教えたいんです。

──なるほど。自分の背中見て大きくなれ、と。

名城 そうですね。自分が試合に出たい、テッペンを目指しているという趣旨ではないです。若い選手は僕より勝っているところが多いでしょうけど、歳を重ねたなりの勝ち方を観てくれたら嬉しいです。

──いぶし銀な考え方ですね。 

名城 若い子ほどスタミナもないですし、たぶんガツガツしたものもない。だからこんな感じなんですけどね(笑)。

──しかし“横浜格闘ブルース”というキャッチコピーと、名城選手の考え方は“渋さ”という面でマッチしてますよね(笑)。

名城 横浜で育ってきたのでその文字があるだけで単純に嬉しいです(笑)。真面目にも生きていないし、何かを真剣に続けてきたわけでもない。みんなと一緒でところどころ手を抜きながら生きてきて人に自慢できるようなところもない。最後はやる気次第だと思うんです。自分でできないと思ったら何もできない。結果そこですから。みんながダメだと思っても自分が大丈夫ならなんとかなると思います。

──試合を見る若い人たちにどんなメッセージを残したいですか。

名城 勝ちに行きます、それだけです。やっぱり勝負なので、勝ち負けで大きく変わるじゃないですか。まだ先があると思って惰性でやっているわけではないので、一戦ずつを「これが最後だ」という気持ちでやっていますから。

──格闘技を初めてから10年になるわけですもんね。

名城 そういえばそうですね、今言われて気づきました(笑)。あまり意識はしてなかったですけど早かったですね、やっぱり。これからもこんな感じで続けていくのかとも思うし。だけど、後に続く選手たちのためにも、志が低いだなんだと言われようが勝ちは譲れないです。


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